一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

『富山入り目前、ついに訪れたアクシデント。』本州縦断フットレースSPECIAL 10日目(後編)★20210503

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会10日目(2021年5月3日)

【道中記】

10日目(前編)はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

 

親不知での、レース仲間との感動の再会と別れから遡ること4時間前。

 

 

今朝4時過ぎに直江津駅前を出発して5時間ほど。

ここまで時折歩きを混ぜつつ、1km9分~10分ペースで進んできましたが、

本日は至って順調。

ここにきてこんなに走れるとは思っても見ませんでした。

2日目に左脚を痛め、走れなくなったときは本当にもうダメかと思いましたが、

その時のことが嘘のようです。

 

 

10日目の33km地点:9時51分

日本海越しの黒姫山

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そんな中、No.8 中畑選手と久しぶりの再会。

中畑選手の「進んでいるうちに怪我も治る。」という発言に

『ホントかよ!?』と思いつつ、

実際に自分の脚の回復ぶりを目の当たりにし、なるほどと納得。

 

脚の怪我という、おそらく今大会の最大の危機も乗り越え、

ゴールに対する自信が湧き上がってきます。

 

しかしそれとも、この後でまだ何か困難な出来事が起こるのでしょうか。

『いや、あとはもう大丈夫。』

そう思い、走って先へ進みます。

 

 

10日目の43km地点:11時29分

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黒姫山がだいぶ大きくなり、本日最初の目的地の青海駅が近付いてきました。

 

しかしここで左脚に異変が。

左足首の前側が痛い。

2日目に痛くなったところです。

治ったと思っていたのに、なんてことでしょう。

走りながら少し様子を見ますが、やはり痛い。

 

中畑選手に先に行ってもらうよう告げ、たまらず歩き出します。

どんどん増してくる痛み。

普通に歩くのも困難なぐらい。

試しにここでシューズを替えてみます。

万が一にと実家から袋に入れて担いできたアシックスの履き古したシューズ。

これならどうかと思うものの、痛みは変わらず。

 

仕方なく、できるだけ痛みが出ないような歩き方を模索し先に進みます。

時計を見るとなんと1キロ進むのに13分ちょっとかかっています。

この後は青海駅からの電車移動。電車時間が気になります。

ただ残りの距離から計算し、1キロ15分で進めれば間に合うことがわかり、

とりあえずは安心。

15分ペースを維持しながら歩いて進みます。

 

 

10日目の49km地点:12時46分

「CP13.青海駅前(~市振駅前/車両利用)(607.6km)」(新潟県糸魚川市)に到着。

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途中で合流したNo.12 原選手とそのサポートの方と一緒に、

13時17分の電車に乗り市振駅へ。

※新潟県糸魚川市の青海駅~親不知駅~市振駅間は、

大会ルールにより電車を利用し移動(安全確保のため)。

 

13時42分。荷物を整理し、市振駅を出発。

原選手とサポートの方、そしてTさんとはここでお別れです。

 

 

10日目の51km地点:14時00分

「CP14.境橋(608.9km)」(新潟・富山県境)に到着。

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境橋から左側を見て。
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境橋から右側を見て。
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境橋の真ん中ほどが県境。

ついに「富山県」入り。
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この辺りは烏帽子山、城山の脇の崖と砂浜の間のほんのちょっとした平地を進んで行きます。

親不知と同じような地形です。

越中宮崎駅を過ぎ、8号線を離れ60号へ。

この先の城山トンネル、横尾トンネルが歩道がなく危険なため、迂回ルートを進みます。

 

笹川を越えるとここで風景が一変!

新潟と富山の間の険しい日本アルプスを抜けて、富山の平地が広がります。

 

 

しかしここでさらに左足首の状態が悪化。

左脚ひざ下から足先にかけての筋が痛み出します。

今日の目的地の魚津駅まではまだあと26kmほど。

しかしとてもそんな長い距離を進めるような状態ではありません。

途中で電車を利用して魚津駅まで行き、

明日またここまで戻ってきて再スタートすることを決めます。

(※大会ルールによりこれはOK。)

 

このとき時刻は15時30分。

暗くなるまではまだ時間があるため、

『もう少し先まで。』という気持ちはあったものの、

この先を予定ルートの8号線で進んで行くと、

途中の駅からは離れてしまい、駅までの移動が大変になります。

電車に乗るならこのすぐ先の泊駅か、ひとつ先の入善駅。

しかし入善駅まで行くのも厳しそう。

やむなくここで泊駅からの電車利用を決断。

横尾交差点で8号線を離れ、泊駅へ向かいます。

 

左足首を動かそうとすると尋常ではない痛みが出るため、

痛まないよう気を付けながら進みます。

15時53分、泊駅到着。

しばらく電車を待ち、電車を利用し5駅先の魚津駅へ移動します。

 

 

魚津駅到着後、駅前の魚津ショッピングスクエアで晩御飯を調達。

念願のお寿司を購入するも、脚が心配で気分は晴れず。

そして店を出てすぐ近く。

今日の目的地のスカイホテル魚津に到着です。

 

晩御飯を食べながら、明日どうするかを考えます。

まずは始発で泊駅まで移動し、再スタートするプラン。

次に、朝一で病院に行くプラン。

調べたところ、連休中のためほとんどの病院は休みなのですが、

ひとつだけ明日も開いている病院が富山駅にありました。

一晩寝て、明日朝の脚の状態を見てどうするか決めることとします。

 

ここでブログを更新。

色々調べていたため、夕方にホテルに着いたのにもう22時30分。

ichiashi.hatenablog.com

 

明日、脚が良くなっていることを願い就寝です。

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

新潟県上越市~糸魚川市青海駅(49.57km)

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※新潟県糸魚川市の青海駅~親不知駅~市振駅間は、

大会ルールにより電車を利用し移動(安全確保のため)。

 

新潟県糸魚川市市振駅~富山県朝日町(9.99km)

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【走行記録(ガーミンコネクト)】

「10日目(2021年5月3日)上越~糸魚川」

 天候  :晴れ

 気温  :最高27℃、最低18℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:04時16分

 到着時刻:12時46分

 走行距離:49.57km

 走行時間:8時間30分20秒

 ペース :キロ10分18秒

 累積高度:385m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6714578741

  緑:高度、グレー:気温

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「10日目(2021年5月3日)糸魚川~朝日町」

 天候  :晴れ

 気温  :最高29℃、最低22℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:13時42分

 到着時刻:15時54分

 走行距離:9.99km

 走行時間:2時間12分01秒

 ペース :キロ13分13秒

 累積高度:68m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6714580949

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  緑:高度、グレー:気温

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【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

直江津から糸魚川までは「久比岐自転車道」を通るため、

歩道の有無の心配をすることなく安心して進めます。

ただあくまで自転車用らしく、トイレの数が少ないです。

事前に地図でトイレの場所を確認して進みましょう。

www.pref.niigata.lg.jp

 

それと、電車利用となる青海駅ではタクシーは停まっていません。

電話で呼ぶことになるため、電車の時間が合わずにタクシーを利用する場合は、

事前に連絡しておくと時間をロスすることなく進めると思います。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※10日目(2021年5月3日 23時59分時点)

「CP26.村岡地域局前」1060.2km(兵庫県香美町)

1.No.11 林原選手  19時22分

「CP24.牧交差点・R9合流点」998.3km(京都府福知山市)

2.No.2   倉井選手  17時32分

「CP19.市街・裁判所前交差点」810.0km(福井県福井市)

3.No.7   竹内選手  23時24分(5月2日)

4.No.9   奏選手      11時05分

5.No.15 濱田選手  13時43分

6.No.3   小島選手   18時57分

「CP17.市街・兼六園下交差点」730.1km(石川県金沢市)

7.No.5   高品選手   11時47分

8.No.13 松本選手   13時47分

9.No.6   武井選手   17時36分

「CP16.天田峠」708.5km(富山・石川県境)

10.No.10 野田選手  18時29分

「CP14.境橋」608.9km(新潟・富山県境)

11.No.8   中畑選手  13時36分

12.No.1   いちあし選手  14時00分

13.No.12 原選手      14時09分 ※途中棄権

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

14.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)※途中棄権

 

先頭はNo.11 林原選手。10日目にして兵庫県入り!

なんとここまで1日約106kmペース!

これを10日間連続ですからね!!信じられません。

 

そして前日までばらけていた各選手が、

この日はCP19.で4選手。CP17.で3選手。CP14.で3選手とまとまる結果に。

 

No.12 原選手、No.14 吉澤選手は残念ながら途中棄権ということになりました。

 

 

選手紹介はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

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ichiashi.hatenablog.com

 

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【次回予告】

一晩寝ればもしかしたら良くなっているかも。
そんな淡い期待も虚しく、変わらない脚の状態。
先へ進むのか、それともここに留まるべきか。
その時下した決断とは。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 11日目

『電車で富山駅の整形外科へ。』

 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

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元日本郵政陸上部 関根花観選手の引退理由☆20211201

 

先日開催されましたクイーンズ駅伝2021

3連覇が期待された日本郵政は4位という結果に。

 

その出場選手を見て、こう不思議に思った方もいらっしゃるかもしれません。

『あれ?あの選手は出ていないの?』と。

 

そう、その選手というのが

「関根花観」

日本郵政グループ女子陸上部に所属し、

リオデジャネイロオリンピックに女子10000m日本代表として出場。

2018年3月11日の名古屋ウィメンズマラソンでは日本人トップとなる第3位。

東京オリンピックへの出場も期待されていた選手です。

 

そんな関根選手。

実は残念ながら昨年12月に既に引退されています。

 

こちらがそのときに書いた記事。

ichiashi.hatenablog.com

 

今から1年前に書いた記事なのですが、

公開直後だけではなく、今に至るまで度々見に来て下さる方がいらっしゃいます。

今なお関根選手のことを気にかけている方や、

もしかしたら引退されたことを知らなくて、現在の状況が気になり

ネットで調べて当ブログに辿り着いたという方が多いのだと思います。

それだけみなさんの記憶に残っている選手だということでしょう。

 

 

で実は今回、すでにご存知の方もいらっしゃるでしょうが、

YouTube関根花観さんご自身が出演して

話されている番組がありましたのでご紹介いたします。

 

それがこちらの「陸上物語」というYouTubeチャンネル。

www.youtube.com

今年の10月に開設され、これまでにいろいろな陸上選手が出演されています。

 

 

その中の2人目のゲストとして関根花観さんが出演。

現在の関根さんが、当時を振り返り、

怪我

引退の理由

現在目指している保育士

などについて話されています。

 

 

【関根花観】私を強くしてくれた「一本の襷」【前編】

www.youtube.com

アスリートの生き様を尋ねて全国を回る「陸上物語」。
2人目のゲストはリオデジャネイロ五輪(女子10000m)日本代表の関根花観さん(25)。
25歳の若さで引退を決意するまでの陸上物語に迫った。
と、その前に。陸上を始める前は「あのスポーツ?」をやっていた!?

 

 

【関根花観】知られざる現役引退の真相【後編】

www.youtube.com

アスリートの生き様を尋ねて全国を回る「陸上物語」。
2人目のゲストはリオデジャネイロ五輪(女子10000m)日本代表の関根花観さん(25)。
東京五輪選出レースとなるMGCファイナリストに選ばれた最中、よもやの故障…
あの時、彼女の脳裏によぎった言葉とは…

 

 

前編では陸上競技を始めたきっかけや中学、高校時代の話。

後編では東京オリンピックが近付く中での故障。

そして引退を決意した理由が語られました。

 

こうして本人の口から、本人の言葉で話を聞くことができて本当に良かったです。

 

25歳での引退はやはり早すぎると今でも思ってしまいますが、

それだけ「第二の夢」というものが本人にとって大切なんでしょう。

 

そして、だからこその

「決められた時間の中で、最後までやり切る。」

という彼女の陸上人生。

 

東京オリンピック出場は叶いませんでしたが、

そこに大きく近づいた名古屋ウィメンズマラソン2018が

一つの集大成となったわけです。

 

そして結果的に、

これが関根選手の初マラソンにして競技生活最後のマラソンということになりました。

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日本郵政グループ公式サイトから転載)

 

日本陸上競技連盟YouTubeチャンネル

MGCファイナリスト! 関根花観選手

名古屋ウィメンズマラソン」レース後会見コメント

www.youtube.com

 

 

1年前の記事にも書きましたが、

この時の関根花観選手の走りと、

チームメイト、関係者からの応援は本当に素晴しく心打たれるものでした。

その時の光景は、私たちの心の中でこれからもずっと輝き続けることでしょう。

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

クイーンズ駅伝2021は積水化学が悲願の初優勝!☆20211130

 

2021年11月28日に開催されました

クイーンズ駅伝2021

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www.tbs.co.jp

 

優勝は悲願の初優勝!

積水化学!!

www.sponichi.co.jp

 

今回の優勝の立役者といえばやはり、

5区を走った新谷仁美選手。

プレッシャーがあったかと思うのですが、

見事期待に応える走りで区間新記録!

髪の色が青色だったのにも驚きましたよね!?

 

ただ優勝の要因は新谷選手によるものだけではありません。

2区の卜部蘭選手が区間新での区間賞。

3区の佐藤早也伽選手が区間2位。

6区の木村梨七選手も区間2位。

 

出場した選手が皆素晴らしい走りでした。

この選手層の厚さと、その選手の配置を決めた野口監督の采配。

まさにチーム一丸となって掴んだ初優勝でした。

 

 

私個人的には3区の佐藤早也伽選手がMVPですかね。

テレビ中継では日本郵政の廣中選手に注目が集まっていましたが、

実はその廣中選手とわずか5秒差の快走。

この佐藤選手の走りで勝負が決まったと思います。

 

選手、スタッフの皆様、優勝おめでとうございます!

 

チーム公式サイトに選手のコメントが掲載されています。

www.sekisui.co.jp

 

 

2位には資生堂

東京オリンピック出場選手に注目が集まる中、

1区 木村友香選手が1位と同タイムの区間2位!

3区 佐藤成葉選手が粘り、そして

5区 五島莉乃選手が、なんとあの新谷選手を1秒上回って区間新での区間!!

この五島選手の走りをもっと評価してほしいですよね!

来年がとても楽しみなチームです。

www.sponichi.co.jp


 

そして3連覇の期待も高かった日本郵政は4位という結果に。

やはり、1区の鈴木亜由子選手で出遅れたのが響きました。

ただ当日鈴木選手がどんなコンディションだったのか気になります。

どんなに実力があっても、しっかり練習をつめていなければ走れませんからね。

怪我などしていなければいいのですが。

3区の廣中璃梨佳選手は見事な走りで区間賞。

東京オリンピックの勢いそのままでした。

1区ではなく3区というのが新鮮でした。

www.sponichi.co.jp

 

 

大会のハイライトがTBS陸上ちゃんねるで公開されています。

クイーンズ駅伝】2021年 ハイライト

www.youtube.com

 

 

こちらは

【ほぼOAのたっぷり見せ】クイーンズ駅伝2021 日本最高峰の戦い【東京五輪代表7人集結】

www.youtube.com

 

 

初出場となった岩谷産業は20位でのゴール。

悲願の全国の舞台。おめでとうございました。

ichiashi.hatenablog.com

 

選手、スタッフ、関係者の皆様。

お疲れ様でした。

また来年も楽しみにしています。

 

 

箱根駅伝にも負けないドラマがある。
笑顔と涙のクイーンズ駅伝2021、フィニッシュ舞台裏。

www.youtube.com

 

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ichiashi.hatenablog.com

 

『糸魚川で600km振りの再会!親不知での別れ。』本州縦断フットレースSPECIAL 10日目(前編)★20210503

前回の記事はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会10日目(2021年5月3日)

【本日の走行ルート(予定)】

直江津駅(新潟県上越市) 4:00-魚津駅(富山県魚津市)18:00    83km

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(大会コースマップより抜粋)

 

※新潟県糸魚川市の海駅~市振駅は、

大会ルールにより車両利用による移動(安全確保のため)。

 

進行方向図 前半。画像下が東側で上越市。上が西側で糸魚川市青海駅まで。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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進行方向図 後半。画像下が東側で青海駅。上が西側で魚津市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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直江津駅前を出た後、ひたすら海岸線沿いを進むコース。

 

【道中記】

今日の目的地は83km先の魚津駅。

そしてこの区間には全コース1550km中で唯一、

車両での移動が義務付けられている」箇所がある。

青海駅~親不知駅~市振駅間だ。

 

この国道8号線の親不知と言えば、全国屈指の交通の難所。

日本海の海岸の断崖絶壁にかろうじて作られた道路のため、

道が大変狭く、歩道、路肩が全くない

また迂回路もなく、新潟~富山間を車で移動するにはこの国道8号か高速道路を通るしかない。

そのため大型トラックがひっきりなしに走行している。

 

というとても危険な箇所のため、この区間だけは

大会ルールにより車もしくは電車で移動することになっているのだ。

 

 

まず目指すは「青海駅(おうみえき)」。

 (東京都江東区のゆりかもめの駅は「青海駅(あおみえき)」。

  アイドルさんが間違えることで有名なのは東京都青梅区の「青梅駅(おうめえき)」。)

 

ここ直江津駅からは約50km。

1km10分ペースとして8時間30分ぐらいかかると予想。

時刻表を調べたところ、お昼の時間帯だと

・11時57分

・13時17分

・13時53分

・15時46分

とある。

11時57分はさすがにきついので、

できれば「13時17分」。

間に合わなければ「13時53分」厳守で行くことに。

13時に青海駅到着ならば、出発はその8時間30分前の4時30分となる。

 

 

ということで本日は4時過ぎにホテルを出発。

 

10日目の0km地点:4時14分

直江津駅と月。

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10日目の4km地点:4時54分

ここ上越市から糸魚川市までは、全長約32kmの

「久比岐自転車道」を通っていきます。

国道8号に沿って走る自転車と歩行者の専用道路となっています。
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www.pref.niigata.lg.jp

 

 

10日目の9km地点:5時45分

後ろを振り返ると朝陽が。

直江津の街並みが浮かび上がっています。
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10日目の13km地点:6時20分

視界の右側いっぱいに日本海が広がります。

こんな絶景の中を進んで行きます。
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こまめに時計を確認し、1キロあたり10分から10分30秒の間になるよう、

走りと歩きを混ぜて調整しながら進みます。

今日は電車の時間が決まっているため、遅れたら大変です。

 

しかし今日は実に快調。

昨日は夕方の早い時間で進むのを終えたことにより、

疲労がとれ、ようやく本来のリズムの朝方に戻すことができました。

 

 

10日目の27km地点:8時50分

 

とここで、前方から1人のランナーの方が走ってきました。

地元の方かなと思っていると、

「いちあしさんですか?」

と声を掛けて下さいます。

なんとNo.8 中畑選手のサポートのTさんです!

 

Tさんは大会前に私のブログを見つけてくださり、

事前にご丁寧に連絡を下さっていました。

この日が初めましてということで挨拶をしまして、

ここからしばらく話をしながら一緒に走ります。

 

ブログも読んでくださっているそうで、

とある記事が「とても心に響きました!」と言っていただけました。

ブログを褒められるなんて初めて。

これまで書いてきてよかったなと思いました。

 

そしてTさんは「中畑選手のところに行ってきます!」といってここで一旦お別れ。

その中畑選手。なんと現在私より後方にいるとのこと。

私が今朝4時に出発したことにより、いつの間にか追い抜いていたようです。

大会初日からずっと最後尾を独走していた私ですが、

10日目にして初めて最後尾を脱出したことになります。

自分より後方に選手がいるのがなんとも不思議な感覚になりながら、先に進みます。

 


10日目の33km地点:9時51分

日本海越しの黒姫山
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走って前に進んでいると、不意に後ろで声がして人が目に飛び込んできました。

No.8 中畑選手です!!

大会初日のスタート直後以来、実に10日ぶり。

とても元気そうです。

 

これまでにあった出来事などお互いに話しながら走って進みます。

中畑選手からは秋田の五城目の旅館での話など。

私は2日目にして足を痛め、リタイアも考えた話などをします。

今はもう足も大丈夫というと、

中畑選手は

「どこか痛いのはみんな同じ。でも進んでいると怪我も治るから辞め時がわからない。」

と笑って話します。

なかなかに凄い話、凄い世界です。

 

そして中畑選手は意外なことを話し始めます。

なんと今大会、スペシャル版としての完走は諦め、

ここからは通常版としての完走を目指すとのこと。

今回のスペシャル版の制限時間は23日半。

対して通常版は30日間。

現在の体力から考え、23日半ではゴールできないと判断したそう。

事前に予約していた宿泊先も全てキャンセルしたとのこと。

 

今見ている限りではとても元気そうで、しっかりと走れているのに、と驚く私。

ただここに来るまでにはやはり相当な困難があったのでしょう。

そしてまた、10日目というまだ早い段階での軌道修正の決断に感心させられました。

制限時間でのゴールにこだわり無理しそうなところを、

冷静に状況を分析できているからこその今回の判断。

すごいです。中々できることではありません。

 

そして話題は私のブログのことに。

実は中畑選手。

今大会への参加のきっかけはなんと私のブログを見てとのこと!

本州縦断フットレースは以前からご存知だったそうですが、

今回の一斉スタートのスペシャル版の存在は私のブログで知って、

その翌日にエントリーしたとのこと。

こちらが中畑選手を地獄に引きずり込んだ(笑)、その記事↓

ichiashi.hatenablog.com

 

中畑選手に「責任取ってください!(笑)」と言われてしまいます。

 

そして他の記事も褒めて下さいました。

こちらの記事がお気に入りのご様子。

ichiashi.hatenablog.com

 

C部長かっこいい!という話になり、

ブログの才能あるね、なんて言っていただきました。

もちろんお世辞もあるでしょうが、やっぱりうれしいものです。

一生分褒められた気分です。

 

こんな感じで中畑選手、Tさんと3人で話しながら走って進んで進んで行きます。

 

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(撮影:Tさん) Tさん自身も200kmの大会を完走されたことのあるすごい方!

 

 

 

10日目の45km地点:11時53分

姫川から見る黒姫山
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青海駅まであと5kmというところでアクシデントが。

少し前から痛んでいた左足首の痛みが強くなります。

中畑選手に先に行ってもらうよう伝え、ゆっくり歩いて進みます。

 

しばらくすると、前方の中畑選手がドラッグストアに立ち寄る姿が見えます。

電車時間も迫ってきているので、ここは1人で先に進みます。

 

 

10日目の48km地点:12時35分

青海駅まであと少し。

そろそろ中畑選手が追い付いてくる頃かと思い、

後ろを振り返ります。

 

するといました。

黄色い大会ゼッケンを付けた人が歩いている姿が見えます。

しかし格好が違います。中畑選手ではありません。

ゼッケンをよく見ると、12番!

なんと原選手です!!

 

原選手もこの辺りにいると中畑選手から聞いてはいたのですが、

まさか本当にここで会えるとは!

 

ここで原選手とそのサポートの方と合流し、一緒に青海駅に向かいます。

 

 

10日目の49km地点:12時46分

「CP13.青海駅前(~市振駅前/車両利用)(607.6km)」(新潟県糸魚川市)に到着。

 

No.12 原選手と記念撮影。

f:id:ichiashi:20211127174315j:image

(撮影:原選手のサポートランナーの方)  撮影、ありがとうございます!

 

電車が来るまでの間、しばし原選手と話をします。

 

とここで、原選手が思いもよらないことを話し始めます。

「次のチェックポイントでリタイアします。」

とのこと。

 

『・・・。』

 

驚きのあまり言葉を失う私。

原選手と言えばあの「川の道フットレース」のチャンピオン。

それなのにまさかここで・・・。

 

聞くと、どうやら足を怪我してしまい、計画通り進めるのは厳しいとのこと。

原選手は今大会に挑戦するにあたって、休暇の都合で挑戦できる日数が限られており、

そのため序盤からかなりのハイペースで飛ばしていたのでした。

この後もペースを落とせば進めるが、

それでは休暇が終わってしまうということでのリタイアの判断だそうです。

 

原選手ほどのランナーがここでリタイア。

おそらく今の状態でも私より全然速く走れるはずなのに、

そんな原選手がリタイアで、遅い私が先に進む。

何とも言えない理不尽さを感じてしまいます。

 

 

とここで、中畑選手も到着しました。

3選手揃ったということで、写真を撮ろうという話になります。

実は中畑選手、原選手と私いちあし。

全くの偶然にも、大会スタート直前に3人で記念撮影した仲なのでした。

f:id:ichiashi:20211127143536j:plain

(中畑選手のブログより転載)中畑選手、写真お借りします!

 

スポーツエイド・ジャパン様のフラッグを撮影しようと私が1人でいたところ、

2人が声を掛けて下さり一緒にパチリ。



それから9日後。

スタート地点の青森駅から607.6kmの距離を越えて、

ここ新潟県糸魚川市青海駅での3人の奇跡的な再会。

f:id:ichiashi:20211127110422j:image

(撮影:Tさん) Tさん、ありがとうございました!

 

このときのことは中畑選手もご自身のブログで書いてくださっています。

アーカイブ :2021年07月05日 バックパックを背負って!

 

 

 

電車の時間が来ました。

中畑選手とTさんは車で移動。

私は原選手、サポートの方と一緒に3人で市振駅まで電車で移動です。

サポートの方には「本州縦断なんてすごいな~。」と言っていただきました。

でもそういうその方も、足元はなんとワラーチ!

脚の筋肉の付き方からしても相当な実力の持ち主と見受けられます。

 

 

大会ルールにより「親不知」を電車で通過:13時22分

f:id:ichiashi:20211127185943j:image

 

電車内でのこと。

偶然居合わせた制服姿の地元の学生の方がこちらの3人組に気付くと、

チラチラと見てきます。

そして原選手に何やら声をかけています。

どうやら本州縦断フットレースのことを知っているらしい!

そんな学生さんに原選手が爽やかな神対応で応えています。

さすがはチャンピオン!王者の風格です。

私もあんな風になりたいものです。

 

 

市振駅に到着。

ここから次のチェックポイントまでは1kmあまり。

私は荷物の整理がしたかったので少しここに留まり、

原選手とサポートの方に先に行ってもらいます。

 

少し経って駅を出ると、チェックポイントで折り返してきた

原選手とサポートの方、そしてTさんがいます。

 

3人とはここでお別れです。

原選手とは大会スタート前に少し話させてもらったのですが、

その時にとても優しく接してくださったのが印象に残っています。

今日と合わせて大会を通してとても長い時間一緒にいた気がします。

「また大会でお会いしましょう!」

と言ってお別れです。

 

Tさんはとても礼儀正しく、気遣いの出来る素晴らしい方。

そして友人である中畑選手のために全力でサポートされていました。

中々できることではありません。

ここ糸魚川でお会いできて本当に良かったです。

中畑選手と3人で一緒に走ったのは本州縦断フットレースでの大切な思い出です!

 

 

後編につづく。

 

 

「No.8 中畑選手のブログ」です。  ぜひご覧ください。

本州縦断フットレースについてはこちら ↓

gakuto2164.blog85.fc2.com

トップページはこちら ↓

gakuto2164.blog85.fc2.com

 

 

 

「親不知」についてはこちら

niigata-kankou.or.jp

 

あのタモリさんもブラタモリで訪れて下さいました!

(2021年11月27日放送分)

www.nhk.jp

 

 

 

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【次回予告】

糸魚川、親不知での出会いと別れ。
それはとても大きな勇気と希望を与えてくれた。
しかしその感動を打ち砕く出来事が密かに忍び寄る。
そしてついに、その時が。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 10日目 後編

『富山入り目前、ついに訪れたアクシデント。』

 

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『容赦ない暴風雨。辿り着いた直江津。』本州縦断フットレースSPECIAL 9日目★20210502

 

前回の記事はこちら↓

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世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会9日目(2021年5月2日)

【本日の走行ルート(予定)】

柏崎駅(新潟県柏崎市) 8:00-直江津駅(新潟県上越市)15:00    42km

f:id:ichiashi:20211124215301j:plain

(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側で柏崎市。上が南側で上越市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

f:id:ichiashi:20211124220013j:plain

前半は海岸線沿いのアップダウンのあるコース。逆に後半はほぼフラット。

 

 

【道中記】

出発前。

6時47分。ホテルの部屋から撮影。

f:id:ichiashi:20211125232749j:image

 

今日の予定走行距離は「42km」。

昨日が「85km」で明日は「83km」の予定。

1日平均約70kmのはずなのに、なぜこんなにバラつきがあるのか。

それには宿泊場所が大きく関係してくる。

ちょうどいいところに宿泊施設がないのだ。

1日70kmずつ進む方が体の負担は少なそうで、できることならそうしたいのだが、

泊まれるところがないのであれば仕方がない。

 

逆にこの短い区間を有効活用したいところ。

ゆっくり無理なく進んで体のダメージを回復させ、

もし可能であればスケジュールを前倒ししてもう少し先まで進んでみたい。

そんな思惑を胸に今日もスタートする。

 

 

9日目の1km地点:8時17分

「CP11.市街・柳橋町交差点 (521.7km)」(新潟県柏崎市)に到着。

 

いい天気だがこのあと雨になるらしい。

できるだけ降らないでほしいと願いながら先に進みます。

 

 

9日目の4km地点:8時50分

アップダウンのある道を進んでいくと、

進行方向左手にはきれいな山が。米山かな?

f:id:ichiashi:20211124213759j:image

 

7kmを過ぎたところで早くも雨が降り始めます。

すぐ横が海と言うことで風も強いです。

 

そんな中、青海川駅近くの米山大橋を渡ります。

別名「天空の橋」とも呼ばれる綺麗な橋ですが、

歩道がないため歩行者、ランナーにとっては難関です。

 

その後は海沿いのアップダウンのある道を進みます。

 

 

9日目の17km地点:11時43分

米山駅を過ぎ上越市に入ります。

f:id:ichiashi:20211124213912j:image

 

柿崎地区に入り、ここからはずっと平坦な道。

そして風の強かった海沿いからは少し離れるということで一安心。

 

のはずが、23kmあたりからものすごい暴風雨に見舞われます。

まるで台風かのよう。

今日はできるだけゆっくり進んで体力を回復させるつもり。

実際に2年前のR8ステージではこの区間は半分寝ながら進んだのですが、

今はもうそれどころではありません。

こんな状況でのんびりしていたら余計体力を消耗してしまいます。

 

というわけで、意を決して走り始めます。

風が強まったときには吹き飛ばされないようにその場で踏ん張り、

弱くなったタイミングでほとんどダッシュで進みます。

もう必死です。

 

36km地点。

大潟地区を過ぎ、頸城(くびき)地区に入ったあたりで

ようやく暴風雨から解放されます。

 

 

9日目の39km地点:17時03分

「CP12.市街・下源入交差点 (557.9km)」(新潟県上越市)に到着。

 

こちらの連絡フォームで報告します。

f:id:ichiashi:20210823234927j:plain

 

他の参加者のチェックポイント通過状況も見れるのですが、

No.8 中畑選手はこのチェックポイントを13時43分に通過した模様。

ということは私との差は「3時間20分」!!

一時は結構な差がついていましたが、だいぶ近づいてきました。

 

 

9日目の45km地点:16時29分

本日の目的地、直江津駅前のホテル センチュリーイカヤに到着です。

今日の出発前の時点ではもう少し先まで、という気持ちだったのですが、

雨の中走って進んでだいぶ体力を消耗してしまったので、

まだ早い時間ですが今日はここまでとします。

 

久しぶりにスーパーで晩御飯を買い込み、ホテルの部屋で食べます。

私は大会中、毎晩豆乳を飲んでいました。

それも200mlの小さいパックではなく、1000mlの大きいパックの方です。

 

これを毎晩1本飲んで、タンパク質、カロリーの補給をしていました。

 

そしてブログを更新します。

ichiashi.hatenablog.com

 

明日は83kmの長丁場。

支度をして今日の一日は終了です。

 

 

ちなみにここ上越市には、

高田城、春日山城跡など人気の観光スポットがたくさん!

直江津港からは佐渡島へのフェリーも出ています。

joetsukankonavi.jp

 

えちご・くびき野100kmマラソン」のスタート場所でもあります。

echigo-joetsu.com

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

新潟県柏崎市~上越市(45.35km)

f:id:ichiashi:20211124214250j:image

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「9日目(2021年5月2日)柏崎~上越」

 天候  :晴れのち雨

 気温  :最高29℃、最低17℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:08時06分

 到着時刻:16時29分

 走行距離:45.35km

 走行時間:8時間23分32秒

 ペース :キロ11分06秒

 累積高度:427m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6708048266

f:id:ichiashi:20211125223439j:plain

  緑:高度、グレー:気温

f:id:ichiashi:20211125223500j:plain

f:id:ichiashi:20211124213944p:image
f:id:ichiashi:20211124213947j:image

 

【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

この区間ではとにかく暴風雨に悩まされました。

事前の天気予報ではそんな荒れるようなことは言っていなかったのですが、

いわゆるゲリラ雷雨的なものでしょうか。

海沿いを通る時は天候、特に風に注意しなければいけないと強く感じました。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※9日目(2021年5月2日 23時59分時点)

「CP23.西舞鶴駅前」967.3km(京都府舞鶴市)

1.No.11 林原選手  20時57分

「CP21.海岸通り・人魚の像前」919.4km(福井県小浜市)

2.No.2   倉井選手  18時38分

「CP19.市街・裁判所前交差点」810.0km(福井県福井市)

3.No.7   竹内選手  23時24分

「CP18.牛ノ谷峠」785.1km(石川・福井県境)

4.No.9   奏選手      20時20分

「CP17.市街・兼六園下交差点」730.1km(石川県金沢市)

5.No.15 濱田選手  10時37分

6.No.3   小島選手   19時17分

「CP15.市街・城址公園前交差点」666.2km(富山県富山市)

7.No.13 松本選手   13時47分

8.No.5   高品選手   15時33分

9.No.6   武井選手   17時36分

「CP14.境橋」608.9km(新潟・富山県境)

10.No.10 野田選手  15時27分

「CP12.市街・下源入交差点」557.9km(新潟県上越市)

11.No.12 原選手      11時24分

12.No.8   中畑選手  13時43分

13.No.1   いちあし選手  17時03分

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

14.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)

 

先頭のNo.11 林原選手はついに京都入り!

3位にはNo.7 竹内選手が浮上。

No.1 いちあし選手とその前を行くNo.8 中畑選手の差は3時間20分!

追い付けるか?

 

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【次回予告】

ヒタヒタと背後に迫る人の気配。
振り向くとその胸には黄色いあのゼッケンが!
大会初日以来の再会に喜んだのもつかの間、
突如として告げられた悲しい事実。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 10日目 前編

『糸魚川で600km振りの再会。親不知での別れ。』

 

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『新潟最高!家族みんなで柏崎へ。』本州縦断フットレースSPECIAL 8日目★20210501

 

前回の記事はこちら↓

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世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会8日目(2021年5月1日)

【本日の走行ルート(予定)】

新潟駅(新潟市) 4:30-柏崎駅(柏崎市)18:30    83km

f:id:ichiashi:20211121035630j:plain

(大会コースマップより抜粋)

 

大会推奨ルートは海岸線沿いの402号線、352号線となっているが、

事前調査の元、私は8号線、116号線経由を選択。詳しくは「攻略ポイント」参照。

f:id:ichiashi:20211121042109j:plain

 

進行方向図。画像下が北側で新潟市。上が南側で柏崎市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

f:id:ichiashi:20211121040912j:plain

田園地帯の中を真っすぐ進み、終盤に山あいを抜けていくコース。

 

【道中記】

今日の目的地は83km先の柏崎駅。

大会24日間中、予定では80km超え区間は全部で8つ。

そのうちの1つということで今日も厳しい戦いが予想されます。

ただ明日は逆に最短の42km区間。

今日さえ乗り切れればなんとかなる。

そう思いスタートします。

 

朝は本来4時30分出発予定でしたが、昨日は5時間遅れの23時着だったため

もちろんそんなに早くは無理。

それでもなんとか6時過ぎに出発。

順調にいっても14時間超の長旅の始まりです。

 

 

まずは国道8号線を燕三条に向かってひたすら南下。

広めの歩道があり、コンビニも多数。

晴天の空の元、安心して進みます。

 

8時過ぎ。母からメールが。

なんと今日も車で応援に来てくれるらしい。

これはありがたい。

家族との合流を楽しみに先に進みます。

 

しかしこれまでの疲労のためか、ペースが思うように上がりません。

そして異常にお腹が空きます。

普段から小食で、走っているときは元々あまり食べないのですが、

途中、コンビニがあるたびに立ち寄り、おにぎりやパンを購入し食べながら進みます。

この「コンビニに立ち寄る」というのが意外に時間を使います。

なんとか必死にペースをわずかばかり上げて進んでも、

1回コンビニに立ち寄ればそれも水の泡。

けれども進むしかありません。

 

 

8日目の25km地点:10時30分

白根地区を過ぎ三条市に入ります。

そろそろ家族の車が来てもいいころなので連絡を取りますが、

少し遅れている様子。現在地を伝えます。

そして燕三条駅の手前で右折し、8号線を離れ116号を目指します。

ほどなくして燕市へ。

田んぼの中を進みます。

 

するとなんとここで、

No.8 中畑選手のサポートランナーの方から連絡を頂きます。

中畑選手からのメッセージということで、

「がんばって追い付いてきて下さい。」とのこと。

 

いや~、だいぶ差があるよな、と思いつつ、

こっちの状態やペース等を折り返し連絡します。

 

すると、

中畑選手もだいぶ苦戦しているけれど、

「みんながんばっているのに、最初にリタイアするわけにはいかない!」

との返信が。

 

みんな同じようにきついんだなと改めて実感し、

自分も頑張らなくては、と今一度気合を入れます。

 

 

8日目の36km地点:13時00分

116号線に到達。

そして栗生津駅近くのコンビニで、

両親、弟と合流です。

ここからしばらく車で付いてきてくれるとのこと。

次の落ち合う場所を決め、先に進みます。

 

大河津分水路を越えます。

ここから先は2年前のR8ステージで一度通った道。

そしてこの116号は歩道があるので安心して進めます。

陽が出てきて暑くなってきました。

今大会、初めて半袖一枚になります。

 

しかしそれもつかの間、また寒くなってきて上着を着ます。

そしてまたもや雨が降り出します。

雨具を着て傘をさして進みます。

 

 

8日目の48km地点:14時30分

そしてここからが今日の難関。

約20kmに渡る、ちょっとした山越えです。

家族と合流したタイミングで車にいらない荷物を預け、

身を軽くして走れるところは走って進みます。

柏崎までまだ40km近くあります。

予定よりだいぶ遅いのでがんばって進まなければなりません。

 

この日は1枚も写真を撮っていなかったため、

2年前のR8ステージに挑戦したときのものを。

こんななどかな風景の中を進みました。

f:id:ichiashi:20211121034646j:image

 

この日は家族に本当に助けられました。

行く先々のコンビニの駐車場で待っていてくれて、

私が到着すると車から飛び出して迎えてくれました。

そして車には食べ物、飲み物が用意してあり、

好きな物を食べることができます。

まるで芸能人ランナーにでもなったかのような気分。

そして次のコンビニまで何キロあるかも教えてくれます。

荷物も預かってもらえて本当に至れり尽くせり。

おかげで私は走ることだけに専念できました。

しかもなんと柏崎駅まで付いてきてくれるとのこと。

実家からはだいぶ遠くなり、時間もかかるのにありがたいことです。

 

 

8日目の70km地点:21時00分

ようやく山を越えます。

柏崎駅まであと15km。

ここからは田園地帯の中を進みます。

雨も上がりました。

しかしこのあたりは雨量が多かったのか、

歩道があちこち水没しています。

ライトで照らして確認し、通れなさそうなところは仕方なく車道を走って進みます。

このあたりは車もほとんど通らないので助かりました。

気温がぐっと下がり、吐く息が白くなっています。

 

 

8日目の84km地点:23時20分

柏崎駅近くのコンビニに到着。

家族と最後の合流です。

ここで再度荷物の整理。

今日は荷物を預かってもらって身軽に走ることができ、

やはり軽い方が負担が少ないということを痛感。

そのため、無くてもなんとかなりそうなものは

ここで家族に渡して持って帰ってもらうことに。

予備のライト、電池、反射板、モバイルバッテリーなどを

思い切ってここで置いていきます。

荷物を軽くして明るいうちに走って進み、極力夜間は進まない作戦を選択。

(しかしこの数日後、とても後悔することに。)

 

そしてここで今度こそ家族とは本当にお別れです。

夜遅くまで、遠くまで本当にありがとうございました。

一人ではとてもこの雨の中、柏崎までの長い道のりを走り抜くことはできなかったでしょう。

今日柏崎まで一緒に進んでいて、

車であちこち出掛けていた子供の頃の家族旅行を思い出しました。

とても懐かしく、楽しかったです。

 

 

今日もスーパーは閉まっているのでコンビニで夕食を買い、

柏崎駅前のホテルサンシャインへ。

時刻は間もなく午前0時。

手早くご飯を食べてブログを更新、のつもりが力尽きて寝落ち。

ブログ更新は翌朝のことでした。

ichiashi.hatenablog.com

 

ちなみに柏崎駅前には

あのブルボンの本社ビルがあります。

 

今日一日、柏崎までの間に何度も食べたチョコブラウニー」!

これとグレープジュースが本当においしかった!

 

あとはやっぱり「アルフォート」!

 

他にも大好きなお菓子がたくさん♪

 

本社ビル13階の展望フロアは一般公開されているとのこと。

(現在はコロナの影響で休止中。)

一度行ってみたいですね。

www.bourbon.co.jp

 

【本日の走行ルート(実績)】

新潟県新潟市~三条市~燕市~長岡市~出雲崎町~刈羽村~柏崎市(84.98km)

f:id:ichiashi:20211123171927j:image

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「8日目(2021年5月1日)新潟~柏崎」

 天候  :晴れのち雨

 気温  :最高34℃、最低18℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:06時16分

 到着時刻:23時43分

 走行距離:84.98km

 走行時間:17時間27分32秒

 ペース :キロ12分20秒

 累積高度:538m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6704835820

f:id:ichiashi:20211123171448j:plain

  緑:高度、グレー:気温

f:id:ichiashi:20211123171515j:plain

f:id:ichiashi:20211121043658p:image
f:id:ichiashi:20211121043655j:image

 

【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

この新潟~柏崎間はルート選びで悩みますね。

大会推奨ルートだと海岸線沿いを進むのですが、途中コンビニ等はほとんどないはず。

それに強風だと大変そう。しかも結構アップダウンがあるらしい。

ということで、私は2年前のR8ステージに挑戦したときは116号線を選択。

ichiashi.hatenablog.com

このときは逆ルートのため「柏崎⇒新潟」だったのですが、

大河津分水路を越えて燕市に入ったところから大苦戦。

まずは歩道が無くなり、越後曽根駅辺りではバイパス沿いの歩道で道に迷い、

内野手前で自動車専用道路となり越後線沿いを進むことに。

 

なので今回は燕三条経由の8号線、116号線を選択しました。

道中は歩道、コンビニがあり良かったのですが、やっぱりちょっと遠回りですかね。

最短ルートはどこなのか気になります。

あとは長岡経由も面白そう。最後の峠越えがヤバそうですが。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※8日目(2021年5月1日 23時59分時点)

「CP20.西野神交差点・県道225号線分岐点」873.9km(福井県敦賀市)

1.No.11 林原選手  21時48分

「CP19.市街・裁判所前交差点」810.0km(福井県福井市)

2.No.2   倉井選手  13時39分

「CP17.市街・兼六園下交差点」730.1km(石川県金沢市)

3.No.9   奏選手      15時40分

「CP16.天田峠」708.5km(富山・石川県境)

4.No.7   竹内選手  20時31分

「CP15.市街・城址公園前交差点」666.2km(富山県富山市)

5.No.15 濱田選手  16時56分

6.No.3   小島選手   21時32分

「CP14.境橋」608.9km(新潟・富山県境)

7.No.5   高品選手   17時47分

8.No.13 松本選手   21時47分

「CP12.市街・下源入交差点」557.9km(新潟県上越市)

9.No.6   武井選手   10時38分

10.No.10 野田選手  16時52分

「CP11.市街・柳橋町交差点」521.7km(新潟県柏崎市)

11.No.12 原選手      16時01分

12.No.8   中畑選手  16時19分

「CP10.新潟駅前」432.7km(新潟県新潟市)

13.No.1   いちあし選手  20時47分(4月30日)

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

14.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)

 

先頭のNo.11 林原選手はついに福井県敦賀市に到着!

各選手ばらける中、No.8 中畑選手がNo.12 原選手についに追いつく。

いちあし選手は前を行く選手に追いつけるのか?

 

 

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【次回予告】

2年前、快晴の中を日本海の絶景を見ながら進んだ思い出の道。
しかし今回はまるで別世界。
容赦なく襲い来る自然の猛威。
果たして無事に目的地まで辿り着けるのか。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 9日目

『容赦ない暴風雨。辿り着いた直江津。』

 

ichiashi.hatenablog.com

 

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『故郷の胎内市!地元凱旋ラン!!』本州縦断フットレースSPECIAL 7日目★20210430

 

前回の記事はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会7日目(2021年4月30日)

【本日の走行ルート(予定)】

村上駅(新潟県村上市) 5:00-新潟駅(新潟市)18:00    73km

f:id:ichiashi:20211114174516j:plain

(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側で村上市。上が南側で新潟市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

f:id:ichiashi:20211114175345j:plain

平坦な市街地をまっすぐ進むコース。

 

【道中記】

今日の目的地は73km先の新潟駅。

朝は5時出発予定。

しかし昨日は予定から大幅に遅れての村上到着。

そしてせっかくの高級旅館での宿泊ということで寝る時刻も遅くなってしまい、

当然のことながら早起きはできず。

 

ただ今日に関しては、目的地が慣れ親しんだ新潟駅ということで

土地勘もあり、暗くなってからの到着でも問題はないという安心感があり

朝からリラックスした気分。

 

部屋の窓から外を見ると雨模様。

ただそれよりも、目の前に広がる慣れ親しんだ地元の風景に心が癒されます。

遠くに見える山に、広がる砂地の大地。そして松林。

子供の頃はなんとも思わなかったけれど、

すごくいい所だなと、この時つくづく感じました。

f:id:ichiashi:20211107122511j:image

 

もっとのんびりしていたかったけれど、

先に進まなくてはなりません。

7時47分にようやく

瀬波グランドホテル はぎのやを出発します。

f:id:ichiashi:20211107122533j:image

 

瀬波温泉トンネルを抜け、岩船、神林地区を通ります。

この日の7km地点、お幕場森林公園に差し掛かったところで、

一台の車が停まっていて、男性が1人こちらを見ているのが見えます。

地元の方だろうか、挨拶しようかと思い近付いていくと

なんと私のでした。

あの秋田で会って以来4日ぶりの再会。

応援しに来てくれたようです。

少し話して先に進みます。

 

 

7日目の10km地点:9時36分

平林、坂町地区の間を流れる荒川を渡ります。

日本海も見えます。
f:id:ichiashi:20211107122501j:image

 

そして新潟県村上市の

「CP9.旭橋南詰・県道3号線分岐点 (386.0km)」に到着。

 

するといました。

私のです。(30分ぶり。)

そういえば事前に母から聞いた話によると、

父は今回の私のこの挑戦をとても楽しみにしてくれていたらしく、

地元に帰ってきたこの日は車で付いてまわると言っていたらしい。

喜んでいてもらえるのなら何よりです。

 

さて、ここからは県道3号を進みます。

 

7日目の14km地点:10時29分

田んぼの中の道を抜け、ついに着きました。

我が故郷、胎内市(旧中条町)です。

f:id:ichiashi:20211107122526j:image

 

ここは地区。

」と書いて「きのとと読みます。
f:id:ichiashi:20211107122529j:image

 

乙と言えば、何と言っても

「乙宝寺(おっぽうじ)」

乙宝寺の三重塔は必見!

今ではなんと乙宝寺チャンネルなるものまであります。

www.youtube.com

oppouji.info

 

そしてみんな大好き「乙まんじゅう」

江戸時代から200年以上続いてるそう。

niigata-kankou.or.jp

twitter.com

 

 

この日の19km地点。

胎内川を渡り、築地地区に入ります。

「つきじ」ではなく「ついじ」と読みます。

 

雲でよく見えませんが、

日本一小さい山脈『櫛形山脈』が見えます。
f:id:ichiashi:20211107122522j:image

www.pref.niigata.lg.jp

niigata-kankou.or.jp

 

 

私の母校の前を進んでいると、

1人の男性が車から降りてきました。

サングラス姿の怪しい風貌。

「何者?」

と思っていると、

おもむろに手に持っていた白い布を広げます。

そこには応援メッセージが。

なんと男性は私の兄!

隣町に住んでいる兄がお手製の横断幕を手にサプライズ登場!

(こちらが実家で撮影したその横断幕 ↓ )
f:id:ichiashi:20211107122515j:image

 

せっかくの応援でとてもうれしかったのですが、

あまりに突然の出来事だったので全くリアクションできず。

二言ぐらい話してそのまま先に進みます。

 

 

少し進むとまたも人影が。

今度は親戚夫婦です。

応援ありがとうございます!

ここ胎内市で毎年開催されるトレイルランニング大会

「櫛形ウインドトレイル」

3年前に私は出場したのですが、その時にも応援に来て下さいました。

その大会直後、「川の道フットレース」と「本州縦断フットレース」に

出場したいという話をしていたのですが、

今回実際にこうして走る姿を見せることができて本当に良かったです。

www.youtube.com

kushigatawindtrail.com

 

 

私の出身小学校に到着。

ここで私の両親、兄弟が勢揃いでお出迎えです。

まさかこんな形で卒業した学校に戻ってくる日が来るとは思いませんでした。

 

母校をバックに記念撮影。
兄弟3人で写真を撮るなんて多分子供の頃以来。

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兄のお手製横断幕第2弾。

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「時は来た!」は橋本選手(とその横で吹き出す蝶野選手)。

「マッスルスパーク」はキン肉マンですね。

ええ、わかりますとも。

www.youtube.com

 

 

7日目の27km地点:12時00分

小学生のころ毎日歩いて通った通学路を通り、ようやく着きました。

青森駅から約400km。

超ウルトラスペシャルエイドステーション

「実家」です。

 

ここで事前にリクエストしていたカレーを食べます。

うまい!

そしてブルボンのお菓子とグレープジュースも。

うまい!

 

あとは荷物の整理も。

不要と思われるものをここで置いていきます。

そして一番悩んだのが「シューズ」。

この先どうするか。候補は3足。

 

1.秋田からここまで履いている「ミズノ ウェーブライダー」

2年前のR8ステージ完走の実績あり。しかしマメに悩まされた。

 

2.スタートから秋田まで使用の「ナイキ ペガサス36」

練習で一番良かったものの、今回序盤での苦戦の原因に。

 

3.履き古し、穴のあいた「アシックス GT-1000」

足がマメ等でボロボロになっても履けるよう、

大会前にわざわざ東京から実家に置いておいた履き慣れたシューズ。

 

悩みに悩んだ末、私が出した結論は、

ウェーブライダーとGT-1000の

「2足体制で進む。」

というもの。

 

ウェーブライダー1足ではやはりマメが心配。

そんなとき履き慣れたGT-1000があればなんとか進めそう、という判断。

当然どちらか1足は常に持って走ることになり大分邪魔になるとは思うものの、

足の痛みを我慢して進むよりはマシかなと。

 

10リットルのリュックにはとてもシューズは入らないので、

実家にあった「えちご・くびき野 100kmマラソン」の赤い荷物袋に

履かない方のシューズを入れて、

「リュックも2つ体制」でここからは進むこととします。

本当はペガサス36も持って行きたかったのですが、

さすがにこれ以上は荷物を増やせません。

今回は縁がなかったということで、実家に置いていきます。

 

 

そんなこんなで1時間ほど実家に滞在。

もっとゆっくりしていたいですが、予定よりだいぶ遅れているため

もう行かなければなりません。

そして家族の応援はここまでとのこと。

気を付けて行ってくるとみんなに告げ、出発します。

 

 

新潟県胎内市の白鳥山から撮った、胎内市と日本海(※大会とは別の日に撮影したもの)

f:id:ichiashi:20211107132435j:image

 

 

ここからゴールの下関までは一人旅。

気分も新たに先に進みます。

 

新発田市(「しばた」と読みますよ、中畑選手!)に入ります。

陽も出てきて暑くなってきました。

カレーを食べてお腹もいっぱい。

朝の雨の影響でできた足の小指のマメが地味に痛い。

そしてシューズを入れた袋が重くて早くも邪魔。

というわけでペースが全く上がりません。

とぼとぼ進みます。

f:id:ichiashi:20211107122507j:image

 

聖篭町を過ぎ、新潟市へ。

また寒くなってきました。

新潟競馬場の近くを過ぎ、阿賀野川に架かる泰平橋を渡ります。

渡り終わるころにはもう辺りは真っ暗。

 

この実家から新潟駅までは、これまでに車と電車で数え切れないぐらい通った場所。

初めて走って、歩いて進みます。

しかし行けども行けども目的の新潟駅には着きません。

土地勘があるだけに、逆に遠く感じるようです。

 

 

7日目の60km地点:20時47分

「CP10.新潟駅前 (432.7km)」(新潟県新潟市)に到着。

現在大規模な駅の改修工事中。

見慣れた新潟駅の姿が見られなかったのが少し残念。

 

さて、実は今日はここで終わりではありません。

今日の目的地はここからさらに9kmほど先。

というのは、明日は柏崎までを予定していて、

ここ新潟駅からだと89kmとかなりの距離。

そのため今日のうちにできるだけ柏崎に近いところに泊まりたいと思い、

新潟駅の先に宿を確保していました。

 

もう21時と遅い時間。

でも先に進みます。

しかしここで無情の雨。

結構降ってきたのでしばし雨宿り。

小降りになったところで再出発。

吐く息が白くなるくらい冷えてきました。

 

新潟駅南口、通称”えきなん”を新潟県庁方面へ。

信濃川に突き当り、南側へ。

「川の道フットレース」の旧ゴール地点、

ホンマ健康ランド」前を通ります。

平成大橋を渡り黒埼ICへ。

ここが難しかった!

まっすぐ進みたいのですが、辺りが真っ暗で歩行者用の道がよくわからず行ったり来たり。

なんとか抜けて、新潟ふるさと村近くの

本日の宿、ルートインにようやく到着です。

niigata-kankou.or.jp 

 

時刻は23時。大会前の予定より5時間遅れ。

明日が大会前半山場の「新潟~柏崎」。

不安は募ります。

 

清水フードセンターは閉まっていたため、

今晩もさびしくコンビニご飯。

ブログを更新し長かったこの日も終了です。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

新潟県村上市~胎内市~新発田市~聖篭町~新潟市(69.88km)

7時47分ー22時59分

f:id:ichiashi:20211114182332j:image

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「7日目(2021年4月30日)村上~新潟」

 天候  :雨のち晴れのち雨

 気温  :最高32℃、最低21℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:07時47分

 到着時刻:22時59分

 走行距離:69.88km

 走行時間:15時間11分39秒

 ペース :キロ13分02秒

 累積高度:336m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6698398148

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  緑:高度、グレー:気温

f:id:ichiashi:20211114183213j:plain

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f:id:ichiashi:20211107122726j:image

 

【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

 

【攻略ポイント・反省点など】 

この村上駅~新潟駅間ですが、基本住宅街、市街地。

道も平坦でまっすぐ一本道ということで、走りやすい区間だとは思うのですが、

注意点が1つ。

「県道3号は歩道がなく危険!

農道を進むのがお勧め!!」

です。

胎内市手前のCP9から県道3号に入りますが、

そこから聖篭町に入るまで歩道はありません。

 

そしてこの県道3号ですが、海沿いの国道113号、山沿いの国道7号の抜け道となっており、

平日の朝夕のラッシュ時間は結構な交通量。大型トラックも通ります。

 

これまで幾多の大会を経験されているNo.8 中畑選手をして

地獄の県道3号線

走り難さNo.1 ※この区間、夜は絶対に走りたくない

と言わしめたほど。

その中畑選手のブログがこちらの記事↓

gakuto2164.blog85.fc2.com

 

ただその地獄の県道3号線。

実はそのすぐ北側と南側に農道が通っています

そちらを通るのが安全で良いかと思います。

 

私はこの区間が安全面でとても不安だったため、

大会の1年前に帰省したときに農道での迂回ルートを試走しました。

(試走は全1550km中、この区間のみ。それだけ心配でした。)

 

ただ夜間は真っ暗。コンビニ等のお店もほとんどありません。

(県道3号、農道ともに。)

注意して進んでください。

国道7号であれば歩道があり、お店も多くていいのですが、

CP9が県道に設置されているのでだいぶ遠回りになってしまいます。

それでもトイレがどうしても心配な方は、

7号経由を検討する価値はあると思います。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※7日目(2021年4月30日 23時59分時点)

「CP18.牛ノ谷峠」785.1km(石川・福井県境)

1.No.11 林原選手  20時53分

「CP17.市街・兼六園下交差点」730.1km(石川県金沢市)

2.No.2   倉井選手  16時46分

「CP14.境橋」608.9km(新潟・富山県境)

3.No.9   奏選手      05時48分

4.No.15 濱田選手  19時00分

5.No.7   竹内選手  19時01分

「CP12.市街・下源入交差点」557.9km(新潟県上越市)

6.No.3   小島選手   11時32分

7.No.5   高品選手   18時43分

「CP11.市街・柳橋町交差点」521.7km(新潟県柏崎市)

8.No.6   武井選手  15時33分

9.No.13 松本選手  17時17分

「CP10.新潟駅前」432.7km(新潟県新潟市)

10.No.12 原選手      12時23分(4月28日)

11.No.10 野田選手  11時23分(4月29日)

12.No.8   中畑選手  10時05分

13.No.1   いちあし選手  20時47分

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

14.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)

 

先頭のNo.11 林原選手がついに福井県入り!

ここまで並走していたNo.2 倉井選手がついに遅れます。

そしてNo.15 濱田選手がNo.7 竹内選手に追いつきました。

No.12 原選手、No.10 野田選手が足踏み状態。

No.1 いちあし選手がようやく他選手と同じチェックポイントへ。

前を行くNo.8 中畑選手とは10時間42分差。

 

選手紹介はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

【Instagram、Twitterもぜひ】

インスタグラム随時更新中。

ブログの更新に合わせて大会未公開写真もアップしていきます。

https://www.instagram.com/ichiashi1521/?hl=ja

 

ツイッターもよろしくお願いします。

現在、フルマラソン3時間半切りに向けて練習中です!

twitter.com

 

 

今回の私の挑戦を応援して頂いております東京メールサービス様。

ichiashi.hatenablog.com

 

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』取り扱い中です!

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【次回予告】

一人とぼとぼ越後平野を進む中、
目の前に突如現れたのは
実家でサヨナラしたはずの家族。
その家族に支えられながら目指すは85km先の柏崎。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 8日目

『新潟最高!家族みんなで柏崎へ!』

 

ichiashi.hatenablog.com

 

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注目の不破聖衣来選手が第36回 東日本女子駅伝で快走!☆20211115

 

昨日11月14日に開催されました

第36回 東日本女子駅伝

f:id:ichiashi:20211115001434p:plain

www.fukushima-tv.co.jp

 

大会公式サイトの「見どころ/大会概要」を引用させていただきますが、

 

2年ぶりの東日本女子駅伝…
ニューヒロインの誕生に注目!
力強くしなやかな女性ランナーたちが2年ぶりに秋の福島路に戻ってくる。中学生から社会人の女性ランナーが、東日本の頂点を目指す東日本女子駅伝は“成長の大会”でもある。今大会でも注目すべきは「ニューヒロインの誕生」。これまで浅利純子(世界陸上マラソン金メダル)、鈴木博美(世界陸上マラソン金メダル)、福士加代子(アテネ・北京・ロンドン・リオ五輪代表)、渋井陽子(北京五輪代表)、赤羽有紀子(北京五輪代表)など、数多くの選手たちが無名の時代からこの大会を走り、世界へと羽ばたいていった。東京五輪が終わったいま、選手たちが見据えるのは来年の世界陸上、そして3年後のパリ五輪。今年もこれからの陸上界を盛り上げるニューヒロインが誕生する。

 

ということで、36回と歴史あるこの大会。

これまでにそうそうたる名ランナーがこの大会から世界へと羽ばたいていったわけですが、

今回の注目はなんといっても

不破聖衣来選手(拓殖大学)

拓殖大学女子陸上部 (@takudai_ekiden) | Twitter

 

 

先月10月31日に開催されました

全日本大学女子駅伝

にて、これまでの区間記録を1分14秒更新する驚異の走りを披露。

一躍注目ランナーとなった不破選手。

hochi.news

 

高校時代は故障に苦しんだものの、大学入学後に体づくりに取り組んだことが

現在の急成長につながっているとのこと。

不破選手は実は中学3年時にすでにこの大会に出場し、中学生区間の4区で区間賞を獲得。

その時から将来を期待されていたわけですが、

今回満を持してこの大会に戻ってきたというわけです。

 

そんな周囲の期待、注目を一身に浴びての今大会。

プレッシャーや全日本大学女子駅伝での疲労も心配される中、

不破選手はまたしてもやってくれました。

トップと38秒差の3位でタスキを受け取ると、5キロ過ぎでトップに立ちます。

終盤、名城大の和田選手に迫られるものの、そこから一気に突き放しそのままゴール!

今回も素晴らしい走りでした。

www.nikkansports.com

 

福テレ公式チャンネル

東日本女子駅伝 第36回大会

www.youtube.com

 

 

不破聖衣来選手の特徴といえば何と言ってもあの

きれいなフォーム。

しなやかで力強く、全くムダのない動き。

高橋Qちゃんも絶賛です。

 

 

それともう一つ気になったのが、

不破聖衣来選手の「シューズ」

全日本大学女子駅伝、東日本女子駅伝ともに

水色のシューズでしたが、おそらくナイキの

ヴェイパーフライ ネクスト%2

ですよね。

実は私、この水色のヴェイパーフライ2。

持っているんですよね!

ちょうどセールのタイミングで買うことができました。

これで私も不破選手のようなきれいなフォーム目指して走ってみようと思います。

 

こちらの福テレ公式チャンネルで、不破選手の走っている姿が見られます。

www.youtube.com

 

不破選手はまだ大学1年生。今後の更なる成長に期待。

そして12月末には

富士山女子駅伝

もあります。

今から楽しみです!

 

 

東日本女子駅伝から1か月後。

不破選手が10000mですごい記録を打ち立てました!

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「全日本大学駅伝」駒澤大アンカー花尾恭輔選手がレース後に語った意外な一言とは?☆20211107

 

本日11月7日に開催されました

第53回 全日本大学駅伝

f:id:ichiashi:20211107142543j:plain

daigaku-ekiden.com

 

優勝は

駒澤大学!!

去年に引き続いての2連覇となりました。

www.rikujyokyogi.co.jp

 

レースは各チームの有力選手が期待通りの活躍を見せる大熱戦!

2区で順大三浦龍司選手が見事なスパートでトップに立つと、

3区では出ましたヴィンセント選手!!(東京国際大

またしても区間新!

7区のエース区間では駒大田沢廉選手がさすがの走りでトップに躍り出ます。

 

しかし本日の本当の見どころはここからでした。

 

迎えた最終8区。

8キロを過ぎて青学大・飯田貴之選手が駒大・花尾恭輔選手に追いつくと、

飯田選手花尾選手の右側後方、ほんの体半分ほど下がった位置に付け、

レースが進んで行きます。

完全に並走するわけでも、ぴったり後ろに付くわけでもなく、

ほんのちょっとだけ下がった絶妙な位置。

www.rikujyokyogi.co.jp


通常、ぴったり後ろに付いた方が後ろの選手は有利。

もしくは抜くのであれば一気に行くか。

しかしこの絶妙に微妙な位置取りのまま進む展開に、

実況、解説陣は両選手の余力とこの後の展開を予想します。

 

私も両選手の今の気持ちを想像し、自分だったらどうするか考えます。

 

青学大・飯田選手はおそらく花尾選手を抜いて先頭に立ちたい。

しかし今ここで先頭に立ってしまうと最後に抜き返される恐れがある。

なのでこのまま後ろに付いていたい。

しかしあまりペースが遅くなると3位が追いついてくる可能性もある。

(実際に2度ほど大きく振り返り後ろを確認。)

なので、

斜め後ろから花尾選手にプレッシャーをかけペースを保ちつつ、

途中スパートした花尾選手をさらに最後逆転する作戦。

 

駒大・花尾選手は、後ろに付かれると相手が有利になるのでそれはイヤ。

いっそのこと早く飯田選手に抜いて欲しい。

しかし一向に抜いてこない飯田選手。

ただこれ以上ペースを落とすと3位に追いつかれるのでそれもできない。

かといってペースを上げてこのまま逃げ切るのも難しいか。

なので、

途中スパートした飯田選手について行き、最後に逆転する作戦。

 

『お互いに相手のスパート待ち状態。』

私はこう分析しました。

 

「高度な心理戦が繰り広げられています!」とテレビの実況。

解説陣は青学大・飯田選手が体力的に有利とみています。

確かにここまでの展開は飯田選手が有利でしょう。

しかし、駒大・花尾選手も実は体力を温存していたらおもしろいな、

なんて思いながら、どちらが先に動くのかハラハラドキドキしながら見守ります。

 

すると残り2キロ。

少しづつ両選手の差が開いていきます。

苦しい表情の青学大・飯田選手。

駒大・花尾選手のスパートです!

 

そしてそのまま逃げ切りゴール!!

手に汗握る熱戦でした。

 

 

ただ本日の見どころはまだ終わりません。

 

レース中、どこか弱気な表情に見えた駒大・花尾選手。

しかしゴール直前、勝利を確信すると満面の笑顔に。

そしてまさかの渾身のダブルピースでゴール!!

(いや”2連覇”のピースだからまさかではないのですが。)

 

ゴール後のインタビューでは、

高い声でハキハキ爽やかに話します!

(しかもマイク両手持ち!ヤバい、かわいい!!)

レース中とは別人みたいですね。

 

そしてこの日解説の大迫傑さんからの質問が今回の勝負の核心をつきました。

「自分だったら青学大・飯田選手の後ろに着きたいと思うかもしれないのですが、

どういう思いで走っていたのですか?」

との問いに、

 

『自分の走りをやる。

(飯田選手を)前に出したくないし、

後ろに引いたら負けだと思っていました。』

と言い切った駒大・花尾選手。

 

いや、ホント素晴らしいです。

この回答には大迫さんも思わず

「凄いですね・・・。」と、

心底感心した様子でした。

 

素晴らしい走りと、その源となるメンタルを披露してくれた花尾選手。

本当にお疲れ様でした。

そして優勝した駒澤大学。

本当におめでとうございます!

 

 

一方、2位となった青学大・飯田選手。

ゴールと同時に倒れ込み、声を上げ泣いていました。

 

負けたことの単純な悔しさだけではなく、

自分の走りができなかった後悔のようなものが私には感じられました。

途中、一度でも先頭に立っていれば結果は違ったものになっていたかもしれないし、

また結果はダメだったとしても、気持ちの上では納得できたところもできていたのかもしれません。

 

ただ、まだ次があります。

この悔しさは箱根駅伝で晴らすしかないですね。

 

 

競技の結果だけではなく、

選手の心情、内面を想像し、注目してみるとまた更に違った一面が見えてきますね。

 

 

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

東京チャレンジマラソンでサブ3.5を目指します!☆20211103

 

Twitterの方で9月からお伝えしております新企画、

『目指せ フルマラソン サブ3.5!』

 

 

出場する大会を決めましたのでここでお伝えいたします。

その大会とは、2022年1月23日開催の

『東京チャレンジマラソン2022冬大会』

です!

f:id:ichiashi:20211103150547j:plain

tokyo-challenge.jp

 

 

私はこの大会には今回初めて出場するわけですが、

大会ホームページや過去の参加者の声を聴く限り、

かなり「ガチ」な大会のようです。

というわけで、今回はどんな大会なのかを簡単にご紹介します。

 

 

2018年に『第1回東京チャレンジハーフマラソン』として開催。

翌年には

サブ3&サブ3.5チャレンジレース兼第2回東京チャレンジハーフマラソン

としてフルマラソンの部を追加してリニューアル。

「頑張っても結果が出ない・・・」
「30キロ以降で失速した・・・」
「ペース配分が上手くいかない・・・」

多くのランナーの前に立ちはだかる、フルマラソン「3時間」「3時間10分」「3時間半」の壁。

「誰かに3時間切りをサポートしてほしい・・・!」
そんな声にお応えします。

何度も悔しい思いをしたランナーの皆様に、とっておきの大会です。
経験豊富なペースメーカー陣が、あなたのサブ3、サブ310、サブ3.5をアシストします。

と、大会実行委員会からの熱いメッセージがサイトに掲載されています。

 

翌年2020年からは『東京チャレンジマラソン』に大会名が統一されたそうで、

今年度は、

2021年11月28日開催の

東京チャレンジマラソン2021秋大会

2022年1月23日開催の

東京チャレンジマラソン2022冬大会

と2回開催されます。

 

特色はなんといっても

『記録狙いの大会』

走りやすい季節に荒川河川敷のフラットなコース。

そしてペースメーカーの設定タイムがきめ細かい!
(2時間50分・3時間・3時間10分・3時間20分・3時間30分・4時間 ※前回大会

自己ベスト更新にはうってつけですね。

 

制限時間は冬大会が4時間30分

秋大会はなんと4時間

ちょっと調子が悪いと、

『もしかしたらゴールできないかもしれない・・・。』

というハラハラドキドキ感も味わえます!

 

ゲストも豪華。

ゲストランナーにおなじみの平塚潤さん、森川千明さん。

そしてMCは駒形陽子さん。

こちらの駒形さん。気象予報士の資格をお持ちの、

いわゆるフリーアナウンサーと呼ばれる方だと思うのですが、

趣味はマラソンで自己ベストはなんと2時間57分49秒!!

『マジっすか・・・。』

トレランの大会で優勝したこともあるそう。

MCまでガチすぎです。

 

 

さてそんなこの大会。

現在まだエントリー受付中。(2021年12月26日23:59まで)

エントリー代はなんと驚きの、

参加料
フルマラソン:5,000円(税込)

 

東京都内開催でこのお値段!

コロナ対策で軒並み各大会が値上がりするなか、

驚きの良心価格!!

 

みなさんもこのガチな大会で記録を狙って走ってみませんか?

私はこの大会でサブ3.5を目指します!

 

東京チャレンジマラソン2022冬大会

開催日
2022年1月23日(日)

開催地
東京都北区岩淵町23-45「荒川岩淵関緑地」

交通アクセス

JR京浜東北線等「赤羽駅」から徒歩約17分

東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」から徒歩約8分

主催
東京チャレンジマラソン実行委員会

 

(2022年1月21日追記)

大会会場、コースが変更になりました!

ichiashi.hatenablog.com

 

大会終了後、大会の様子や結果をお伝えいたします。

(2022年1月23日追記)

東京チャレンジマラソン冬大会

走ってきました!

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

『こんなの狂ってる!闇夜の村上。』本州縦断フットレースSPECIAL 6日目★20210429

前回の記事はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会6日目(2021年4月29日)

【本日の走行ルート(予定)】

鶴岡駅(山形県鶴岡市) 4:00-村上駅(新潟県村上市)18:30    83km

f:id:ichiashi:20211031155041j:plain

(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側で鶴岡市。上が南側で村上市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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鶴岡市街地を出た後、海岸線沿いの道をひたすら進み村上市へ。

 

【道中記】

今日の目的地は83km先の村上駅。

 

大会前、この日が序盤の山場だと睨んでいた。

83kmという長距離もさることながら、

鶴岡市街地を出た後は山沿いの海岸線をひたすら進む道。

途中に街らしい街はなく、コンビニもあまりないため、

補給やトイレにかなりの心配が。

そしておそらく歩道も無い区間が多いことが予想されるため、

できることなら暗くなる前に村上駅まで辿り着きたい。

 

そう考え、前日は鶴岡に16時に到着し、今日は4時出発。

青森からここまでを早歩きメインのほぼノーダメージで乗り切ってきて、

ここでようやく走り出す。

そんな大会前のレースプラン。

 

しかし実際は、秋田でリタイアが頭をよぎるほどの大苦戦。

前日の鶴岡着も20時30分と遅い時間に。

当然、早起きは難しく、それでもなんとか5時30分に出発するものの、

これで村上到着は順調にいっても20時に。また暗い中走らなければならない。

しかも今日は一日雨予報。

とても厳しい一日が待っていることが予想される。

 

そんな不安ばかりが頭に浮かぶ中、

ひとつとても明るいニュースもある。

それは新潟の実家に住んでいる弟だ。

弟が今日は新潟と山形の県境あたりに来てくれて、

その後は一緒に村上まで進んでくれる予定になっている。

『早く弟に会いたい。』

そう思いながら鶴岡駅近くの宿泊先をスタートする。

 

 

6日目の3km地点:6時02分

幸いまだ雨は降っていないものの、辺り一面すごい霧。

f:id:ichiashi:20211031174600j:image

 

 

6日目の9km地点:7時20分

鶴岡市街地から日本海側に抜ける由良峠
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6日目の12km地点:7時50分

由良峠を越えて日本海側へ。

写真左中央は白山島
f:id:ichiashi:20211031174609j:image

 

 

6日目の21km地点:9時35分

こんな感じの道を進んで行きます。
f:id:ichiashi:20211031174621j:image

 

とうとう雨が降ってきました。

f:id:ichiashi:20211031174556j:image

 

 

6日目の34km地点:11時50分

新潟県の手前、鼠ヶ関駅近くの

道の駅「あつみ」に到着。

ここで実家から車で来た弟と合流です。

ここからは弟は車で移動し、数キロ先のコンビニなどで都度都度

顔を会わせることとします。

予定よりも遅れているため、少し言葉を交わしただけで

早速先に進みます。

 

 

6日目の38km地点:12時46分

新潟県村上市に入り、

「CP8.山形・新潟県境 (333.7km)」に到着。

青森県から、ついに我が地元新潟県に帰ってきました。

f:id:ichiashi:20211031173309j:image

 

 

6日目の46km地点:14時10分

勝木(がつぎ)の交差点のコンビニで弟と合流。

そしてまた別れて先に進みます。

しばらくするとその弟から

「もしかしてさっきの道を真っ直ぐ進んでないですよね?」

との連絡が。

どういう意味か分からず、弟に電話します。

すると先ほどの「勝木の交差点」を右折して海側に進むのが正しいルートで、

真っ直ぐ進んでしまうと山側に行ってしまうとのこと。

慌ててスマホで現在地を調べると、確かに山側に3kmほど進んでしまっていました。

道を間違えていることに全く気付いていなかったため、

弟が教えてくれなかったら危うくもっと先まで進んでしまうところでした。

早速引き返したものの、秋田でのコースアウトに続いてこれまた痛恨のミス。

ただでさえ予定より遅れているのに、さらに遅れることに。

 

 

6日目の63km地点:16時56分

国の名勝、天然記念物(県立自然公園)に指定されている

「笹川流れ」に到着。

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f:id:ichiashi:20211031174615j:image
f:id:ichiashi:20211031174603j:image

 

晴れていれば海が碧くてもっと綺麗だったはずなので、今回はちょっと残念。

 

niigata-kankou.or.jp

www.city.murakami.lg.jp

 

 

6日目の70km地点:18時10分

ついに辺りは暗くなります。

目的地の村上駅まではまだ15kmぐらい。

急いで進みます。

 

越後早川駅近くから国道沿いの集落の中を進みます。

しかし思っていたよりも長く集落の中を進むことになり、

道を間違えていないか不安に。

辺りはもう真っ暗。

たまらず国道に出て進むものの、弟の待つ場所には中々たどり着けず。

電話で場所を確認し、ようやく合流。

 

ここまではコンビニなどで数キロごとに弟と合流していましたが、

ここからは目に見える範囲内で車を停めてもらい、

そこに向かって進んで行くことにします。

 

進行方向右側から波の音がします。

ライトで照らすと、砂浜と海が見えます。

右側は一面海。

真っ暗なわけです。

 

間島駅前を通過。

道路はたまに車が通る程度。

コンビニやお店等も一切なく、

人なんてもちろん人っ子一人歩いていません。

そんなところを雨の中、真っ暗な道を一人で必死に進みます。

気温もだいぶ下がってきて寒いです。

『こんな中走っているなんて、我ながら狂ってるな~。』

とつくづく感じます。

 

本日の80km地点を過ぎてようやく村上駅が近付いてきたと思ったその時、

この日最大のピンチが。

 

歩道がない!

 

わずかにあるはずの路肩、路側帯も、

何かの植物がびっしり生い茂っていて白線が見えない状態。

これでは車道を進む以外ありません。

しかし車はこんなところに人がいるとは思ってもいないでしょう。

かなり危険です。

 

そこで弟に、私が走るすぐ後ろを車で追うように頼みます。

箱根駅伝の監督車みたいなことです。

これで後ろから来た車にはねられることはなくなります。

 

 

そうやって危険な箇所を切り抜け、

なんとか村上駅へ。

そして今晩の宿泊先の近くのコンビニで

弟と、この日最後の合流です。

時刻は22時。

 

お昼の12時から実に10時間。

弟には本当に助けられました。

勝木では正しい道を教えてくれ、

暗い中を車で先導してもらい、歩道がない区間はガードまでしてもらえました。

弟がいなかったらとてもこの厳しい区間を、村上まではたどり着けなかったでしょう。

本当にありがとう。

 

 

6日目の88km地点:22時15分

本日の宿泊先の

瀬波温泉 瀬波グランドホテル はぎのや

に到着。

本来、予算的にとても泊まれるようなところではないのですが、

どういうわけかリーズナブルな価格で予約することができたのです。

 

部屋はとても広く、

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巨大な檜風呂があり、
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ふかふかの布団が待っていました。
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夜遅く着いたのが本当に残念。

チェックイン時間ぴったりに着いて、

もっとのんびりしたかったですね。

 

また今度ぜひ来たいです!!

senamionsen.com

 

温泉でしっかりと温まり、

ブログを更新してこの日は終了です。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

山形県鶴岡市~新潟県村上市(88.01km)

5時27分ー22時15分

f:id:ichiashi:20211031174405j:image

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「6日目(2021年4月29日)鶴岡~村上」

 天候  :曇りのち雨

 気温  :最高29℃、最低17℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:05時27分

 到着時刻:22時15分

 走行距離:88.01km

 走行時間:16時間52分39秒

 ペース :キロ11分31秒

 累積高度:613m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6692934616

f:id:ichiashi:20211031165035j:plain

  緑:高度、グレー:気温

f:id:ichiashi:20211031175904j:plain

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f:id:ichiashi:20211031174923j:image

 

 

【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

まず、勝木の交差点は要注意です!

そのまま7号線を進んでしまうと山側に行ってしまいます。

右折をして、345号を海側に進みましょう。

 

そして一番厄介なのが、

勝木以降、村上駅までほとんどコンビニやお店、トイレがありません。

途中いくつか駅がありますが、駅にも何もありません。

できるだけ万全な状態でこの区間を駆け抜けてください。

 

晴れた昼間ならば最高の景色が出迎えてくれると思いますが、

雨、夜ならば諦めてください。

そして私の時は大丈夫でしたが、

海沿いのためおそらく強風が吹くと最悪です。

充分気を付けてください。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※6日目(2021年4月29日 23時59分時点)

「CP15.市街・城址公園前交差点」666.2km(富山県富山市)

1.No.11 林原選手  16時46分

2.No.2   倉井選手  18時44分

「CP12.市街・下源入交差点」557.9km(新潟県上越市)

3.No.9   奏選手      09時49分

「CP11.市街・柳橋町交差点」521.7km(新潟県柏崎市)

4.No.7   竹内選手  15時43分

5.No.15 濱田選手  19時09分

6.No.3   小島選手  22時47分

「CP10.新潟駅前」432.7km(新潟県新潟市)

7.No.12 原選手      12時23分(4月28日)

8.No.5   高品選手   22時28分(4月28日)

9.No.6   武井選手  11時12分

10.No.10 野田選手  11時23分

11.No.13 松本選手  14時46分

「CP9.旭橋南詰・県道3号線分岐点」386.0km(新潟県村上市)

12.No.8   中畑選手 14時41分

「CP8.山形・新潟県境」333.7km

13.No.1   いちあし選手  12時47分

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

14.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)

 

 

No.11 林原選手、No.2 倉井選手が早くも富山県に到着。

3位には変わらず奏選手。

他の選手も順位に大きな変動はなし。

だんだんと選手同士の間も広がってきたのか?

 

選手紹介はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【Instagram、Twitterもぜひ】

インスタグラム随時更新中。

ブログの更新に合わせて大会未公開写真もアップしていきます。

https://www.instagram.com/ichiashi1521/?hl=ja

 

ツイッターもよろしくお願いします。

現在、フルマラソン3時間半切りに向けて練習中です!

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今回の私の挑戦を応援して頂いております東京メールサービス様。

ichiashi.hatenablog.com

 

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』取り扱い中です!

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【次回予告】

青森をスタートして400km。ついに帰ってきた。
見慣れた山に、一面に広がる田んぼと畑。
懐かしい松林に遠くに見える海。
そして実家で待つ家族の元へ。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 7日目

『故郷の胎内市!地元凱旋ラン!!』

 

ichiashi.hatenablog.com

 

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『プリンセス駅伝2021』は資生堂が優勝!岩谷産業もクイーンズ駅伝初出場へ☆20211024

 

本日10月24日に開催されました

『プリンセス駅伝2021』

f:id:ichiashi:20211024192407j:plain

www.tbs.co.jp

 

優勝は

『資生堂』!!

 

1区の木村選手の区間新記録となる走りで勢いに乗ると、

そのまま最後まで圧倒的な強さでした。

優勝おめでとうございます!

 

そして20位のキヤノンまでが来月開催のクイーンズ駅伝への出場を決めました。

21位になったコモディイイダとの激しい出場権争いは、目が離せない好勝負でしたね。

 

www.rikujyokyogi.co.jp

 

 

さて、昨日のこちらの記事でお伝えした

岩谷産業飯田怜選手』

ichiashi.hatenablog.com

 

3年前にアクシデントがあった時と同じあの2区に登場し、

見事な走りを見せてくれました。

今回は何事もなく走り切って欲しいと祈りながら、

最後までハラハラドキドキしながら見ていましたが、

無事に襷をつなぐことができました。

 

その飯田怜選手の、

この3年間を振り返っての想いが

こちらの記事に掲載されています。

ぜひご覧になってください。

news.tbs.co.jp

 

チームも初のクイーンズ駅伝出場を決めました。

おめでとうございます!

来月の大会も楽しみにしています。

 

(残念ながら飯田選手の記事は現在は見れなくなっているようです。

 代わりに以下の動画を追加しました。)

 

「プリンセス駅伝2018」での飯田怜選手の怪我とその後のリハビリ。

そして「プリンセス駅伝2021」で復帰するまでの動画です。

TBS公式 YouTuboo

初出場 岩谷産業!! 飯田怜が怪我からの復活!!『クイーンズ駅伝2021』11/28(日)【TBS】

www.youtube.com

 

 

プリンセス駅伝2021での飯田選手の走りは24分30秒ごろから。

TBS陸上ちゃんねる【公式】
女子日本駅伝日本一決定戦クイーンズ駅伝への出場権をかけたプリンセス駅伝。
資生堂が大会新記録で優勝! ほぼテレビ放送と同じ動画をどーぞ

【ほぼOAのたっぷり見せ】プリンセス駅伝2021 資生堂 大会新記録で優勝

www.youtube.com

 

 

クイーンズ駅伝の結果記事はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

『プリンセス駅伝2021』は大怪我から復帰の岩谷産業、飯田怜選手に注目!☆20211023

 

現在、本州縦断フットレースの回想記事を絶賛不定期更新中の当ブログですが、

どうしても書きたいことがあったので久しぶりに違う内容で更新します。

 

それが明日10月24日に開催されます、

『プリンセス駅伝2021』

についてです!

www.tbs.co.jp

11月28日宮城県で行われる女子駅伝日本一決定戦「クイーンズ駅伝」への出場権をかけた
一発勝負の全国統一予選会「プリンセス駅伝」
出場権を獲得できるのは20チーム

 

 

この「プリンセス駅伝」は来月開催の

クイーンズ駅伝

の予選会ということで、

見どころとして

・どのチームが出場権を獲得できるのか?

資生堂ダイハツなど強豪チームの上位争いの行方は?

・世界大会経験選手がどんな走りを見せるのか?

と言ったところがあげられます。

 

しかし明日の一番の注目ポイントはここです。

 

岩谷産業飯田怜選手』

 

こちらのチーム名と選手のお名前に覚えがあるという方も多いでしょう。

そう、今から3年前の

「プリンセス駅伝2018」

にて、レース中に骨折するというアクシデントに見舞われたにもかかわらず、

四つんばいになって前進し襷を繋いだあの選手です。

www.nikkansports.com

 

その必死で進み続ける姿に、

「素晴らしい。」

「感動した。」

と賞賛の声が上がる一方、

「美談にすべきではない。」

といった意見もあり、ワイドショーなどでも大きく取り扱われました。

 

mainichi.jp

www.nikkansports.com

 

私は当時、リアルタイムでテレビの中継を観ていました。

這って進んでいるという状況に、

見てはいけないものを見てしまっているような気になり、

いたたまれない気持ちになりました。

ただ、それでも懸命に前に進む飯田選手の姿、表情に心打たれ、

涙が止まりませんでした。

 

レース後には、沿道で飯田選手の様子を見ていたという方からの、

「転倒した後、立ち上がっては転ぶということを何度かした後、這って進みだした。」

という報道もありました。

走ることはおろか、歩いて進むことさえもできないと悟った飯田選手。

そんな彼女が下した決断は、残り200mを四つん這いになって進むというものでした。

審判の方からの続行確認にも、「続けさせてください。」と答えていたそうです。

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第4回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)の2区で、レース中に骨折し、中継所まではって進む岩谷産業の飯田怜選手=2018年10月21日(TBSテレビから)

 

中継所に着いた飯田選手の両ひざからは出血。

そして脚の怪我は大会後の診断で、右すね骨折で全治3~4カ月と判明。

後日手術を行うこととなりました。

 

私は、「美談にすべきではない。」との意見は分かりますし、

運営の体制やルールについては改善が必要かと思います。

ただ、やはり選手自身が自分の意志で進もうとしていたのだから、

その気持ちを尊重してあげてほしいと思いました。

 

 

そして3年経った今、私が改めて思うことは、

飯田怜選手はきっとあの時、すごく悔しい気持ちだったのではないかということ。

苦しい練習を積み重ねて迎えた、「プリンセス駅伝」という大舞台。

2区(3.6キロ)を全力で走り、次の走者にできるだけ早く襷を渡す。

そのことだけを考え、そしてそれができると信じて疑わなかったはず。

 

しかし待っていたのは、歩くことも、立ち上がることさえもできないという現実。

テレビで中継され、多くの人が見ている中で

四つん這いでしか進むことができないというのは、

とても悔しく、言葉には表すことができない気持ちだったのではないかと思います。

ただそれでも前に進むことを諦めなかった飯田選手。

 

新潟から下関まで肉離れのまま進むという経験をした私に

今こそ言わせてください。

 

あの状態で襷を繋いだ飯田怜選手。

やはりあなたは立派でした。

 

 

 

さて、その飯田選手のその後がずっと気になっていたわけですが、

今月10月2日に約3年ぶりにレースに復帰し、

16日には3000mで自己新をマークしたとのこと。

 

レース復帰までに3年・・・。

練習にはそのもっと前から復帰していたのでしょうが、

どれだけの大怪我だったのかがうかがい知れます。

 

 

そして明日開催の『プリンセス駅伝2021』

ついに飯田怜選手が帰ってきます。

本日発表されたオーダーで、なんと第2区にエントリー。

そうです。

3年前にあのアクシデントがあったときと同じ、あの2区です。

 

 

そして今回は、

所属先の岩谷産業が「プリンセス駅伝」に特別協賛!

Iwatani スポーツスペシャ プリンセス駅伝2021

として、TBS系列全国ネットで放映されることに。

prtimes.jp

 

舞台は整いました。

明日の『岩谷産業飯田怜選手』。

これはもう、応援せずにはいられません!

過去の悔しさを振り払い、

きっと第2区を颯爽と駆け抜けてくれることでしょう。

 

running.iwatani.co.jp

 

 

【大会後、以下追記】

プリンセス駅伝2021の結果、

岩谷産業が初のクイーンズ駅伝出場を決めました。

飯田怜選手も見事な走りで無事に襷をつなぎました。

ichiashi.hatenablog.com

 

「プリンセス駅伝2018」での飯田怜選手の怪我とその後のリハビリ。

そして「プリンセス駅伝2021」で復帰するまでの動画です。

TBS公式 YouTuboo

初出場 岩谷産業!! 飯田怜が怪我からの復活!!『クイーンズ駅伝2021』11/28(日)【TBS】

www.youtube.com

 

こちらの記事もどうぞご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

 

『プリンセス駅伝2022』についてはコチラ↓

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

『田んぼの真ん中を疾走!鶴岡の夜。』本州縦断フットレースSPECIAL 5日目★20210428

 

前回の記事はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会5日目(2021年4月28日)

【本日の走行ルート(予定)】

象潟駅(秋田県にかほ市) 5:00-鶴岡駅(山形県鶴岡市)16:00    64km

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(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側でにかほ市。上が南側で鶴岡市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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にかほ市街地を出た後、鳥海山の脇を抜け山形県へ。
海岸線沿いの森林地帯、田園地帯を通り鶴岡市へ。

 

 

【道中記】

今日の目的地は64km先の鶴岡駅。

明日が序盤の山場となる村上までの83km区間となり、早朝4時出発予定。

その明日に備えるためにも、今日は夕方の16時には鶴岡に着きたいところ。

そのため今朝は5時出発予定。

 

が、しかし。

昨日は道を間違えるなどしたため、

予定よりなんと5時間も遅れて22時過ぎにここ象潟に到着。

そんな状況で早起きできるわけもなく、結局この日のスタートは7時30分。

早くも2時間30分遅れとなる。

 

 

5日目の2km地点:7時53分

今日は夕方から雨予報で朝からどんよりとした曇り空。

しかもこの先なんと1週間ほど雨が続くらしい。

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6km地点でようやくコンビニに到着。

久しぶりのまともな食事を口に。

 

 

5日目の10km地点:8時50分

鳥海山が雄大に迫ります。
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5日目の11km地点:9時02分

ついに新潟県までの距離表示が登場。
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5日目の12km地点:9時40分

「CP6.秋田・山形県境(255.8km)」に到着。

色々あった秋田県もようやく終わり。

山形県遊佐町に入ります。

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西浜海岸庄内砂丘沿いを進みますが、松林があるため日本海は見えません。

ただこの辺りの風景は私の地元とよく似ており、なんだか気持ちが落ち着きます。

 

 

5日目の38km地点:14時38分

酒田市に入り、

「CP7.酒田市役所前 (281.1km)」に到着。

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久しぶりの大きな市街地ということで何やら落ち着かず、

気恥ずかしい感じがします。

 

 

5日目の40km地点:14時55分

あの有名な最上川に到着。

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海が近いこともあって、風が強い。

体温が下がります。

 

ここからはいくつかの集落と松林を抜けて進みます。

そしてついに恐れていた雨が。

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51km地点で庄内空港に辿り着きます。

本来はここから海沿いを進むのですが、

私は鶴岡駅近くに今日の宿を取っていたため、

内陸の方に進みます。

 

そして鶴岡市入り。

あたりは段々と薄暗くなってきました。

宿泊場所は鶴岡インターの近く。

ただどのルートで進めばいいのかいまいちよくわかりません。

スマホの地図で道を確認しつつ進みます。

 

57km地点。

ついに辺りは真っ暗に。

コンビニのある交差点で再度道を確認。

ここから先は田んぼの中の道を進まなければならない模様。

そして少し進むと恐れていた事態が。

 

歩道がない!

 

しかもこの道は鶴岡駅への抜け道らしく、大型車こそ通らないものの結構な交通量。

けれども進むしかありません。

雨の降りしきる中、真っ暗な田んぼのど真ん中の道を疾走します。

そしてそんな私のすぐ横を車がすれすれに通過!

もちろん車が来たタイミングでできる限り端に寄って、止まってやり過ごすのですが、

なかなかにデンジャラス。

 

 

5日目の64km地点:19時35分

そんなこんなでようやく鶴岡駅に到着。
f:id:ichiashi:20211017183117j:image

 

ここから市街地を抜けて鶴岡インター近くのホテルイン鶴岡へ。

大好きなスーパーは近くにはありそうでなかったため、

この日の夕食はセブンイレブンで。

 

明日に備えて夕方に到着するつもりが、

この日もすっかり暗くなった20時30分の到着に。

 

ブログを更新してこの日は終了です。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

秋田県にかほ市~山形県遊佐町~酒田市~鶴岡市(68.04km)

7時32分ー20時31分

f:id:ichiashi:20211017171440j:image

 

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「5日目(2021年4月28日)象潟~鶴岡」

 天候  :曇りのち雨

 気温  :最高29℃、最低20℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:07時32分

 到着時刻:20時31分

 走行距離:68.04km

 走行時間:12時間59分33秒

 ペース :キロ11分27秒

 累積高度:423m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6686759234

f:id:ichiashi:20211017173223j:plain

  緑:高度、グレー:気温

f:id:ichiashi:20211017173240j:plain

f:id:ichiashi:20211017173540p:image
f:id:ichiashi:20211017173544j:image

 

 

【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

この象潟~鶴岡区間はアップダウンも少なく、進みやすいと思います。

ただ私はここに来るまでに予定より到着時間が遅れた影響で、

またしても暗くなってからも進まなければならず、余計に気力と体力を消耗することになりました。

本来の16時到着ができていれば雨の影響も少なく、車の危険も避けられていたでしょう。

 

あとは実はまたしてもコースを間違えており、十六羅漢岩を見逃してしまうことに。

道はその後合流し、距離も大差なかったため大事には至りませんでしたが、やはり気を付けたいところ。

酒田~鶴岡間も最短、もしくは安全なルートを事前に確認しておけばよかったです。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※5日目(2021年4月28日 23時59分時点)

「CP12.市街・下源入交差点 」557.9km(新潟県上越市)

1.No.2   倉井選手  17時03分

2.No.11 林原選手  17時03分

「CP10.新潟駅前」432.7km(新潟県新潟市)

3.No.9   奏選手      02時01分

4.No.7   竹内選手  08時37分

5.No.12 原選手      12時23分

6.No.15 濱田選手  16時02分

7.No.3   小島選手  18時27分

8.No.5   高品選手   22時28分

「CP9.旭橋南詰・県道3号線分岐点」386.0km(新潟県村上市)

9.No.6   武井選手  17時00分

10.No.10 野田選手  17時46分

「CP8.山形・新潟県境」333.7km

11.No.13 松本選手  07時37分

12.No.8   中畑選手 17時42分

「CP7.酒田市役所前」281.1km(山形県酒田市)

13.No.1   いちあし選手  14時39分

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

14.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)

 

 

No.2 倉井選手が5日目ついにNo.11 林原選手に追いつき、

両選手同時に新潟県上越市に到着。

3位との差を100kmほどに広げ、激しいトップ争いを繰り広げています!

 

そしてその3位にはNo.9 奏選手が浮上!

5日目のこの日は実に6選手が新潟駅に到着。

参加14選手中12選手が新潟県内に滞在しているという状況になりました。

 

選手紹介はこちら↓

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【次回予告】

まさかの4日連続ナイトラン。
そしてようやく味わう、この大会の真髄。
これが本州縦断フットレースか!!
あの主催者め、よくもこんな大会を!

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 6日目

『こんなの狂ってる!闇夜の村上。』

 

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『コンビニがない!象潟の悲劇。』本州縦断フットレースSPECIAL 4日目★20210427

 

前回の記事はこちら↓

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世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会4日目(2021年4月27日)

【本日の走行ルート(予定)】

秋田市街地(秋田市) 6:00-象潟駅(にかほ市)17:00    65km

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(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側で秋田市。上が南側でにかほ市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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秋田市街地から海岸線沿いを南下。

由利本荘市を経てにかほ市へ。

 

 

【道中記】

今日の目的地は65km先の象潟(きさかた)駅。

朝は6時出発予定。

 

だったのだが全然起きられない。

それもそのはず。

昨日は結局97km超、17時間23分も走り、宿に着いたのが23時過ぎ。

まだ体調は大丈夫だが、さすがに早起きはつらい。

 

なんとか支度をして、出発できたのが8時。

早くも予定より2時間遅れる。

そして悪いことに、出発早々道を間違えるアクシデント

しかもしばらくそれに気付かず進んでしまい、

何と9km、時間にして1時間30分もロスすることに。

これは痛恨のミス。

しかし進むしかない。

気を取り直し、本来のコースに戻り先へ進む。

 

 

4日目の17km地点:10時56分

大会4日目にしてついに日本海とご対面。

遠くに見えるのは男鹿半島。

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4日目の21km地点:11時45分

砂浜へと続く道。

大好きな風景です。
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4日目の22km地点:11時55分

JR下浜駅に到着。

ここで昨日秋田に駆け付けてくれた両親と再び落ち合います。

昨晩はこっちに泊まったとのこと。

昨日はシューズを受け取っただけでほとんど話できなかったので、

今日は少しゆっくりと、と思っていたのですが、

道を間違えたりと予定より大幅に遅れ、あまり時間がとれなかったのが残念。


両親に記念に写真を撮ってもらいます。

(右端に写っている車が、父が秋田まで運転してきた車。)
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両親とはここでお別れ。

秋田まで来てくれてありがとう。

次は実家で会いましょう。

 

 

4日目の31km地点:14時00分

由利本荘市に入り、

道の駅「岩城」に立ち寄る。

用を済ませ、先に進もうとしたとき、

目の前にバカでかい大きな白い山が飛び込んできた。

鳥海山(ちょうかいさん)だ!!

あまりの大きさに、雲かなと疑ってしまったほど。

ものすごい迫力でした。
f:id:ichiashi:20210926141807j:image

 

 

4日目の56km地点:18時30分

由利本荘市西目の海に沈む夕日。

f:id:ichiashi:20210926151900j:image

 

綺麗な景色に見とれたのも束の間、

間もなく夜となり、真っ暗になります。

ここからにかほ市の市街地までは海沿いの山越え。

おそらく歩道はないのではないか。そんな予感がします。

 

進んでみると嫌な予感は的中。

スマホの地図を頼りに集落の抜け道を抜けたものの、

やがて抜け道もなくなり歩道の無い国道を進むことに。

せめて真っ暗にはならないうちにと、

薄暗い中必死で路肩を走り進みます。

 

 

4日目の62km地点:19時30分

無事山を抜け、にかほ市の市街地へ

あたりはすっかり暗くなりました。

すると通り沿いにホテルを発見。

しかもすぐ近くにはスーパーもあります。

『今日はここに泊まりたい!』

と思うものの、今日の目的地は象潟。

まだ進まなければなりません。

渋々先に進みます。

 

仁賀保駅前を過ぎ、また暗い中を進みます。

昨日に引き続いての夜間走。

ライトを握りしめ走ります。

気温が下がり、寒くなってきました。

吐く息が白くなっています。

 

 

4日目の68km地点:20時30分

国道7号から県道290号への分岐を間違えそうになるものの、

なんとか金浦駅方面へ。

このあたりは観光地らしく、街並みが少し違います。

 

勢至公園「観音潟」

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明るいときの様子も見てみたかったです。

 

金浦駅を過ぎ、7号線に復帰。

目的地の象潟に向かい、国道を進みます。

 

 

4日目の74km地点:21時30分

道の駅「象潟」に到着。

どうやらすぐ近くが海らしく、波の音がするのですが、

あいにく真っ暗で何も見えません。

 

昼間の参考資料としてNo.6 武井選手のツイッターをどうぞ。

 

 

4日目の76km地点:22時00分

JR象潟駅に到着。

今日はこのすぐ近くの「たつみ寛洋ホテル」に宿泊。

しかしここで信じられない看板の文字を目にします。

「マックスバリュ 営業時間 22:00 まで」

 

現在時刻 22:00

 

晩御飯を買おうと思っていたすぐ近くのスーパーが、

たった今閉店。

 

仕方なくスマホでコンビニを探すものの、見当たりません。

そんなわけないだろうと、駅前に行ってみたものの、

本当に店らしきものが何もありません。

『まさか、そんな馬鹿な。』

無人駅ならともかく、駅前にホテル、ショッピングセンターがあり、

にかほ市役所象潟庁舎まである象潟駅。

 

しかしコンビニはありません。

 

ここに来る途中、道の駅の近くにはたしかあったはず。

しかし往復でおよそ4kmほど。

疲れ切った今の私には、またあそこまで行って帰って来る気力はありませんでした。

そしてここでスマホもバッテリー切れ。

 

とぼとぼとホテルに向かいます。

念のためフロントの方に尋ねるも、やはりコンビニは近くには無いとのこと。

やむなく晩御飯は諦めます。

ホテルの通路の自販機でビールと酎ハイを購入。

 

昨日97km。

今日も予定を11kmオーバーする76km。

しかし晩御飯は無し。

 

がっくりしながらビールを飲み、寝落ち。

 

ブログを更新したのは翌朝でした。

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さて、長かった秋田県ももうすぐ終わり。

ということで、ここでおもしろいツイートをご紹介。

秋田のご当地ヒーロー

超神ネイガー」が紹介した秋田県の地図!

妄想が膨らみますね。

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

秋田県秋田市~由利本荘市~にかほ市(76.73km)

f:id:ichiashi:20210926132021j:image

 

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「4日目(2021年4月27日)秋田~象潟」

 天候  :快晴

 気温  :最高32℃、最低11℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:07時57分

 到着時刻:22時11分

 走行距離:76.73km

 走行時間:14時間14分02秒

 ペース :キロ11分08秒

 累積高度:613m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

    https://connect.garmin.com/modern/activity/6681302921

f:id:ichiashi:20210926133918j:plain

    緑:高度、グレー:気温

f:id:ichiashi:20210926133939j:plain

f:id:ichiashi:20210926134105p:image
f:id:ichiashi:20210926134611j:image

 

 

【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

今回の一番の失敗は道を間違えたこと

大きい交差点で、一回地下に潜って反対側に出るときに、

まっすぐ進んだつもりが左折してしまっていました。

そんなことには全く気付かず4km以上も進んでしまうことに。

結局これが響き晩御飯を食べ逃すことに。

コンビニの場所も事前に調べておきましょう

 

攻略ポイントとしては、

由利本荘市の西目からにかほ市に抜けるところで歩道がなくなるので注意です。

あと金浦駅手前の、国道7号から県道290号へ入るところも間違えないようにしましょう。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※4日目(2021年4月27日 23時59分時点)

「CP10.新潟駅前」432.7km(新潟県新潟市)

1.No.11 林原選手  16時00分

2.No.2   倉井選手  16時46分

「CP9.旭橋南詰・県道3号線分岐点」386.0km(新潟県村上市)

3.No.7   竹内選手  16時52分

4.No.12 原選手      18時30分

4.No.9   奏選手      18時30分

「CP8.山形・新潟県境」333.7km

6.No.3   小島選手  14時03分

7.No.15 濱田選手  15時11分

「CP7.酒田市役所前」281.1km(山形県酒田市)

8.No.5   高品選手   08時06分

9.No.10 野田選手  11時30分

10.No.6   武井選手  11時49分

11.No.13 松本選手  18時29分

12.No.8   中畑選手 21時45分

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

13.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)

14.No.1   いちあし選手  23時09分(4月26日)

 

No.11 林原選手、No.2 倉井選手が4日目にして早くも新潟駅前に到着!

1日100km以上のペースで進んでいます!

両選手の差はわずか46分。激しいデッドヒートです。

4位にはNo.9 奏選手が浮上!

No.12 原選手と同時に新潟県村上市に到着です。

一方、No.14 吉澤選手は2日間止まっている模様。

アクシデントでしょうか?

 

選手紹介はこちら↓

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ブログの更新に合わせて大会未公開写真もアップしていきます。

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【次回予告】

こうなったらもう、走ってやる!
やぶれかぶれで走り出す。
目指すはそう、あの遠くに見える建物の光。
こんな道、子供のころから慣れっこさ!

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 5日目

『田んぼの真ん中を疾走!鶴岡の夜。』

 

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