一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

駒澤大学が総合優勝で3冠!大八木監督が退任へ『第99回 箱根駅伝 復路』☆20230103

 

本日1月3日に開催されました

第99回 箱根駅伝『復路』

往路』の模様はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

昨日の大激戦だった往路を受けての本日の復路。

優勝は駒澤大学中央大学か。

青山学院大学はさすがに厳しいか?

 

スタート前に色々予想していたところ、

まずは駒大の区間エントリー変更に驚かされます。

スーパールーキー佐藤圭汰選手、

エース格の花尾恭輔選手がともに欠場。

 

これは予想外。

であれば、もしかしたら青学の大逆転も⁈

 

そんな激戦の予感に期待が膨らむ中、復路がスタート!

 

しかし6区で早くも予想外の展開に。

 

駒澤大学1年生伊藤蒼唯選手が

区間の素晴らしい走り!

 

その後も各区間の選手が実力通りの走りを見せ、

駒澤大学が見事総合優勝!!

大学三大駅伝三冠を達成!!!

 

今大会は全区間を通して区間賞を獲得したのは6区のみ。

にも関わらず優勝ということで、

出場した全選手が本当に期待通りの実力を発揮したということでしょう。

素晴らしいチームでした。

 

復路』詳細はこちら↓

www.nikkansports.com

出雲駅伝についてはこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

全日本大学駅伝についてはこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

 

一方、大逆転が期待された青山学院大学

勝負の分かれ目は6区。

駒大が区間賞を獲得したのに対し、青学はなんと区間最下位

結果的にここでの差が優勝争いに大きく響いたようです。

 

大会当日に出場全選手のピークを持って来なければならない難しさ。

特に箱根駅伝の場合はそれが10選手も。

今大会ではそんな駅伝の難しさを改めて感じさせられました。

 

ただそんな中、意地を見せたのが

9区の岸本大紀選手。

区間記録にあと少しまで迫る歴代2位の記録で

見事区間

www.nikkansports.com

 

特に8km過ぎで一度に5人をぶち抜いた場面は圧巻でした。

 

そんな岸本選手ですが、

卒業後はGMOインターネットグループに進まれるとのこと。

 

岸本選手の今後と青学の来年の巻き返しに期待です。

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

 

青山学院大学関連の内容を一部追記して

以下の別記事にまとめました。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

さてそんな中、激戦の幕を閉じた

第99回 箱根駅伝』ですが、

最後にビッグニュースが。

 

駒澤大学大八木監督が退任されるとのこと。

www.sponichi.co.jp

 

大八木監督と言えば箱根駅伝に詳しくない私でも知っている

まさに名物監督。

去年観に行った陸上の大会で、

通路でばったりと出くわしたときには

うおっ!!』

と思わず声を上げそうになったほど。

その時の様子はこちら ↓ 写真をお願いすれば良かった。

ichiashi.hatenablog.com

 

これからももっともっと駅伝を盛り上げていって頂きたかったので

本当に残念です。

 

ただどうやら陸上界を完全に離れるわけではないようです。

大八木監督の人生のラストチャレンジ。

目が離せません!

www.daily.co.jp

「花の2区」区間賞の中央大 吉居大和。その激戦の裏側には…『第99回 箱根駅伝 往路』☆20230102

 

本日1月2日に開催されました

第99回 箱根駅伝『往路』

 

今年も凄かったです!

まずは1区からいきなり波乱の展開!

先頭を走るのは関東学生連合チームの

育英大学新田颯選手!

並み居る強豪校を引き離して独走!

 

しかしオープン参加のため大会規定により

新田颯選手の順位、記録は残らないとのこと。

 

『こんなにがんばっているのに可哀想!』

 

ルールなので仕方ないことですが、

となればやっぱりどうしても新田颯選手を応援しちゃいますよね。

このまま先頭でゴールまで逃げ切れるかハラハラドキドキ。

 

最後は惜しくも抜かれてしまいましたが、

本当に素晴らしい走りでしたよ、育英大学新田颯選手!

hochi.news

www.nikkansports.com

 

 

そして今大会の最大の見せ場はエース区間2区に。

花の2区と呼ばれるだけあって各校のエースがずらり。

その中でも一番魅せたのが

中央大学吉居大和選手。

タスキを受け取ると、前を行く駒澤大学田澤廉選手に

あっという間に追いつきます。

この2区ではやはり田澤選手が実力的には1枚上手。

ここはやはり田澤選手の後ろに一度ついてじっくりと・・・

 

と思ったのも束の間、

なんと田澤選手を追い抜いて一気に前に出る吉居選手!

 

『ちょっ!大丈夫か⁈』

 

昨年の1区での素晴らしい飛び出しからの区間新記録が

記憶に新しい吉居選手。

しかし今回は花の2区。田澤選手を始め強敵揃い。

 

スタジオの解説者からも、

ここまで追いつくためにすでに体力を消耗していること、

最後に登り坂があること、

などから吉居選手が最後までもつのか心配する声が。

 

すると冷静に差を縮めてきた田澤選手が

権太坂の手前でついに吉居選手を追い抜きます!

 

さらにはその後ろからきた

青山学院大学近藤幸太郎選手にも抜かれてしまいます。

 

これはもう無理か、

と思うものの、なんとか近藤選手の後ろについて粘る吉居選手。

2人で前を行く田澤選手を追いかけ、なんと

田澤選手、近藤選手、吉居選手三つ巴に。

各大学のエースの意地と意地を賭けた戦い。

3選手とも一歩も引きません。

 

そんな中、最後の最後で抜け出したのは

吉居選手でした!!

www.rikujyokyogi.co.jp

 

タスキを無事つないだ後

健闘を称え合い、なんと

熱い抱擁を交わす吉居選手と近藤選手

 

違うチームの選手による珍しいシーン。

これにはどうやら深い理由があったらしく・・・

 

www.sponichi.co.jp

www.nikkansports.com

 

どうやら吉居選手と近藤選手は小さいころからの友達だったとのこと。

田澤選手から離されていたあの苦しい場面を

2人で力を合わせて乗り越えていたのでした。

 

また、近藤選手と田澤選手は同学年のライバル同士でもあります。

そんな3選手による激しい順位争いと区間賞争い。

箱根駅伝の歴史に残る素晴らしい闘いでした。

www.nikkansports.com

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また、毎年波乱が起こる5区の山登り区間

今年は城西大学山本唯翔選手が区間新記録

「山の神」ならぬ山の妖精誕生です!!(監督命名

www.sponichi.co.jp

 

そして以上の結果、

往路優勝駒澤大学

区間賞はなんと1人もいないながらも、

選手全員がそろって高い実力を発揮しました。

newsdig.tbs.co.jp

 

これで学生駅伝3冠まで残すは復路のみ。

駒澤大学が3冠を達成するのか、他大学が阻止するのか。

明日の箱根駅伝・復路』も見逃せません。

 

 

箱根駅伝・復路』はこちら↓

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スパート合戦で口町ロケット発射!大迫傑が参戦のニューイヤー駅伝☆20230101

 

本日1月1日の元日に開催されました

ニューイヤー駅伝2023

www.tbs.co.jp

 

優勝Honda

連覇達成おめでとうございます!

newsdig.tbs.co.jp

 

今回は実業団ではないナイキに所属の

あの大迫傑選手がGMOインターネットグループに参画し

大会に出場するということで話題になりました。

TBS陸上ちゃんねる【公式】

大迫傑】8年ぶりの参戦で11人抜き!【ニューイヤー駅伝2023】

www.youtube.com

その大迫選手。

さすがの走りで11人抜き

しかも走り終わった後にはスタジオに移動し

生出演&生解説。

さらには隣のゲスト解説の神野大地選手に来年の出場オファーまで!

まさに大活躍でした。

今後も陸上界をもっともっと盛り上げていって欲しいです!

 

さてこの大会はトップ選手が勢揃いということで、

最後のスパート合戦がとても激しかったです。

 

1区では複数の選手が中継所に一度になだれ込んできました。

こんな状態でタスキが渡せるのか心配になるほど。

争いに勝ったのはGMOインターネットグループ村山紘太選手。

 

TBS陸上ちゃんねる【公式】

【新春の1区】大混戦!区間賞争いを制したのは…【ニューイヤー駅伝2023】

www.youtube.com

 

 

そしてアンカー区間7区

3位の座を巡ってトヨタ自動車三菱重工

GMOインターネットグループの3チームがゴール手前で横一線。

最初に少し遅れていたGMO渡邉利典選手がスパートし

右側から一気に前に出ます。

それを見たトヨタ服部勇馬選手、すぐに抜き返します。

すると今度は左側から三菱重工吉田裕晟選手が前へ。

最後の力を振り絞り吉田選手渾身のスパート!!

 

しかしこれにもついて行くトヨタ服部勇馬選手。

ここで出ました、スパートです!

一気に吉田選手の前へ。

そして吉田選手の様子を確認し

ついてこられないことを確信すると、

さらにここで服部選手最後のスパート!!

 

そのあまりのスピードに

抜かされた吉田選手は

『マジで⁈』

と思わず叫んでしまったような表情。

 

実況アナも思わず声が裏返ってしまいます。

一人だけ100m走でもしているかのような服部選手。

さっきまで競っていた渡邉選手、吉田選手が

みるみるうちに小さくなっていきます。

 

この信じられないトヨタ服部勇馬選手のスパート

以下の動画の12秒ごろから!すごいです!!

 

この服部選手のスパートに、

『滅多に見られないものが見れた。』

と大満足の私。

 

TBS陸上ちゃんねる【公式】

【その1秒をけずりだせ】服部勇馬 驚異の追い上げ!激戦の3位争いの結末は!? ※ラスト1kmノーカット【ニューイヤー駅伝2023】

www.youtube.com

 

 

しかしこれだけでは終わりませんでした。

なんとこの直後の中電工SUBARUによる7位争い。

ゴールまで残り440m。

中電工岡原仁志選手のすぐ後ろについていた

SUBARU口町亮選手が横に飛び出ると

ここで一気にスパート!!

 

出ました!最終兵器

「口町ロケット」です!!!

 

実況アナも

『これが口町ロケットだ~~!!!』

と絶叫!!

 

もう信じられません。

ついさっきまで横に並んでいた岡原選手が

ほんの数秒で米粒のようにちっちゃく。

 

ほんとウソみたいなSUBARU口町亮選手のスパート

先ほどの動画の1分27秒ごろからです。

 

 

私はもう放心状態。

新年早々すごいものを見てしまいました…

 

TBS陸上ちゃんねる【公式】

【口町ロケットきたぁーー】スパート合戦で炸裂!SUBARUのアンカー「口町亮」【ニューイヤー駅伝2023】

www.youtube.com

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Beyond2022をYoutube観戦!サブ3.5を賭けた熱い闘い。やっぱりフルマラソンは素晴らしい☆20221231

 

12月29日に茨城県で開催されました

「Beyond2022」~世界一自己ベスト更新率の高いレースを作る~

rslab.tokyo

今回で3回目の開催を迎えたこちらのフルマラソンの大会。

コンセプトは「世界一自己ベスト更新率の高いレースを作る」

ということで記録狙いに特化した大会となっております。

 

ポイントは2つ。

・自動車研究所 城里テストセンターを利用した超フラットコース

・全13カテゴリー全てに配置された多数の豪華ペースメーカー

 

ここで自己ベストを更新できなかったら

どこで更新できるんだと思わせられる至れり尽くせりの大会。

 

ゲストチャレンジャーとして有名な方々も多数出場。

その模様が続々とYoutubeにアップされています。

 

まずは以前こちらの大会 ↓ でお世話になったたむじょーさん。

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今回は親友役のたけさんが初マラソンに挑戦されました。

たむじょー Tamujo

【神回】8年ブランクの親友が初マラソンで2時間48分切りを目指す!
涙と感動の42.195km【フルマラソン】【marathon

www.youtube.com

 

 

そしてこちらの大会 ↓ でお世話になったレイリーさん。

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レイリーさんはYouTubeを辞められ競技者としても引退されるとのこと。

今までお疲れ様でした。TRIGGERに参加できて良かったです。

レイリーチャンネル【中島怜利】

【フルマラソンYouTube最後のレースを終えました。

www.youtube.com

 

 

他にもいろいろな方々がYouTubeにレース動画をあげていらっしゃるのですが、

私が面白いと感じたのがポップライン竹本カズキさん。

今回の目標が3時間30分切り。

いわゆるサブ3.5

 

私の自己ベストも3時間28分で、

やっぱり自分と近いタイムの方は親近感があって

レース動画を見ていてもハラハラドキドキ楽しいです。

ポップラインのランニング魂!!.

Beyond2022でフルマラソン サブ3.5を目指してみた【eyeron ソナーポケット

www.youtube.com

 

 

そして今回特に良かった動画がこちら↓

プロ・フィッツ中の人ランニングチャンネル

【Beyond2022生中継】サブ3.15目標 
のりさんをスタートからゴールまで生中継!

www.youtube.com

プロ・フィッツののりさんサブ3.15

やまおさんサブ3.5に挑戦されました。

 

こちらの動画は編集したものではなくLIVE配信されたもの。

そのため映像が乱れたりしているのですが、

今大会で生配信はおそらくここだけということで、

レース当日、実は私この動画に見入っておりました。

 

強風の中、目標に向かって黙々と走り続けるのりさん。

 

(以下ネタバレになってしまいますが)

途中で目標達成は厳しくなるも最後までしっかり走り切ります。

 

そして一番のクライマックスは動画の3時間54分過ぎ。

やまおさんのゴールシーンです。

 

ゴール後、喜びを見せないやまおさん。

先にゴールしていたのりさんに呼びかけられ近付くと、

2人は固く抱き合います。

悲しい泣き声を上げるやまおさん。

悲しい、悲しい抱擁です。

 

ここまでどれだけ辛い中、

最後まで走り抜いてきたのかが伝わってきます。

 

そして同じ厳しいレースを戦い抜いた2人にしか

分かり合えないものがそこにはあります。

 

 

走っていると、途中で目標に届かないことがわかる時がきます。

ただだからといってそこで止めてしまうわけにもいきません。

目標を失い希望もなく苦しさだけの中を進み、

喜びの無いゴール。

 

ラソンのゴールシーンというと、

『やったぜ!』

『感動をありがとう!』

的なものが普通はよく思い浮かぶと思うのですが、

そういったものとはまた違ったマラソンの魅力。

 

のりさんとやまおさんのゴール後のシーンからは

目標に向かって懸命に進んだ素晴らしい魅力が溢れていました。

 

自己記録更新を目指して必死に走る姿。

やっぱりフルマラソンは素晴らしいですね。

 

moshicom.com

富士山女子駅伝は名城大が5連覇!山本有真が小林成美にかけた言葉☆20221230

 

本日12月30日に開催されました

2022富士山女子駅伝

ichiashi.hatenablog.com

 

優勝名城大学

見事5連覇達成です!

 

1区から一度も先頭を明け渡すことなくまさに圧勝。

最後アンカーの谷本七星選手が登り坂を苦しそうな表情で駆け上がる姿には

大丈夫かと心配もしましたが、脚は止まることなく見事な走りでした。

 

今大会での注目選手と言えば

5区を走った山本有真選手。

山本選手のスタート時には西山アナよりこんな実況が。

 

2年生のとき本気で陸上を辞めようとしたことがありました。
そんなとき実家に戻りお父さんとじっくり話をする機会がありました。
3歳のときに亡くなったお母さん。
実は命がけで自分を産んでくれたことを知り、
そこから山本は変わりました。
自分を命がけで産んでくれた母のために
もう一度真剣に陸上と向き合おうと。
お母さん、見ていて下さい。
山本有真は誰よりも練習し、誰からも尊敬される選手に成長しました。
4年間の想いを込めてただ今日は楽しみたい。

と語っていました。

山本有真選手について、詳しくはこちら↓

www.rikujyokyogi.co.jp

 

そして今大会で一番印象に残った場面は

山本有真選手から小林成美選手への

4年生同士による最後のタスキリレー。

f:id:ichiashi:20231125111257j:image

 

山本選手が小林選手に何やら声をかけ、名城大のタスキを繋ぎます。

その2人には笑顔が。

f:id:ichiashi:20231125111315j:image

 

レース後のインタビューでその内容が明かされました。

山本有真選手が小林成美選手にかけた言葉。

 

それは

「いままでありがとう。頑張ってね」

でした。

 

とてもとても深い言葉です。

 

名城大学に同期として入学してきて、

互いがいい時も悪い時も全てを一緒に乗り越えてきた

仲間からの言葉。

 

今まさに1秒を争い全力で走っている中でのタスキを繋ぐほんの一瞬。

その時に不意にこんなことを言われたら・・・。

 

小林成美選手もこの感動的な言葉には心打たれたそう。

hochi.news

 

4年間チームをひっぱり支えてきた小林成美選手、山本有真選手。

本当にお疲れ様でした。素晴らしいチームでした。

 

偉大な4年生はこれで抜けてしまいますが、

この日の1区~3区を走ったのは1年生。

そして先日の全国高校駅伝で優勝した

長野東村岡美玖選手が新たに名城大に入学してくるとのこと。

名城大の強さは後輩にしっかりと受け継がれていきそうです。

ichiashi.hatenablog.com

 

そして名城大卒業後は

小林成美選手が三井住友海上

山本有真選手は積水化学へ。

社会人になってからの2人の活躍にも期待です。

ichiashi.hatenablog.com

 

その前に、山本有真選手はなんと卒業前に急遽もう1レース走るとのこと!

先日惜しくも破ることのできなかった5000mの学生記録更新に挑むそう。

山本選手の本当の学生最後のレースにも注目です!

ichiashi.hatenablog.com

 

フジテレビ SPORTS

【'22 優勝:名城大学】 第10回 富士山女子駅伝 大会ハイライト
12月30日あさ9時55分から生中継!

www.youtube.com

 

2021富士山女子駅伝についてはこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

2020富士山女子駅伝についてはこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

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富士山女子駅伝オーダー発表!名城大 山本有真、谷本七星に注目!☆20221229

 

明日12月30日に開催されます

2022富士山女子駅伝

その区間オーダーが発表されました。

 

拓殖大学不破聖衣来選手はエントリーされず。

現在の体調、怪我の具合が気になるところです。

 

 

さて優勝争いの方は名城大学が頭一つ抜けていると思われますが、

意外だったのはその区間配置。

1区~3区に1年生を3選手並べてきました。

スーパールーキー米澤奈々香選手が最短区間の3区3.3kmに。

 

そして最長区間となる5区10.5kmには

今や学生長距離界のエースと呼ばれるまでになった

 山本有真選手。

元々は1500mなど短い距離が得意なスピードタイプの選手。

今回初めて最長区間を任されました。

 

山本選手が一度陸上を離れたことがあったことは

既に伝えられていますが、

その時の事について本人が語られています。

ご家族のこと。仲間のこと。廣中璃梨佳選手とのこと。

こちら↓の記事、必見です。

www.rikujyokyogi.co.jp

 

こちらの動画では日本代表、オリンピックについて語る場面も。

中京テレビスポーツ【公式】

【史上初6連覇】みやぞんが祝福!山本有真&小林成美がケーキに大喜び!
名城大学女子駅伝部のヒミツに迫る~その3~

www.youtube.com

 

次の6区を走る同じ4年生林成美選手との

最後のタスキリレーも見逃せません。

 

 

そしてアンカーの山登り区間7区を担当するのは

2年生の谷本七星選手。

昨年の1区での快走とその後の区間賞インタビューが

とても印象的でした。

(谷本選手のインタビュー動画を追加しました ↓ )

ichiashi.hatenablog.com

 

果たして今年は一体どんな走りを見せてくれるのか。

そして谷本選手のメガネが気になったという方。

ぜひこちら ↓ の記事をご覧ください。

谷本選手をもっともっと応援したくなります!

ichiashi.hatenablog.com

 

そしてこの大会の見どころは優勝争いももちろんですが、

4年生にとっては仲間との最後の大会。

この大会をもって陸上競技を引退する選手もいます。

 

そんな選手の走りをしっかりと見届けたいです。

 

山本選手の進路についてはこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

山本選手が日本人学生新記録に挑戦したときの模様はこちら↓

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2022富士山女子駅伝結果はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

立教大 上野裕一郎監督スッキリ生出演!箱根駅伝予選会☆20221228

 

10月15日に開催されました

第99回箱根駅伝 予選会

www.hakone-ekiden.jp

こちらも更新しそびれていましたが、

本選が近付いて参りましたのでこのタイミングで更新します。

 

1月2日3日に開催される「箱根駅伝 本選」。

そこに出場できるのはシード校10校と、

この予選会に参加した43校のうち上位10校

 

その狭き門を巡り激戦が繰り広げられました。

予選を通過した大学は以下の通り。

(1)大東文化大 10時間40分39秒

(2)明治大 10時間41分41秒

(3)城西大 10時間42分09秒

(4)早稲田大 10時間42分29秒

(5)日本体育大 10時間43分34秒

(6)立教大 10時間46分18秒

(7)山梨学院大 10時間46分55秒

(8)専修大 10時間46分56秒

(9)東海大 10時間47分03秒

(10)国士舘大 10時間48分55秒

www.nikkansports.com

 

この予選会で注目を集めたのが立教大学

なんと史上最長となる55年ぶりの出場を決めました。

その立役者が上野裕一郎監督(37歳)。

なんと監督就任わずか4年目での快挙です。

www.daily.co.jp

 

予選会2日後の10月17日には

日本テレビ朝の情報番組「スッキリ」に生出演。

 

ということでそこでの内容をまとめてみました。

 

 

まずは監督に就任してからの4年間をまとめたVTRが紹介

 

立教大学は2024年に創立150周年。

その年に「箱根駅伝出場を目指す」という【立教箱根駅伝2024】計画。

その一環で2018年に上野裕一郎氏が監督に就任。

上野監督は通称「日本一速い監督」。

上野監督は中央大学出身。4年連続で箱根駅伝に出場。

37歳の現在も現役のランナー。

自身も大会に出場しながら選手の指導を行います。

 

しかし就任1年目は選手を箱根駅伝観戦に誘うも一人も来ず。

そんな上野監督がどのようにしてチームをまとめ上げたのか?

 

選手と一緒に練習する上野監督。

上野監督は選手とほぼ同じメニューをこなします。

『選手の息づかいだったりを近くで見たほうが。

地面との接地音とか調子悪いときいいとき。

筋肉痛が残っていると変わる。』

 

オリジナルの20種類以上の補強トレーニングも導入。

『体の使い方を覚えることに重点を置いて。

体の使い方がうまい人はケガも少ない。』

 

また監督からの要望で陸上部専用の寮も建設。

監督も寮で生活しながら選手を指導。

 

前回の予選会は16位で本選出場を逃すものの、

着実に力を付けてきました。

 

そして今年の予選会の様子が。

『俺らが上げないと選手たちが頑張れない。』

と会場内を選手を追いかけ走り回ります。

15km地点では

『チャンス圏内!頼む!頼む!』

と声かけ。

ラスト1km地点の控えメンバーには

『ラスト1キロで3分切ってこいって!

じゃないと行けないって書いて!』

と指示。

残り400m地点では監督自ら

『ラストスパート!あと1人5秒!

箱根行ける!お願い!頼む!』

と最後の声かけ。

 

この結果6位で55年ぶりの本選出場を決めます

 

『自分が胴上げされる日が来るとは思わなかったですし、

まずは選手たちがつらい練習、日々の生活。

大学生らしいそういうところをやってくれたからこそ

本選出場だと思います。』

と涙。

 

予選会翌日には報告会で卒業生の前へ。

『予選メンバーの12人がすべてなわけではありません。

部員63人という大所帯の中で一人一人の役割を果たして

予選6位という形。これが皆様に一番伝えたいことです。』

 

 

ここからはスタジオで加藤浩次さんと。

 

加藤「選手とすごいフレンドリーですね?」

監督『まだ37歳ということで選手とフレンドリーに接することができる。』

加藤「選手に声を荒げて怒ることは?」

監督『ほぼ無いですけど、やっちゃいけないことの区別ができないときにはそういうことも。』

加藤「選手と近くなりすぎるとなあなあになる場合もあると思うが?」

監督『近くで喋っているからこそ大事なところで通じ合う。
近すぎるというのは自分のさじ加減で上手くコントロールしている。』

 

加藤「中央大学出身で立教大学の監督になった経緯は?」

監督『偶然同じマンションに住んでいた立教大学のコーチから
新監督募集の話を聞いて、条件に合っていると思い自分から。』

加藤「生意気だった選手時代から変わりました?」

監督『選手から指導者として見られる立場になったのでそこは変えていかないと。
選手たちにオトナに変えてもらっている。』

加藤「でも遅刻してましたよね?」

監督『ついやっちゃいました(汗)』

 

加藤「選手と一緒に走るのはメリットがありますか?」

監督『意思疎通しながら走れる。また、自分が苦しかったところは
学生も苦しかったところ。そこを強化しなければいけないとわかる。』

 

加藤「今回の予選会でずっと上位にいられたポイントは?」

監督『日々同じトレーニングを継続してやっていくと厚みがついてくる。
時間をかけてやっていくというのが大切。』

加藤「スカウティングも大切ですか?」

監督『スカウトは今すごく激化している。』

 

加藤「監督が選手に「頼む!」というのは珍しいが?」

監督『普段から監督は選手に頼っているということ。選手が頑張る競技なので。』

加藤「本選の目標は10位以内ということですね?」

監督『シード権を取って、次に繋げていきたい。』

 

加藤「4年で、予定より1年早く目標を達成できた秘訣は?」

監督『大学側が本気になってサポートしてくれた。
それと監督経験のない自分を信じて選手を送り出してくれた
高校と親御さんのおかげです。』

加藤「めちゃめちゃ謙虚じゃないですか!」

監督『東海大学の両角先生による高校時代からの教えです。
中央大学でちょっと乱れましたが(汗)。
自分では謙虚にしているつもりだったが、
表向きちょっと派手だったかなと思っています。』

 

加藤「最後に視聴者の皆様に一言。」

監督『いろんな形で支援を受けて立教大学はがんばっている。
今いる部員63名がこれから2か月半必死にがんばるので
応援よろしくお願いします。』

 

 

「スッキリ」生出演の内容は以上。

 

今回の放送内容を観て、

立教大学の強さの秘密と上野監督の人柄がとても良くわかりました。

 

これまで駅伝の監督と言えば

青山学院大学原晋監督が多くのメディアに出てきましたが、

さらに若い上野監督にも注目ですね。

 

箱根駅伝の新しい大きな楽しみができました。

 

 

今年の7月に私が上野裕一郎監督と同じ大会に出場してきた話はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

陸上物語|Athletics stories

立教大を半世紀ぶりに箱根路へ!【上野裕一郎】

www.youtube.com

 

立教大学 公式チャンネル

「55年ぶりの箱根駅伝出場決定!!」

運命の一日・舞台裏に密着(2022年度)【立教箱根駅伝2024】

www.youtube.com

 

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箱根駅伝 絆の物語『青山学院大学 岸本大紀 横田俊吾 中学からの友 共に箱根へ』を観た感想☆20221227

 

12月25日に日本テレビで放送されました

箱根駅伝 絆の物語』

第99回箱根駅伝まで1週間あまり。

美しくも過酷なレースに挑む選手・監督・裏方・兄弟…。

「絆」をキーワードに、新春の箱根路に向かう人々を描くドキュメンタリー。

 

大会本番前に毎年放送されるこちらの番組。

今回特に私の印象に残ったのが、

第2章として紹介された

青山学院大学 岸本大紀 横田俊吾
中学からの友でライバル。最後は一緒に箱根へ』

です。

放送内容

をまとめてみました。

 

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卓球選手のような腕振りから

“よこたっきゅう”と呼ばれるフォームが特徴の「横田俊吾」。

その横田には中学時代から強力なライバルが。

それは現在のチームメイト「岸本大紀」。

2人は同じ新潟県の出身。

中学時代の対戦成績は3勝3敗の五分。

中学卒業後は横田は新潟を離れ

福島県の強豪「学法石川高校」に進学。

岸本は地元新潟の「三条高校」へ。

 

2019年。

2人は青山学院大学に入学しチームメイトに。

 

1年時のインタビューで横田は

『この大学のエースになって箱根駅伝区間賞を取るのが目標。』

 

しかし先に箱根デビューを飾ったのは岸本。

1年生でエース区間の2区を任されると、

1年生日本選手2区歴代最高記録を叩き出す。

2年生のときは怪我で欠場するも、3年時にも7区区間賞。

青山学院のエースを担う。

 

一方の横田。

1年時は岸本の給水係。その後も箱根駅伝は不出場。

『本当に悔しかった。中学の時は競い合っていたので、

いつこんなに差が付いたんだろうと自分を責める時もあった。』

 

2022年 第98回箱根駅伝

青山学院大学は総合優勝。

しかしそこには大会に出場した仲間の付き添いをする横田の姿が。

サポートに徹した横田の胸中は。

 

『青学に入ったのは箱根で活躍したいから。

録画はしてあるけれど、観たくない。』

 

チームの勝利を素直に喜ぶことができなかった横田。

そんな横田の胸の内を岸本は察していた。

『本当に箱根駅伝を走ってほしいというのが一番。

一緒にタスキを繋げられたら。』

 

迎えた最終学年。

横田選手は副キャプテンに。

『先頭を引っ張る機会に自分から行くようになった。

そういうところは去年と変わった。』

『「あいつならやっぱり走れるだろう」と思わせることがとても大事。

やっぱりボーダーなままじゃ面白くない。突き抜けたいなって思う。』

 

2022年11月の全日本大学駅伝

大きく出遅れたチーム。

しかし横田は11位で走り出すと6人抜きで5位に。

その横田を中継所で待っていたのが岸本。

『渡される前に俊吾の姿が大きく見えてきて、

やっぱりこの4年間一緒に頑張ってきてよかったなと。

タスキリレーをして涙が出そうになったくらい本当にうれしかったです。』

 

2人がタスキを繋ぐのはこれが初めて。

 

遠くにあったその姿に横田はようやく追いついた。

 

 

友と一緒に戦う最初で最後の箱根駅伝

区間賞を自分と岸本の2人で取って優勝が一番いい。』

 

ラストチャンスに懸ける横田の箱根への想い。

それを知る中学からのライバルであり友の岸本。

 

最後は一緒に箱根へ。

 

--------------------------------------------

 

 

 

箱根駅伝

「どこのチームが優勝するのか。区間賞はどの選手か。」

と競技として楽しむ見方ももちろんありますが、

この『絆の物語』で取り上げられたように、

各選手のこれまでの歩みに注目する楽しみ方もあります。

 

中学からのライバルであり友でもある横田選手と岸本選手。

その2人が揃って出場する箱根駅伝が見たいです。

そしてそこで2人のタスキリレーが見られたら最高ですね。

 

www.nsttv.com

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全国高校駅伝は倉敷と長野東が優勝!仙台育英の杉森心音は日本郵政へ☆20221225

 

本日12月25日に開催されました

男子第73回 女子第34回 全国高校駅伝

mainichi.jp

 

冬の京都、都大路を舞台に繰り広げられる高校日本一を賭けた戦い。

 

まずは女子

優勝長野東

村岡美玖選手

が最後逆転でトップに立ち、ゴール!

ここ数年、毎年のように上位に入っていた長野東。

ついに長野県勢初優勝を果たしました。

おめでとうございます!

 

 

2位は宮城の仙台育英

注目された

杉森心音選手

区間2位。

 

また、高校卒業後は大学に進学するのか実業団に入るのか

その進路にも注目が集まっていましたが、

日本郵政グループに内定。

www.nikkansports.com

日本郵政の選手でオリンピックや世界で活躍されている鈴木亜由子選手に小学生のときからずっと憧れていました。

陸上1本に専念したいと思い、大学に進まずに実業団を選びました。

 

覚悟を決めて実業団入りする杉森選手の今後にも注目です。

 

高校駅伝・女子】の詳細はこちらから↓

www.nikkansports.com

 

 

次に男子

優勝は岡山の倉敷

大会新記録で4年ぶり3回目の優勝!

 

 

2位は長野の佐久長聖

駒大のスーパールーキー佐藤圭汰選手の

高校時代の5000mの記録を更新し注目された

吉岡大翔選手。

3区でなんとその佐藤圭汰選手の記録も上回りました。

吉岡選手は

順天堂大学

に進学とのこと。

吉岡選手の今後にも期待せずにはいられません!

hochi.news

 

高校駅伝・男子】の詳細はこちらから↓

www.nikkansports.com

 

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本州縦断フットレース2021SPECIAL最終結果・記録と完走記念品の盾☆20221223

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

2021年4月24日~5月17日に開催されたこの大会の

終結果・記録

は以下の通りです。

 

 1.No.11 林原選手  5月  8日 19時17分 345時間17分21秒

 2.No.2   倉井選手  5月10日 15時54分 389時間54分25秒

 3.No.15 濱田選手  5月11日 21時27分 419時間27分21秒

 4.No.7   竹内選手  5月12日 05時08分 427時間08分50秒

 5.No.9   奏選手      5月12日 22時25分 444時間25分35秒

 6.No.5   高品選手  5月13日 15時28分 461時間28分02秒

 7.No.6   武井選手  5月14日 16時20分 486時間20分55秒

 8.No.3   小島選手  5月14日 17時27分 487時間27分24秒

 9.No.13 松本選手  5月15日 14時04分 508時間04分09秒

10.No.10 野田選手  5月16日 07時30分 525時間30分46秒

11.No.8   中畑選手  5月20日 10時29分 624時間29分00秒

12.No.1   いちあし選手  5月20日 16時45分 630時間45分00秒

DNF.No.12 原選手  CP14

DNF.No.14 吉澤選手 CP5

 

http://sportsaid-japan.org/NEW/kiroku/result/21honshu-sp-kiroku.pdf

https://sportsaid-japan.org/NEW/kiroku/result/21honshu-sp-rec.pdf

sportsaid-japan.org

 

私いちあし。制限時間を過ぎてはしまいましたが、

大会主催者により

『縦断ステージ完走

と認めて頂きました。

 

大会終了後、その主催者である

スポーツエイド・ジャパン様から荷物が届きました。

 

開けてみると何やら高級そうな入れ物が。

f:id:ichiashi:20221223052909j:image

 

ふたを開けると・・・。

f:id:ichiashi:20221223052857j:image

 

本州縦断フットレース

完走記念品の

です。

f:id:ichiashi:20221223052607j:image

 

我が人生、初の盾です。

ありがとうございます!!

 

この盾にはしっかりと

「記録 630時間45分」

と刻み込まれています。

f:id:ichiashi:20221223052853j:image

青森をスタートしてから下関に着くまでの

長い長い道のり、困難、苦難。

そのすべてがここに詰まっています。

 

世界に一つだけの盾です。

本当にうれしいです。

 

そして完走証も。

f:id:ichiashi:20221223052912j:image

 

f:id:ichiashi:20221223052905j:image

大会主催者であるスポーツエイド・ジャパン様。

大変お世話になりました。

人生に一度の貴重な経験をさせて頂きました。

本当にありがとうございました。

 

 

また、大会後には

有志の方が出場選手にアンケート等を行い、

『本州縦断フットレース2021体験記』

なる冊子を作製。送って頂きました。

f:id:ichiashi:20221223053031j:image

出場選手のこの大会での想いが

冊子というひとつの形として出来上がりました。

こちらも私にとってかけがえのない宝物です。

Tさん、ありがとうございました。

 

 

 

では最後に改めて今大会の感想を。

 

大会中、制限時間に間に合わないとわかった時から

喜びや楽しさは一切なく、ただただゴールに向かって進んだ毎日。

ゴール後も胸の中にあったのは悔しさだけでした。

 

そこから気持ちが整理されるのには

かなりの時間がかかりましたが、

ようやく自分の中で消化することができました。

 

あの時、途中で諦めていたらやっぱり後悔していたと思います。

下関まで行くことができて本当に良かったです。

今では心から喜ぶことができます。

 

完走することができたのはやっぱりブログの力が大きいです。

タイトルが

「青森から下関まで走ります!!」

ですからね。

毎日毎日この言葉を目にしていたら

そりゃ下関まで行くのがさも当然のような気持ちになります。

言葉の力は偉大です。

 

そしてこのブログを読んで下さっている方。

本当にありがとうございました。

大会中、自分のことを気にして下さっている方がいると思うと

どんな時でも頑張れました。

とてつもないパワーが湧いて出てきました。

人生で初めての経験でした。

 

おかげさまで無事ゴールできました。

 

ブログの完走記は

できるだけ当時の気持ちを伝えられたらと思い、

その時のことを思い出し、

その時の気持ちになり切って書いてみました。

触れたくない気持ちにも触れなくてはならず、

中々大変でしたがようやくまとまりました。

こちらは完走まで1年半。大遅刻ですね。

 

素人の拙い文章ですが、

最終日の『下関の劇』

傑作だと自負しております。

ichiashi.hatenablog.com

これを読んで笑えたあなた。

本州縦断フットレース、きっと向いています。

あなたも走ってみませんか?

 

 

盾はその後、実家の両親にプレゼント。

f:id:ichiashi:20221223053035j:image

f:id:ichiashi:20221223053043j:image

少しは親孝行、できたかな。

 

 

 

というわけで、

以上で本州縦断フットレース

「2021 SPECIAL」

の記事は全て終了となります。

2020年~2022年の長きにわたって

お付き合いいただきありがとうございました。

 

来年2023年からはまた新たな目標に挑戦しようと思っておりますので

今後ともよろしくお願いいたします。

 

本州縦断フットレース完走記はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

大会中、ゴール後にコメント下さった皆様。

心温まる言葉の数々、

本当にありがとうございました。

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都内某所で極秘裏に開催!「本州縦断フットレース地獄の同窓会」☆20221222

 

今年初め。

本州縦断フットレース仲間の倉井選手から

『今度、大会終了一周年を記念してみんなで集まりませんか?』

との連絡が。

そう、

「本州縦断フットレース2021 SPECIAL 同窓会」

のお誘いです。

 

もちろん喜んで!

ということで続報を楽しみに待っていると、

後日なんと

『都内をみんなで50km走りましょう!』

という案内が。

 

ご、ごじゅっきろ⁈

 

と驚いていると、

ご丁寧に予定コース図まで送って下さいます。

 

見ると都心の観光名所を巡るコース。

 

『はは~ん。これはあれだな。

みんなでワイワイ楽しくのんびり走る感じだな。

あちこちでインスタ映えする写真を撮ったり、

食べ歩きしながらキャッキャウフフするやつだ。』

と思った私。

 

それならということで喜び勇んで参加します。

 

ということで3月某日。

都内某所にあの猛者たちが再集結しました。

 

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一年前、大会スタート地点の青森駅前以来の再会。

ichiashi.hatenablog.com

 

当初はほぼ全員が参加予定だったのですが、

コロナ禍で今回集まったのは約半数。

また全員で集まりたいですね。

 

久しぶりの再会を喜び合う皆さん。

 

すると林原選手が

『ホンマに50kmも走るん??』と。

 

良かった。

何と言っても本州縦断フットレース出場者の集い。

万が一ガチで50km走られたらどうしようと

戦々恐々としていたのですが、

優勝者の林原選手は完全オフモード。

この様子なら大丈夫でしょう。

 

さて、では行きますか!

ということで都内一周ランニングスタート!!

 

 

 

すると・・・。

 

最初の1kmが6分ペース!

 

は、速い!!

 

 

ゆっくりのんびり観光ランニングは何処へやら。

みなさん、一目散に遠くを見据えて走り続けます!!

 

さすがは本州縦断フットレーサー!!

 

 

なんとか食らいつく私。

必死に後を着いて行きます。

 

品川駅前をスタートし、

レインボーブリッジを渡ります。

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お台場フジテレビが見えます。

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葛西臨海公園近くの荒川で。

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ここからは

川の道フットレースのコースを進み北上。

荒川沿いを走ります。

 

途中、本州縦断フットレースの思い出話に花が咲きます。

 

スカイツリーです。

右下は原選手。

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それにしてもみなさん速い。

今回50kmですよ。50キロ。

本州縦断フットレースで麻痺していますが、

普通のフルマラソンより長い距離。

 

なかなかです。

しかも途中トイレ休憩はなく、

トイレに行く場合はダッシュして先回りして用を済ませ

再合流するか、または猛スパートで後から追いつくか。

 

途中で集団からはぐれた場合は

地図を見てショートカットし自力で再合流しなければならないという

スパルタぶり。

 

事前にコースマップが送られてきたのは

そういう理由からだったんだと今更ながら気付きますが、

時すでに遅し。

 

一人置いて行かれるわけにもいかず、

必死で変人猛者の後を着いて行きます。

 

私と同じくコジカニ選手もいっぱいいっぱいらしく、

ヒーヒー言っています。

 

 

吾妻橋近くのあの有名なオブジェ。

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浅草雷門

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アメヤ横丁

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東京駅前で。

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ここからは皇居を一周。

もう写真を撮っている余裕はありません。

 

都心を必死に駆け抜けます。

 

東京タワー近くを通り、

息も絶え絶えなんとかゴール地点へ。

 

竹内選手。

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吉澤選手。

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コジカニ選手。

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濱田選手。

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右側、林原選手。

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今回の同窓会を企画してくださった

倉井選手。

f:id:ichiashi:20221222005706j:image

 

本日の結果がこちら。

f:id:ichiashi:20221222005655j:image

 

とこんな感じで開催された今回の

本州縦断フットレース同窓会。

 

大会ではスタート直後にバラバラになったため

あまり話もできなかったのですが、

今回このような機会を設けて下さりありがたかったです。

 

みなさんと一緒に走れて良かった!!


f:id:ichiashi:20221222005651j:image

【次回予告】

本州縦断フットレース2021SPECIALの記事も
いよいよ次でラスト。

最後は気になる
本州縦断フットレース「完走記念品」
をご紹介します!

 

 

本州縦断フットレース『完走記』はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

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本州縦断1550kmフットレースの装備品、持ち物を振り返って☆20221221

 

2021年4月24日~5月20日にかけて私が参加しておりました

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

改めまして今回は大会中に使用した

その装備品を振り返ってみたいと思います。

 

私が大会で着用、使用した物。

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大会を実際に終えてみて、

必要、問題なかったものは「〇」

不要だったものは「×」

再考が必要なものは「?」

を付けてみました。

取り消し線はレース途中で置いて行ったもの。

 

?リュック
?ドリンクホルダー2

?シューズ

〇半袖シャツ
〇アームカバー
〇七分丈ハーフパンツ
〇カーフタイツ
〇靴下2
〇パンツ2

〇帽子
〇サングラス
〇マスク 黒 白
〇ヤケーヌ
〇手袋 薄
×手袋 厚

?雨具 上 下
〇折り畳み傘
×シューズカバー
〇ライトダウンベスト
上着 薄
〇長袖シャツ

スマホ 充電ケーブル
モバイルバッテリー コード アダプタ
〇ガーミン ケーブル アダプタ
〇ライト 大 
ライト 小
反射ライト
反射材3
〇電池

〇地図
〇ゼッケン 安全ピン
〇TMS様ロゴ ラミネート

×髭剃り
〇コンタクト ケース ネット 洗浄液
〇眼鏡
〇日焼け止め

ジップロック
×ゴミ袋
〇トイレットペーパー
×救急トイレ
〇スポンジ
〇絆創膏
〇ハサミ

〇保険証
〇新幹線チケット 往 復
〇お金

〇水、食料

 

【荷物全般】

荷物は水、食料を除いて約3kg

他の出場者がみな6kg以上だったので、

私は全選手中で断トツの軽さ。

しかしそれでも重かったです。

 

そのためレース中、途中途中で不要な物は置いて行きました。

ただモバイルバッテリーライト関連は必要

これを途中で置いて行ったのは大失敗でした。

 

 

【基本衣類、寒さ対策】

問題なし。

ただ想定していたよりも長い期間ずっと寒かったです。

ユニクロウルトラライトダウンベストが大活躍してくれました。

あとは雨具の上下をスタートから東舞鶴の朝まで

防寒でずっと着ていました

www.uniqlo.com

 

 

【紫外線対策】

R8ステージでの経験が生きて問題なし。

ヤケーヌは絶対に必要。寒い時にも役立ちます。

雨具も紫外線対策としてとても有効です。

 

 

【雨対策】

今回の大失敗のひとつが雨天時のシューズ

後で詳しく。

雨具モンベルで2番目に軽いトレントフライヤーを使用。

ギリギリ耐えられたけれど、

雨を透してしまい実際結構濡れました。

できればもう少し雨を通さない物の方が。重さとの兼ね合い。

 
 

折り畳みは絶対に必要

上半身の濡れ具合が全然違います。

また、快晴時の日除けとしての効果も抜群。

ただ一番軽い5本骨のものだと耐久性、使い勝手、日除けに問題あり。

私は6本骨で裏地のあるものを選び、快適でした。

 

 

【夜間走対策】

基本夜間は走らない予定だったため、

手持ちのライト一つと小さな反射材一枚で進みました。

 

ただこれだけでは山間部など

場所によっては自殺行為です。

予備のライトと、

この↓ような点滅するライト、反射材があった方がいいです。

 

 

【シューズ】

まず最初に、

1550kmも1足のシューズで進めるのか

疑問に思われた方。

 

大丈夫です。シューズは無事です。

靴底が擦り減ったり破けたりして進めなくなることはありません。

 

ただ、

自分の無事ではないです。

 

足に問題が発生したのは3か所。

小指のマメ。かかと内側の水膨れ。かかと後ろ側面のひび割れ。

 

同じシューズを履き続けることで

同じところが擦れてしまうのが原因と思われます。

 

また、

走っている時。

歩いている時。

晴天時。

雨天時。

その時々の状況によって、合うシューズは変わってきます。

 

それらを解決する手段が

替えのシューズを用意すること。

 

もちろん全ての状況に対応でき、

1550km進むことのできるシューズが見つかれば一番ベスト。

 

しかしそんなシューズが見つからなかった場合は

替えのシューズを持って行くのが無難。

 

ただしその分、荷物が増えます。

 

それをさらに解決する方法が

サンダル

 

軽くてかさばらず、しかも足に出来てしまった

マメ対策にも有効

 

ぜひ大会前までにお気に入りのサンダルを見つけてください。

もちろん事前の試し走りは必須!

 

あと大会コース上はガラス片が結構落ちているので

サンダルの時は要注意です!!

 

 

【リュック】

私は使い慣れたサロモンの10リットルのものを使用。

使い心地に問題はなし。

ただこれだと替えのシューズ、サンダルが入らないので

次回があればもう少し大きいサイズのものを使用します。

 

 

【総評】

以上、私の場合はこれといって特に変わったものは使用していません。

意外なところで折り畳み傘ぐらいでしょうか。

私は超長距離の経験がR8ステージの一度だけ。

今回は何とかなりましたが、やはり経験が足りません。

 

私のように経験不足で参加される方。

大会前に練習で土砂降りの中を

フル装備で70kmぐらい走ってみるといいでしょう。

そんな練習したくありませんが

 

装備品に関しては長い距離のトレイルランニングをされている方のものを

参考にするといいかもしれませんね。雨具とかライトとか。

ただ安物でも何とかなります。

あとレース中にお店で必要なものを買い足すことも当然できますが、

その肝心のお店が中々無かったりするので注意です。

 

中畑選手とそのサポートのTさんと一緒に走れたのはいい思い出です。

 

 

【次回予告】

あの猛者たちが再集結!

都内某所で極秘裏に開催された
「本州縦断フットレース地獄の同窓会

の模様をお届けします!

 

 

本州縦断フットレース『完走記』はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

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本州縦断1550kmフットレースのスケジュール、コース、宿泊場所を振り返って☆20221220

 

2021年4月24日~5月20日にかけて私が参加しておりました

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

改めまして今回はそのスケジュール、コース、宿泊場所を振り返ってみたいと思います。

 

私は今回、大会スタート前に全ての宿泊場所を予約し、

毎日の進む距離も事前に決めてレースに臨みました。

ichiashi.hatenablog.com

それがこちら↓

【スタート前の走行スケジュール】

 1    4/24(土) 青森10:00-大鰐18:00   48km 

 2    4/25(日) 大鰐 6:00-鷹巣16:00    56km

 3    4/26(月) 鷹巣 4:00-秋田18:30    82km  

 4    4/27(火) 秋田 6:00-象潟17:00    65km

 5    4/28(水) 象潟 5:00-鶴岡16:00    64km 

 6    4/29(木) 鶴岡 4:00-村上18:30    83km

 7    4/30(金) 村上 5:00-新潟18:00    73km

 8    5/01(土) 新潟 4:30-柏崎18:30    83km

 9    5/02(日) 柏崎 8:00-直江津15:00 42km

10   5/03(月) 直江津4:00-魚津18:00  83km

11   5/04(火) 魚津 7:00-高岡16:00    50km 

12   5/05(水) 高岡 4:00-小松18:00    80km

13   5/06(木) 小松 4:00-鯖江17:00 70km 

14   5/07(金) 鯖江 6:00-敦賀15:00    51km

15   5/08(土) 敦賀 3:30-東舞鶴18:30 86km 

16   5/09(日) 東舞鶴6:00-和田山17:00 66km 

17   5/10(月) 和田山3:30-鳥取18:30  88km 

18   5/11(火) 鳥取 6:00-八橋16:00     58km

19   5/12(水) 八橋 5:00-松江16:00  68km

20   5/13(木) 松江 8:00-江南16:00     45km 

21   5/14(金) 江南 6:00-江津17:00     65km 

22   5/15(土) 江津 5:00-益田15:00     62km

23   5/16(日) 益田 4:00-山口20:00  88km

24   5/17(月) 山口 5:00-下関19:00  73km

 

対して

【実際の進行結果】

がこちら↓

 1    4/24(土) 青森10:00-大鰐18:18   47.86km 

 2    4/25(日) 大鰐 5:27-鷹巣17:33    60.79km

 3    4/26(月) 鷹巣 5:37-秋田23:00    97.25km  

 4    4/27(火) 秋田 7:57-象潟22:11    76.73km

 5    4/28(水) 象潟 7:32-鶴岡20:31    68.04km 

 6    4/29(木) 鶴岡 5:27-村上22:15    88.01km

 7    4/30(金) 村上 7:47-新潟22:59    69.88km

 8    5/01(土) 新潟 6:16-柏崎23:43    84.98km

 9    5/02(日) 柏崎 8:06-直江津16:29 45.35km

10   5/03(月) 直江津4:16-朝日15:54  59.56km

11   5/04(火) 休養

12   5/05(水) 休養

13   5/06(木) 朝日 6:06-富山19:02 56.10km 

14   5/07(金) 富山 4:05-金沢19:40    67.31km

15   5/08(土) 金沢 5:19-加賀18:14    55.23km 

16   5/09(日) 加賀 5:29-越前16:05    52.32km 

17   5/10(月) 越前 3:46-美浜15:39    58.63km 

18   5/11(火) 美浜 4:20-舞鶴19:01    74.40km

19   5/12(水) 舞鶴 5:05-朝来18:36  68.01km

20   5/13(木) 朝来 7:25-新温泉18:51  55.82km 

21   5/14(金) 新温泉4:39-琴浦22:21   90.86km 

22   5/15(土) 琴浦 5:10-松江19:23     71.71km

23   5/16(日) 松江 4:56-大田19:03  69.96km

24   5/17(月) 大田 5:23-浜田18:43  62.00km

25   5/18(火) 浜田 4:52-津和野18:35  67.97km

26   5/19(水) 津和野 7:00-山口20:57  72.41km

27   5/20(木) 山口 4:17-下関16:45  63.83km

 

大会9日目まではスケジュール通り来ていましたが、

10日目に怪我をしてしまい、

結果は制限時間を66時間45分(2日と18時間45分)オーバー

 

今気付きましたが、R9の舞鶴~下関区間

事前スケジュールと同じ9日間でクリア出来ていたんですね。

それだけに無念の休養となった2日間が悔やまれます。

 

やはり、1~2日程度の予備日必要でした。

もちろん、計画段階で予備日を設けようかとも考えたのですが、

その分1日あたりの距離が伸び、それが負担になると思ったのです。

 

それと事前にスケジュールを組んでおくことの

最大の難点が当日の天候と体調に対応できないこと。

快晴と土砂降りでは体にかかる負担が全く違います。

快晴で調子がいいのに宿の都合で思ったより進めなかったり、

逆に土砂降りの中無理に進むことになったり。

 

スケジュールをきっちり固めすぎるよりも、

少しゆとりを持たせて調整できる感じにしておくといいかもしれません。

 

諸々考えると、

やはり大会前のスケジュールに既に問題がありました。

 

 

【宿泊場所に関して】

宿泊場所は事前の予約段階で本当に悩まされました。

できるだけ1日の距離が平均的になるように進みたかったのですが、

中々いい所にホテルが無いのです。

途中数か所温泉街に泊まっていますが、

別に温泉に浸かってのんびりしたかったわけではありません。

そこしか泊まるところがなかったのです。

というかむしろ逆で、旅館、民宿の類は苦手で

極力遠回りしてでもビジネスホテルに泊まっていました。

 

ただ宿泊場所については要再検討です。

他の出場者からの情報で、全く知らなかったところに思わぬ宿泊場所があったりしました。

できるだけ事前に多くリストアップしておいて、

進み具合に応じて臨機応変に予約できるような体制にしておくといいのかなと思います。

 

今回泊まった中で思い出深いのは、

大会6日目の新潟県村上市瀬波温泉 瀬波グランドホテル はぎのや」。

ichiashi.hatenablog.com

 

部屋がビックリするぐらい広く、窓から見える外の景色にもとても癒されました。

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今度はゆっくりのんびり泊まりたいです。

 

 

【天候について】

天候はその時によって違いますし

こればっかりはどうしようもできないことですが、

だからこそ入念な準備が必要です。

 

今回は4月24日~5月20日の期間でしたが、

とにかく基本寒かったです。

一番寒かったのが北秋田市での±0℃。

ただそれは想定していたのですが、

想定外だったのが舞鶴まで寒さが続いたこと。

 

あと今回は大丈夫でしたが、

日中は逆に日差しがきつく結構暑いです。

紫外線対策は万全に!

 

あと本州縦断往復をされた倉井選手によると、

5月は偏西風の影響で、

青森から下関に向かう場合は基本向かい風とのことでした。

海沿いの向かい風はきついので

挑戦される方、頑張ってください!

 

 

【コース選択について】

本来スタートからゴールまで1550kmなのに対し、

私が実際に通ったルートはガーミンのデータ上は

なんと1685.01km!!

実に135kmも遠回りしてしまったことになります。

 

その大きな要因の一つとして、

大きく道を間違えてしまい、来た道を引き返した箇所が今大会は3回。

これは時間的にも体力的にもやはり致命的でした。

 

それともう一つ大きな要因が、

今回私は最短ルートを進もうという意識は全くなく、

多少遠回りでも歩道のある安全な道を進みたいと考えていたこと。

もちろん安全は何より大切ですが、

制限時間を考えた場合には安全を確保したそのうえで

最短ルートを進む意識も必要かと思います。

 

他の出場者は皆さん、やはり相当地図を読み込まれて

作戦を練られていたようです。

 

ちなみに、青森から下関に向かう正規ルートと、

下関から青森に向かうリバースルート。

両方経験された林原選手によると、

どちらも同じくらいの難易度とのことでした。

(大会コースマップより)

 

コースは中間点の福井県福井市を境に、

前半と後半で様相が大きく異なります。

印象としては、

前半は「平坦、海」。

後半は「アップダウン、山」。

 

前半は県境に峠越えがある程度で基本は平坦。

後半はその前半の峠越えがずっと続くイメージ。

R9区間あんなにきついコースだと事前に知っていたら

私は出場していませんでした。

 

R9未経験で本州縦断に挑戦される方。

難敵の兵庫

そして最後に大ボス島根

手ぐすねを引いて待ち構えていますので

どうぞお楽しみに。

 

 

 

以上、大会がスタートする前に出来る限り下調べをし、

それに対する備え、準備をしていくことがいかに重要かということに、

当たり前のことですが今回改めて気付かされました。

 

途中、トイレが使用できないコンビニもありました。

事前に全てのコンビニに電話で確認しておくぐらいの気概が必要です。

 

ちなみに今回の出場者の中には、あえて全く下調べをしないで

行き当たりばったりで挑戦された方もいらっしゃいました。

ただそれは超上級者だからこそできる芸当なので、

良い子の皆さんはマネをしないよう。

 

 

今大会で印象に残ったのは由利本荘市で見た鳥海山と夕陽。

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いい風景が見られるかは天候にも左右されますが、

出場される方、素敵な景色にたくさん出逢えるといいですね。

 

 

【次回予告】

本州縦断フットレースの記事も残すところあと3回。

次回は「装備品について振り返ります!

 

本州縦断フットレース『完走記』はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

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新春 芸能人対抗駅伝 2022の結果、タイムまとめと感想など☆20221218

 

2022年1月3日(月)午後2時からテレビ東京系列で放送されました

新春 芸能人対抗駅伝 2022

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【2022年は史上最多15名が参戦! 7名が初出場、猫ひろしが連覇に挑む!】

脚力自慢の芸能人が新春の秩父に集結!
1チーム5名で襷を繋ぎ3チームで覇を競う芸能人対抗駅伝!
猫ひろしチームの連覇か?魔裟斗森脇健児チームのリベンジなるか?

www.tv-tokyo.co.jp

 

今年1月の番組放送後にアップしようと思っていたこの記事。
タイミングを逃してしまい、気付けば早2022年の年末。
今年の話題は今年のうちに、
ということで11か月遅れて更新します。

 

今年もおもしろかったですね!

勝負の行方はもちろん、出演者一人ひとりの走りから目が離せませんでした。

そこで昨年に引き続き今回も結果をまとめてみました。

また、前回2021年大会の結果もページ下部のリンクからご覧いただけます。

【大会概要、コース】

2021年12月29日にアップしたこちらの記事をご覧下さい。

ichiashi.hatenablog.com

 

【直前事前番組】

2021年12月30日に、テレビ東京HDの子会社「PROTX(テレビ東京制作)」の

YouTubeチャンネルにてレース直前のランナーの様子が公開!

プロテックスちゃんねる

2022年1月3日午後2時からテレビ東京系列で放送!(※一部地域を除く)
「新春!芸能人対抗駅伝2022」レース直前のランナーたちを直撃!
芸能界最強ランナーはどんなシューズを履いている?

www.youtube.com

 

【チーム・選手紹介、使用シューズ】

※名前の後のタイムは前回大会の1km平均タイム

【チーム猫】 「絶対に圧倒的勝利
1区 ほのか  (25)   5:25   half 2:10:50 adizero tempo 3w
2区 寺坂頼我 (23)(初) フル 未経験 ヴェイパーフライ2
3区 馬場ももこ(30)(初) フル 5:01:05 METARIDE
4区 小島よしお(41)    ?  フル 3:59:59 ヴェイパーフライ
5区 猫ひろし (44) 3:30  フル 2:27:48 アルファフライ

 

【チーム森脇】「今回のチームは過去最強
1区 SUI   (39)(初) フル 2:57:36 METASPEED EDGE
2区 金田朋子  (48)   4:40  フル 3:59:40
3区 森渉    (38)(初) フル 3:02:25

4区 ノッチ   (56)(初) フル 3:34:27 ヴェイパーフライ
5区 森脇健児  (54)   4:26  フル 4:11:39 Feidian (Li Ning)


【チーム魔裟斗「優勝以外は全部負け。リベンジ!
1区 魔裟斗   (42)   4:13  フル 3:51:14 アルファフライ
2区 皇治    (32)(初) フル 未経験 BM Slash(BODYMAKER)
3区 才木玲佳  (29)(初) フル 未経験 アッパーMIXニット(BODYMAKER)
4区 井上咲楽  (22)   4:33  フル 3:53:16 METASPEED SKY
5区 福場俊策  (36)(初) フル 2:37:31 METASPEED SKY

 

【注目ポイント】

◆今回も並々ならぬ意気込みの各キャプテン。

 ・森脇健児

  『ぶっちぎりで僕がゴールテープを切る!』

  『気力!迫力!全力!』

 ・猫ひろし

  『絶対に圧倒的勝利!』

 ・魔裟斗

  『優勝以外はすべて負け』

  『リベンジ!』

  

◆脚力自慢の芸能人選手。

 ・女性芸能人最速、シンガーソングランナーのSUI

 ・調教師(妻友美さん)から檄が飛ぶノッチ

 ・事前にこのコースに走りに来た、マッスル系頭脳派女子才木玲佳

 ・楽勝、モテるために頑張る総合格闘家皇治

 ・いだてん陸王出演、最強俳優ランナー福場俊策

 ・ウルトラマントリガー主人公寺坂頼我

 ・全然走れないんです!と土下座して謝る馬場ももこ

 

芸能界スポーツ自慢

15名のランナー本日集結

 

タスキで繋がれたを胸に・・・

 

 芸能界 駅伝王はどのチームだ?

 

【レース展開、ラップタイム(※以降、ネタバレあり)】

オープニングテーマ

陸王 -Main Theme-
いだてん メインテーマ

気象状況
天候 晴れ
気温 13.2℃
湿度 42%
風向 北東
風速 0.9m/s

実況、解説
野沢春日、千葉真子

名前の後はチーム通算タイム。
ラップタイムは1kmから順に。
各選手とも、最終ラップは表示されなかったため不明。

 

【1区】

スタート前に猫キャプテンから積極的に飛ばすように言われたほのか

そのアドバイス通り先頭を走りますが、1km手前でSUI魔裟斗に抜かれます。

前回福島和可菜に後ろに着かれ、最後抜かされた魔裟斗

その反省を生かし、今回は逆にSUIの後ろに着いて様子をうかがいます。

事前の作戦通り4kmで一気にスパートする魔裟斗

SUIをぶっちぎり見事区間。悔しがるSUI

 

1.魔裟斗 0:18:18
 4:12 3:48 3:29 3:36 3:13「平均3:40」「区間18:18」

(タイム差 0:07)

2.SUI 0:18:25
 4:12 3:48 3:28 3:37「平均3:41」「区間18:25」

(タイム差 4:09)

3.ほのか 0:22:34
 4:21 4:34 4:11 4:40「平均4:31」「区間22:34」

 

 

【2区】

『キャプテンの顔に泥を塗るわけにはいかない』という皇治

金田朋子今回夫婦で参戦。

『夫婦の絆を繋ぐのとタスキを繋ぐのと』と上手いことを話します。

レース前には『タスキを受け取る瞬間にバク転をする』と

おふざけも見せた寺坂頼我。驚く速さで2位にあと僅かと迫ります。

 

1.皇治 0:42:30
 4:10 5:06 5:07 5:11「平均4:50」「区間24:12」

(タイム差 2:23)

2.金田朋子 0:44:53
 ?    6:13 5:14 5:06「平均5:18」「区間26:28」

(タイム差 0:09)

3.寺坂頼我 0:45:03
 ?    4:36 ?    4:41「平均4:30」「区間22:28」

 

 

【3区】

『勉強するのが好き。今回の駅伝も頭を使う』という才木玲佳

『出場を志望した割には不安だらけ』という馬場ももこ

そんな2人に対し日体大トライアスロン部主将だった森渉

圧倒的な走力を見せつけ2.5km付近でトップに立ちます。

 

1.森渉 1:02:43
 3:45 3:43 3:05 3:32「平均3:34」「区間17:49」

(タイム差 1:34)

2.才木玲佳 1:04:16
 4:38 4:48 3:44 4:08「平均4:21」「区間21:46」

(タイム差 6:00)

3.馬場ももこ 1:10:17
 4:54 5:10 5:34 4:55「平均4:30」「区間25:14」

 

 

【4区】

スタート前に奥様から気合の入る一言として

『今日は焼肉だ。』とのありがたい言葉を授かったノッチ

「ミューズの坂の女神」と称され、この一年で仕事の幅も増えた井上咲楽

『眉毛は減っても仕事は減らさない』っていうのが一番の目標とのこと。

YouTubeチャンネルが人気の小島よしおは最近ヨガも始めたとのこと。

 

1.ノッチ 1:26:44
 4:13 5:15 5:04 4:55「平均4:40」「区間24:02」

(タイム差 1:52)

2.井上咲楽 1:28:36
 4:17 5:24 5:04 4:52「平均4:43」「区間24:20」

(タイム差 3:34)

3.小島よしお 1:32:10
 4:00 4:32 4:32 4:17「平均4:23」「区間21:54」

 

 

【5区】

『もう坂道は突っ込みます』と森脇健児

『圧倒的な走りを見せないと猫がすたる』と猫ひろし

『無名なので誰よりも速く走りたい』と社会人駅伝経験者の福場俊策

 

6km地点で福場俊策森脇健児に並び、前に出ます。

『今年も来たこの地獄坂。この坂の向こうに初夢がある。』

という森脇健児ですが、7km手前で猫ひろしにも抜かれてしまい、

ついには転倒。しかし『絶対に諦めない!』と懸命に前を追いかけます。

残り1kmでトップ福場俊策猫ひろしは28秒差。

ゴール直前必死に追い上げる猫ひろしを振り切り福場俊策がトップでゴール!

 

優勝チーム魔裟斗!!

2位はわずか10秒差でチーム猫

3位はチーム森脇

 

1.福場俊策 2:06:52
 4:09 3:40 3:04 3:39 3:42 4:15 4:36 3:42 3:46「平均3:50」「区間38:16」

(タイム差 0:10)

2.猫ひろし 2:07:02
 3:27 3:27 2:54 3:02 3:11 3:54 4:17 3:33 3:41「平均3:29」「区間34:52」

(タイム差 4:43)

3.森脇健児 2:11:45
 4:14 4:13 3:38 3:43 4:01 4:31 5:20 ?    ?   「平均4:30」「区間45:01」

 

 

【最終結果】

【チーム成績】

優勝:チーム魔裟斗 2時間06分52秒

  2位:チーム猫   2時間07分02秒

  3位:チーム森脇  2時間11分45秒

 

区間賞】

1区 魔裟斗  「平均3:40」「区間18:18」

2区 寺坂頼我 「平均4:30」「区間22:28」

3区 森渉   「平均3:34」「区間17:49」

4区 小島よしお「平均4:23」「区間21:54」

5区 猫ひろし 「平均3:29」「区間34:52」

 

 

番組を観ての感想

今年のMVPは何と言っても魔裟斗さん。

昨年の反省を生かし、サブ3ランナーのSUIさん相手に

見事な完勝!!

去年も書きましたが、ぜひ本格的にマラソンに挑戦してほしいです。

 

こちらは優勝に貢献した井上咲楽さんの喜びの声。

www.instagram.com

 

それにしても今回のレース展開。

驚くことに私の事前予想とほぼ一致!!

ichiashi.hatenablog.com

すごくないですか?

ということでテレビ東京さん、何か下さい!!

 

 

さて、これで3年連続の最下位となってしまった森脇健児さん。

レース後には

『2023年はもう始まっている!』

との名言を残されました。

※この番組の収録時はまだ2021年ですよ!森脇さん!

www.sanspo.com

 

2023年大会での森脇健児さんのリベンジ、

期待しています!

 

 

新春 芸能人対抗駅伝 2021

前回2021年大会の結果をまとめた記事はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

新春 芸能人対抗駅伝 2023

最新の2023年大会の出場選手プロフィールをまとめた記事はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

2023年大会の結果はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

 

こちらの記事もどうぞご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

本州縦断フットレースSPECIAL完走の成否を分けた「運命の選択」とは?☆20221217

 

 

2021年4月24日~5月20日にかけて私が参加しておりました

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

 

大会27日目になんとかゴールすることができました。

ichiashi.hatenablog.com

 

その27日間に及んだレースの最中には、

難しい判断を迫られた局面が何度もありました。

 

そこで間違えた選択をしていたら完走はできなかったでしょうし、

より正しい選択ができていたとしたら、

もっと早くゴールすることができたかもしれません。

 

ということで今回は、

悔やまれる選択をしてしまった場面を

6つのテーマで振り返ってみたいと思います!

 

題して、

『あの時こうしていれば良かった⁉本州縦断フットレース「運命の選択」編!』

 

スタート地点に近い方から順に振り返っていきたいと思います。

 

1.「2021年4月26日(大会3日目)秋田県北秋田市秋田県秋田市◆コース

ichiashi.hatenablog.com

この日の前日に脚を痛め、早くも完走は厳しいと悟った私。

途中リタイア、電車移動の可能性も考慮し、

大会3日目に下した大きな決断は

15km遠回りする』こと。

 

これは結果的には大失敗でした。

この日は途中リタイアどころか

97km進めましたから。

一晩寝たことで脚は回復できていました。

本来のコース通り進んでいれば

余計な体力を使わずに済んだんですよね。

 

15km遠回りし23時まで進み続けたことで、

この日は大丈夫でも

翌日以降に疲労という形で影響が出てくることに。

 

 

2.「2021年4月27日(大会4日目)秋田県秋田市秋田県にかほ市◆食料

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日中進んでいる間はあまり食べず、

目的地に着いた夜にがっつり食べるタイプの私。

朝から76km進んで辿り着いた先に待っていた

『食事なし』の刑。

この日の前日も97km進んでいたんですよ。

あまりにもむごい。

 

市役所やホテルがある駅前で

コンビニひとつ無い

なんて思いもしないじゃないですか!

 

4km手前のコンビニで買っておくか、

もう10分早く着いていればスーパーが開いていたんですが。

お店等の確認は充分にしておきましょう。

 

 

3.「2021年4月30日(大会7日目)新潟県村上市新潟県新潟市◆装備

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この日は大会中唯一にして最大のエイド

『実家』に辿り着きます。

ここでは大会2日目から苦しめられていた

シューズを履き替えることのできるビッグチャンス。

スタートから履いてきたナイキのペガサスか、

ミズノのウェーブライダーか、

アシックスのGT-2000か。

 

どれも一長一短。悩みに悩んだ挙句、

頭に浮かんだ起死回生の奇策が

ウェーブライダーを履き、GT-2000を予備として

袋に入れ担いでいくという2足体制

結局どのシューズでもどこかしらにマメが出来たりして

足には問題が発生。

ただ2足を履き替えながら進むことができたため、

異常箇所を分散させ回復させながら進むことができました。

シューズが1足ではゴールできなかったでしょう。

これは我ながらナイス判断でした。

 

ただ欲を言えば、予備のシューズはサンダルの方が

マメ対策としてより良かったと思います。

軽くて荷物にもならないですし。

 

 

4.「2021年5月2日(大会9日目)新潟県柏崎市新潟県上越市◆天候

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この日は45kmの短距離区間

ゆっくりのんびり進み、体力の回復に充てるボーナスステージ!

 

のはずだったのですが、まさかの暴風雨に見舞われ、

全速力で駆け抜ける

という予定外の行動に。

 

ここでの疲労が、この翌日の怪我に繋がってしまったと思っています。

天候ばかりはどうすることもできませんが、

悪天候の場合に備え、スケジュールに余裕を持たせておく必要もあるかと思います。

 

 

5.「2021年5月4日(大会11日目)富山県朝日町」◆怪我

ichiashi.hatenablog.com

今大会で一番判断が難しかったのが、

大会10日目の新潟から富山に入ったところでの怪我

果たしてこれにどう対処するのが正解だったのか。

 

私は今回、11日目、12日目と2日間丸々進みませんでした。

結果、制限時間を66時間45分オーバー。

もし止まらずに進み続けていれば、

時間内での完走の可能性も出てきていたことでしょう。

制限時間内での完走を目指すのであれば、

あそこは進み続けるべきでした。

 

 

ただ、あの時の自分にはそれができなかった。

 

 

ここで改めて大切だと思ったのは経験です。

肉離れをしたのは今回が初めてで、

それがどういうものでどう対処すればいいのか全くわかりませんでした。

あの状態でも結果的に下関まで行けたわけで、

今回の経験をもとに、

もしまた次回全く同じような状況になったときには、

今度は止まらずに先に進むと思います。

 

 

そしてもう一つ。

2日間止まったものの、

そこでリタイアせずに先に進みます

この決断の背景には、2019年に一度

R8ステージこの区間を通っているという経験

とても大きかったです。

ichiashi.hatenablog.com

 

怪我をした直後の一番辛い状況の時に通ることとなった富山県

この区間歩道が広く平坦で歩きやすいということを知っていました。

なので、あの脚でも先に進もうと思えました

 

もしその先のコースがどんなところなのか知っていなかったら

とても先に進もうなんて思えず、

ここでリタイアしていたと思います。

 

また、怪我をした場所が富山に入ったところというのも

不幸中の幸いでした。

富山~石川~福井(前半)は県境の峠越え以外は基本平坦なので、

そこを進んでいる間に脚の具合も少しずつですが良くなりました。

 

もし兵庫やR9の山越え区間で怪我をしていたら、

とてもではないですが先に進めないです。

 

 

6.「2021年5月18日(大会25日目)島根県浜田市島根県津和野町」◆電車移動

ichiashi.hatenablog.com

この日悩んだのは、

18時35分に日原駅に着いた後、先に進むのかどうか。

選択肢は2つ。

1.10km先の津和野駅まで2時間かけて進む。

2.電車で津和野駅まで移動し、翌日日原駅から再スタート。

 

1は暗い中を進まなければならず危険なため、2を選択。

しかしその結果、電車時間の都合で翌日のスタートが遅くなり

新山口駅までしか進めない結果に。

 

この事態を回避する方法が3番目の選択肢。

3.当日1時間30分早く出発する。

というもの。

この日の出発時間は4時52分でしたが、

もし3時22分に出発していた場合、

19時過ぎの暗くなる前には津和野駅に到着。

 

となると翌日は実際より4時間30分早い

4時20分に津和野駅を出発することが可能に。

その場合、新山口駅に着くのが16時30分。

そこからさらに3時間半進むことができ、

20時に厚東駅を過ぎたところの旅館まで行くことができます。

 

すると最終日は残り43km。時間にして8時間30分ほど。

4時に出発すれば12時30分に下関駅に着けたことになり、

約4時間ほど早くゴールできたことになります。

雨の影響も少なくなり、また時間の余裕もでき、

もっといい気分で東京に帰ることができていたことでしょう。

 

津和野駅の始発時間が遅いことが事前に分かっていれば、

きっとがんばって1時間30分早く出発していたことでしょう。

電車を利用する可能性がある場合には

電車時刻まで事前に調べておく必要があります。

 

 

ということで、

以上、レース中に迫られた悩ましい判断、

「運命の選択」についてのお話でした。

後から振り返れば色々代案が思い浮かぶのですが、

その時はもう一瞬一瞬がとにかく必死でした。

 

 

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今大会お気に入りの一枚。大会2日目に大館市役所近くで撮ったもの。

 

 

【次回予告】

完走の成否を分けた「運命の選択」。
しかし完走できるかどうかは実はスタート前に既に決まっていた⁈

ということで、次回は
「スケジュールコース宿泊場所」
について振り返ります!

来週平日に続けて更新予定です。

 

本州縦断フットレース『完走記』はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

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