(2021年4月13日 新作のペガサス38の記事へのリンク追加)
ランニングシューズのレビュー、今回は最新モデルのこちら!
【ナイキ エア ズーム ペガサス 37】
NIKE AIR ZOOM PEGASUS 37
発売日
2020年4月28日
シューズ詳細(公式サイトより抜粋)
- アッパー:エンジニアードメッシュ+トランスルーセント
- ミッドソール:Reactフォーム
- 前足部に従来の2倍の厚さのZoom Airユニット
- オフセット:10mm (前足部14mm、ヒール24mm)
- 重量:285g (メンズサイズ28cm)
外観
特徴・ペガサス36からの変更点
前作ペガサス36のレビューはこちら↓
2020年11月16日 追記
前モデルのペガサス36を使用して、
オンラインマラソン「5位」になりました!
ペガサス36では踵からつま先までZoom Airを搭載していたのに対し、
ペガサス37では前足部のみに2倍のZoom Airを搭載。
ミッドソールが、Cushlon STフォームから
軽量かつ高反発で耐久性に優れたReactフォームに変更。
アッパーがペガサスターボ2などで使用されているトランスルーセントに変更。
足中央部がミッドフットバンドに変更になり、足のサイズに合わせてよりフィットします。
重さ
277.0g (メンズサイズ27cm)
ペガサス36から24gほど重くなっています。
サイズ感
レビューしております私いちあしの足は「幅広」です。
詳しくはこちら↓
さて、そんな幅広の私。ジャストサイズは26.5cm。
その私がこのぺガサス37で選んだサイズは
「27.0cm」です。
ペガサス36と全く同じサイズ感と言っていいと思います。
幅広の私ですが、エクストラワイドではなくノーマルタイプを選びました。
ノーマルタイプの方がフィット感がよく、速く走るのに向いています。
ウルトラマラソン等、より長距離、長時間走るのであれば
エクストラワイドの方がよいでしょう。
実際に履いた様子がこちら↓
足先は、指の先端がボールペンの下まで。
左がペガサス37。右がペガサス36。
インソールをペガサス36と比較。ほとんど同じサイズです。
履いて、歩いて、走った感想
・履いてみた。
ペガサス36とペガサスターボ2の中間ぐらいの感触。
ほどよいフィット感です。
・歩いてみた。
かなり厚底感があります。けれども、特に歩きづらいといった感じはなく、
むしろ意外に歩きやすかったです。
踵部分が接地したときのクッションは、ペガサス36よりも柔らかく感じます。
・走ってみた。
足が自然に前に出る感覚があります。
自転車を漕ぐ時のような、クルクルと足が回転する動きになるので、
正しいフォームが身に付く気がします。
1キロを7分30秒、6分00秒、4分50秒でそれぞれ走ってみましたが、
どのペースでもクッションがよく感じられ、走りやすかったです。
ただ、踵から着地すると固く感じます。
それと、速く走った場合には結構重さが気になります。
速く走るのが目的であれば、ペガサスターボ2かズームフライ3
の方が向いていると思います。
個人的感想
このペガサス37。一番のポイントは
「前足部のみに」Zoom Airを搭載していること。
これに尽きると思います。
前作ペガサス36では足裏全体にズームエアが搭載されていたため、
どこで接地しても同じように反発が返ってきていたのに対し、
ペガサス37では踵着地の場合にはズームエアの反発は得られない
ということになります。
ペガサス37の性能を最大限に引き出すためには、
フォアフット走法が必要になります。
つまり、フォアフット走法の人にはペガサス37。
ヒールストライク走法の人にはペガサス36が向いているということですね。
そしてここで忘れてならないのが「アルファフライ」。
アルファフライも前足部にZoom Airポッドが2つ配置されています。
そのアルファフライの練習用として、
またフォアフット走法を身に付けるためにも、
ペガサス37はいいのではないでしょうか。