本日12月6日に開催されました
第74回 福岡国際マラソン
テレビ観戦しましたので、その感想をお伝えします。
優勝はGMO 吉田祐也選手。
吉田選手の経歴については、
テレビの中継中や事前番組等でも何度も伝えられており、
ご存知の方も多いでしょうが、
どうしても書きたいので私にも書かせてください。
吉田選手は青山学院大学を今年3月に卒業し、現在社会人1年目。
こう見るとものすごいエリート選手のようですが、
実は大学3年までは主に補欠。
そのため3年時より就職活動を行い、
大学卒業後は陸上競技を引退し、大手食品会社のブルボンに就職予定でした。
そんな中、今年1月の箱根駅伝に初めて出場すると、
前述の通り区間新記録。
ここから人生が変わり始め、
全体3位の日本人トップでゴール。
周囲の勧めもありブルボンへの入社を取りやめ、
実業団のGMOに進み、競技を継続。
そして今回、2回目のマラソンで見事優勝です。
大学時代の恩師、原監督によると、
吉田選手は練習量が一番で、とにかく努力していたとのこと。
それが今、実を結んだんでしょうね。
将来のことを考えた場合、
大手企業への就職を取りやめ、競技を継続することは
簡単な決断ではなかったはずですが、
よくぞ決意してくれたものと思います。
そしてその決断が正しかったことを証明する、
今回の優勝という最高の結果。
本当にすばらしいです。
若い吉田選手が最後生き生きと走っている姿をテレビで観ていたら、
思わず涙が。
他にも若い選手が何人も、4年後のパリオリンピックにむけて快走しました。
今後が楽しみです。
そして福岡国際と言えばやっぱり!の
川内優輝選手。
6年連続11回目の出場です。
結果は19位でしたが、大崩れすることなく毎回きっちり走り切るところはさすがです。
この先もまだまだ期待しています。
最後に、
川内選手はツイッターをされているのですが、
先日興味深い投稿をされていましたのでご紹介。
普段のジョギング用の #gelkayano27 はこんな感じで削れていきます。
— 川内 優輝 Yuki Kawauchi (@kawauchi2019) 2020年12月2日
ほとんど削れていない部分もあるので、ジョギング用シューズもレース用シューズも「もったいないなぁ」と思うこともありますが、怪我をしたくないのでだいたいこのくらいで廃棄しています。 pic.twitter.com/VOVOsLemRw
初心者用のアシックス ゲルカヤノを使用していることも驚きですが、
一番の驚きはそのシューズ裏の削れ方!
かかと部分はほとんど減っていないのに比べて、
前側がツルッツル!
ゲルカヤノやGT-2000を履いている人で、
こんな削れ方をしている人はほとんどいないのではないでしょうか?
さすがはトップランナーです。
私も吉田選手、川内選手に一歩でも近づけるよう
(もちろんレベルは全然違いますが、気持ちだけでも)
がんばっていきたいです。