一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

お正月の風物詩「箱根駅伝」が好きではなかった理由☆20210103

 

1月2日、3日と開催されました

第97回箱根駅伝 

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総合優勝は

駒澤大学

最終10区での最後大逆転での優勝でした。

おめでとうございます!!

hochi.news

 

往路優勝は

創価大学

news.yahoo.co.jp

 

 

復路優勝は

青山学院大学

hochi.news

 

創価大学青山学院大学のみなさま、おめでとうございます。

そして参加されたみなさま、お疲れ様でした。 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

 

さて、タイトルの件。

そうなんです。

実は私、箱根駅伝は好きではありませんでした。

箱根駅伝に興味がなかった、という方が正確でしょうか。

 

スポーツ観戦は大好きな私。

特にマラソンは子どものころからテレビでよく見ていました。

1993年世界陸上金メダリスト、浅利純子さんの両腕だらん走法は何度もマネしたほど。

(みなさんもマネしましたよね? ね?)

 

 

ではなぜそんな私が箱根駅伝には興味がなかったのか。

理由は大きいところで二つあります。

 

一つ目の理由は出場チームに興味がなかったこと。

箱根駅伝の存在に気が付いたのはたしか小学生のころ。

新聞のテレビ番組欄が朝から昼過ぎまでぶち抜きになっているのに驚き、早速チャンネルを合わせた私。しかしそこに映っていたのは「〇〇大学」という全く知らないチーム。いまいち応援できませんでした。

 

二つ目の理由はコースに興味がなかったこと。

箱根駅伝といえば、お正月映えする風光明媚なあのコース。

大手町をスタートし湘南海岸を抜け箱根の芦ノ湖まで。そこで折り返し最後は銀座の大観衆の前を通りゴール。

しかし当時一度もその場所を訪れたことがない私には、そのコースの良さがわかりませんでした。

 

 

つまるところ、新潟で生まれ育った私には、

「関東の大会」である箱根駅伝は別世界で行われているように感じられ、興味が持てなかったのです。

 

その気持ちが変わり始めたのは今から8年ほど前。

趣味でマラソンをするようになり、フォーム等を参考にするために箱根駅伝を観るように。

 

そして青学の四連覇。

原晋監督が盛んにテレビ出演。

選手の寮での暮らしぶり、練習方法が伝えられます。

 

それらを観ているうちに、今まで自分にとって未知の存在だった大学陸上部というものが、どんどん身近な親しみのある存在に変わってきました。

 

また毎年観続けることによって、選手の成長ぶり、チームとしてのまとまりも感じられます。

一年生から活躍する選手。四年生になって初めて箱根を走る選手。

チームとして襷をつなぐことの重さ、大切さが、私にも少しずつ感じられるように。

そしていつの間にか、毎年のように箱根駅伝を楽しみにしている自分がいました。

 

 

雪であたり一面銀世界。空は鉛色の曇り空。

そんな私の故郷、新潟のお正月。

私の中でのお正月は、ずっと新潟のお正月のイメージ。

 

しかし東京での生活が人生の半分以上となった今。

お正月といえば澄んだ空に暖かい日差し。遠くに見える富士山。

まさに箱根駅伝のあの風景。

こちらの方がだんだん馴染んでくるようになりました。

 

これから一年、また一年と歳を重ねる度に、

もっともっと東京のお正月と箱根駅伝のことを好きになるんだろうな。

そんなことを感じた今年の箱根駅伝でした。