ついにきました。4月23日。
いよいよ一年後の明日、4月24日10時に
青森から下関に向かって走り始めるわけです。
今から一年後、青森駅のスタートラインに立った私は、
一体どんな表情で何を想っているのでしょう。
大会に出場の申し込みをする際に、
大会への意気込み、自己PRを記入する項目があります。
一言記入するだけでもよかったのでしょうが、
そこに私はこの大会への思いを書き連ねました。
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「自分で自分の人生を変えてみたい。」
そう思い走り始めてから8年が経ちました。
今からどんなに練習を重ねてもプロにはなれない。オリンピックになんて出られない。
そんなことは分かっていました。それでも、
「少しでも速く走りたい。遠くまで走ってみたい。」
そんな想いでずっと走ってきました。
以前の自分は意味のないこと、無駄だと思われることには取り組まない人間でした。
ある日、ふと気付くとそこには何もない自分がいました。
このままでは何もないまま自分の人生が終わってしまう。
「そんなのいやだ！」
そう思い、自分が本当にやってみたいことは何か考えた結果、
自分の心の中にあったものが幼い頃に憧れていた「マラソン」でした。
ごく平凡な自分はオリンピックになんてとても出られない。
でも、出られないからといって何もしないのではなく、
たとえ出られなかったとしても、自分がやってみたいと思うことに挑戦する。
その気持ちと行動が一番大切なのではないか。
そんな想いで今まで走り続けてきた結果、
遂にこんな素晴らしい大会に出会うことができました。
これまでの気持ちを全部抱えて、
以前の自分に、今の自分に対して胸を張ってゴールまで走りたいと思います。
東京オリンピック開催を記念して実施されるこの本州縦断フットレースSPECIAL。
この大会は私にとっての『オリンピック』です！
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写真は日本海に沈む夕陽。
一年後の明日はきっと街中笑顔あふれる一日となっていることでしょう。
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