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世界最長のマラソン大会（1ステージレース）
『本州縦断・青森～下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』
大会16日目（2021年5月9日）
【本日の走行ルート（予定）】
（大会スタート前の予定）
東舞鶴(京都府舞鶴市) 6:00－和田山(兵庫県朝来市) 17:00 66km
（スケジュール変更後の予定）
大聖寺駅(石川県加賀市) 5:30－武生(福井県越前市) 17:30 50km
（大会コースマップより抜粋）
【道中記】
今日の目的地は約50km先の越前市武生。
4時30分に起床。起きてすぐに左腕の状態を確認。
昨日とほぼ変わらず。
ただ手先が若干動かしづらくなった気がします。
ここでリタイアすべきか迷います。
外は現在曇りですが、この後間もなく雨が降り出す予報。
そして今日は出発直後に難所である牛ノ谷峠が待ち構えています。
『できることなら雨が降り出す前に峠を越えたい。』
考えている時間はありません。
気持ちがまとまらないまま支度をし、5時30分にホテルを出発します。
16日目の3km地点：6時00分
峠前の最後のコンビニに立ち寄ります。
するとなんとここで早くも雨が降り始めます。
『予報ではもう少し後のはずだったのに。』
雨具を着込み、峠に向かいます。
16日目の7km地点：6時50分
「CP18.牛ノ谷峠 （785.1km）」（石川・福井県境）に到着。
福井県あわら市に入ります。
ここは歩道がなく、怪我した脚にはとてもつらい牛ノ谷峠。
しかもここで雨が土砂降りに。
下り坂の斜面を雨水が滝のように流れ落ちていきます。
『こんなに降るなんて言ってなかったのに！』
と天気予報を恨みながら必死で進み、なんとか峠を越えます。
16日目の13km地点：8時00分
笹岡交差点。ここで8号と272号に分岐します。
2年前は8号を通ったのですが、大会ルートは272号となっているため
今回は272号を進みます。
段々と晴れてきました。
16日目の18km地点：8時55分
坂井市に入ります。ここで8号に合流。
ここからはこの大通りを真っすぐ進みます。
左手には丸岡城があり2年前には立ち寄ったのですが、
今回は余裕がないため残念ながら素通り。
16日目の26km地点：10時20分
福井大橋を渡り福井市に入ります。
このあたりはお店等も多く進んでいても安心です。
新保交差点、幾久南交差点を曲がり、福井県庁、福井駅方面へ。
16日目の33km地点：11時51分
「CP19.市街・裁判所前交差点 （810.0km）」（福井県福井市）に到着。
810km地点ということで、コース全長1550kmの半分を過ぎました。
今日は牛ノ谷峠が心配でしたが無事に越えることができ、
またその後ここまでも順調。ペースも1km12分ちょっとと
怪我直後の頃から考えるとだいぶ良くなってきました。
『これなら下関まで行ける！』
左脚の怪我以降、
『行けるところまで。』
という気持ちで進んできましたが、
ここにきて気持ちに変化が起きました。
制限時間には間に合いませんが、
『下関まで行ける。行きたい！』という気持ちが明確になりました。
16日目の34km地点：12時00分
福井駅近くの、足羽川に架かる幸橋から。
16日目の43km地点：14時07分
立派なハーモニーホールを通り過ぎ、再び8号へ。
鯖江市に入ります。
16日目の49km地点：15時27分
こちらはサンドーム福井。
16日目の52km地点：16時05分
越前市に入り、
「武生楽市」という大きなショッピングモールで晩御飯を購入。
本日の目的地「プリンスホテルタケフ」に到着。
予定より1時間早い到着でした。
まだ夕方ということで辺りは明るく、先に進みたい気持ちもありますが、
この先しばらく泊まるところがありません。
先に進んでここまで電車で戻ってきて泊まり、また翌朝電車で移動という手段もありますが、
ここから駅まで遠いことと電車時間を気にしなければならないことなどから
今日はここまでにします。
ホテルの部屋から撮影。
明日はR8区間最大の難関、敦賀への峠越えがあります。
この先に備え、洗濯をしたり等時間を有効に使いすごします。
晩御飯を食べブログを更新。
明日は早朝、明るくなる前に出発の予定。
早めに就寝です。
【本日の走行ルート（実績）】
石川県加賀市～福井県あわら市～坂井市～福井市～鯖江市～越前市（52.32km）
【走行記録（ガーミンコネクト）】
「16日目（2021年5月9日）加賀～武生」
天候 ：雨のち晴れ
気温 ：最高33℃、最低20℃ (腕時計で計測)
出発時刻：05時29分
到着時刻：16時05分
走行距離：52.32km
走行時間：10時間35分47秒
ペース ：キロ12分09秒
累積高度：443m
ガーミンコネクト 走行データ：
https://connect.garmin.com/modern/activity/6747110041
【コース紹介（Relive動画）】
【攻略ポイント・反省点など】
この区間の注意点はなんといっても牛ノ谷峠。
途中で歩道が無くなるため危険。
特にカーブで車が見えない（＝車からこちらが見えない）
箇所があり、R8区間で一番危険な箇所だと思います。
私はそこを通る時は、耳を澄まして車の音がしないタイミングで通過しました。
あとはルート選択で、あわら市で8号と272号のどちらを進むか。
8号はその区間お店等が全くありません。歩道はあります。
272号はガソリンスタンドなどがあるので緊急時は頼れます。
ただし一部歩道なし。
2年前に8号を通った時は、ここでトイレに行きたくなったら地獄だなと思いました。
この前後でしばらくコンビニがないので、体調管理に気を付けましょう。
そして
坂井市から越前市まではコースはフラット。
歩道完備、コンビニ等も充実のお待ちかねボーナス区間。
と同時に残念なお知らせ。
ここから先、南越前町からなんとゴールの下関まで、
もうボーナスステージはやってきません。
この先に待ち受けるものは・・・。
【各選手のチェックポイント到達状況】
※16日目（2021年5月9日 23時59分時点）
「GOAL.下関駅前」1549.5km（山口県下関市）
１．No.11 林原選手 19時17分（5月8日）
「CP34.野坂トンネル入口」1433.9km（島根・山口県境）
２．No.2 倉井選手 13時07分
「CP32.江津駅前」1335.6km（島根県江津市）
３．No.15 濱田選手 16時13分
４．No.7 竹内選手 20時50分
「CP31.和江港入口交差点」1297.3km（島根県大田市）
５．No.9 奏選手 17時05分
「CP30.市街・西津田交差点」1231.3km（島根県松江市）
６．No.5 高品選手 14時25分
７．No.3 小島選手 23時35分
「CP28.鳥取砂丘会館前」1105.3km（鳥取県鳥取市）
８．No.6 武井選手 17時53分（5月8日）
９．No.13 松本選手 19時49分（5月8日）
「CP27.蒲生トンネル入口」1084.1km（兵庫・鳥取県境）
１０．No.10 野田選手 19時02分
「CP23.西舞鶴駅前」967.3km（京都府舞鶴市）
１１．No.8 中畑選手 17時26分
「CP19.市街・裁判所前交差点」810.0km（福井県福井市）
１２．No.1 いちあし選手 17時46分
「CP14.境橋」608.9km（新潟・富山県境）
１３．No.12 原選手 14時09分（5月3日）※途中棄権
「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km（秋田県秋田市）
１４．No.14 吉澤選手 21時21分（4月25日）※途中棄権
2位のNo.2 倉井選手、ついに山口県入り。
残り120km。明日ゴールか？
No.15 濱田選手、No.7 竹内選手の3位争いも見逃せない！
No.8 中畑選手とNo.1 いちあし選手の差は157km。
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【次回予告】
2年前に挑戦したR8ステージ。
その時に一番苦戦した木ノ芽峠にいよいよ差し掛かる。
天田峠、牛ノ谷峠に続く北陸三大峠の締めくくり。
果たして無事突破なるか？
次回 本州縦断フットレースSPECIAL 17日目
『最大の難敵！敦賀への峠越え。』
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