一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

東京レガシーハーフで道下美里が失格。世界新記録が幻に。☆20221025

 

10月16日に開催されました

東京レガシーハーフマラソン2022

legacyhalf.tokyo

 

男子日本人トップは旭化成村山謙太選手。

 

女子日本人トップはAC・KITA山口遥選手。

 

22日の深夜にはTBSにて

『~未来へつなぐ…舞台裏に密着~』

と題された番組が放送され、

川内優輝選手のこの大会にかける想いなどが紹介されました。

 

 

この『東京レガシーハーフマラソン』。

今回が記念すべき第1回目の開催だったのですが、

エリート選手だけではなく一般のランナーの方も出場できました。

しかしその参加費はなんと20,700円!!

ハーフマラソンとしては前例のない、かなり高額なエントリー代です。

ただしコースはあの国立競技場がスタート、フィニッシュということで、

他の大会では絶対に味わえない感動を味わうことができると思えれば

それだけの価値があるのではないでしょうか。

今回は市民ランナーがおよそ14000人参加されたとのことです。

 

 

さてそんな中、

実はとても残念な出来事が発生してしまいました。

それは東京パラリンピック金メダリストである

道下美里選手の世界新記録が幻になってしまったということ。

 

www.nishinippon.co.jp

 

失格となってしまった理由は

「ガイドランナーが先にゴールしたため。」

これについてはルールのため仕方ないのですが、

問題はそれを引き起こしてしまった要因にあります。

上記記事によれば、

通常、外側のレーンからゴールする。しかし約100メートル手前で係員から内側に行くよう指示があり、混乱。ゴールにさしかかったときは多くの市民ランナーでごった返していたことや、ゴール直前にテープが張られたことで内側に誘導できず、テープを気にしたまま先にフィニッシュしてしまった。

ゴールが内側になることは事前に案内がなく、

とのこと。

 

その実際のゴールシーンがこちらの動画でご覧いただけます。

(1時間6分50秒あたりから)

かなり混乱していた様子がうかがえます。

TBS陸上ちゃんねる【公式】
【LIVE】東京レガシーハーフマラソン 完走シーン【国立競技場フィニッシュカメラ】

www.youtube.com

 

おそらく、

視覚障害部門の先頭ランナーにゴールテープを切らせようという

大会運営側の思惑があったのだと思われますが、

これは運営スタッフがあまりにお粗末と言わざるを得ません。

 

私が思う問題点は、

・カラーコーンでコースを分けていなかった。

・ゴールのレーンが内側か外側かを事前に案内していなかった。

・ゴール100m手前で急遽指示した。

・急遽ゴールテープを張ったことで一般ランナーがゴール直前で方向を変えることになり、交錯しそうになった。

といったところでしょうか。

 

ガイドランナーの方は、

テープに気を取られゴールラインがどこか分からなくなった

と話されているようですが、無理もないと思います。

 

ゴールテープを切らせるのであればもっと周到に準備しなければならないですし、

混雑等のためその準備ができないのであればゴールテープにこだわる必要はなかったはずです。

 

道下選手は

「こういうこともある」と笑顔を崩さず、

とのことで、本当に人間のできた素晴らしい方なのですが、

従来の世界記録を2分以上更新したタイムが認められなかっただけでなく、

失格ということで優勝も取り消し。

あまりにも可哀想です。

 

大会関係者、責任者にはしっかりとした大会運営をしてもらいたいです。

 

 

 

こちらの記事も是非ご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

 

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