一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

常識を覆す筋肉集団!いわきFCの"フィジカル革命"『フットブレイン』☆20221119

 

さて今回は久しぶりにサッカーの話題を。

といっても間もなく開幕するワールドカップの話ではなく

Jリーグ

それもJ3の話です。

今月11月6日に開催されたJ3・第32節で

いわきFC

鹿児島ユナイテッドFCに勝利し、

J3優勝、そしてJ2への昇格を決めました。

 

驚くのがその昇格の速さ

news.yahoo.co.jp

いわきは2013年に福島県社会人サッカーリーグに参入。

7度の優勝を収めてリーグを駆け上がり、

県リーグ参入から僅か10年でJ2への切符を手にした。

いわきFC 年度別成績 】

2013年 - 福島県3部参入(2位)
2014年 - 福島県3部(3位)
2015年 - 福島県3部(優勝)
2016年 - 福島県2部(優勝)
2017年 - 福島県1部(優勝)
2018年 - 東北2部(優勝)
2019年 - 東北1部(優勝)
2020年 - JFL(7位)
2021年 - JFL(優勝)
2022年 - J3(優勝)

 

チーム立ち上げ3年目で一番下のカテゴリーである

福島県3部で優勝すると、そこから毎年のように優勝、昇格を繰り返し

わずか10年でJ2への昇格を掴み取りました。

 

その圧倒的な強さはどこから来ているのか。

今シーズン開幕直前3月5日にテレビ東京で放送された

『FOOT×BRAIN(フットブレイン)』

いわきFCの特集が組まれていたので、

今回改めてその内容をまとめてみました。

www.tv-tokyo.co.jp

 

番組ではJ3注目のチームとしていわきFCを紹介。

破竹の勢いでJリーグに昇格してきたその秘訣が

鍛えこまれた筋肉

そこには日本サッカー界にはなかった

最新テクノロジーを組み込んだフィジカル革命が。

 

しかしサッカーにラガーマンばりの筋肉は必要なのか?

フィジカル軍団が日本サッカー界の未来を変える⁉

常識を超えた"フィジカル革命"に迫る!

 

ということで

いわきスポーツクラブ代表の大倉智さんが番組に出演。

いわきFCを運営していく上で大切なテーマとして

『日本のフィジカルスタンダードを変える』

を挙げました。

 

日本の一般的なクラブは

技術面の練習が多く、筋トレは自主練。

しかしいわきFCの場合、

1日3時間を週4日、チームで選手全員筋トレを行うとのこと。

 

ただここである疑問が。それは

筋肉をつけすぎるとスピードが落ちる?

というもの。

 

これに対しいわきFCチームドクターは

「ボディービルダーは見せる為の筋肉を鍛えているが、

そういう筋トレをする訳ではない。

機能的な筋肉をつける中で、

どのような筋トレをどのような負荷をかけてやるか。

パワーだけでなく俊敏性とか、筋肉の発揮を強くするトレーニングを

組み合わせることで全体のバランスを上げられる。」

と説明。

 

ある選手の実例として、

骨格筋量、体重は増えたが体脂肪率は減り、

10m走、50m走の記録が伸びていることを紹介。

 

大倉智さんも「7年間に渡りデータを取っているが、

スピードが落ちるということはない。」

と断言。

「自分がやればやるほど数字が良くなっていく。

それがピッチ上にも私生活にも影響してくる。

それが7年間やり続けて一番感じること。」

と語られました。

 

 

またもう一つの疑問として、

筋トレ=身長が伸びにくくなる?

というものが。

これに対しては、いわきFCチームドクターは

「筋肉は骨についているので、成長が盛んな時期は

骨の伸びるスピード、筋肉が伸びるスピード、神経の発達が

アンバランスになってしまう。

骨だけが伸びて筋肉がついてこないと、

筋肉と骨の接合部で強い力が加わって骨の成長が抑えられたり

痛みの出る骨端症になったりすることもある。」

 

ということで

筋トレを開始するのは成長期を終えてから。

目安として、

男性は15歳~16歳

女性は12歳~13歳

ぐらいに始めるのが良い。

いわきFCユースでも16歳以上からウエイトを。

16歳未満は自重を支えるトレーニングを行っているとのこと。

 

 

さらにいわきFCのフィジカル革命で欠かせないのが

最新テクノロジー』。

選手一人ひとりの遺伝子を検査し、

それぞれの特性に分かれて筋トレを行っているとのこと。

遺伝子のタイプは3つ。

RR(瞬発力タイプ)⇒負荷「重」:回数「少」

RX(中間タイプ)

XX(持久力タイプ)⇒負荷「軽」:回数「多」

各自が遺伝子検査による効率のいい筋トレで

フィジカルアップに取り組んでいるそう。

 

またメディカルケアにも重点を。

体力測定は毎週末行い、選手の疲労度をチェック。

血液検査では栄養バランスを確認し、必要であれば栄養士からの指導も。

 

さらには今シーズンからの新たな取り組みとして、

スプリントコーチ「秋本真吾」さんを採用。

効率よく身につけた筋肉を効率よく使うことが目的だそう。

 

最後は「是非スタジアムに足を運んでほしい。」

との大倉智さんからのお話でした。

 

「遺伝子検査」・「陸上コーチ招聘」

についてはこちらの記事にも。

news.ntv.co.jp

 

私がいわきFCを始めて知ったのが今から5年前の2017年。

まだ福島県1部だったときです。

2年前にその時のことを書いた記事がコチラ↓

ichiashi.hatenablog.com

 

そこからあっという間に来シーズンもうJ2なんですね。

すごいものです。

いわきFCの今後にもますます注目です。

 

いわきFCに影響され過ぎて、

自分も思わず遺伝子検査してしまった記事がコチラ↓

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

 

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