一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

立教大 上野裕一郎監督スッキリ生出演!箱根駅伝予選会☆20221228

 

10月15日に開催されました

第99回箱根駅伝 予選会

www.hakone-ekiden.jp

こちらも更新しそびれていましたが、

本選が近付いて参りましたのでこのタイミングで更新します。

 

1月2日3日に開催される「箱根駅伝 本選」。

そこに出場できるのはシード校10校と、

この予選会に参加した43校のうち上位10校

 

その狭き門を巡り激戦が繰り広げられました。

予選を通過した大学は以下の通り。

(1)大東文化大 10時間40分39秒

(2)明治大 10時間41分41秒

(3)城西大 10時間42分09秒

(4)早稲田大 10時間42分29秒

(5)日本体育大 10時間43分34秒

(6)立教大 10時間46分18秒

(7)山梨学院大 10時間46分55秒

(8)専修大 10時間46分56秒

(9)東海大 10時間47分03秒

(10)国士舘大 10時間48分55秒

www.nikkansports.com

 

この予選会で注目を集めたのが立教大学

なんと史上最長となる55年ぶりの出場を決めました。

その立役者が上野裕一郎監督(37歳)。

なんと監督就任わずか4年目での快挙です。

www.daily.co.jp

 

予選会2日後の10月17日には

日本テレビ朝の情報番組「スッキリ」に生出演。

 

ということでそこでの内容をまとめてみました。

 

 

まずは監督に就任してからの4年間をまとめたVTRが紹介

 

立教大学は2024年に創立150周年。

その年に「箱根駅伝出場を目指す」という【立教箱根駅伝2024】計画。

その一環で2018年に上野裕一郎氏が監督に就任。

上野監督は通称「日本一速い監督」。

上野監督は中央大学出身。4年連続で箱根駅伝に出場。

37歳の現在も現役のランナー。

自身も大会に出場しながら選手の指導を行います。

 

しかし就任1年目は選手を箱根駅伝観戦に誘うも一人も来ず。

そんな上野監督がどのようにしてチームをまとめ上げたのか?

 

選手と一緒に練習する上野監督。

上野監督は選手とほぼ同じメニューをこなします。

『選手の息づかいだったりを近くで見たほうが。

地面との接地音とか調子悪いときいいとき。

筋肉痛が残っていると変わる。』

 

オリジナルの20種類以上の補強トレーニングも導入。

『体の使い方を覚えることに重点を置いて。

体の使い方がうまい人はケガも少ない。』

 

また監督からの要望で陸上部専用の寮も建設。

監督も寮で生活しながら選手を指導。

 

前回の予選会は16位で本選出場を逃すものの、

着実に力を付けてきました。

 

そして今年の予選会の様子が。

『俺らが上げないと選手たちが頑張れない。』

と会場内を選手を追いかけ走り回ります。

15km地点では

『チャンス圏内!頼む!頼む!』

と声かけ。

ラスト1km地点の控えメンバーには

『ラスト1キロで3分切ってこいって!

じゃないと行けないって書いて!』

と指示。

残り400m地点では監督自ら

『ラストスパート!あと1人5秒!

箱根行ける!お願い!頼む!』

と最後の声かけ。

 

この結果6位で55年ぶりの本選出場を決めます

 

『自分が胴上げされる日が来るとは思わなかったですし、

まずは選手たちがつらい練習、日々の生活。

大学生らしいそういうところをやってくれたからこそ

本選出場だと思います。』

と涙。

 

予選会翌日には報告会で卒業生の前へ。

『予選メンバーの12人がすべてなわけではありません。

部員63人という大所帯の中で一人一人の役割を果たして

予選6位という形。これが皆様に一番伝えたいことです。』

 

 

ここからはスタジオで加藤浩次さんと。

 

加藤「選手とすごいフレンドリーですね?」

監督『まだ37歳ということで選手とフレンドリーに接することができる。』

加藤「選手に声を荒げて怒ることは?」

監督『ほぼ無いですけど、やっちゃいけないことの区別ができないときにはそういうことも。』

加藤「選手と近くなりすぎるとなあなあになる場合もあると思うが?」

監督『近くで喋っているからこそ大事なところで通じ合う。
近すぎるというのは自分のさじ加減で上手くコントロールしている。』

 

加藤「中央大学出身で立教大学の監督になった経緯は?」

監督『偶然同じマンションに住んでいた立教大学のコーチから
新監督募集の話を聞いて、条件に合っていると思い自分から。』

加藤「生意気だった選手時代から変わりました?」

監督『選手から指導者として見られる立場になったのでそこは変えていかないと。
選手たちにオトナに変えてもらっている。』

加藤「でも遅刻してましたよね?」

監督『ついやっちゃいました(汗)』

 

加藤「選手と一緒に走るのはメリットがありますか?」

監督『意思疎通しながら走れる。また、自分が苦しかったところは
学生も苦しかったところ。そこを強化しなければいけないとわかる。』

 

加藤「今回の予選会でずっと上位にいられたポイントは?」

監督『日々同じトレーニングを継続してやっていくと厚みがついてくる。
時間をかけてやっていくというのが大切。』

加藤「スカウティングも大切ですか?」

監督『スカウトは今すごく激化している。』

 

加藤「監督が選手に「頼む!」というのは珍しいが?」

監督『普段から監督は選手に頼っているということ。選手が頑張る競技なので。』

加藤「本選の目標は10位以内ということですね?」

監督『シード権を取って、次に繋げていきたい。』

 

加藤「4年で、予定より1年早く目標を達成できた秘訣は?」

監督『大学側が本気になってサポートしてくれた。
それと監督経験のない自分を信じて選手を送り出してくれた
高校と親御さんのおかげです。』

加藤「めちゃめちゃ謙虚じゃないですか!」

監督『東海大学の両角先生による高校時代からの教えです。
中央大学でちょっと乱れましたが(汗)。
自分では謙虚にしているつもりだったが、
表向きちょっと派手だったかなと思っています。』

 

加藤「最後に視聴者の皆様に一言。」

監督『いろんな形で支援を受けて立教大学はがんばっている。
今いる部員63名がこれから2か月半必死にがんばるので
応援よろしくお願いします。』

 

 

「スッキリ」生出演の内容は以上。

 

今回の放送内容を観て、

立教大学の強さの秘密と上野監督の人柄がとても良くわかりました。

 

これまで駅伝の監督と言えば

青山学院大学原晋監督が多くのメディアに出てきましたが、

さらに若い上野監督にも注目ですね。

 

箱根駅伝の新しい大きな楽しみができました。

 

 

今年の7月に私が上野裕一郎監督と同じ大会に出場してきた話はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

陸上物語|Athletics stories

立教大を半世紀ぶりに箱根路へ!【上野裕一郎】

www.youtube.com

 

立教大学 公式チャンネル

「55年ぶりの箱根駅伝出場決定!!」

運命の一日・舞台裏に密着(2022年度)【立教箱根駅伝2024】

www.youtube.com

 

ichiashi.hatenablog.com