本日12月30日に開催されました
2022富士山女子駅伝
優勝は名城大学!
見事5連覇達成です!
1区から一度も先頭を明け渡すことなくまさに圧勝。
最後アンカーの谷本七星選手が登り坂を苦しそうな表情で駆け上がる姿には
大丈夫かと心配もしましたが、脚は止まることなく見事な走りでした。
【 #富士山女子駅伝】
— 日本学生陸上競技連合 (@iuauj) 2022年12月30日
1位でフィニッシュした名城大学です🥇
今回の優勝で圧巻の5連覇となりました!
本当におめでとうございます‼️#青春に駆けろ pic.twitter.com/2Gf3PECcVr
今大会での注目選手と言えば
5区を走った山本有真選手。
山本選手のスタート時には西山アナよりこんな実況が。
2年生のとき本気で陸上を辞めようとしたことがありました。
そんなとき実家に戻りお父さんとじっくり話をする機会がありました。
3歳のときに亡くなったお母さん。
実は命がけで自分を産んでくれたことを知り、
そこから山本は変わりました。
自分を命がけで産んでくれた母のために
もう一度真剣に陸上と向き合おうと。
お母さん、見ていて下さい。
山本有真は誰よりも練習し、誰からも尊敬される選手に成長しました。
4年間の想いを込めてただ今日は楽しみたい。と語っていました。
山本有真選手について、詳しくはこちら↓
そして今大会で一番印象に残った場面は
山本有真選手から小林成美選手への
4年生同士による最後のタスキリレー。
山本選手が小林選手に何やら声をかけ、名城大のタスキを繋ぎます。
その2人には笑顔が。
女王・名城大5連覇&5年連続2冠!!小林成美、山本有真は4年間不敗で卒業/富士山女子駅伝
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) 2022年12月30日
名城大が2時間21分56秒で優勝。静岡開催となってから立命大と並ぶ史上最多タイとなる5連覇を達成した。#富士山女子駅伝
月陸Onlinehttps://t.co/tyrz1wJhlJ
レース後のインタビューでその内容が明かされました。
山本有真選手が小林成美選手にかけた言葉。
それは
「いままでありがとう。頑張ってね」
でした。
とてもとても深い言葉です。
名城大学に同期として入学してきて、
互いがいい時も悪い時も全てを一緒に乗り越えてきた
仲間からの言葉。
今まさに1秒を争い全力で走っている中でのタスキを繋ぐほんの一瞬。
その時に不意にこんなことを言われたら・・・。
小林成美選手もこの感動的な言葉には心打たれたそう。
4年間チームをひっぱり支えてきた小林成美選手、山本有真選手。
本当にお疲れ様でした。素晴らしいチームでした。
名城大を牽引した主将・小林成美「感謝の気持ちを表したかったけど…」と涙 母校・都大路Vも刺激に力走/富士山女子駅伝
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) 2022年12月30日
卒業後は三井住友海上で競技を続ける。「大好きな走ることを極めて、陸上人生を築いていきたい」#富士山女子駅伝#名城大 #小林成美
|月陸Onlinehttps://t.co/gZZgui5f3g
偉大な4年生はこれで抜けてしまいますが、
この日の1区~3区を走ったのは1年生。
そして先日の全国高校駅伝で優勝した
長野東の村岡美玖選手が新たに名城大に入学してくるとのこと。
名城大の強さは後輩にしっかりと受け継がれていきそうです。
そして名城大卒業後は
山本有真選手は積水化学へ。
社会人になってからの2人の活躍にも期待です。
応援ありがとうございました!5連覇達成🖐🏻みんなありがとう。
— 山本有真 (@yy_oneok69) 2022年12月30日
振り返ると辛いこともたくさんあったけど名城大学でよかった、あの時陸上を辞めなくて良かったと思える4年間でした。
私は今年度で名城大学を卒業しますが、青色のユニフォームになっても引き続き応援してくれたら嬉しいです😂 https://t.co/vpUAInlRdh pic.twitter.com/UvJTajfwtr
その前に、山本有真選手はなんと卒業前に急遽もう1レース走るとのこと!
先日惜しくも破ることのできなかった5000mの学生記録更新に挑むそう。
山本選手の本当の学生最後のレースにも注目です!
2021富士山女子駅伝についてはこちら↓
2020富士山女子駅伝についてはこちら↓