一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

『逃げてくれ川内!』川内優輝が先頭で魂の激走!"MGC2023"パリオリンピックマラソン日本代表決定戦☆20231015

 

本日10月15日(日)に開催されました

パリオリンピックマラソン日本代表決定戦!

マラソングランドチャンピオンシップ MGC

ichiashi.hatenablog.com

 

パリオリンピックでのマラソンは8月の開催。

厳しい暑さの中で走ることが予想されています。

そこで勝負できる選手を選ぶため、

まだ暑さが残る10月の東京での開催となった今回のMGC。

 

記録的な暑さを連日記録した今年の東京。

10月に入ったというのにまだ毎日のように繰り返される夏日。

そんな中迎えた15日のMGC当日

その7時時点での気象状況

天候:雨
気温:14.6℃
湿度:97%
風速:3.1m/s

なんとまさかのを思わせる荒れた天候。

この予想外の気象条件を、全出場選手の中で

間違いなく一番喜んだのが

川内優輝選手!

以前から暑さ苦手と公言し、真夏開催の

東京オリンピックでは結果が残せないだろうという考えから

前回のMGC2019はなんと出場辞退。ドーハ世界陸上への出場を優先。

 

そんな川内選手がレース2日前の会見で自信をのぞかせていました。

TBS陸上ちゃんねる【公式

【LIVE】マラソングランドチャンピオンシップ プレスカンファレンス【10/13 15:00】

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今大会も雨予報。天気を確認した川内は「お、いいじゃん!」と歓迎した。
「雨の東京、いいですよ。雨のレースはたくさんやっている」。
今回はペースメーカーがおらず「誰かが乱してくれるんじゃないですか」とニヤリ。

 

持ちタイムでは他の選手から劣るため、

単純なスピード勝負になると分が悪い川内選手。

今回のこの味方につけたいところ。

 

そんな川内選手がやってくれました!

スタート直後から先頭に立つと、

なんとそのまま一人で飛び出します!

 

 

他の選手への揺さぶりかと思いきや

そのまま10km、15kmと来て

ついに20kmも通過。

これは明らかに先行逃げ切りを狙っています!

しかしこんなハイペースで飛ばして大丈夫なのか?

最後までもつのか?どこまで行けるのか?

 

 

なんとなんと30kmまで来てしまいました!

ここで思い浮かぶのが2018年のボストンマラソン

気温5℃強風の中で見せた

川内優輝選手のまさかの大逃げからの優勝

the-ans.jp

 

あの時の激走が頭に蘇ります!

『このまま逃げろ!逃げてくれ川内!!』

 

 

しかし30kmを過ぎてみるみるうちに

後続の選手との差が詰まってきます。

『がんばれ川内!!』

 

 

『負けるな川内!!

頼む、オリンピックに行ってくれ!!』

 

 

『まだ行ける!追い付ける!!

3位なら行けるぞ!!川内!!!』

 

 

 

川内選手は4位でゴール。

オリンピック出場の可能性の残る3位まではあと7秒でした。

 

 

市民ランナーとして注目を集め、32歳でプロランナーに転向。

ここまで型破りなランニングスタイルを貫いてきた川内選手。

現在36歳。

そんな川内選手には本当に

オリンピックに出て欲しかったです。

 

 

最後国立競技場に入る前のところで

あの大迫傑選手を抜いて3位に上がったところは痺れました。

大迫選手とのオリンピック出場を懸けた3位争い。

最高にアツかったです!

 

 

 

川内選手のレース後のコメントはこちらから↓

the-ans.jp

 

そして私が一番驚いたのがこちら↓

 

「暑熱対策を全くせず」

には驚きました。

凄い読みと判断、そして決断力。

やっぱり腹のくくり方が違います。

計算し尽くされた練習があっての今回の激走でした。

 

川内選手、本当にお疲れ様でした。

最高に素晴しい走りでした。

 

 

MGC2023川内優輝ハイライト動画はこちらから↓

最後に川内選手のレース後インタビューあります!

TBS陸上ちゃんねる【公式】

【MVP級の大逃げ】36歳川内優輝、雨の東京で魂の激走【MGC2023】マラソングランドチャンピオンシップ

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