『嗚呼、あこがれの男鹿半島。』本州縦断フットレースSPECIAL 3日目(中編)★20210426

 

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会3日目(2021年4月26日)

 

【前回までのあらすじ】

初日こそ順調だったものの、2日目にして早くも足を痛めたいちあし。

新潟の実家に電話し、完走の可能性は低いこと、シューズを交換したいことを告げる。

しかし家族に会えるのは6日目の新潟に入ってから。

そこまでなんとか粘るべく、編み出した奇策が「能代ルートの選択」であった。

 

【本日の走行ルート(予定)】

変更前(上小阿仁村経由)

鷹ノ巣駅(北秋田市) 4:00-秋田市街地(秋田市)18:30    82km

 

変更後(能代経由)

鷹ノ巣駅(北秋田市) 5:30-秋田市街地(秋田市)22:00    92km

 

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(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側で北秋田市。上が南側で秋田市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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北秋田市からまずは日本海側の能代市へ。

そこから南下し潟上市、秋田市へ。

 

 

【道中記】

突然のルート変更で準備に手間取り、出発したのが5時30分。

目的地の秋田市街地到着は22時予想。

しかしそこまで辿り着けるかはわからない。何しろ92kmも先だ。

とりあえず70km先の八郎潟町ぐらいまで行ければ、

今日はそこから電車で移動して、明日また戻ってくればいい。

宿のための電車移動はルール上OKなのだ。

そう考えながらスタートする。

 

ここ北秋田市は内陸部で標高も高いため、朝は冷え込む。

この時の気温がなんと0℃

大会初日の日中が25℃ぐらいあったので、寒暖差が本当に大きい。

ユニクロのウルトラライトダウンベストを持ってきておいて良かった。

持ってきていた衣類を全部着込んで寒さを凌ぐ。

 

 

3日目の5km地点:5時50分

本来進むはずだった上小阿仁村方面の山々を左手に見ながら、

国道7号線で能代市へと向かう。

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3日目の11km地点:7時30分

きみまち阪公園」の桜。

秋田も桜が満開でした。

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3日目の12km地点:7時40分

米代川」。

遠回りしたからこそ見ることができた絶景でした。
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3日目の17km地点:8時30分

今朝早くに母からメールが届いていることに気付く。

見てみると、なんとそこには

 

「今日、靴を持ってそちらに向かいます。

秋田に着いたらメールします。」

 

とあった。

 

 

『え⁉ いやいやいや。』

 

慌てる私。

『秋田まで来る?

昨日電話で話したときはそんなこと一言も言ってなかったのに!

新潟から秋田って結構あるぞ?

シューズも穴を開けたからとりあえずなんとかなりそうだし。』

 

とりあえず急いで実家に電話します。

すると幸いにもまだ家にいたので、

『来なくても大丈夫だから。』

と伝えます。

何やら旅行がてら秋田まで行ってみようと思ったらしかったのですが、

さすがに秋田まで来ると言うのは遠すぎます。

結局予定通り、6日目に弟に新潟と山形の県境まで来てもらうということで

話がまとまりました。

 

ただ断ったとはいえ、

秋田まで来るという気持ちはもちろんうれしく、

力になります。

実家まではなんとしてでも行かなければという気持ちが大きくなります。

 

 

3日目の30km地点:10時30分

山あいを抜けて能代市街地へと出ます。

初めて訪れる能代市

印象は、とにかく「風が強い!」

この日が特別だっただけかもしれないのですが、

海側からの強烈な風が吹き荒れていました。

そして「真っ平!」

山も森林も高いビルなどもなく、とにかく真っ平。

まるで砂漠の中の都市のよう。

 

『ここが能代市か~。』

と感慨に耽ります。

秋田県と言えば能代市。

実は以前から一度来てみたいと思っていた街なのです。

 

スポーツが大好きな私。

スポーツ好きで能代を知らない人はいないでしょう。

能代市と言えば何と言っても「バスケ」

あの有名な漫画「スラムダンク」に出てくる「山王工業高校」の

モデルにもなった、名門「能代工」はあまりにも有名。

 

 

「あきらめたら、そこで試合終了だよ」

 

「安西先生!! バスケがしたいです……」

 

 

あの名言が頭によみがえります。

 

 

『安西先生!! 下関まで行きたいです……』

 

なんてバカな妄想をしながら先に進みます。

 

昨日痛みが出ていた脚も、一晩寝たことで回復したのか今のところ大丈夫。

快調に進んで行きます。

 

 

3日目の60km地点:15時30分

能代市から秋田市に向かって日本海沿いを南に進みます。

周辺には畑が広がり、左手には山々が見えます。

この辺りの風景は私の地元の新潟にとてもよく似ていて、

なんだか懐かしく、落ち着きます。

 

そして右手に見えるのが「男鹿半島」です。

(写真奥の山々が男鹿半島)

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秋田県で、日本海にひょっこり飛び出ているところが男鹿半島。

男鹿半島、男鹿市と言えば、やはり「なまはげ」。

 

しかし、私にとってはもう一つ強烈に思い浮かぶものが。

それは「とんねるず木梨憲武さん」です。

今から20数年に、テレビ番組のイベントで男鹿市のCDショップにて

CDの手売りを行うことになった木梨さん。

人が集まるのか不安だった中、ふたを開けてみればたくさんのお客さんが殺到!

(しかもその中には素人時代の女優、佐々木希さんも来ていたそうな。)

 

時間があれば実際に男鹿市も通ってみたかったのですが、

残念ながら余裕は全くありません。

『ああ、あれがあの男鹿半島か。』

と、ほんの目の前にある男鹿半島を目にしつつ、

昔の思い出に浸りながら先に進みます。

 

 

3日目の70km地点:18時00分

井川町にある「井川さくら」という

人名のような駅の前を通過。

潟上市(かたがみし)に入ります。

 

辺りはだんだん暗くなってきました。

今日の目的地まではまだ20km以上あります。

ライトを取り出し、夜間走の準備を整え走り出します。

 

 

するとここで、とある人物から電話が。

一体何の用だろうと思い、電話に出ます。

 

『もしもし?』

 

 

つづく。

 

 

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【次回予告】

突如として鳴り響いた電話。

電話をかけてきたのは意外な人物だった。

そして告げられる衝撃の事実!!

感動の物語が今、夕暮れの潟上市で繰り広げられる。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 3日目 完結編

『母からの電話。潟上で見た夕焼け。』

 

9月18日公開予定。

 

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