一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

キムタク主演『未来への10カウント』は王道スポ根ドラマ⁉第1話を3回も視聴した感想とあらすじ☆20220417

 

さあ今回は久しぶりにドラマの話。

取り上げるのはテレビ朝日 木曜ドラマ

『未来への10カウント』

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www.tv-asahi.co.jp

 

主演は木村拓哉

これまでピアニストやパイロット、美容師から果ては総理大臣まで

数々の職業を演じてきたキムタク。

まだ演じていないのは医者、警察官、そして学校の先生ぐらい?

(警察官は『教場』でやりましたね。)

そんなキムタクがついに待望の教師役!

それもボクシングをテーマにした学園スポーツドラマということで、

スポーツ好き、ドラマ好き(あと何気にキムタクのドラマも大好き)

私の期待は放送開始前から高まります。

 

一体どんな話になるのか?

あのキムタクがどんな先生役を演じるのか?

アツいお説教シーンは来るのか?

型破りの熱血教師「キムタク」が堅苦しい教育現場をぶち破り、

冷めた現代っ子を熱く目覚めさせる王道の展開が待っているのか?

2022年にあの金八先生GTO鬼塚を超える先生がついに誕生するのか⁈

 

ドキドキワクワクしながらも

あえて事前情報は仕入れずに、4月14日放送の第1話を観ます。

(以降ネタバレたっぷり。)

 

 

キムタクがバイクを運転するシーンからドラマはスタート。

しかしバイクと言ってもカッコいい大型バイクなどではなく、

なんとピザの配達バイク。

どうやらピザ屋さんでアルバイトをしている設定らしい。

そして冴えない表情。

見た目はキムタクですが、雰囲気はしょぼくれた中年男性そのもの。

元気が全くありません。

 

そして放送開始早々のキムタクのセリフがこちら。

 

『オレ長生きなんかしたくない。

いつ死んでもいい。なんなら今日でもいい。』

『毎朝目覚めても、一番最初に考えることはいつも同じ。

また何にも希望も無い一日が始まりだなって。』

 

 

 

どうしたキムタク⁈

一体何があった??

 

あのキムタクが完全にやさぐれています。

ここまで無気力な主人公も珍しい。

 

おそらく過去に何かあっただろうことは容易に想像がつきますが、

それにしても暗い。覇気がない。

このドラマ大丈夫か?

と早くも心配になります。

 

 

 

ひょんなことから

母校のボクシング部のコーチを引き受けることになったキムタク。

いざ高校へ。

 

まずは校長先生にご挨拶・・・

 

っておい!

校長がなんと内田有紀!!

 

キムタクと内田有紀といえば

1992年放送の『その時、ハートは盗まれた』を思い出します。

高校が舞台のドラマで、当時私も高校生でした。

 

その内田有紀が校長先生役。

時が流れるのは早いものです。

一色紗英さんはお元気でしょうか?)

 

今回のこのドラマでは、キムタクとは高校の先輩後輩の間柄で

その時以来の再会という設定。

私もテレビを観ながらちょっとした同窓会気分に。

 

 

 

さて学園ドラマということで、

舞台となる学校はどんなところで、どんな生徒がいるのか気になるところ。

 

一体どんな問題児が?

やはり校舎の窓ガラスは全部割られているのか?

廊下をバイクで走るような強者はこの令和の時代にも存在するのか?

 

しかしそんな心配は杞憂に終わります。

ここの高校は東大合格者を輩出するほどの進学校

全く荒れておらず、生徒はみな至って真面目な優等生。

 

そして肝心なボクシング部との初対面シーン!

部長の第一声が

『良かった。本当に来てくれた・・・。』

 

何やらすごく歓迎されているよう。

だいたい生徒って、最初は先生や監督に反発しますよね?

心を開かなかったり。

しかしそんな感じは全くなく、みんないい子そう。

 

ところが小声でボソボソと話し、やる気のない態度全開のキムタク。

その様子を見たボクシング部の面々は不満と不信感を募らせます。

 

来た来た!ここから揉めるのね?

とワクワクする私。

 

するとここで早速コーチの名前をスマホで検索する部員たち。

(さすが現代っ子。)

コーチが高校四冠のすごい選手だとわかり、信頼はあっさり回復します。

 

 

ここまで平穏無事のとんとん拍子という完全な予想外の展開に、

むむ?と肩透かしを食らった気分の私。

一体キムタクがこの学校と生徒たちをどう変えていくというのか?

 

 

初日を終え、高校時代の同級生と28年ぶりのボクシングの練習をするキムタク。

しかしここでも腐っている態度のキムタク。

生徒たちのボクシングを始めた大したことのない動機に対し愚痴を言い、

早々に練習を切り上げます。

途中、網膜剝離でボクシングを諦めた過去、

女性とのつらい訳ありな過去の記憶がフラッシュバックします。

 

やはり過去に色々あった様子のキムタク。

そんなキムタクを同級生も恩師も心配している様子。

 

 

さてそんな中ようやく事件が。

部員が少なく廃部の危機のボクシング部。

禁止されているスパーリングを1年生に見せたいと

部員がキムタクに提案します。

 

『ダメだ!ちゃんと基礎から始めないと。』

とキムタク。

 

対し、

『基礎はずっとやってきました。』

『この一年僕たちはずっと自主練です。

だからスパーリングは一度もできませんでした。』

『私たち本物のボクシングを見たいんです!』

と必死にお願いする部員たち。

 

このあたりのセリフは、今回のドラマでは触れられていないけれど、

コロナ禍で部活動ができなかった現実の世界の話が重なります。

 

 

渋々スパーリングを引き受けたものの、全く手を出さないキムタク。

『本気でやって下さい!本気で指導して下さい!』

『僕たちは強くなりたいんです!!』

と訴える部員のキンプリ高橋。

 

その気持ちが届いたのかキムタクがボディブローを一閃!

うずくまり苦悶の表情のキンプリ高橋。

見るからに相当痛そう。

これはヤバい。キムタクさすがにやりすぎでは?

と思った次の瞬間、

キンプリ高橋が言ったのが次の一言。

 

『やっと、やっとボクシングができた・・・。』

 

『すげえ!みんな見た?すげえだろ、今の!』

『みんなも練習すればコーチみたいになれるから!』

 

と息も絶え絶えの中、喜びと

嬉し涙ながらに見学にきた1年生に訴えます。

 

ボクシングが好きな気持ちと、

ボクシング部を大切にしたい気持ちが溢れた

とてもいい場面でした。

 

 

その後病院に行き、肋骨にひびが入ったと診断されたキンプリ高橋君。

校長に報告するという顧問の満島ひかり

 

ここで部員たちが

『コーチにスパーリングをお願いしたのは私たちです。』

『僕たちが悪いんです。』

とキムタクをかばいます。

 

特に女子部員の山田杏奈さんが

『学校に報告したらコーチ辞めさせられちゃうでしょ!』

 

私たちずっと待っていたんです。

ボクシングちゃんと教えてくれる人が来てくれるのを。

ずっとずっと待っていたんです。

だからコーチのせいにしないで。

勝手なことした私たちが悪かったんだから。』

 

桐沢コーチがいてくれないと困るんです、私たち。

『学校には報告しないで下さい。お願いします。』

 

と頭をさげ、涙ながらに必死にお願いします。

 

 

え?何これ?

今日でもう最終回なの?

ってぐらいアツい展開。

生徒にこんなに必死でお願いされたら、そりゃ心動かされるよね。

っていうか泣くよね、自分がコーチだったら。

号泣不可避。うん。

 

 

しかし、

『学校に報告してきます。』とその場を立ち去る満島ひかり

 

 

翌日、校長室に呼び出されるキムタク。

クビを宣告されるかと思いきや、話とはなんとコーチ料の件。

これからもよろしくとのこと。

 

なるほど、満島ひかりは校長には言わなかったってことね!!

やるじゃん、満島ひかり

 

部室に行くと新入部員の1年生が3人。

これでボクシング部の存続決定!!

 

『本当に報告しなくて良かったんですか?』というキムタクに、

 

『水野さんが言ってたでしょう?コーチが来るのずっと待っていたって。

後になって、段々うれしくなってきたんです。

あんな言葉、教師になって初めて聞いたから。

あんなきらっきらっした言葉。』

『高校生にとっては今が一番大切な、二度と戻って来ない時間なの。』

『これが、アオハルなんです!! 青春。

満島ひかり

 

で第1話放送終了。

 

 

うん。おもしろかったよね。感動した。

生徒の熱い気持ちがとても良かったです。

キンプリ高橋君と山田杏奈さんのセリフには心打たれました。

 

そして満島ひかり

暗く沈んだキムタクに対し、底抜けに明るく前向きな満島ひかり

とてもいいバランス。

2人の今後のやり取りがとても楽しみです!

 

 

さてここまで第1話を振り返ってきましたが、

ここで特徴的だったのが

「キムタクの名台詞がない!」

ということ。

 

印象に残ったのは全部生徒役のセリフ。

キムタクはまだ暗くボソボソと話すばかり。

 

なるほど。どうやらこのドラマは生徒が成長するのではなく、

先生が成長していく物語らしい。

2001年に放送された田村正和さん主演の

さよなら、小津先生』を思い起こさせます。

あちらはバスケットボール部

当時あまり話題にならなかったけれど、いいドラマでした。

ぜひ再放送してほしいです。

 

 

さてあまりにも充実した内容の第1話。

来週以降、話もつの?

と心配になるぐらい。

私は結局録画したものを3回も観てしまいました。

 

この王道のスポ根ドラマ

『未来への10カウント』

来週以降も楽しみです!

 

木曜ドラマ『未来への10カウント』

2022年4月14日スタート【毎週木曜】よる9時~放送<初回拡大スペシャル>/ティザー30秒PR

www.youtube.com

 

木村拓哉満島ひかりら豪華キャスト集結!

木村に髙橋海人が腹パンチ!?まさかのサプライズ披露!

4月14日スタート!毎週木曜よる9時『未来への10カウント』制作発表会見

www.youtube.com

 

 

 

 

第2話の感想はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

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