一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

男子マラソンは山下一貴がメダルまであと20秒、入賞まであと1kmに迫るも…。ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会☆20230827

 

早くも大会最終日を迎えました

「ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会」

www.jaaf.or.jp

 

8月27日、大会9日目は

男子マラソン

が実施され、日本からは

其田健也・山下一貴・西山和弥

の3選手が出場。

スタート前には

選手、スタッフ全員で円陣を組む姿が。

チームジャパンで一丸となって入賞を狙います!

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レースが動いたのは30km過ぎ。

ここまで先頭集団の後方、少し離れたところにつけていた

山下一貴(いちたか)選手。

みるみるうちに先頭に追い付くと、

そのまま一気に抜き去りなんとトップに躍り出ます!

 

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アフリカ勢を相手に苦戦が予想されていたものの、

30kmを過ぎて先頭に立つなんて驚きです!

 

 

この後31kmを過ぎて各選手がペースアップ。

山下選手は先頭集団から離されて8位集団、

9位に。

 

しかしここからが凄かった!

1km3分を切るペースで前の集団を猛追!

前を行く選手を次々追い抜きなんと5位!

このまま行けば堂々の入賞!

さらには3位の選手とは20秒差

なんとメダルの可能性も出てきました!

 

しかし。

40km過ぎでハプニングが!

山下選手が左足を押さえて立ち止まります!

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どうやら足を攣った模様。

すぐに走り始めますが明らかに足が痛い様子。

それでも懸命に走り続けます。

 

そして41km過ぎ。

ゴールまで、8位入賞まであと1km

のところで後続の選手に抜かれて9位に。

その後今度は右足を攣ってしまい再度立ち止まってしまいます。

 

それでも走り続け

山下一貴選手は12位でゴール。

其田健也選手は35位。
西山和弥選手は42位。

 

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山下選手はレース後のインタビューで

『申し訳ないですね。
入賞できたと思ったんですけど、なかなか難しいですね。
左脚のふくらはぎが攣ってしまって。
その後それを気にしながら走っていたら右脚も攣ってきて。
また帰ってきます。次はメダル目指して頑張りたいと思います。』

と語りました。

 

 

8位集団に残った段階で8位を確保する走りに徹していたら

また違った結果になったのかもしれませんが、

あの状況でペースアップして懸命に前を追い、

3位まであと20秒まで迫ったところは本当に立派でした。

最後はここまで来て棄権になったらと思い、

なんとかゴールしてほしいと願っていました。

結果は12位でしたが、堂々の走りだったと思います。

この経験はきっと次に繋がります。

また世界の舞台に、メダル争いの舞台に戻ってくるのを待っています。

 

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