青森から下関まで自分の脚で走る
(おそらく)世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2023<SPECIAL>一斉スタート』
大会23日目(2023年5月14日)
本日の闘いの舞台は
天候はこんな感じ。
さて今大会に出場した12人の選手のうち
これまでに10人がゴール。
No.24 結城選手は西舞鶴駅に着いたところで無念のリタイア。
(レース終了後すぐに仕事復帰されているのは本州縦断フットレーサーの鑑です!)
リタイアして1週間。
— 結城宗治 (@Muneharuyuki) 2023年5月11日
膝の違和感は続くものの、走らない限り日常生活に不便なく、月曜日から仕事復帰しています。
ただ、身体の抵抗力が落ちたのか、昨日から発熱して寝込んでいます。今更、コロナ?
残りわずかのこじかにさん、倉井さん、中畑さん楽しんで頑張ってください。#本州縦断フットレース
ということで残すはあと1人。
No.11 中畑選手のみとなりました。
以前にもお伝えしましたが、
この本州縦断フットレースには
「制限時間」
が設けられています。
出場選手が任意のタイミングで各自スタートする通常版の
「本州縦断青森~下関1550kmフットレース2023〈NORMAL〉」
は制限時間「720時間(30日)」。
しかし2年に1度開催されるスペシャル版の
「本州縦断青森~下関1550kmフットレース2023〈SPECIAL〉一斉スタート」
は制限時間「564時間(23.5日)」。
そうです。スペシャル版である今大会は通常版よりも
制限時間が約1週間短くなっているのです。
まさにスペシャル!!
腕に自信、いや脚に自信のある人のみが挑戦できる特別仕様!!
出場選手はみな各自の目標順位、目標タイム、
そしてこの制限時間を常に意識してこのレースに挑んでいます。
青森から下関まで走るというと
興味がない人はおそらくのんびりした旅行を思い浮かべるのかもしれませんが、
この大会はとにかく過酷。
中畑選手は前回大会を振り返り
ご自身のブログで以下のように表現されています。
前回の2021年大会。言葉では到底言い表せないくらい、散々たる辛い思いをした。逃げ場のない生き地獄。この大会を形容するに、これ以上適した表現はないだろう。
そんな「地獄」になぜ中畑選手はもう一度挑んでいるのか?
その理由の一つにはおそらく前回大会で
「制限時間に間に合わなかった」
ことがあるのではないかと私は思っています。
前回大会ではゴールした12人の選手中、
中畑選手と私の2人が制限時間を過ぎてのゴールでした。
大会前に思い描いていたレースプランが崩壊した時。
制限時間内にゴールできないということを悟った時。
もう間に合わないということをわかっていながら
それでもゴール目指して進んでいたあの時。
あの時の辛さ、悔しさ、やるせなさは
その後時間が経っても中々消えるものではありません。
中畑選手は前回2021年大会の後、
個人で2022年5月に九州縦断。
同年9月に北海道縦断を敢行しともに見事成功。
前回大会からさらに経験を積み重ね、
今回の2023SPECIALに戻ってきました。
夕方に最後から2つ目のチェックポイントである
山口市の「CP35長谷交差点」に到着。下関まで残り60km。
そして深夜。日付が変わる直前に最後のチェックポイント、
(以上、中畑選手のFacebookより)
中畑選手、なんとここから夜を徹して下関に向かうとのこと。
ゴールの下関まであと38km。
そして
制限時間内でのゴール達成
まであともう少しです!
ゴール閉鎖は5月15日(月)22時。
残りあと1日!
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私いちあしは本州縦断フットレースを
全力で応援しています!
私が前回出場した『2021<SPECIAL>』についてはこちら↓