本日10月23日に開催されました
『プリンセス駅伝2022』
この大会で残念ながらまたしても
痛ましいアクシデントが発生してしまいました。
最終6区を走っていた京セラの白井明衣選手が
ゴールまで残りあと1kmというところで転倒し、
立ち上がることができず倒れたままの状態に。
テレビ中継ではその転倒する瞬間の映像が放送されましたが、
白井選手が走りながら何度か左脚に目をやった直後、
左膝が大きく外側に曲がり転倒。
白井選手は横たわったまま手で左膝を押さえるものの、
それ以上はもう体を動かすことができず、倒れたまま。
(2時間27分あたり、2号車カメラ)
TBS陸上ちゃんねる【公式】
【LIVE】プリンセス駅伝 全移動車ライブ配信
その様子からただ事ではないことがわかります。
そしてしばらくした後、テレビ中継の実況により
京セラは棄権したと伝えられます。
白井選手は病院に搬送され、左太もも骨折と診断されたとのこと。
毎年10月下旬に開催されるこのプリンセス駅伝。
これまでにも脱水症状となった選手が何人も発生。
そして骨折、転倒といえばどうしても思い起こされるのが
2018年の岩谷産業の飯田怜選手。
飯田選手は右すね骨折で全治3~4カ月と診断されました。
ただしその後レース復帰までになんと3年もの月日を要しています。
また今回、白井選手はチームの目標としていた
クイーンズ駅伝出場をかけたボーダー争いの真っ只中。
15位で襷を受け取り、このままゴールすれば目標達成という中での
残りあとわずか1kmで起きてしまったアクシデント。
その精神的な面でのダメージもとても心配です。
【#プリンセス駅伝】#TBS 系列で放送中📺⚡
— TBS 陸上 (@athleteboo) 2022年10月23日
第❺中継所
クイーンズ駅伝出場をかけたボーダー争いは大混戦❕
(16位まで)
13位ルートインホテルズ
14位しまむら
15位京セラ
16位日立
17位ニトリ(16位と8秒差)
18位肥後銀行(16位と15秒差)
☑HPではLIVE配信中☟https://t.co/ooj4ETRJfE pic.twitter.com/rZSNlzboP4
今回の件を受けて、新谷仁美選手は自身のツイッターで次のように発言。
試合本番でのアクシデントは普段の行い(食事や環境など)が大きく影響します。
— 新谷 仁美 (@iam_hitominiiya) 2022年10月23日
違和感や変化に気づいて自身で解決できないのであれば他者(家族やチーム内)に伝えて一緒に解決する。それが出来ない環境ならそこを去った方が良いと私は思います。 https://t.co/5PIDr5tjuP
陸上長距離の女子選手の食事、体重管理については度々問題になります。
体重が軽い方が速く走れるという側面があるからです。
ただ以前とは違い、ここ最近ではしっかり食べるよう指導しているチームが増えてきているという話を聞きます。
今回の白井選手の骨折の原因がどこにあるのかはわかりませんが、
もうこんなつらい事故は二度と起きてほしくないです。
そして、白井明衣選手が1日でも早く元気になって、
また練習、レースに復帰されることを願っています。
10月25日に、白井選手の所属先「京セラ女子陸上競技部」の公式サイトに
『白井選手に関するご報告』が掲載されました。
今大会のレース内容、結果についてはコチラ↓
2021年大会についてはコチラ↓
こちらの記事も是非ご覧ください。