11月26日に開催されました
『クイーンズ駅伝2023』
前回の記事では優勝した積水化学を取り上げました。
今回はまずは私が注目していたもう一つのチーム
「第一生命グループ女子陸上部」
について。
注目は1区に起用された
小海遥選手
3区か5区での起用が予想されましたが、
疲労骨折の影響からか今回は1区に。
怪我の回復具合が心配されますが、
これは区間賞も期待できます。
こちらがレース前の小海選手。
とても集中した表情です。
さてクイーンズ駅伝の第1区と言えば
選手入場時のパフォーマンスがあることでおなじみ。
控えめな感じの小海選手は
果たしてしっかりとカメラにアピールすることはできるのか?
ビシッと決まりました!
(おじさんの私には何のポーズか分かりませんでしたが…(笑))
本人が楽しそうで何よりです。
TBS陸上ちゃんねる【公式】
クイーンズ駅伝2023/1区選手入場パフォーマンス(全チーム紹介ノーカット)
さてレースの方ですが、
予想通りスタート直後から資生堂五島選手が前に飛び出します。
小海選手は第2集団の後方。おそらくは予定通り。
ここからスルスルっと前方に出て、
勝負所で一気にスパートするのがいつもの小海選手のスタイル。
すると5km過ぎ。沿道に駆け付けた第一生命グループの応援団の
声援を受けると一気に前に出ます!
第2集団から1人抜け出し先頭を追います。
後ろからはプリンセス駅伝1区区間賞の三井住友海上樺沢選手が
猛烈な追い上げ。残り800m。
終盤での積極的な飛び出しが功を奏し、
速すぎた資生堂五島選手には及ばないものの
小海遥選手が見事区間2位でタスキを繋ぎます!
この小海選手の好走で勢いに乗った第一生命グループ。
第4区には
原田紋里キャプテンが出走。
2021年末にレース出場後、
1年半もの間怪我に苦しんできた原田選手。
キャプテンが、マジシャンに!なかなかの腕前でした。マラソンにチャレンジする過程で足の痛みが出て😓しばらく試合には出てませんが😅こんな芸を磨いてとはね❗️#第一生命グループ#キャプテン紋里#歓送迎会 pic.twitter.com/Di8xpWAp7b
— 山下佐知子 (@315yama) 2022年3月20日
今年7月にようやくレースに復帰。
クイーンズ駅伝に出場するのは2年ぶり。
無事に走り切り、ルーキーの飛田凜香選手にタスキを繋ぎました。
今大会では出場した全選手が区間上位の成績で快走。
結果がこちら↓
1区 小海遥 22′06″ 区間2位
2区 櫻川響晶 13′29″ 区間4位
3区 鈴木優花 34′35″ 区間8位
4区 原田紋里 11′47″ 区間14位 (日本人5位)
5区 飛田凜香 33′06″ 区間9位
6区 古川結美 21′24″ 区間3位
以上の結果により、
第一生命グループは見事6位に!
2020年予選敗退。
2021年13位。
2022年8位ということで
近年着実に実力を付けてきています!
来年の更なる飛躍が楽しみ!!
【大会結果】
— 第一生命グループ女子陸上競技部 (@daiichilife_tf) 2023年11月26日
クイーンズ駅伝2023
総合 2:16’27” 6位✨
本日は現地、テレビで沢山のご声援
ありがとうございました!📣 pic.twitter.com/d5PzG9HgXx
続いて来年のシード権を獲得する8チーム
「クイーンズ8」をかけた戦い。
今回そのシード権を初めて獲得したのが
「岩谷産業」。
創部7年目の今年、予選会のプリンセス駅伝を初優勝。
その勢いのままクイーンズ駅伝も駆け抜けました。
以下が各選手の成績。
特に3区、5区の長距離区間での好成績が光ります!
1区 安井絵理奈 区間15位 22分26秒
2区 久木柚奈 区間14位 13分49秒
3区 川村楓 区間5位 33分59秒
4区 前田梨乃 区間12位 11分40秒
5区 中野円花 区間5位 32分48秒
6区 若井莉央 区間11位 21分52秒
岩谷産業と言えばプリンセス駅伝。
プリンセス駅伝と言えば岩谷産業だっただけに、
来年プリンセス駅伝で岩谷産業が見られないのは
それはそれで残念ではありますが、この勢いがどこまで続くか楽しみです!
イワタニまるっとch【公式】
【クイーンズ駅伝2023】祝・クイーンズ8入り✨出走選手のコメント❗️
【大会結果】
1位 積水化学 2.13.33
2位 JP日本郵政グループ 2.14.58
3位 パナソニック 2.15.01
4位 資生堂 2.15.07
5位 ダイハツ 2.15.57
6位 第一生命グループ 2.16.27
7位 天満屋 2.16.29
8位 岩谷産業 2.16.34
――シード権獲得――
9位 三井住友海上 2.17.47
10位 エディオン 2.17.48
11位 ユニクロ 2.17.52
12位 ルートインホテルズ 2.17.53
13位 スターツ 2.19.05
14位 大塚製薬 2.19.19
15位 ユニバーサルエンターテインメント 2.20.14
16位 九電工 2.20.17
17位 京セラ 2.20.23
18位 しまむら 2.20.26
19位 日立 2.20.48
20位 センコー 2.21.10
21位 ニトリ 2.22.57
22位 ヤマダホールディングス 2.23.15
23位 ワコール 2.23.23
24位 キヤノン 2.23.48
25位 豊田自動織機 2.23.54●区間賞
1区(7.0km) 五島莉乃(資生堂) 21分27秒=区間新
2区(4.2km) 山本有真(積水化学)13分13秒
3区(10.6km) 廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ) 33分04秒
4区(3.6km) アグネス・ムカリ(京セラ)10分45秒=区間新
5区(10.0km) 高島由香(資生堂) 31分48秒
6区(6.795km) 大東優奈(天満屋) 21分21秒
個人成績で印象に残ったのは何と言っても
資生堂五島莉乃選手
あの廣中選手の大記録をさらに更新する区間新記録!
さすがは世界選手権日本代表選手です。
最後に、今回のクイーンズ駅伝は
約40日前にMGCが開催されていたことにより、
MGC出場選手がコンディション調整で苦しんでいた印象です。
今回いい結果を残すことができなかった選手には
ぜひまた来年の活躍を期待したいところです。
TBS陸上ちゃんねる【公式】
【ほぼOAでガッツリ見せ】クイーンズ駅伝2023 日本最高峰の戦い【タレント揃い・積水化学が女王奪還!】
TBS陸上ちゃんねる【公式】
【LIVE】クイーンズ駅伝2023 《スタート▶︎各中継所▶︎区間賞インタビュー▶︎フィニッシュ▶︎優勝チームインタビュー》をライブ配信