一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

サッカー三笘薫の走りをマラソン高橋尚子が徹底分析!ミッドフット走法が共通点「S☆1」☆20230818

 

毎週土日に放送されております

TBSのスポーツ情報番組S☆1

www.tbs.co.jp

 

7月2日の放送では

マラソン金メダリスト高橋尚子さんと

サッカー日本代表三笘薫選手との

対談の模様が放送されました。

 

 

題して

『意外な共通点⁈三笘薫の走りを高橋尚子が徹底分析!』

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高橋『テレビで観ていた方が目の前にいる(笑)。』

三笘『こっちのセリフです。』

 

高橋『「三笘の1ミリ」。あの瞬間あのクロスを上げる時、ご自身としては手応えはいかがでしたか?』

三笘『僕は入っていると思っていたんですけど、ギリギリで危なかった。』

 

 

高橋『私、陸上選手ということで走り方に注目しました。』

~三笘選手の走っている姿を正面から捉えた映像~

三笘『ないですね、こういう映像って。おもしろいですね。』

 

高橋『前から見ると走り方がすごくよくわかる。

特に足の着き方に注目しました。

自身の特徴を教えてもらってもいいですか?』

三笘『昔からべた足接地時間長くつくタイプ。

毎日毎日どういう風に良くしていこうか考えています。』

 

~陸上(短距離選手) つま先着地⇒爆発的な加速力を生み出す~

 

高橋『べた足着地メリットがある。安定感

サッカーは接触があったり相手を払いのけなければならない。

体がブレない形にするには足裏全体で接地したほうが安定感がある。』

 

高橋『私の分析は大丈夫でしたか?』

三笘『全部正解です。まさにその通り。

安定感の部分で、ドリブルしながら相手が来るので、

相手がタックルした時にブロックしながら体幹を整える。

その時にべた足着地上手く作用している。』

 

べた足着地メリット安定感

 

高橋『私自身はべた足かかと着地

つま先立ちで10分立っているのと普通に立っているのとどっちが楽なのか。

一般の人だとすぐわかる。つま先でそんなに立っていられない

私は42キロ。サッカーは90分。

長い時間つま先着地が多いと後半へのスタミナ不足になる。』

 

べた足着地メリット疲労小

 

高橋『今後は瞬発力だったりもっと速さを追求していく感じに?』

三笘『そうですね。もっともっと伸びると思います。

最近感じるのは、つま先でより走れるようになってくれば

スプリントにも生きてくるので陸上選手とやってることは近い。

両方からやっていかないとと思う。』

 

三笘『W杯後からいろんなサポーターの方がサッカーに注目してくれて嬉しい。

僕自身はもっと成長してクラブで結果を残して日本代表に還元して

もっと強い日本代表を作りたい。今後も一緒に強くしていきたい。』

高橋『ボールを持っただけでワクワクさせてくれるプレーを楽しみにしています。』

 

 

スタジオに戻り三笘選手との対談を振り返って高橋尚子さんから。

『三笘選手は自分はまだまだ発展途上だと言っている。

元々走り方をすごく学んでいて、大学時代から

110mハードル日本代表の筑波大学谷川聡さんに教わっている。

三笘選手の凄い所は初速、一歩目が速い。

そのスピードを出すために140kgのバーベルを持ってスクワットをしている。

つま先着地のために階段を上る時はつま先だけで上るようにしている。

今はまだべた足着地だけ。これがつま先着地もできるようになれば、

使い分けのできる最後までフルパワーの三笘選手が見られるのでは。』

『対談が終わった後にも「栄養学どうされてました?」など

三笘選手に逆にすごい取材されました。意欲あります!』

 

 

以上、「S☆1」でのスペシャル対談の内容でした。

やはり一流選手の話はとてもタメになりますね。

サッカー選手として安定感を得るためのべた足着地。

マラソン選手として疲労を少なくするためのべた足着地。

目的を達成するために最適な方法を選択した結果の、

三笘選手と高橋尚子さんの意外な共通点でした。

 

マラソンでは大迫傑選手に代表される

フォアフット走法

がよいものとされがちですが、

高橋尚子さんは

ミッドフット走法ヒールストライク走法

というのは意外でした。

それぞれメリット、デメリットがあるので

自分に合った走り方を身に着けたいものですね。

 

 

 

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