12月30日に開催されます
この大会に出場する22チームが12月7日に決定しました。
さて、大学女子の駅伝大会と言えばもう一つ、
「杜の都駅伝」がありますが、
「富士山女子駅伝」とどう違うのでしょうか?
当記事では二つの駅伝の違いについてまとめてみました。
「杜の都駅伝」とは?
正式名称
略称「全日本大学女子駅伝」
別称「杜の都駅伝」
大会概要
大学女子駅伝の日本一を決める大会で、1983年開始。
毎年10月下旬の日曜日に開催されている。
出場資格、参加チーム数
前回大会上位8校のシード校と、
各地区学連から選抜された17チーム。
それにオープン参加の東北学連選抜チームを加えた
計26チーム。
各地区の代表枠は前年度の成績により変動する。
全国8地区に基本枠を1枠ずつ配分。
9位から17位までの大学の所属地区に成績枠計9枠を配分。
開催地、コース
公式サイト
「富士山女子駅伝」とは?
正式名称
大会概要
大学女子駅伝を締めくくる、年末の日本一を決める大会で、2004年開始。
毎年12月30日に開催されている。
出場資格、参加チーム数
杜の都駅伝の上位12校と、
1チーム7名の5000m記録による10チーム。
(当該年度4月1日から同年12月第1日曜日までに行われた記録会で出したもの)
計24チーム。
開催地、コース
公式サイト
両大会での出場チームの違い
杜の都駅伝に出場し、富士山女子駅伝に出場しないチーム
杜の都駅伝に出場せず、富士山女子駅伝に出場するチーム
・玉川大学
違いをまとめてみて感じたこと
わかりやすく例えると
高校野球で言うところの、春の選抜大会と夏の甲子園といったところでしょうか。
全国各地区から勝ち抜いて出場する「全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)」と、
全大学の成績上位チームが出場する「全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)」。
今まで違いがよくわからなかったのですが、調べてみてよくわかりました。
杜の都駅伝の結果がとても重要
上位 8位 ⇒ 富士山女子駅伝シード
翌年の杜の都駅伝シード
9位~12位 ⇒ 富士山女子駅伝シード
翌年の杜の都駅伝 所属地区に成績枠1枠追加
13位~17位 ⇒ 翌年の杜の都駅伝 所属地区に成績枠1枠追加
このように杜の都駅伝の結果によって、
富士山女子駅伝と翌年の杜の都駅伝の出場の可否が変わってきます。
優勝争い、8位シード権争いだけではなく、
12位、17位争いもとても重要なことがわかりました。
富士山女子駅伝は4年生最後の大会
こうして重要な杜の都駅伝で好成績を修めたチームが出場できる富士山女子駅伝。
4年生にとっては学生最後の大会。
そしてこの大会をもって陸上競技を引退する選手もいることでしょう。
以上のことを踏まえてこの大会を観てみると、
特別な何かが感じられるのではないでしょうか。