一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

佐渡国際トライアスロンへの東野幸治さんら行列メンバーの挑戦を振り返る(後編)ランニング人生の原点☆20220911

 

9月4日に新潟県佐渡市で開催されました

『2022佐渡国トライアスロン大会』

www.scsf.jp

 

私がこの大会を知るきっかけとなったのが

日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組

行列のできる法律相談所

 

この番組の企画で東野幸治さんたち行列メンバーが

大会に挑戦した姿がとても感動的だったので、

その時の模様を振り返ってみよう!の後編になります。

 

大会直前の壮行会で、出演者の皆がまさかの涙」の

前編はこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

 

ということで迎えた大会当日。

 

まずはスイム 2km

ここで活躍したのがチームリーダーでもある東野幸治さん。

水泳の得意な東野さんはご自身の出身地になぞらえて

宝塚のトビウオ』の異名を持つほど。

見事にスイムをクリアします。

続いて菊地幸夫弁護士、ノッチさん。

泳ぐのが苦手な安田美沙子さんが行列メンバー最後方に。

 

こちらは今年の大会の模様。

 

 

次にバイク 190km

コースはなんと佐渡ヶ島を丸々1周!

そして途中途中で行列の応援メンバーが一芸を披露し選手を激励します。

(応援メンバー:渡部陽一磯野貴理子アンジャッシュ渡部、森泉フットボールアワー後藤)

ここで東野幸治さんにハプニング発生!

バイクのチェーンが外れてしまい、順位を大きく落としてしまいます。

ノッチさんも膝を痛め苦戦。

 

菊地幸夫弁護士、東野幸治さん、ノッチさん、安田美沙子さん

の順で最後のランに入ります。

 

こちらは今年の大会の模様。

 

 

最後はラン 42.2km

途中16か所関門があり、制限時間を過ぎるとリタイアに。

 

まずはノッチさん。

学生時代は陸上部だったノッチさん。

しかしバイクで膝を痛めてしまい、思うように走れません。

それでも恐妻家として有名になった奥様とお子さんの声援を受けて

最後まで諦めず歩いて進みます。

残り20kmの関門でタイムアップ

しかしいつもは怖い奥様も、この日ばかりは

最後までがんばったノッチさんに優しい言葉をかけたのでした。

 

 

続いて安田美沙子さん。

安田さんは女性芸能人としては数少ないサブ4ランナー

フルマラソンのベストタイムは3時間44分

苦手なスイムとバイクを根性で何とか乗り切り、

得意なランで勝負に!

途中の関門の制限時間をギリギリでクリアしていきます。

 

徐々に近づいてくるゴールのタイムリミット。

ペースを上げ必死に巻き返していく安田選手。

なんとかゴールが見えてきたかというその時。

 

なんとここでまさかの事態。

最後の関門にわずか30秒間に合わず、ここでリタイアということに。

 

茫然とする安田選手。

どうやらここに最後の関門があることを把握していなかった模様。

せっかくいいリズム、ペースで進んできていて、

ゴールの制限時間には間に合いそうだっただけに

なんとも悔しすぎるリタイヤとなりました。

 

安田美沙子さんの応援歌:ゆず「虹」』

www.youtube.com

 

 

そして菊地幸夫弁護士。

これまで数々のトライアスロン大会に挑戦されてきた菊地弁護士。

しかしその代償として足の軟骨が削れ、走るたびに激痛が。

レース途中でのトイレでは血尿が出るなどまさに満身創痍。

 

レース最終盤には、あまりの痛さに耐えきれず

とうとうコース脇に頭を抱えてうずくまってしまうほど。

 

この菊地弁護士最大のピンチに立ち上がったのが北村晴男弁護士。

選手近くの応援バスで、徳光和夫さん、西尾由佳理さん、今田耕司さんと一緒に

モニターを観ながら応援していた北村弁護士

その北村弁護士が『ちょっと行ってきます。』とバスを降り、

菊地弁護士のもとに駆け寄ると、声をかけながら一緒に走り始めます。

 

『すごいよ、お前は。』

『お前は大した男だよ。』

と菊地弁護士を心底褒め称え、懸命に励ます北村弁護士

 

番組では犬猿の仲。

お互いにライバル的存在の両弁護士。

しかしその北村弁護士に勇気付けられ、

元気を取り戻した菊地弁護士。

力強く走り始めます。

 

するとその菊地弁護士の後ろ姿に向かって北村弁護士が、

 

『がんばれ!がんばれ!菊地~!!』

 

と大きな声で声援を送ります。

 

何度も何度も。

 

 

前を向いたまま、手を上げて応える菊地弁護士。

 

その姿が見えなくなるまで声援を送り続ける北村弁護士

 

 

 

こうして菊地幸夫弁護士は14時間57分39秒663位でゴール!!

見事に完走を果たしたのでした。

 

こちらは今年の大会のゴール風景。

 

 

最後は東野幸治さん。

トライアスロンチームのリーダーとして

ここまで行列メンバーを引っ張ってきた東野さん。

制限時間に間に合うように必死に走ります。

 

真っ暗な道を、必死に黙々と走る東野さん。

最後の関門を制限時間ギリギリでクリア。

あとはゴールだけ。

 

しかし残念ながらあと一歩及ばず、

途中で制限時間オーバーに。

ただ、最後の関門はクリアできていたため、

ゴール会場まで走れることに。

 

制限時間から遅れること数分。

ゴール会場に姿を見せた東野さん。

場内からは「東野!」コールです。

詰めかけた沢山の応援の人たちに「遅れてゴメン。」

といったジェスチャーをしながら進み、

完走とはならないながらも、無事ゴール!!

 

本当にお疲れ様でした。

 

東野幸治さんの応援歌:佐野元春「サムデイ」』

www.youtube.com

 

 

というわけで、

東野幸治さん、菊地幸夫弁護士、安田美沙子さん、ノッチさん

の皆さんが制限時間に間に合うように必死に進む姿がとても感動的でした。

 

特に東野さん。最後時間オーバーしたものの、

みんなの待つゴールに辿り着けて本当に良かったです。

そこまでの関門をクリアできていたからこそですからね。

 

そして菊地弁護士に対する北村弁護士あの応援

 

あれはズルいです。

あれ観て泣かないはずがありません。

 

あの場面。本放送前に予告等で繰り返し映像が流されていたのですが、

もうその時点からその状況を想像して胸が締め付けられる思いに。

 

そして実際に放送を見たらもうね。

 

字だけ見ると古臭いような、よくあるような言葉なんだけれど、

この言葉が、声が、とても胸に響くのです。

 

その前に優しく力強く励ましの言葉をかけていた場面も良かったです。

 

まさにテレビ史に残る名場面

少なくとも私の心の中には一生残り続けます。

 

 

そして番組最後は、この番組のトライアスロンのテーマソング

かりゆし58「オワリはじまり」』。

 

この歌がまた心を打つのです。

 

--------------------
もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい  燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような  出来事に出会えたかい
かけがいのない時間を胸に  刻み込んだかい
-------------------

 

かりゆし58「オワリはじまり」

www.youtube.com

 

この東野さんたちの挑戦を観て、

本当にすごいなと感心して。尊敬して。

すごく羨ましくて。

 

そしてそれと同時に、

自分は何もしていないな。

このまま何もしないまま自分の人生終わっちゃうのかな。

 

そんなふうに思ったんです。

 

 

そして、自分も何かしてみたいなと。

 

 

たかがバラエティ番組と思う人もいるでしょうが、

自分にとってはとても大きなきっかけを与えてくれたテレビ番組でした。

 

 

そしてこの4か月後、東京マラソンを観に行き、

今の自分に繋がることになるわけです。

 

あの日一歩踏み出してみて本当に良かったです。

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最後に、

今大会の開催場所である新潟県佐渡市

 

実は私の母の出身地で、私も子供の頃に

何度も船に乗って家族で佐渡島に遊びに行っていました。

 

そんなところに、

こんな素敵な大会を開催して頂けて本当に嬉しい限りです。

 

大会関係者の皆様。

テレビ番組出演者スタッフの皆様。

大会に参加された皆様、関わられた全ての皆様。

 

本当にありがとうございました。

 

 

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