一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

世界一過酷な競技「アドベンチャーレース」に挑む田中正人、Team EAST WINDが出演!TBSクレイジージャーニーを観ての感想など☆20230807

 

私が大好きなテレビ番組の一つが

毎回ぶっ飛んだ人が登場し度肝を抜かれる

TBS「クレイジージャーニー」

www.tbs.co.jp

 

その中でも特に面白かったのが

アドベンチャーレースに挑戦されている

田中正人さん。

2017年、2018年に計3大会がこの番組で紹介され、

毎回その過酷さ田中正人さんの無茶苦茶具合を

多いに楽しませてもらいました。

今回7月10日、17日と2週に渡って最新のレースの模様が放送されましたので、

少し時間が経ちましたがその内容をまとめてみました。

 

 

アドベンチャーレースとは?

舞台は大自然。総距離約600km。

男女混成4人1組で、より速くゴールを目指すため

数日間寝る間を惜しんで進み続ける。

その道中は道なき道、雪山、洞窟、登山と

とにかくクレイジー。

 

出場する選手は?

田中正人(55)

28年活躍するレジェンド。

『アドベンチャーレースは自分たちが試される。

それをチームで乗り越えた時の達成感が最高。

それで人生を懸けている。』

ただしレースになると豹変。鬼軍曹と呼ばれる。

 

田中陽希(40)

田中と15年以上共にし、現在はチームキャプテン

NHK「グレートトラバース」でもおなじみ。

www.nhk.jp

 

米元瑛(29)

世界大会4度出場。期待の若手。

『優勝に向かってやっていきたい。』

 

所幸子(35) 通称:ジョージ

600km超のトレラン世界大会で優勝

『皆がへこんでいるときに最後支えるムードメーカーになれたら。』

 

以上、史上最高のメンバーを揃えた

Team EAST WIND (チームイーストウインド)

の皆さん。

www.east-wind.jp

 

今回は4選手揃ってスタジオに登場。

田中陽希『巷ではレース中に正人さんと殴り合いがあったと言われているが、

私は殴った記憶は無い。が、殴られたことはある。』

米元瑛『殴られたことは1回も無いんですけど、後ろから蹴られたことはあります。』

 

 

今回出場するレース

ニュージーランドで開催される、難易度最高レベルの

GOD Zone (ゴッドゾーン)

前回は出場64チーム中、完走できたのは5チームのみ。

 

レース5日前

現地で最終調整する4選手。

しかし田中正人がこの2日前にぎっくり腰に。

 

レース3日前

チームミーティングで事件が。

新キャプテン田中陽希

リタイアのリスクのある田中正人と

サポートメンバーの交代を提案

 

ジョージは田中正人への信頼を強調。

田中正人『骨折でも多少動けるのであれば交代すべきじゃない。

どんなに怪我をしても交代すべきではない。』

 

怪我をしているのは田中正人なのに・・・

 

夜遅くまで話し合い、

出場辞退はあり得ないと覚悟を決めている田中正人

田中陽希納得

チームの結束はさらに深まる。

 

レース当日

世界各国から49チームが参加。

スタート4時間前コースマップが配布。

ここでようやくレース概要が判明。

 

マウンテンバイク 252km

ボート 153km

トレッキング 175km

総距離 580km (東京~青森と同じくらい)

ルートは各チーム自由。

制限時間9日間のタイムレース。

 

トップチームはおよそ5日でゴール。

睡眠時間は1日1時間ないぐらい。ほぼ不眠不休。

 

 

レーススタート

まずはマウンテンバイク27km

196人の出場者。

序盤で陽希がルートミス。

ジョージが優しくフォロー。

鬼軍曹田中も冷静に対応。

 

スタートから1時間14分。CPに到着

49チーム中31位

次はパックラフト(小型ボート)39km

夜9時以降はボート禁止。深夜の山の中を歩かなければならない。

その前に少しでも進むため、

トイレもドライスーツの中に。

陽希『大量!』

ジョージ『おめでとうございます!』

 

スタートから6時間58分。CPに到着

49チーム中8位

トップと2時間40分差。

現在夜10時。

次はトレッキング32km

 

午前4時26分。スタートから13時間ぶっ続け。

眠くなる米元

ジョージ『ビンタしよっか?』

 

スタートから15時間。田中のぎっくり腰が悪化。

『完走できなかったら僕の人生が終わる。』

 

コースは密林から雪山へ。

スタートから25時間。午後4時7分。

田中のぎっくり腰が歩きながら改善。

 

スタートから26時間。CPに到着

49チーム中11位

パックラフト27kmを6時間。

マウンテンバイク24kmほぼ登り坂。

 

ここまで36時間睡眠時間ゼロのぶっ通し。

 

スタートから36時間。CPに到着

49チーム中21位

 

午前4時。ここで2時間の睡眠。

レースはまだ4分の1。

 

スタジオにて陽希

『睡眠を取らずに行くとペースが上がらない。

その辺の駆け引き。』

 

全員に強烈な睡魔。田中以外は。

『止まっている時間が長い。』と睡眠の提案を却下する鬼軍曹

崖すれすれの危険な場所を睡魔と戦いながら進む。

 

スタートから82時間。CPに到着

ここで3時間の睡眠。

マウンテンバイク120km

 

スタートから95時間45分。CPに到着

トレッキング55km

 

スタートから113時間。

昨晩を振り返り、カメラマンに対し

田中『ジョージが「眠いから休ませてくれ」って言うから、

今すぐ寝てって言ったら、「すぐ寝られません」って。

え?そんなの眠気じゃないでしょって。

その場ですぐその瞬間で眠りに落ちなかったら

それ以外は眠りじゃない。それは気合の問題。

気合を入れてくださいって。』

 

その会話が聞こえていたジョージ

カメラマンに対し

『キツいっすね。帰ったらチームミーティングします。

チームとしてはやっていけないかもしれない。

涙が止まらない。』

『眠気について、田中さんは「気合いだ」って言うんですけど、

結局それはその程度の眠気しか味わった事のない人の根性論だなって。

別に迷惑かけているわけじゃない。皆とほぼ同じペースで歩いて。

皆が水汲んでいる間に少し休んでいる。ただそれだけで

「甘えんな」って言われても困るんですよね。』

 

この時の心境を後日ジョージ

『とは言え一歩引いて考えると、今私はチーム競技をやっていて、

溢れている感情はレースとは関係ない個人の感情だっていうのも分かっていた。

今はゴールすることに集中して、田中さんたちと協力していこうっていうふうに切り替えた。』

 

時間の経過と、難所を突破するごとに

チームは再び1つに。

 

スタートから144時間。CPに到着

残すは36km。

ジョージ『田中さんを支えられる存在になりたい。』

陽希『田中さんと一緒に優勝の味を味わいたい。』

米元『僕は田中正人とレースをしたいし田中正人を勝たせたい。』

 

146時間58分でゴール!

49チーム中17位

 

米元『こんなに辛いレース初めて。こんなに嬉しいレースも初めて。』

陽希『このレースがチームを、そして僕を変えさせてくれました。』

ジョージ『もうヤバい。最後のこの人たちの背中超カッコいいから。』

田中『最高のチームだった。やっぱ最高だった。』

 

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topics.tbs.co.jp

 

ということで以上、とても濃い内容でした。

過酷なレース自体ももちろん魅力で見どころですが、

その困難に対しチーム内でぶつかりながらも

それを乗り越えて皆でゴールに向かう姿がとても心に残りました。

 

チームイーストウインドの皆様、本当にお疲れ様でした。

クレイジージャーニーのスタッフの皆様、

番組で取り上げて頂きありがとうございました。

また今後の大会の放送も楽しみにしています!

 

 

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