一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

マラソンの何が楽しいのか?★20120930

 

初めてのマラソンを走ったのが6月。

 

フルマラソンを無事走り終えて、私は充分やり切った気がしていた。

それと同時に、何か目標を決めて、

それに向かい計画を立て実行していくというのは

楽しいものだということを実感していた。

 

そこで次はまた何か新しいことに挑戦してみたい。

そう考え、思いついたのが「富士山登山」。

しかしいろいろ調べたところ、

登山靴等の用具が必要なこと。

ツアーや山小屋の予約が必要なこと。

登山可能な時期が8月末ごろまでなこと。

等々、時間的に今から挑戦するのは難しいということがわかった。

 

そこでどうしようか考えた結果、

せっかく鍛えたことだし、もう一回マラソンに挑戦することにした。

8月も終わりのことである。

 

 

そして9月になって走るのを再開し、

1か月が経過。

 

私は自分の身体のあまりの変化に驚いていた。

 

それはこのわずか1か月間の練習で、

初マラソンに挑んだときの3か月間の練習で得た走力と、

同じ走力になったからである。

 

 

前回、初マラソンに挑戦するにあたっての練習期間は3か月。

私はその3か月間、確実にゴールできるように、

そして少しでも早くゴールできるように、

毎日そのことだけを考え必死に練習してきた。

 

本当はもっとやってみたい練習もたくさんあった。

でも自分の走力的に、時間的にできないことがたくさんあった。

それでも、その期間中に自分にできることは全てやったと、

自信を持って堂々と言える。

それだけの思いを持って、私はあの初マラソンに挑んだのだ。

 

 

ラソンはそれで終わりにするつもりだったため、

その後はほとんど練習していなかった。

そのため鍛え上げた走力もすっかり落ちていた。

またあの時と同じ走力になるにはそれ相応の時間がかかる。

そう思っていた。

 

 

それが、たった1か月で。

練習を再開してわずかたった1か月で、

あの3か月間でできるようになったことができるようになった。

 

もう驚きしかなかった。

『自分すごい!』

『人間の身体ってすごいな。』

『何もできないと思っていた自分の身体にも、

こんな機能があるんだな。』

本当にそう思った。

 

あの必死で練習した3か月間は無駄にはなっていなかった。

自分のこの身体に、ちゃんと残っていたのだ。

 

 

『1か月でここまでできるようになるんだったら、

あともう2か月練習したらどこまで速く走れるようになるんだろう。』

 

春のマラソン大会に出場すると考えれば、さらにもう3か月。

合計6か月も練習期間が取れることになる。

前回できなかったあんな練習やこんな練習。

やってみたかったこともいろいろと試すことができる。

 

そう考えると、私はもう楽しくて楽しくて仕方がなかった。

自分をどのように鍛えて、それをどう結果に繋げていくか。

ラソンって本当に面白いなって思った。

 

 

ラソンの楽しさ。面白さ。

ラソンの魅力に気が付いた瞬間だった。