本日2月18日に開催されました
「世界クロスカントリー2023」
その模様がParaviにてLIVE配信されました。
この大会は2年に1度開催される
陸上クロスカントリー世界No.1決定戦。
今回は特に日本期待の若手選手が多数出場ということで
早速Paraviに会員登録して視聴してみました。
今回出場する
日本代表選手は総勢19名。
(広中璃梨佳選手は左アキレス腱の痛みのため欠場)
レースはまずは19歳以下の選手が出場できるU20から。
U20女子の日本勢の結果は以下の通り。
17位 溝上加菜(ルーテル学院高校)22分37秒
18位 古田島彩(白鵬女子高校)22分46秒
20位 村岡美玖(長野東高校)23分07秒
21位 野田真理耶(北九州市立高校)23分11秒
25位 澤田結弥(浜松市立高校)23分20秒
28位 米澤奈々香(名城大学)23分29秒
レースを観てまず驚いたのがコースのタフさ。
アップダウンが半端なかったです。
そして30℃を超えているというその暑さ。
これは相当過酷だったと思われます。
そんな中6選手が全員無事にゴールしてくれて安心しました。
溝上選手はエディオンにそれぞれ進まれるとのこと。
今後にも期待です。
U20男子の日本勢の結果は以下の通り。
24位 柴田大地(洛南高校)26分39秒
35位 岡田開成(洛南高校)27分05秒
42位 安原海晴(滋賀学園高校)27分28秒
62位 東泉大河(駿河台大学)
DNF 長嶋幸宝(西脇工業高校)
DNF 吉岡大翔(佐久長聖高校)
こちらはスタート直後に長嶋選手、吉岡選手が飛び出し、
世界のトップ選手を後ろに従え堂々と先頭を走ります。
しかしこのハイペースの影響か長嶋選手は途中棄権。
吉岡選手はなんとかゴール目前まで来るものの、
アゴが完全に上がり見るからにかなり苦しそうな状態。
するとゴール手前の白線をゴールと勘違いしたのか、
白線のところで座り込み仰向けに倒れてしまいます。
するとまだゴールしていないことに気付いたのでしょう。
吉岡選手はなんと仰向けのまま脚を動かし
這うようにしてかろうじてなんとか足だけゴール。
おそらく熱中症ではないかと思われるのですが、
朦朧としている中でなんたる執念。
ただ身体全体がゴールラインを越えていなかったためか
最終的に途中棄権という扱いに。
長嶋選手、吉岡選手の状態がとても心配ですが、
両選手が世界の先頭を走っている姿にはとても期待させられました。
また世界の舞台で一緒に走っているところを見てみたいです。
続いてシニア部門。
シニア女子の日本勢の結果は以下の通り。
14位 田中希実(豊田自動織機)35分08秒
53位 吉村玲美(大東文化大学)38分34秒
62位 川口桃佳(豊田自動織機)39分50秒
田中選手が見事14位に。
解説の方が仰っていましたが、
オリンピックとは違い各国6選手出場している中での
14位なのでとても立派な結果だと思います。
また、先頭を走っていたギデイ選手がゴール目前で倒れ込み
棄権するという事態も起き、相当に過酷なレースだったことが窺えます。
そんな中、終盤にペースと順位を上げるレース運びは
さすが田中選手です。
また、吉村選手は春からプロランナーとして活動されるとのこと。
こちらにも期待です。
シニア男子の日本勢の結果は以下の通り。
74位 吉田圭太(住友電工)33分57秒
81位 服部弾馬(NTT西日本)34分26秒
91位 北村友也(OBRS)36分10秒
99位 長谷川柊(Kao)37分25秒
やはり世界との差は大きいですが、
今回の経験を次に繋げていってほしいです。
そして何より全選手無事ゴールできて良かったです。
今大会の模様は
2月26日(日)24時58~25時58分
関東ローカルですがテレビ放送されるそうです。