一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

『母からの電話。潟上で見た夕焼け。』本州縦断フットレースSPECIAL 3日目(後編)★20210426

 

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会3日目(2021年4月26日)

【道中記】

今回は大会3日目の後編(完結編)。

前回までの話(2日目、3日目の前編、中編)の続きとなっておりますので、

まだご覧になっていない方は、ぜひ以下の道中記を先にご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

 

では続きをどうぞ。(ちょっとだけ巻き戻ります。)

 

 

3日目の58km地点:16時00分

能代市を過ぎ、三種町へ。

眼前に広がる大潟村の田園風景と、その先に見える男鹿半島

そんな景色を見ながら先に進みます。

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目的地の秋田市街地まではまだ30km以上。

ただ脚の状態は良かったため、

電車は利用せずこのまま進むことにします。

道の駅「ことおか」に寄り、今晩の宿泊先へ連絡。

チェックインは24時までとのこと。

あまり余裕はありません。先を急ぎます。

 

八郎潟町五城目町を通過していきます。

 

 

3日目の70km地点:18時00分

井川町にある「井川さくら」という

人名のような駅の前を通過。

潟上市(かたがみし)に入ります。

f:id:ichiashi:20210918101500j:image

 

あたりがだんだんと暗くなってきて、月が浮かび上がってきました。

秋田市街地まではまだ20km以上あります。

この先はちょっとした山を越えなければならない様子。

ライトを取り出し、夜間走の準備を整え走り出します。

 

 

ここで不意に電話が鳴ります。

見ると母の携帯から。

今朝メールでやり取りしたばかりなのに、今度は何だろう?

と思いながら電話に出ます。

 

『もしもし?』

 

電話に出ると、車の走る音などが聞こえます。

どうやら母は外から掛けている模様。

そして母は、開口一番こんなことを言います。

 

「今ね、お父さんがいちあしのこと見たって言うんだけど、今どの辺にいるの?」

 

 

 

 

俺のことを見た?

 

 

・・・。

 

 

 

父と母は秋田にいる!!

 

 

一瞬考えて、どういうことかすぐ理解しました。

つまり、心配で秋田に行こうと思ったけれど、

来なくても大丈夫と言われ一旦は秋田行きを取りやめたものの、

やっぱり秋田まで父と母で車で来て、たった今偶然にも私らしき人が走っているところを見かけた、ということです。

 

『潟上市に入ったところで、山みたいなところにいるよ。』

と答えます。

 

すると母は、

「紺色の上着を着てるでしょ?やっぱり!

お父さんが、走っている後ろ姿を見て『あれいちあしだ、間違いない!』

って言うものだから。」

と言います。

 

どうやら本当に2人で新潟から秋田まで来たようです。

 

この先で車を止めて待っているとのことだったので、

どこか半信半疑のまま走って進みます。

 

すると本当にいました。父と母です。

コロナの影響で久しく会えてなかったのですが、

まさかの秋田県での再会です。

 

そして心配して新潟の実家からわざわざ持ってきてくれたシューズを受け取ります。

「ミズノのウエーブライダー」。

2年前に舞鶴から新潟までのR8ルートを完走したときに履いていたのと同じモデル。

早速履き替えます。

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時間に余裕がないので、久しぶりの再会もそこそこに両親とは別れ、走り出します。

 

両親によると、ここ秋田まで来る途中で他の選手も5、6人ぐらい見かけたとのこと。

みんな今この瞬間も下関に向かって走っているんだなと改めて実感し、

うれしくなり力が湧いてきました。

 

潟上市の空にはとてもきれいな夕焼けが広がっていました。

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3日目の80km地点:19時40分

ほどなくして秋田市に入ります。

しかしここからが長かった!

あとは線路沿いに7号線を真っ直ぐ行き、

「土崎臨海十字路」という交差点を曲がるだけなのですが、

その交差点がなかなか出てこない!

辺りはすっかり暗くなり、気温も下がってきました。

宿泊先のチェックイン時間も気になります。

ライトを握りしめ、走って進みます。

 

やっと交差点に着いたと思ったら、

そこからさらに秋田県庁、秋田市役所のある市街地まで行かなければなりません。

本日の想定距離92kmはもう超えています。

荒くなる呼吸。

今日がもう大会最終日で、最後渾身のラストスパート。

意図せずそんな感じになってきました。

 

 

3日目の97km地点:23時09分

そしてようやく今日の目的地、

秋田県秋田市の

「CP5.市街・山王十字路交差点(179.7km)」に到着。

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セブンイレブンで晩御飯を購入し、

すぐ近くの「ホテル・アルファイン」に無事チェックイン。

部屋はウイークリーマンションのような1Kタイプ。

とても広い部屋に広いベッドで快適でした。

 

両親に無事目的地に着いたことを報告し、

ブログを更新して、とても長かったこの日は終了。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

それにしても、よくもまあ偶然出会えたものだと。

たしかに今日、北秋田市から秋田市に向かっているのは両親も知っているけれど、

能代経由になり、予定より大幅に遅くなっていることはもちろん伝えていません。

両親によると、7号線をずっと車で走っていれば会えるのではないかと思ったとのこと。

来るなら来るで、連絡くれたらいいのに!と思いますよね(笑)。

 

なんでも、両親は潟上市を越えて八郎潟町まで行ったところで、

「いくらなんでもこの時間でここまで来ていないということはない。

きっとどこかですれ違ったんだろう。」

ということで、潟上市側に引き返したそう。

まさにその直後に、私を後ろから見つけたとのこと!

 

しかもしかも、その見つけた場所というのが、

私がコースを間違えて少し遠回りになったところ(オレンジの印)。

本来は水色の道を進むつもりでした。

もしこのとき私が道を間違えずに進んでいたら、

両親には会えていなかったことになります!

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以上、突然の能代経由のルート変更と、道を間違えたことによる

偶然が重なって起きた奇跡のような秋田での再会のお話でした。

 

 

それにしても、シューズを持って秋田までって・・・。

運動会に運動靴を忘れた小学生じゃないんだから、

と思ったものの、実際とても助かり、

無事秋田市まで走ることができました。

どうもありがとう。

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

秋田県北秋田市~能代市~三種町~八郎潟町~五城目町~井川町~潟上市~秋田市(97km)

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【走行記録(ガーミンコネクト)】

「3日目(2021年4月26日)鷹巣~秋田」

 天候  :晴れ

 気温  :最高28℃、最低13℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:05時37分

 到着時刻:23時00分

 走行距離:97.25km

 走行時間:17時間23分17秒

 ペース :キロ10分44秒

 累積高度:479m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6675782793

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緑:高度、グレー:気温 

f:id:ichiashi:20210918110304j:plain

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f:id:ichiashi:20210918101630j:image

 

 

【コース紹介(Relive動画)】

www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

本州縦断に挑戦される方で能代経由を選択する方はまずいないかと思うのですが、

せっかく通ってきましたのでいくつか注意点を。

まず北秋田市は気温が低くなります。特に朝。私の時は0℃でした。

 

道の方は全行程で基本、歩道があり、コンビニ等もあるので通りやすかったです。

ただ東能代手前の鶴形あたりは歩道が無かったので注意が必要です。

 

能代に出てからはルートがたくさんあり、迷うところです。

最短は東能代手前から森岳に抜ける4号線でしょうか。

ただせっかく能代経由にしたのならば、東能代駅、能代駅には立ち寄りたいところ。

ぜひあなたもスラムダンクごっこをして楽しんでみてください。

 

私は芝童森交差点から南下しましたが、歩道があり歩きやすい道でした。

三種町の鹿渡駅手前あたりで歩道がなくなるのですが、

国道に沿った裏道があるのでそちらを利用しましょう。

 

あと私の時は北西の風がとても強く、斜め後ろからだったのでよかったのですが、

向かい風だと最悪だと思います。

 

秋田市内は歩道も広く、夜間でも心配はないでしょう。

この区間はゆるい下りがずっと続きます。

リバースに挑戦される方はがんばって進んでください。

 

反省点としては、

北秋田市から秋田市までの97kmはさすがに遠すぎましたね。

結局このときの疲労で、翌日から思うように進めなくなりました。

体力の残っていた2日目に能代まで進んで、3日目に秋田市まで。

同じ能代経由でもこうすればだいぶ楽だったのではないかと思います。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※3日目(2021年4月26日 23時59分時点)

「CP8.山形・新潟県境」333.7km

1.No.11 林原選手  18時17分

2.No.2   倉井選手  19時49分

「CP7.酒田市役所前」281.1km(山形県酒田市)

3.No.7   竹内選手  14時43分

4.No.12 原選手      16時11分

5.No.3   小島選手  22時50分

6.No.15 濱田選手  22時57分

7.No.9   奏選手      23時16分

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km

8.No.14 吉澤選手  21時21分(4月25日)

9.No.5   高品選手    4時53分

10.No.10 野田選手  6時28分

11.No.6   武井選手  7時46分

12.No.13 松本選手  8時38分

13.No.8   中畑選手 13時03分

14.No.1   いちあし選手  23時09分

 

3日目にしてトップが交代!

1位に躍り出たのは、

ミスター本州縦断」ことNo.11 林原選手。

その後をNo.2 倉井選手が1時間半差で追いかけます。

4位には「川の道フットレース王者」No.12 原選手が浮上。

3位までこちらも1時間半差。

No.9 奏選手までが3日目でCP7まで到着。

No.5 高品選手が9位に浮上です。

14位のNo.1 いちあし選手は前の選手との差が10時間とさらに広がりました。

 

選手紹介はこちら↓

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【次回予告】

ない!
無い!!
あるはずの物がどこにもない!
まさか、そんな馬鹿な!?

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 4日目

『コンビニがない!象潟の悲劇。』

 

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『嗚呼、あこがれの男鹿半島。』本州縦断フットレースSPECIAL 3日目(中編)★20210426

 

前回の記事はこちら↓

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世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会3日目(2021年4月26日)

 

【前回までのあらすじ】

初日こそ順調だったものの、2日目にして早くも足を痛めたいちあし。

新潟の実家に電話し、完走の可能性は低いこと、シューズを交換したいことを告げる。

しかし家族に会えるのは6日目の新潟に入ってから。

そこまでなんとか粘るべく、編み出した奇策が「能代ルートの選択」であった。

 

【本日の走行ルート(予定)】

変更前上小阿仁村経由)

鷹ノ巣駅(北秋田市) 4:00-秋田市街地(秋田市)18:30    82km

 

変更後能代経由)

鷹ノ巣駅(北秋田市) 5:30-秋田市街地(秋田市)22:00    92km

 

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(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側で北秋田市。上が南側で秋田市

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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北秋田市からまずは日本海側の能代市へ。

そこから南下し潟上市秋田市へ。

 

 

【道中記】

突然のルート変更で準備に手間取り、出発したのが5時30分。

目的地の秋田市街地到着は22時予想。

しかしそこまで辿り着けるかはわからない。何しろ92kmも先だ。

とりあえず70km先の八郎潟町ぐらいまで行ければ、

今日はそこから電車で移動して、明日また戻ってくればいい。

宿のための電車移動はルール上OKなのだ。

そう考えながらスタートする。

 

ここ北秋田市は内陸部で標高も高いため、朝は冷え込む。

この時の気温がなんと0℃

大会初日の日中が25℃ぐらいあったので、寒暖差が本当に大きい。

ユニクロのウルトラライトダウンベストを持ってきておいて良かった。

持ってきていた衣類を全部着込んで寒さを凌ぐ。

 

 

3日目の5km地点:5時50分

本来進むはずだった上小阿仁村方面の山々を左手に見ながら、

国道7号線能代市へと向かう。

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3日目の11km地点:7時30分

きみまち阪公園」の桜。

秋田も桜が満開でした。

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3日目の12km地点:7時40分

米代川」。

遠回りしたからこそ見ることができた絶景でした。
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3日目の17km地点:8時30分

今朝早くに母からメールが届いていることに気付く。

見てみると、なんとそこには

 

「今日、靴を持ってそちらに向かいます。

秋田に着いたらメールします。」

 

とあった。

 

 

『え⁉ いやいやいや。』

 

慌てる私。

『秋田まで来る?

昨日電話で話したときはそんなこと一言も言ってなかったのに!

新潟から秋田って結構あるぞ?

シューズも穴を開けたからとりあえずなんとかなりそうだし。』

 

とりあえず急いで実家に電話します。

すると幸いにもまだ家にいたので、

『来なくても大丈夫だから。』

と伝えます。

何やら旅行がてら秋田まで行ってみようと思ったらしかったのですが、

さすがに秋田まで来ると言うのは遠すぎます。

結局予定通り、6日目に弟に新潟と山形の県境まで来てもらうということで

話がまとまりました。

 

ただ断ったとはいえ、

秋田まで来るという気持ちはもちろんうれしく、

力になります。

実家まではなんとしてでも行かなければという気持ちが大きくなります。

 

 

3日目の30km地点:10時30分

山あいを抜けて能代市街地へと出ます。

初めて訪れる能代市

印象は、とにかく「風が強い!」

この日が特別だっただけかもしれないのですが、

海側からの強烈な風が吹き荒れていました。

そして「真っ平!」

山も森林も高いビルなどもなく、とにかく真っ平。

まるで砂漠の中の都市のよう。

 

『ここが能代市か~。』

と感慨に耽ります。

秋田県と言えば能代市

実は以前から一度来てみたいと思っていた街なのです。

 

スポーツが大好きな私。

スポーツ好きで能代を知らない人はいないでしょう。

能代市と言えば何と言っても「バスケ」

あの有名な漫画「スラムダンク」に出てくる「山王工業高校」の

モデルにもなった、名門「能代」はあまりにも有名。

 

 

「あきらめたら、そこで試合終了だよ」

 

安西先生!! バスケがしたいです……」

 

 

あの名言が頭によみがえります。

 

 

安西先生!! 下関まで行きたいです……』

 

 

 

なんてバカな妄想をしながら先に進みます。

 

昨日痛みが出ていた脚も、一晩寝たことで回復したのか今のところ大丈夫。

快調に進んで行きます。

 

 

3日目の60km地点:15時30分

能代市から秋田市に向かって日本海沿いを南に進みます。

周辺には畑が広がり、左手には山々が見えます。

この辺りの風景は私の地元の新潟にとてもよく似ていて、

なんだか懐かしく、落ち着きます。

 

そして右手に見えるのが「男鹿半島」です。

(写真奥の山々が男鹿半島

f:id:ichiashi:20210912124556j:image

 

秋田県で、日本海にひょっこり飛び出ているところが男鹿半島

男鹿半島男鹿市と言えば、やはり「なまはげ」。

 

しかし、私にとってはもう一つ強烈に思い浮かぶものが。

それは「とんねるず木梨憲武さん」です。

今から20数年に、テレビ番組のイベントで男鹿市のCDショップにて

CDの手売りを行うことになった木梨さん。

人が集まるのか不安だった中、ふたを開けてみればたくさんのお客さんが殺到!

(しかもその中には素人時代の女優、佐々木希さんも来ていたそうな。)

 

時間があれば実際に男鹿市も通ってみたかったのですが、

残念ながら余裕は全くありません。

『ああ、あれがあの男鹿半島か。』

と、ほんの目の前にある男鹿半島を目にしつつ、

昔の思い出に浸りながら先に進みます。

 

 

3日目の70km地点:18時00分

井川町にある「井川さくら」という

人名のような駅の前を通過。

潟上市(かたがみし)に入ります。

 

辺りはだんだん暗くなってきました。

今日の目的地まではまだ20km以上あります。

ライトを取り出し、夜間走の準備を整え走り出します。

 

 

するとここで、とある人物から電話が。

一体何の用だろうと思い、電話に出ます。

 

『もしもし?』

 

 

つづく。

 

 

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【次回予告】

突如として鳴り響いた電話。
電話をかけてきたのは意外な人物だった。
そして告げられる衝撃の事実!!
感動の物語が今、夕暮れの潟上市で繰り広げられる。

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 3日目 完結編

『母からの電話。潟上で見た夕焼け。』

 

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『決死のルート変更!なぜか遠回りして能代市へ。』本州縦断フットレースSPECIAL 3日目(前編)★20210426

 

前回の記事はこちら↓

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世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会3日目(2021年4月26日)

【本日の走行ルート(予定)】

鷹ノ巣駅(北秋田市) 4:00-秋田市街地(秋田市)18:30    82km

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(大会コースマップより抜粋)

 

鷹ノ巣駅から南側へ向かい、国道285号で上小阿仁村を経由し、

潟上市、秋田市へ。

 

 

【道中記】

本日の目的地は秋田駅近くの秋田市街地。

およそ82kmと大会3日目にして初めての長距離。

安全のためにも暗くなる前に目的地に着きたいので、

3時に起き、4時には出発できるよう支度をする。

 

しかし私の頭の中は不安でいっぱいだった。

その原因は「脚の具合」「山越えのコース」

昨日、下り坂では右足を着くたびに付け根に痛みが出て、歩くのもつらい状態だった。

平坦な道であれば大丈夫であろうが、今日は山越え

アップダウンがかなりあることが予想される。

 

そして昨晩の、No.9 奏選手のこちらのツイート。

 

スマホも圏外になるようなディープな山道

これを見て不安はさらに増大。

とても潟上市まで抜けられる自信がない。

 

そしてさらに問題は、上小阿仁村経由の場合、

「電車がない」こと。

もし途中で脚の状態が悪化し、動けなくなっても電車移動ができない。

おそらく一日に数本のバスを探すか、タクシーを呼ぶか。

 

さらにさらに、その道中はコンビニ、お店の類もない区間が多い。

『動けなくなったら終わり。』

そう思うと、とても上小阿仁村に向かう気になれなかった。

 

 

地図を見つめ、考え込む私。

 

 

ふとある考えを思いつく。

能代経由なら行けるか?』

 

今いる北秋田市から南側の上小阿仁村へ行くのではなく、

一度日本海側の能代市まで出て、そこから潟上市に向かって南下するのだ。

能代市に向かうにはやはり一山超えなければならなそうだが、

地図を見た限りでは山越えの距離は大したことはない

そして能代市まで出てしまえばあとはおそらくずっと平坦な道

何より一番の魅力は電車がすぐ近くを走っていること。

もし途中で動けなくなっても、電車に乗って宿泊先まで移動することができる。

しかも道中にはコンビニ等もある

 

『これは行くしかない!』

 

早速スマホで詳細なルートを確認し、

このオレンジ色のルートを選定。

(青色が本来の大会推奨コース)

f:id:ichiashi:20210905195753j:plain

 

能代経由の一番の問題点は遠回りになること。

最短ルートである上小阿仁村経由に比べ、

約10kmほど遠回りになる。

 

しかし全長1550kmのこの大会。

10kmなんて誤差みたいなもの

ここで無理して最短距離に挑んで途中棄権になるよりも、

多少遠回りしてでも明日以降も大会を続けられるのであれば、

そっちの方がいい。

 

 

というわけで、

大会3日目の朝、出発直前になって急遽

「能代市経由にルート変更」

することを決断。

 

そして「脚の具合」の問題。

この先長い距離を進むためには、

脚の不調の原因を取り除かなくてはいけない。

 

脚の付け根が痛くなってしまった一番の原因は

「荷物の重さ」だ。

少しでも荷物を軽くしたい。

 

そこで雨対策に用意した「シューズカバー」をここに置いていくことにした。

これが意外に重かったのだ。

この先、晴れの間ずっとこれを担いでいくのは厳しいと判断。

これで少しは軽くなる

 

 

そしてもう一つ。

雨が原因で出来た「足の小指のマメ」

この対策はこうだ。

 

『シューズの小指部分に穴を開ける!』

 

我ながら素晴らしいアイデア。

実は何かトラブルがあった時に備え、小さなハサミを持ってきていたのだ。

 

大切なシューズに穴を開けるのはとても気が引けるが、

先に進むためには仕方がない。

後ろ髪を引かれながらハサミをいれる。

f:id:ichiashi:20210905202214j:image

 

これで小指が楽になり、歩きやすくなった。

 

 

以上、諸々準備していたせいで出発するのが遅くなり、

結局5時30分に出発。

 

遠くに見えるのが、本来進むはずだった上小阿仁村方面の山々。

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コースとシューズの対策を取ったことで少しは希望が出てきた。

まずはなんとか能代市へ。

 

 

つづく。

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

大会当時は、能代経由にすることで10km遠回りになると思っていましたが、

後日調べ直したところ15km遠回りになっていました。

さすがに15km遠回りはきつかった!

ただ、下の図のように高低差は全然違うので、

(上小阿仁村経由の場合、200mの峠が2つと100mの峠が1つ。

能代経由の場合、100mの峠が2つ。)

能代経由もアリはアリかと。

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www.mapion.co.jp

 

 

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【次回予告】

急遽能代へと向かったいちあし。
しかしそれには20数年前のある出来事が関係していた。
もしかしたらこれは偶然ではなく必然だったのかもしれない。
能代市とその先の男鹿市で待ち受けるものとは?

 

次回 続、本州縦断フットレースSPECIAL 3日目

『嗚呼、あこがれの男鹿半島。』

 

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『もう走れません!まだ大館なのに。』本州縦断フットレースSPECIAL 2日目★20210425

 

前回の記事はこちら↓

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世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会2日目(2021年4月25日)

【本日の走行ルート(予定)】

大鰐温泉駅(大鰐町) 6:00-鷹ノ巣駅(北秋田市) 16:00    56km

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(大会コースマップより抜粋)

 

進行方向図。画像下が北側で大鰐町。上が南側で北秋田市。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

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大鰐温泉駅近くをスタート後、15kmの間に160mほど坂を上り矢立峠へ。

その後大館市街地まで20kmの長い下り。そして北秋田市へ。

 

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【道中記】

本日の目的地は約56km先の北秋田市鷹巣まで。

ここ大鰐を6時に出発し、鷹巣に16時到着予定。

昨日に引き続き短めの距離。

ただ明日3日目に長い距離を予定しているため、

できればもう少し先まで進みたいところ。

天気予報は午前中が雨で、その後は晴れるらしい。

 

6時出発なので5時に起きれば充分なのだが、だいぶ早く目が覚める。

しかもあまり眠れなかった。

 

ずっと憧れていた大会。

慣れない旅館。

 

無理もない。頭は興奮状態だ。

寝れなかったのならその分、早く出発するという方法もあるが、

この日は短い距離を予定しているため、あまり早く出発する意味がなく、

少しもったいなかった。

 

というわけで、5時30分に出発。

雨はまだ降っていない。

f:id:ichiashi:20210904142416j:image

 

 

2日目の6km地点:6時10分

お世話になった大鰐町を後に。

いいところでした。また来たいです!

f:id:ichiashi:20210904142441j:image

 

 

2日目の15km地点:8時11分

青森と秋田の県境。

「CP2 矢立峠(61.8km)」に到着。

(秋田県で秋田犬)

f:id:ichiashi:20210904142510j:image

 

少し前に降り出した雨がだいぶ強くなってくる。

ちょうど道の駅があったため、そこで雨宿り。

 

体が冷え、足の小指にマメが出来始めるなど、

思っていたよりも雨によるダメージが大きい。

今日は短い距離を予定しており急がないため、

雨の中無理には進まないことにする。

 

雨が弱まるまで結局2時間待機。

待っている間はスマホと道の駅内の地図で、今日と明日の行程を思案。

 

 

2日目の29km地点:11時24分

青空が出てきて気温が急に上がる。

f:id:ichiashi:20210904142550j:image

 

そして足に異変が。

矢立峠を過ぎてからの長い下りの影響か、右脚の付け根が痛くなる。

初日の下りで痛めたところだ。やはりあの影響が出てきた。

そしてもう一つ、小指のマメだ。

雨で濡れたシューズで進んで来たために結構痛くなってきた。

 

 

2日目の38km地点:13時10分

秋田県大館市の

「CP3 市街・市役所前交差点(81.2km)」に到着。

綺麗な写真が撮れました。

f:id:ichiashi:20210829193158j:image

 

 

しかしこの綺麗な景色とは裏腹に、私の脚が悲鳴を上げる。

脚の付け根が痛く、早くも走れない事態に。

しかも小指のマメも痛いため、歩くのも辛い状況。

私の頭の中は軽くパニック。

『このままではとても下関まで行けない。』

まさか2日目にしてリタイアが頭をよぎるとは。

 

すでに走るのを止め歩いているだけなのに、

下り坂では右足を着くだけで付け根が痛む。

『マズい。マズい。』

『何かを変えなければ。』

そう考えながら歩いて前に進む。

 

 

2日目の56km地点:16時27分

北秋田市の

「CP4 大堤丁字路・R105号線分岐点(98.1km)」に到着。

f:id:ichiashi:20210904142624j:image

 

 

本当は明日の負担を減らすため、ここから13km先の米内沢駅まで進んで、

電車で宿泊場所まで戻って来ようかと思っていたのだが、

今の脚の状況では難しいと判断。

今日は元々の予定の、ここ北秋田市の鷹巣までとする。

f:id:ichiashi:20210904142728j:image

 

 

2日目の61km地点:17時33分

いとく鷹巣ショッピングセンターで買い物を済ませ、

鷹ノ巣駅前のビジネスホテル八木に到着。

部屋の窓から外を見るとまだ明るい。そしていい天気。

他のみんなはまだ走っているんだろうなと、

後ろめたい気持ちになる。

 

まだ時間に余裕があったため、ふと思い立ち、

新潟の実家に電話をかけてみる。

電話に出た母に、現在の状況と足の具合を伝え、

『もしかしたらゴールは難しいかもしれない。』

という話をする。

 

そして弟に変わってもらう。

弟は大会6日目に山形の近くまで応援に来てくれることになっていた。

今のこの苦しい状況を変えるためには、弟に頼るしかない。

実は前もって、実家に替えのシューズを用意していたのだった。

どうにもシューズが合わない今の状況を伝え、

6日目に出来るだけ早く合流して、

『シューズを替えたい』という希望を伝え、

弟に了承してもらう。

 

あとはなんとか6日目の山形まで粘るしかない。

明日の準備をし、ブログを更新してこの日は終了。

 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【本日の走行ルート(実績)】

青森県大鰐町~平川市~秋田県大館市~北秋田市(61km)

f:id:ichiashi:20210904162159j:image

 

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「2日目(2021年4月25日)大鰐~鷹巣」

 天候  :雨のち晴れ

 気温  :最高31℃、最低15℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:05時27分

 到着時刻:17時33分

 走行距離:60.79km

 走行時間:12時間06分02秒

 ペース :キロ11分56秒

 累積高度:464m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

    https://connect.garmin.com/modern/activity/6667829508

f:id:ichiashi:20210829194747j:plain

 緑:高度、グレー:気温

f:id:ichiashi:20210829194818j:plain

f:id:ichiashi:20210829195206p:image
f:id:ichiashi:20210829195210j:image
 

 

【コース紹介(Relive動画)】


www.youtube.com

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

この区間の注意点は何と言っても

矢立峠の下り

上りではなく下りです。

大館市街地まで約20km、ずっと長い下りです。

ここで調子に乗って走ると、

重い荷物を背負っていることもあり、足を痛めます。

完走狙いの方は焦らず慎重に進みましょう。

 

スケジュール面での反省点は、

前日の48kmに続いてこの日も61kmと、

2日連続であまり進めなかったこと。

これが翌日とそれ以降に響いてきました。

 

道中記にも少し書きましたが、

鷹ノ巣駅から13km先の米内沢駅。

実はこの近くに宿を取っていたのですが、大会直前に

「GW中の営業は取りやめました。」との連絡が。

(コロナ禍で予約客が少なかったと思われる。)

本来の予定の米内沢駅まで進めていれば、

後々もう少し楽に進めていたのではないかと思われます。

 

あともう一つ、気温差。

矢立峠はやはり寒く、そこから大館までの途中でだいぶ気温が上がりました。

またその後に曇ると、風もあり体感温度は寒く感じました。

体調管理にも注意が必要です。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※2日目(2021年4月25日 23時59分時点)

「CP5.市街・山王十字路交差点」179.7km(秋田県秋田市)

 1.No.7   竹内選手  09時46分

 2.No.11 林原選手  11時13分

 3.No.2   倉井選手  12時19分

 4.No.15 濱田選手  17時21分

 5.No.12 原選手      18時15分

 6.No.3   小島選手  21時13分

 7.No.14 吉澤選手  21時21分

「CP4.大堤丁字路・R105号線分岐点」98.1km(秋田県北秋田市)

 8.No.9   奏選手      04時12分

 9.No.6   武井選手  07時35分

10.No.10 野田選手  07時38分

11.No.13 松本選手  08時08分

12.No.5   高品選手  08時23分

13.No.8   中畑選手  10時43分

14.No.1   いちあし選手  16時27分

 

依然、No.7 竹内選手がトップ

CP4到着が21時57分で、そこからの82kmを12時間弱。

ということは、2日目の10時近くまでおそらく寝ないで

約180kmを24時間弱で走ったことになります。

凄すぎ!!

 

4位にはNo.15 濱田選手が浮上!

No.12 原選手と共に、上位3選手を追いかけます。

 

No.3 小島選手が昨日の11位から6位にジャンプアップ!

7位のNo.14 吉澤選手もほぼ同時にCP5に到着です。

 

そして早くも1人遅れるNo.1 いちあし選手・・・。

 

選手紹介はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

ここで昨日の大会初日終了時の、

No.6 武井選手のツイートをご紹介。

 

凄すぎる猛者の皆様。

すいません。

私はもう走れません。まだ大館なのに・・・。

 

 

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【次回予告】

序盤の山場となる上小阿仁村の山越え。
しかし、その時すでに私の両脚は限界を迎えていた。
スマホの画面を見つめること1時間。
そのとき下した驚くべき決断とは?

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 3日目

『決死のルート変更!なぜか遠回りして能代市へ。』

 

ichiashi.hatenablog.com

 

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『いちあし選手が単独トップ⁉初日は大鰐温泉へ』本州縦断フットレースSPECIAL 1日目(後編)★20210424

 

前回の記事はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会1日目(2021年4月24日)

【本日の走行ルート】

青森県青森市~黒石市~平川市~弘前市~大鰐町(48km)

f:id:ichiashi:20210828151045j:image

 

【コース紹介(Relive動画)】


www.youtube.com

 

進行方向図。画像下が北側で青森市。上が南側で大鰐町。

(画像下の黄色いグラフは高低差。)

f:id:ichiashi:20210828151419j:plain

スタート直後に鶴ヶ坂を越え、市街地、田園地帯を抜けて
秋田県との境の矢立峠の手前まで。

 

【道中記】

2021年4月24日午前10時。

世界最長のマラソン大会

『本州縦断フットレース スペシャル』

ついにスタート!!

14名の選手が一斉に青森駅前をスタートしていきます。

 

(スタート風景 No.9 奏かおる選手のツイッターより)

 

スタート直後は選手同士で話をしながら進みます。

 

(古川跨線橋から青森駅を振り返って)

f:id:ichiashi:20210823215203j:image

 

 

2km地点:10時15分

私は集団最後方でNo.5 高品選手と並走。

すると前日の試走で近道を発見したという高品選手。

言われるままついて行くと、他の選手を一気に追い抜き先頭に!

しかもその直後、上着を脱ぐからと立ち止まる高品選手。

なんとNo.1 いちあし選手。

ここでまさかの単独トップに躍り出ます!!

13人の選手を後方に従え、

跨線橋を先頭で颯爽と駆け上がるNo.1 いちあし選手。

 

『ああ、きっと今がこの大会、いや我が人生のピークだろう。』

喜びを噛みしめ、感慨にふける私。

 

その後、当然のことながらあっという間に各選手に追い抜かれ、
最下位になったのは言うまでもありません。

 

(私が今大会中、唯一先頭に立った跨線橋にて。
 遠くに見えるのはおそらく八甲田山。)
f:id:ichiashi:20210823215158j:image

 

 

8km地点:11時20分

舘山代表とスタッフの方によるエイドステーション。

りんごジュースなどを振る舞っていただぎました。

ありがとうございます!

 

この後、青森市から弘前市方面へ抜けるために一山超えます。

これが地味にきつい。

しかも下りで早くも足の付け根に痛みが。

大事に至らないことを祈ります。

 

 

23km地点:13時40分

今大会初めてのチェックポイント、

「CP1 浪岡・県道13号線分岐点」に到着。

ゴールまでの途中36か所にチェックポイントがあり、

必ず通過しなくてはいけません。

 

チェックポイント表:

https://sportsaid-japan.org/NEW/guide/honshu-cp.pdf

 

チェックポイントの通過は、参加者専用の連絡フォームを使用し連絡します。 

f:id:ichiashi:20210823234927j:image

 

これにより、他の選手がどのチェックポイントまで到達したのかを確認することができ、
順位を気にしたり、自身への励みにしたりできるというわけです。

 

 

28km地点:14時30分

秋田県に向かって青森県を南下。

黒石市に入ります。

ちょうど桜が満開の時期で、とてもきれいでした。
f:id:ichiashi:20210823224148j:image

 

 

進行方向右手には岩木山。

すごい迫力!
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35km地点:15時40分

平川市に入り、「津軽よされライン」を進みます。

陽がだんだん傾いてきます。

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40km地点:16時30分

ここで再びスタッフの方によるエイドステーションが。

飲み物、食べ物いろいろ頂きました。

今後の予定などの話も。

みんなで記念撮影をして、ここで舘山代表、スタッフの皆さんとはお別れです。

とても温かく送り出していただきました。

『がんばって絶対に下関にゴールします!』

 

 

47km地点:17時40分

弘前市を過ぎ秋田県手前の大鰐(おおわに)町へ。
f:id:ichiashi:20210823224153j:image

 

大鰐温泉駅近くのマックスバリューで大好きなお寿司などを買い、

予約していた昇泉閣紅葉館へ。

辺りはすっかり暗くなっていました。 

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他に宿泊客はいなく、温泉は貸し切り!

その後は和室の部屋で夕食を食べながらブログを更新。 

 

ichiashi.hatenablog.com

 

もっと起きてのんびりしていたかったですが、

明日もあるので準備を済ませ早々に寝ます。

おやすみなさい。

 

 

【走行記録(ガーミンコネクト)】

「1日目(2021年4月24日)青森~大鰐」

 天候  :快晴

 気温  :最高34℃、最低23℃ (腕時計で計測)

 出発時刻:10時00分

 到着時刻:18時18分

 走行距離:47.86km

 走行時間:8時間18分33秒

 ペース :キロ10分25秒

 累積高度:447m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/6662325147

f:id:ichiashi:20210823212709j:plain

緑:高度、グレー:気温 

f:id:ichiashi:20210823212820j:plain

 f:id:ichiashi:20210823224203p:image

f:id:ichiashi:20210828160838j:image

 

 

【攻略ポイント・反省点など】 

私と同じように全日宿泊予定での完走狙いの場合、 

初日のポイントは何と言っても

「どこまで走るか?」になります。

というのは、スタートが10時だからです。

本来であればまだ初日で元気なので、80km先の大館まで行きたいところなのですが、

10時スタートのため「矢立峠」を夜間に通過することになります。 

そのため私は安全面を優先し、手前の大鰐温泉までとしました。

ただ実際に走った感想としては、交通量も少なく歩道も多分あったはずなので、

もう少し先まで進めばよかったかなと思っています。

ただし気温がおそらく氷点下近くになると思うのでその辺も注意が必要です。

 

初日の注意点はもう一つ、序盤の「鶴ヶ坂の下り」です。

私はここで脚を痛め、翌日以降早くも苦戦することになります。

慣れない重い荷物を背負っての下り

しかし体は元気で頭は興奮状態

気を付けないと怪我をしてしまう可能性があります。

ここは慌てず焦らずじっくり進むことをお勧めします。

 

 

【各選手のチェックポイント到達状況】

※1日目(2021年4月24日 23時59分時点)

「CP4.大堤丁字路・R105号線分岐点」98.1km(秋田県北秋田市)

1.No.7   竹内選手  21時57分

2.No.11 林原選手  22時12分

3.No.2   倉井選手  22時30分

「CP3.市街・市役所前交差点」81.2km(秋田県大館市)

4.No.6   武井選手  20時20分

5.No.12 原選手      21時11分

6.No.15 濱田選手  21時14分

7.No.9   奏選手      21時25分

8.No.13 松本選手  21時30分

9.No.14 吉澤選手  21時38分

10.No.10 野田選手  22時10分

「CP2.矢立峠」61.8km(青森・秋田県境)

11.No.3   小島選手  18時40分

12.No.5   高品選手  18時59分

「CP1.浪岡・県道13号線分岐点」23.0km(青森県青森市)

13.No.8   中畑選手  13時11分

14.No.1   いちあし選手  13時38分

 

 

初日トップはNo.7 竹内選手!

次いでNo.11 林原選手、No.2 倉井選手。

以上3選手が早くもCP4を通過。

12時間~12時間半で98kmって物凄いですね!!

100kmウルトラマラソン並みのスピードです!

この先まだ1452kmも走るのに。

しかも重い荷物を背負ってですよ!!

信じられませんね。

明日以降の順位変動はどうなるか?

 

 

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【次回予告】

順調な滑り出しを見せた大会初日。
しかしそれが一転、2日目にして早くも試練が訪れる。
降り出す雨。悲鳴を上げる両脚。
この先一体どうなってしまうのか?

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 2日目

『もう走れません!まだ大館なのに。』

 

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『集結!14名の兵。全選手紹介します!』本州縦断フットレースSPECIAL 1日目(前編)★20210424

 

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会1日目(2021年4月24日)

 

大会スタート前日の模様はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

大会スタート前の様子

【スタート場所へ】

ついに迎えた大会スタート当日の朝。

今日は一日いい天気になりそうです。

宿泊先の部屋から撮影。

f:id:ichiashi:20210822101945j:image

 

 

スタートはJR青森駅前で10時。

その前に9時から開会式が開催されるとのこと。

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駅ビル前の駅前広場から撮影。

ここがスタートラインとなり、写真右側に向けて走り出すことになります。
f:id:ichiashi:20210821224759j:image

 

 

私は早めに到着したため、その場には主催者の方と選手の方が1人。

早速ご挨拶。

舘山代表とはこれが初めまして。

なのですが、実は川の道フットレースのスタートを何回か見に行っていたことがあって、
以前から遠巻きにはそのお姿を拝見しておりました。

今回ようやく選手として挨拶させて頂くことができて、

本当に良かったです。
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【情報交換】 

そして開会式の時間が近付くにつれ、続々と集まる選手とその応援者たち。

ヤバいです。みなさんオーラが半端なく、圧倒されます。

しかしまたとないこの機会。

シャイな私ですが、勇気を振り絞ってみなさんに話しかけます。

 

すると驚いたことに、みなさんの会話の中で一番多かったのが

「今回(本州縦断フットレースは)初めてですか?」

というやり取り。

まるで本州縦断フットレースをすでに何回か走っているのが当然かのよう。

『いやいやいや、本州縦断なんて一生に一度するかしないかってものでしょ?』

と内心戸惑う私。

そしてその返しで多かったのが

「川の道だったら何度か・・・。」

こんな会話があちこちで繰り広げられていました。

 

東京から新潟まで514kmを5日半で走る、あの過酷な「川の道フットレース」

その大会がまるで予選会、中ボスのような扱い。

さすがはみなさん、本州縦断フットレススペシャルの出場者です。

レベルが違います。

 

あとはレースプランの話も。

一日どれくらい走るのか。泊まるところはどうするのか。

これも私にとっては驚くことばかり。

 

今回私がこの大会に挑戦するにあたって一番頭を悩ませたのが

「宿泊場所」。

総距離を日数で割った、およそ70kmごとに泊まれれば一番いいのですが、

宿泊場所がないところも多く、苦心してなんとか全宿泊場所を事前予約していた私。

 

しかし他の方は1名を除いて、みなさん予約はしていないとのこと。

基本、走れるだけ走る!

ある程度野宿も想定済!

ということらしい。

『・・・。』

言葉を失う私。

なるほど。野宿用荷物のためか皆さん、結構リュックが大きい。

私の荷物が3kgだと言うと、軽い!と驚かれました。

 

日数もギリギリを想定している人は私だけ。

制限時間の2,3日前にゴール予定という方が多かったです。

 

そしてシューズ!

青森から下関まで走ろうかという人が

一体どんなシューズを履くのか気になりますよね?

やっぱりナイキの厚底?

よりクッションの効いたシューズ?

 

一番多かったのはなんと、

ワラーチ!!

そうです。あのゴム草履みたいなサンダルです。

『・・・・・・。』

青森から下関まで走るってだけでも充分アレなのに、

なにもよりによってワラーチって・・・。

さすがに自分の場違い感が半端ないです。

ヤバいところに来てしまったと今更ながら実感する私。

 

ちなみにヴェイパーフライ、アルファフライは1人もいませんでした。

(※シューズは実際には皆さんバラバラ。5本指シューズなどのベアフット系とワラーチを一括りにすると、多数派になるかといった具合。)

 

【開会式】

9時になり開会式がスタート。

・大会長の舘山代表の挨拶

・大会ルール説明

・大会スタッフの紹介

・各選手挨拶

・地元青森の踊り披露

などが執り行われました。

 

そしてスタート前に選手、スタッフ全員での記念撮影。 

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(写真:スポーツエイド・ジャパン)

 

 

選手紹介

※私の勝手な印象によるもので、事実と異なる場合があります。

 

【No.15】濱田選手

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私が今大会で一番最初に話させてもらった濱田選手。

スタート前に一切緊張する素振りもなく、とてもリラックスされていた姿が印象的。

かなり経験豊富なベテラン選手とお見受けしました。

ご自分では謙遜されていましたが、

薄着のその姿からは相当な走力が予想されます。

 

 

 

【No.14】吉澤選手

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大会事務局から事前に送付された参加者名簿での『日本縦断あるある』が秀逸。

本州縦断フットレースの魅力がその文章にギュッと込められています。

ワラーチでの参戦。スタート直後に語られた、
『200km超えたらシューズなんてなんでも同じ。』

もこれまた名言。

 

 

 

【No.13】松本選手

『1日80kmずつ進みます。』と明るく話された松本選手。

泊まるところが無かったら?との私の問いには、

『泊まるところがあるまで電車で移動すれば大丈夫。』と
余裕たっぷりに答えてくださいました。

それだけご自分の走力、対応力に自信があるという証拠ですね。

 

 

 

【No.12】原選手

(写真左)

f:id:ichiashi:20211211065828j:image

「川の道フットレース」チャンピオンの原選手。

その実力は疑いようがありません。

そしてなんと今回は休暇の都合もあり、超短期間でのゴールを目指されるそう。

スタート前の不安で一杯な私の質問にも快く答えてくださいました。

とても優しい爽やかランナーです。

 

 

 

【No.11】林原選手

 
 
 
 
 
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www.instagram.com

本州縦断フットレースに出場するにあたってその名を知らない人はいません。

これまで本州縦断フットレースの数々の記録を打ち立てた、

『ミスター本州縦断』。

その圧倒的な実力で、今回のスペシャル大会の優勝候補筆頭です。

https://www.instagram.com/fivestarten/?hl=ja

 

 

 

【No.10】野田選手

リュックに括りつけられた大きなマットが特徴的。

聞くとどうやら基本すべて野宿で挑戦されるとのこと。

単純な走力だけではなく、相当な体力、サバイバル力がないとできないこと。

沖縄県宮古島からの参加です。

http://seitaikenkendo.blog.fc2.com/

seitaikenkendo.blog.fc2.com

 

 

 

【No.9】中村選手(奏かおる)

f:id:ichiashi:20211211065737j:image

「奏かおる」のお名前で芸能活動をされています。

今回の参加者で最年少。

個人で東京から熊本まで走られるなど、
普段からの尋常ではない練習量が特徴的です。

https://twitter.com/KaoruKanade

https://www.instagram.com/kanadekaoru/?hl=ja

https://ameblo.jp/ultimateno1boysgirl/

ameblo.jp

 

 

 

【No.8】中畑選手

(写真中央 中畑選手のブログより転載)

f:id:ichiashi:20211127143536j:plain

今回、私以外でただ一人宿泊施設を事前予約された方。

今大会前にR8ステージに出場しているのも私と同じで、

全参加者のうち一番私と共通点が多い印象。

にほんブログ村ウルトラマラソンカテゴリでも一緒です。

人情味あふれる中畑選手のブログは必見!

http://gakuto2164.blog85.fc2.com/

gakuto2164.blog85.fc2.com

 

 

 

【No.7】竹内選手

f:id:ichiashi:20220501172420j:image

これまで本州縦断の各ステージレースに幾度となく参加されてきた竹内選手。

その姿からはストイックなマラソンランナーといった印象を受けます。

しかしやはり、野宿もいとわず進み続ける予定という話をされており、

この大会での結果に強くこだわる気持ちが感じられます。

 

 

 

【No.6】武井選手

f:id:ichiashi:20211211065857j:image

アドベンチャーレーサーの「たけぷー」こと武井選手。

「楽しく長く走る」をモットーに、これまで数々の大会に参戦。

アドベンチャーレース国内大会 約100回出場 優勝入賞多数。

今回もその経験をもとに着実にゴールに近づいていくことが予想されます。

https://twitter.com/takepu_zakki

https://www.instagram.com/takepu_zakki/

https://takepu.com/

takepu.com

 

 

 

【No.5】高品選手

これから走るとは到底思えない普通の長袖シャツにズボン姿。

見るからに大きく重そうなリュックを背負い、
まるでキャンプ、登山でもするかのよう。

それでいてこれでしっかり走るのだから恐れ入ります。

今回すべて野宿で挑戦。これまでの経験も豊富。

底知れぬパワーを感じます。

 

 

 

【No.4】

欠場

 

 

 

【No.3】小島選手

f:id:ichiashi:20220501172451j:image

今大会最年長。

カニの被り物をされての参加。

ベテラン選手らしく落ち着いて、物優しい雰囲気。

しかし短パンからのぞくその両脚は
ランナーとしての力強さを雄弁に物語っています。

 

 

 

【No.2】倉井選手

f:id:ichiashi:20220501172517j:image

スタート前に一番オーラを放ち、集中されていた倉井選手。

被り物を被ってのスタートは、サービス精神の現れとともに
自身を奮い立たせるため。そして自信の現れか。

5本指シューズでの参戦。本州縦断フットレース完走経験者。

相当の実力が予想されます。

https://www.instagram.com/catsu.kurai/

kuraikatsuyuki.blog50.fc2.com

 

 

 

【No.1】いちあし選手

f:id:ichiashi:20211211070854j:image

各選手が本州縦断フットレースや川の道フットレースの経験を話す中、

注目のゼッケン1番いちあし選手が言ったこととは、

 

『フ、フルマラソンを少々・・・。』

 

 大丈夫か?

13名の兵の中に1人紛れ込んだ一般ランナー。

果たして彼の運命やいかに。

https://twitter.com/ichiashi1521

https://www.instagram.com/ichiashi1521/?hl=ja

https://ichiashi.hatenablog.com/

ichiashi.hatenablog.com

 

 

いよいよスタート !!

10時になり、舘山代表の合図のもと一斉にスタート!

14名の選手による1550kmにわたる長い長い戦いの始まりです。

 

スタートの模様を動画で。

No.9 奏かおる選手、動画公開ありがとうございます。

一生の思い出です!

 

 

今回の私の挑戦を応援して頂いております東京メールサービス様。

ichiashi.hatenablog.com

 

 東京メールサービス株式会社様はアスリート支援に取り組まれています。

ichiashi.hatenablog.com

 

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』のレビューはこちら。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【次回予告】

ついにスタートをきった本州縦断フットレース。
先頭を走るのは・・・
え!?まさかのNo.1 いちあし選手!!
こ、これは一体??

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 1日目(後編)

『いちあし選手が単独トップ⁉初日は大鰐温泉へ』

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

 

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『いざ青森へ!』本州縦断フットレースSPECIAL スタート前日★20210423

 

世界最長のマラソン大会(1ステージレース)
『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

大会0日目(2021年4月23日)

 

いよいよ明日4月24日に迫った

本州縦断フットレースSPECIAL

ichiashi.hatenablog.com

 

スタート地点となる青森へ向けて、東京を出発します。

f:id:ichiashi:20210821092923j:image

 

 

東京駅より、東北新幹線はやぶさ号で新青森駅まで。

f:id:ichiashi:20210821121142j:image

 

 

今回、座席は1号車の1番を選びました。

なんてったって私いちあし、ゼッケン1番ですから!
f:id:ichiashi:20210821121135j:image

 

 

出発直前の東京の空。

次にこの東京の空が見られるのは約1か月後。

下関から戻ってきた時ですね。

無事に戻って来られますように。
f:id:ichiashi:20210821121138j:image

 

 

盛岡あたり。

東日本はずっといい天気でした。
f:id:ichiashi:20210821121131j:image

 

 

3時間ちょっとで新青森駅に到着。

ちなみに私が乗っていた新幹線は新函館北斗駅行だったため、

乗り過ごすと北海道まで行ってしまうことに。
f:id:ichiashi:20210821121146j:image

 

 

新幹線ホームから八甲田山?が見えます。
f:id:ichiashi:20210821121128j:image

 

 

駅構内では、ねぶたのお出迎え。
f:id:ichiashi:20210821121150j:image

 

 

さて本当はここから弘前まで移動して、

弘前さくらまつりを見るつもりだったのですが、

明日以降の体調面を考え、やむなく諦めることに。

いつか必ず。

www.hirosakipark.jp

 

 

代わりに青森駅周辺を少し散策。

こちらは青森ベイブリッジ。

f:id:ichiashi:20210821121914j:image

 

 

青い海公園にも行ってみました。

それらの模様は今後順次インスタにアップしていきますので、

よろしければご覧ください。

https://www.instagram.com/ichiashi1521/?hl=ja

 

 

その後、さくら野百貨店で晩御飯を購入。大好きなお寿司も!

ホテルに戻ります。

 

部屋で晩御飯を食べながらブログ更新。 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

明日に備え、改めて荷造り。

今回の私の挑戦を応援して下さる

『東京メールサービス』様のワッペンを取り付けます。

もちろん記念すべきゼッケン1番も忘れずに。

f:id:ichiashi:20210821170832j:image

 

 

東京メールサービス様に用意して頂いた名刺をラミネート加工したもの。

リュック前面のドリンクホルダーに取り付けます。
f:id:ichiashi:20210821170828j:image

 

 

こちらは私の職場から頂いた『健脚守』。

序盤はリュックに付けて、ここぞというときに脚に付ける予定。
f:id:ichiashi:20210821170823j:image

 

 

準備完了!

いよいよ明日のスタートを待つのみ!!
f:id:ichiashi:20210821121919j:image

 

 

 

今回の私の挑戦を応援して下さる『東京メールサービス』様
についてはこちらの記事をご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

 

東京メールサービス様が取り組まれているアスリート支援。

その中の遺伝子分析サービス『カラダ未来図』については
こちらの記事をご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

【次回予告】

ついに迎えた大会当日。
スタート場所となるJR青森駅前に集いし
14名の本州縦断フットレーサー。
秘密に包まれた参加選手のベールが今、はがされる!

 

次回 本州縦断フットレースSPECIAL 1日目 前編

『集結!14名の兵。全選手紹介します!』

ichiashi.hatenablog.com

 

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近況報告と東京オリンピックの感想など。☆20210819

 

みなさん、こんにちは。

およそ2か月ぶりの更新となります。

 

この2か月の間ですが、特に変わったことがあったわけではなく、

私自身、元気に過ごしておりました。

 

さて、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

当ブログのヘッダ画像を変更してみました。

本州縦断フットレースのときのものです。

 

ということで、そろそろ本州縦断フットレース中に何があったかなどを書いていこうかなと思っております。

ただ、シャイな性格のこの私。

『行く先々での現地の方との心温まる触れあい』

のようなものは残念ながら出て参りません。

前半はまあ、自分的に色々あったのですが、

途中の例のアクシデント発生以降はひたすら前に進むのみ。

ですので内容の方もそんな感じになるかとは思いますが、

読んでもらえたらうれしいです。

 

ちなみにゴールまで全27日間。

1日の内容を週一で更新しても半年以上かかります。

下関に辿り着いた時のことをお伝えできるのはいつになることやら。

のんびりマイペースで更新していく予定ですので、

皆さまものんびり気長にお付き合いくださいませ。

 

 

そして前々回に更新したこちらの記事。

ichiashi.hatenablog.com

 

私が2年前に挑戦した

本州縦断フットレース R8ステージ(新潟~舞鶴)

の内容をまとめたものなのですが、

記事の最後に、使用したシューズと完走証、完走メダルの写真を追加しました。

ちなみにそのメダルの写真はこちら。

f:id:ichiashi:20210819074349j:plain

このメダルを持っている人は少ないはずなので、自分の中で結構自慢なのです。

 

 

本州縦断フットレースの通常版は、

4月から10月にかけて自己申告制で随時開催中。

主催者のスポーツエイド・ジャパン様のホームページで記録速報が掲載されています。

ぜひご覧ください。

sportsaid-japan.org

 

 

 

さて先日は、

『東京オリンピック2020』

が開催され、あっという間に終わってしまいましたね。

sports.nhk.or.jp

 

東京開催が決定したのが2013年9月7日(日本時間8日)。

もう8年も前なんですね。

滝川クリステルさんの『オ・モ・テ・ナ・シ』が話題になりました。

 

私はパラリンピックの佐藤真海選手のスピーチがとても心に残っています。

19歳の時に病気で足を失い、その後、震災で故郷が津波に襲われた佐藤選手。

しかし

『私にとって大切なのは... 私が持っているものであって、 私が失ったものではない』

と語った佐藤選手。

 

私の心に響きました。

www.huffingtonpost.jp

 

 

しかしそんな東京オリンピック。

まさかコロナの影響でこんな感じで終わってしまうとは。

 

実は私、オリンピック観戦チケットに当選していたんです。

f:id:ichiashi:20210819090930j:plain

競技は国立競技場での陸上最終日。

女子1万メートル決勝などが実施。

廣中選手、新谷選手、安藤選手の走りが観れたはずだったのに。

 

無観客開催は仕方がないこと。

ただただコロナウイルスが残念。

そしてみんなに喜ばれる形でオリンピックが開催されてほしかったです。

 

 

 

私がテレビ観戦した中で印象に残ったのは、

やっぱり男子マラソンの大迫選手。

www.jaaf.or.jp

 

終盤、先頭集団がばらけ8位になった大迫選手。

このまま入賞圏内の8位キープかと思いきや、なんと2選手をかわし6位に浮上。

そして視線の先には2位集団が!

 

いや~、この瞬間、最高にドキドキしましたよね!

2位集団に追いつけるんじゃないかって思い、

テレビにかぶりついて応援していました。

 

素敵な夢を見させてくれた大迫選手。

ありがとうございました。

本当にお疲れ様でした。

 

 

 

さて最後に私のランニング事情ですが、

今後の大会出場予定は未定。

本命のつくばは早々に中止となり、他の大会も今後どうなるのかまだまだわからない状況。

そして暑かったり雨だったりもあり、最近全然走れていませんでした。

 

そんな中、私のランニング仲間が10月の東京マラソンに当選し、サブ4目指して現在奮闘中。

その姿に刺激を受けた私。久しぶりに走ってみました。

実は本日は夏季休暇だったため、朝と夕方の2部練習を実施。

結果は、

朝:1km5分50秒ペースで13km。(シューズ:インフィニティラン)

夕:1km5分26秒ペースで10km。(シューズ:ペガサス37)

これから定期的に走って、サブ4ペースの1km5分40秒ペースで
30kmを走れるようになるのを当面の目標にがんばってみようかと思っています。

 

 

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陸上日本選手権をテレビ観戦した感想☆20210627

 

今月24日から開催されておりました

第105回 日本陸上競技選手権 

f:id:ichiashi:20210627134742j:plain

 

 

今大会一番注目されたのは

男子100メートル

9秒台を記録した4選手の直接対決。

それに対しオリンピック出場枠は「3」。

 

結果は多田選手が見事初優勝

 

前半が得意な多田選手。

この日もいいスタートを決めると、そのままトップでゴールまで駆け抜けました。

解説の方によると、多田選手が前に抜けたことにより他の選手は力んで固くなってしまったとのこと。

多田選手にとっては自身の持ち味を存分に発揮できた会心のレースだったと思います。

 

いつも爽やかな笑顔が印象的な多田選手ですが、

この日のレース前は明らかに緊張した面持ち。

しかし見事優勝を飾りオリンピックの出場を決めると、

インタビュー時には涙で目が真っ赤に。

 

これまで大事な大会ではあと一歩届かなかった多田選手。

選手権初優勝とオリンピック出場内定、おめでとうございます!

news.yahoo.co.jp

 

 

一方、女子100メートルでは福島千里選手が予選敗退。

オリンピック出場は絶望的という状況に。

hochi.news

 

去年出演したNHKでの番組では、思うような結果が出せず悪戦苦闘する姿が伝えられていました。

今後について明言はまだされていませんが、

私は、本人が納得いくまで続けてほしいと思っています。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

 

また、大会最終日の今日は

女子5000メートル

が行われました。

有力選手が多数出場しましたが、

結果は優勝が広中璃梨佳選手2位が新谷仁美選手

両選手とも1万メートルと2種目での代表ということになりました。

オリンピック本番でもがんばってほしいです!

news.yahoo.co.jp

 

そしてもう一人注目の、田中希実選手

今日はなんと800メートルと5000メートルの両方のレースに出場。

その間はわずか35分!!

中距離と長距離の両立だけでもすごいのに、同じ日に両方走り、どちらも好結果を残す田中選手。

オリンピック本番を見据えてのチャレンジとのことですが、いやはやすごいです。

田中選手は5000メートルの代表はすでに決めていて、1500メートルでの代表の可能性もあるとのこと。

オリンピックでどんな走りを見せてくれるか、本当に楽しみですね。

news.yahoo.co.jp

 

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本州縦断フットレース R8ステージ(新潟~舞鶴)まとめ★20190427~0505

 

【本州縦断フットレース"PLAYBACK" 

ということで今回からは、

先日無事終了しました「本州縦断フットレース」を振り返っていきたいと思います。

 

で、まずは今回の

『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

に挑戦するにあたって大きな礎となった、

2019年に出場した『本州縦断フットレース R8ステージ』についてまとめてみました。

 

f:id:ichiashi:20210619082622j:plain

 

 

『本州縦断フットレース R8ステージ 新潟~舞鶴 521km 逆ルート』

「大会要項」

 種目  :R8(新潟~舞鶴)ステージ 521km (制限時間240時間)

 コース :新潟市~富山市~金沢市~福井市~舞鶴市

 スタート:JR新潟駅前

 ゴール :JR西舞鶴駅前

 ※ゴールポイントからスタートし、スタートポイントに向かうコースも可

 

「出場の経緯」

 出場を決めた時期は、大会1年前となる2018年のGW。

 私の当時の大会最長走行距離は100km。

 目標としている「川の道フットレース」の参加資格が200km以上の完走経験のため、
 この大会への出場を決める。

 当初は、地元の新潟がゴールとなる「R7ステージ」を予定していたが、

 2019年のGWが10連休となり、より長い距離に挑戦できること。
 2019年より逆ルートも可能となり「R8ステージ」でも新潟をゴールにできること。

 この2つの理由により、「R8ステージ 逆ルート」に挑戦することとする。

 

「大会出場時のコンディション」

 2018年秋のフルマラソンで自己ベストを更新。

 しかしその後12月に、左の足の平の外側を故障。

 大会時には治るものの、若干の練習不足と、
 使用するシューズの絞り込みが間に合わず。

 

「今大会での目標」

 当初は8日間(5月4日)でのゴールを予定していたが、確実に完走するため

 9日間(5月5日)、200時間以内でのゴールを目標とすることを大会前に決める。

 1日に走る距離、宿泊場所も予め全て決めて、大会に臨む。

 

 

※以降の「気温」は手元の腕時計での計測によるもの

「1日目(2019年4月27日)舞鶴~小浜」

 天候  :曇り

 気温  :最高23℃、最低14℃

 出発時刻:10時20分

 到着時刻:17時27分

 走行距離:47.46km

 走行時間:7時間6分35秒

 ペース :キロ8分59秒

 累積高度:393m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662500764

f:id:ichiashi:20210619082756j:plain

 

 

 

「2日目(2019年4月28日)小浜~敦賀」

 天候  :晴れ

 気温  :最高28℃、最低18℃

 出発時刻:5時53分

 到着時刻:16時45分

 走行距離:63.61km

 走行時間:10時間51分28秒

 ペース :キロ10分15秒

 累積高度:454m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662500971

f:id:ichiashi:20210619170537j:plain

 

 

 

「3日目(2019年4月29日)敦賀~福井」

 天候  :晴れ

 気温  :最高26℃、最低16℃

 出発時刻:5時54分

 到着時刻:16時24分

 走行距離:62.14km

 走行時間:10時間29分53秒

 ペース :キロ10分8秒

 累積高度:440m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662501351

f:id:ichiashi:20210619172051j:plain



 

「4日目(2019年4月30日)福井~白山」

 天候  :晴れ

 気温  :最高29℃、最低19℃

 出発時刻:5時59分

 到着時刻:18時44分

 走行距離:71.49km

 走行時間:12時間44分49秒

 ペース :キロ10分42秒

 累積高度:305m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662501548

f:id:ichiashi:20210619172803j:plain



 

「5日目(2019年5月1日)白山~高岡」

 天候  :晴れのち雨

 気温  :最高30℃、最低17℃

 出発時刻:4時14分

 到着時刻:15時55分

 走行距離:60.76km

 走行時間:11時間50分04秒

 ペース :キロ11分41秒

 累積高度:353m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662501825

f:id:ichiashi:20210619173604j:plain

 

 

 

「6日目(2019年5月2日)高岡~魚津」

 天候  :快晴

 気温  :最高33℃、最低19℃

 出発時刻:4時19分

 到着時刻:15時08分

 走行距離:49.80km

 走行時間:10時間48分04秒

 ペース :キロ13分01秒

 累積高度:225m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662501965

f:id:ichiashi:20210619173102j:plain


 

  

「7日目①(2019年5月3日)魚津~市振」

 天候  :快晴

 気温  :最高31℃、最低17℃

 出発時刻:3時42分

 到着時刻:8時04分

 走行距離:33.01km

 走行時間:5時間21分12秒

 ペース :キロ9分44秒

 累積高度:136m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662502108

f:id:ichiashi:20210619174522j:plain

 

 

 

「7日目②(2019年5月3日)青海~直江津」

 天候  :快晴

 気温  :最高31℃、最低20℃

 出発時刻:9時53分

 到着時刻:18時59分

 走行距離:49.89km

 走行時間:9時間5分51秒

 ペース :キロ10分57秒

 累積高度:238m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662502370

f:id:ichiashi:20210619175050j:plain

 

 

 

「8日目(2019年5月4日)直江津~柏崎」

 天候  :快晴

 気温  :最高31℃、最低19℃

 出発時刻:4時40分

 到着時刻:12時58分

 走行距離:41.74km

 走行時間:8時間17分44秒

 ペース :キロ11分55秒

 累積高度:345m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662502529

f:id:ichiashi:20210619175324j:plain

 

 

 

「9日目(2019年5月5日)柏崎~新潟」

 天候  :快晴

 気温  :最高32℃、最低12℃

 出発時刻:2時49分

 到着時刻:17時47分

 走行距離:88.01km

 走行時間:14時間57分35秒

 ペース :キロ10分12秒

 累積高度:448m 

 ガーミンコネクト 走行データ:

https://connect.garmin.com/modern/activity/3662502790

f:id:ichiashi:20210619175626j:plain

 

 

「まとめ、反省点等」

無事完走できました。

 

記録:199時間23分(8日と7時間23分) 

 

総距離は途中意図的に寄り道したこともあり、約560km。

平均で1日約68km進んだことになります。

 

スタート前の計画通りに最初から最後まで進めることができ、
大変満足のいく結果となりました。

途中で体調を崩すことも故障等もなく、余力を残してのゴールとなりました。

 

その一番の要因は天候に大変恵まれたこと。

雨に遭ったのはレース中なんとわずか1時間のみ。

連日の好天で日差しが強かったものの、寒くも暑くもなく大変進みやすかったです。

 

 

反省点は2つ。

1つ目はシューズ。

ミズノのウエーブライダーを使用したのですが、
初日に右のかかと内側にマメができてしまい、結局最後までそれに悩まされました。

100kmマラソンでは問題なかったのですが、ペース、フォームが変わるとダメのようです。

 

2つ目は紫外線対策。

日焼け止めに帽子、サングラス。さらには雨具を日除けとして使用し完璧だと思ったのですが、
日焼け止めの塗りムラで口の周りが黒くなってしまうという結果に。

そして唇はボロボロ。

さらなる対処が必要です。

 

 

今回は足のマメの影響で2日目以降は基本早歩きに徹したことが、
余力を残しての完走という良い結果に繋がったと思います。

これであれば来年2020年のスペシャル版もいけるのではないかと思えてきました。

ただ川の道フットレースに挑戦するにあたっては、
もっとしっかり走れるようにならないといけないと感じました。

それと今回は雨がほとんど降らなかったので、雨対策が今後の課題です。

 

 

 

以上が、私が2019年に出場した
『本州縦断フットレース R8ステージ』のまとめになります。

 

この経験、結果をふまえて、今回の

『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

に挑戦することとなったわけです。

 

 

2021年8月19日追記

「使用したシューズと完走証、完走メダル」

今回使用したのがこちらのミズノのウエーブライダー。

とても軽くクッションも効いて、長い距離のランニングにおすすめ。

私の100キロマラソンの自己ベストもこのシューズで記録したもので、

とてもお気に入りのシューズ。

f:id:ichiashi:20210819075343j:plain

 

大会前はまだ結構新しかったのですが、ゴール後はこんな感じに。

右足かかとのマメをかばうために、あえてかかと内側を接地するようにしたため
その箇所がボロボロ。

でもそうやってシューズが私の身代わりとなって体を張ってくれたため、

私は無事ゴールすることができました。

本当にありがとう。

f:id:ichiashi:20210819075400j:plain

 

 

こちらが大会の完走証。

目標の200時間切り、見事達成です。
f:id:ichiashi:20210819074333j:plain

 

 

そしてこちらが大会の記念品。

完走メダルです。

f:id:ichiashi:20210819074349j:plain

 

このR8ステージは銀メダル。

そしてどうやらR7ステージは銅メダルで、

一番長い距離のR9ステージは金メダルらしいです。

f:id:ichiashi:20210819074402j:plain


そして本州縦断フットレース1550kmの完走記念品は・・・。

それはまたのお楽しみ。

 

ichiashi.hatenablog.com

本州縦断フットレースでのダメージとその後。大会参加にあたっての注意点☆20210613


本州縦断フットレースを終えて3週間。

f:id:ichiashi:20210410134529j:plain


大会直後は『こんな大会、二度と出ない!!』と思い、
大会を振り返るなんてもってのほか。

走ることも一切考えたくない、そんな状態。

毎晩見る夢は決まって
「走っても走っても着かない。」
「コンビニがない。」
「泊まるところがない。」
そんな夢。

 

2週間ぐらい経って、だんだんと大会のことが頭に浮かんでくるようになりました。

一番はやっぱり、
『悔しい。』という気持ちです。

自分の走りができなかったこと。

自分の思い描いていたことができなかったことが悔しかったです。 

 

ここ数日でようやく大会を振り返る気持ちになり、
自分の走ったコースを見返したりしました。

どう進んでいればもっと上手くいけたんだろうかとか、
そんなことを考えていました。

 

さて体の方ですが、少しずつですがだいぶ良くなってきました。

そこで大会についてはまた次回以降振り返ることにして、

忘れてしまわないうちに体のダメージについてを先にまとめてお伝えします。

怪我の画像等は出てきませんが、怪我や疲労等についての描写が苦手な方は
途中読み飛ばして、「その他」「まとめ」をご覧ください。

 

 

本州縦断フットレースでのダメージ

「右足付け根、左足スネの痛み」

大会2日目、4月25日。

走行中に右足付け根が痛くなり、走れなくなる。

歩いていても、下り坂で足を付いたときに痛みが発生。

また同じく歩いているときに、左足で蹴り出したときに左足スネに痛みが発生。

どちらも初めて痛める箇所のため不安に。

→ 加減しながら歩いて進むことで対応。

⇒ 一晩寝ることでどちらも翌日には解消。

 

「左足スネの肉離れ」

大会10日目、5月3日。

新潟県糸魚川市(600km地点)を走行中に左足スネに痛みを感じる。

大会2日目に痛めた箇所と同じ所。

→ 歩いて様子を見るものの、痛みは治まらず。

→ シューズを替えても効果なし。痛みが強くなったため、
  さらに歩くペースを落とす(1km15分)。

→ 足首と足の境目、スネの筋も痛み出し、ひざ下が動かせない状態。
  進むのを止め電車で宿まで移動。

→ 翌5月4日に整形外科へ。「左足スネの肉離れ」とのこと。
  5月4日、5日と2日間、先へは進まずにホテルで療養。

→ 5月8日。石川県小松市あたりで今の状態での歩くコツを掴み、

  1km12分ほどで歩けるように。以降、大会終了までそのペースで進む。

⇒ 6月13日現在。まだ腫れており、走ると痛い状態。
  完治までにはまだ時間がかかりそう。

 

「左手、左腕が一部動かない」

今まで黙っていましたが、実は左手、左腕が一部うまく動かせなくなりました。

今はほぼ治りましたが、大会中は肉離れよりもこっちの方が心配でした。

病院には行かなかったので原因は不明ですが、肉離れが影響していたのではないかと思っています。

 

大会15日目、5月8日。

石川県小松市を歩行中、左手、左腕がうまく動かないことに気付く。

2,3日前から動かしづらい気はしていたが、毎日同じ体勢で進んでいるため、
肩凝りのような体が固まった状態なのかとあまり深刻には考えず。

→ 歩きながら左手、左腕を動かしストレッチ。4時間の間、定期的に実施。
  左肩、左腕を今まで経験したことがないぐらい血がめぐっているのを感じる。
  その後なぜか急に左脚がうまく回転し、速く歩けるように。

→ 5月9日。箸が昨日より若干うまく使えない。(私は左利きです)
  このまま動かなくなったらと心配に。リタイアすることも考える。
  今日一日様子を見て決めることに。進みながらストレッチを繰り返す。

  肘を曲げ腕を後ろに引く動作ができないことがわかる。
  手は頭、顔付近では動くが、胸から下では動かしづらい。

→ 5月10日。昨日よりは悪くなっておらず、繰り返し動かすことで
  動くようになった動作も出てくる。
  このままストレッチを繰り返しながら大会を続けることとする。

→ 5月19日。大体の動作はできるようになるものの、
  歩く時、走る時の腕を後ろに引く動作はできないまま。

→ 5月28日。日常生活、仕事等を通して体を動かすことでだいぶ良い状態に。

⇒ 6月13日現在。ほぼ治る。
  

「右目の視力低下」

大会14日目、5月7日。

夕方暗くなってきたときに、道路標識が見づらいことに気付く。

翌日になっても見づらいまま。特に右目で、暗くなるとより見づらい。

この状態が大会最終日まで続く。

⇒ 大会終了後、気付くと治っていた。疲労が原因か。

 

「足のトラブル」

小指のマメ

大会2日目、7日目に発生。雨が原因。

⇒シューズの小指部分をハサミでカットすることで対応。 

かかと内側のマメ

大会後半に発生し、大会21日目にはだいぶ大きくなる。

⇒2,3日後に気付いたら潰れていて、結果助かる。

かかと後ろ外側のひび割れ

大会序盤に発生し、日々傷が深くなっていく。
最初は右足だけだったが、後に左足も。
大会終盤にはかなり傷が深くなり、痛みも大きく。

⇒とにかく我慢。なんとか持ちこたえる。

爪が剥がれる

これは左右両足の小指のみ。
大会終了後1週間ぐらいしてから気付く。
多分マメができたときに剥がれたか。

⇒特に問題なし。 

 

「その他」

大会前に一番心配していた「腰」は大丈夫でした。

一年間気を付けて、加減しながら練習してきた成果だと思います。

腰の痛みだけは我慢できないし、また我慢してはいけないものだと思うので、
これだけは本当によかったです。

 

あとは「膝」も大丈夫でした。

特に左足の肉離れ発症後、右足にかなりの負担がかかることになり、
右ひざが最後まで持たないと思ったのですが、終盤に左足が回復してきたこともあり、
両ひざとも痛くなることなく大会を終えることができました。

 

それ以外も特に問題はありませんでした。

体調を崩すことも気分が悪くなることもありませんでした。

この点については、大会全般的に天候が悪く日差しが少なかったこと、
気温が低い日が多かったことがいい方に作用したものと思われます。

防寒も、持って行った装備でギリギリ大丈夫でした。

逆に快晴の日、暑い日が多かったとしたら、熱中症の危険性が増していたことでしょう。

 

最後に「全般的な疲労」ですが、これは今回想像以上に疲れました。

特に序盤。肉離れ発症前です。

「疲れた」というよりも「眠い」です。

日中、とにかく眠くて眠くてしようがなかったです。

そして異常にお腹が空きました。

基本小食で、普段から特に走っている最中はほぼ補給はしないのですが、
今回は途中何度もコンビニでパン、おにぎり等を購入し食べていました。

この疲労からくる「眠気」と「補給」によりペースが驚くほど上がらず、
前半は苦労しました。

 

「まとめ:大会で一番注意すべきは『車』!!」

以上、私が今回の本州縦断フットレースで負ったダメージについてをお伝えしました。

この「ダメージ」については言うまでもなく個人差がありますが、
もし今後この大会への出場を考えている方がいらっしゃいましたら、充分に覚悟して臨んでください。

相当な体力、脚力がない限りは、地獄を見ることになります。

「がんばればなんとかなる」という綺麗事は一切通用しません。

途中、体調不良や負傷により動けなくなっても、助けてくれる人はいません。

市街地以外は基本、人は歩いていません。(特に山間部。)

タクシーを呼ぶか、民家に助けを求めることになります。

そうならないよう、大会中は徹底した自己管理が必要です。

 

どうしても出場したいという方には、
通常版の制限時間である30日間をいっぱいに使っての、
ゆとりあるスケジュールでの参加を勧めます。

そしてまずはR7、R8、R9の各ステージから挑戦するのが無難です。

中でもR9ステージ(舞鶴~下関)が群を抜いてキツイです。

このR9ステージをクリアできて、かつ「楽しい」と思えれば 、
その人は本州縦断フットレースに向いていると言えるのではないかと思います。

 

最後に、本州縦断フットレースというと
「1550km」という長い距離に注意がいってしまいますが、
問題はそこではありません。

一番の問題は

青森から下関までの間、

歩道の無い区間が多くあり、しかも国道ということで

大型トラックが自分のすぐ真横をひっきりなしに通っていきます。

充分に気を付けないと命にかかわります。

大変危険なので歩道の無い区間では絶対に気を抜かないでください

 

以上です。

 

本州縦断フットレースを終えての今の心境と振り返り☆20210523

本州縦断フットレースを終えて3日が経ちました。

身体の方はまあ大丈夫なのですが、実は気持ちの方がだいぶやられています。

なのでブログも1週間か1か月か、しばらくやめておこうと思ったのですが、

今の気持ちは今しか書けないと思い、書いてみることにしました。

 

大会は思っていたよりも何倍も厳しかったです。

一番の原因は雨、風と寒さ。

とにかく雨が多く、想像以上に大変でした。

あとは一年前の故障による練習不足。実力不足。

自分には本州縦断フットレースは高すぎる壁でした。

 

 

 

ここで大会を振り返ってみます。

 

序盤から雨が多く、また思っていた以上に体力が消耗し、スケジュール通りに進んでいるも余裕はない状態。

 

そんな中、富山に入る直前に足を痛めます。

診断の結果は肉離れ。

 

この肉離れのため富山で2日間休んだ時点で、制限時間内での完走は不可能に。

また、下関まで行くのもこの脚ではとても無理だなと。

ただまだ残り日数はあったため、とりあえず進んでみるかと足を引きずり進みます。

 

金沢に着いた辺りで少しまともに歩けるようになり、1日50kmは進めるぐらいに。

そして舞鶴のあたりで1日60~70km進めるぐらいに回復します。

 

ここで私は残りの日数と距離から、「5月20日に下関に着く」ことを目標に定めます。

会社から頂いた休暇は5月20日まで。

それまでになんとしてでも下関に着きたい。

1日70kmペース。

かなり厳しいですが、覚悟を決めここからは一心不乱に前に進みます。

『どんなにつらくても、今日この一日さえ終わればなんとかなる。』

『明日になればいい方に状況が変わっている。』

『きっと何か解決策がある。』

そう自分に言い聞かせ、ただその日一日の目標を達成することだけを考え、必死に前に進みました。

 

その一方、大会も終盤になり、

『自分は何もできなかったな。』と悔しさ、情けなさがつのります。

実力不足は認識していましたが、それでもスタートするまでは少なからず自信はありました。

しかし自分が思うようなレース展開にはなりませんでした。

 

最後、下関駅に着いた時も、

『本当に青森から下関まで来たんだな。』

とは思ったものの、喜びやうれしさ、達成感はありませんでした。

最終日は朝から一日大雨。また、この後すぐ東京に戻り翌日は朝から仕事ということもあり、とても感慨にふけっているような状態ではありませんでした。

晴れていてくれたら少しは喜べたのではと思うのですが。

 

 

今の時点で振り返るとこんな感じになります。

もうしばらく時間が経ち、気持ちの整理がつけばまた違った感情になるのでしょうか。

 

後ろ向きな内容になってしまいましたが、

目標にしていた「下関に辿り着く」ということは達成することができて、良かったと思っています。

それと、今大会に出場した14名の選手のうちの1人として大会に参加できたこと。

今まで見ているだけだった自分が、選手として大会に参加できたことは自分にとって誇りです。

選手の皆様、そして主催者のスポーツエイド・ジャパンの皆様。

お疲れ様でした。大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

ichiashi.hatenablog.com

 

本州縦断 Day27 新山口~下関☆20210520

本日夕方、本州縦断フットレースのゴール地点であるJR下関駅に到着しました。

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制限時間を3日ほどオーバーしてしまいましたが、それでも諦めず進み続けた結果、なんとかたどり着くことができました。

 

本日の結果です。

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大会期間中、当ブログとツイッター、インスタをご覧頂き応援してくださった皆様。

本当にありがとうございました。

毎日とても勇気付けられ、力を与えていただきました。

皆様のおかげで私の夢であり目標であった本州縦断を達成することができました。

本当に感謝しております。

ありがとうございました。

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本州縦断 DAY26 島根県津和野町〜山口県山口市⭐︎20210519

本日ついに山口県入り!

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今日はこんな大自然あふれるコースでした。

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本日の結果です。

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下関まであとおよそ60km。

明日夕方到着予定です!

 

本州縦断 Day25 島根県浜田市〜島根県津和野町⭐︎20210518

スペシャル版としての制限時間は過ぎてしまいましたが、まだ数日は休暇中なので、引き続き下関を目指したいと思います。

 

本日の結果です。

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