コロナの影響で各テレビ局が昔のドラマを再放送している中、
関東地方では5月31日から4週に渡って
「愛していると言ってくれ 2020年特別版」が放送されました。
女優を目指す劇団員・水野紘子(常盤貴子)が繰り広げるラブストーリー。
元は1995年7月~9月に放送され、高視聴率を記録。
主題歌のドリカム「LOVE LOVE LOVE」も大ヒット。
ドラマ史に残る名作です。
当時毎週楽しみに観ていた私は、当然この特別版も心待ちに。
今回の特別版では、まず冒頭で豊川悦司と常盤貴子のリモート対談
(25年ぶりということでリモート同窓会とのこと)の模様が放送されました。
お二人ともお元気そうで何より。
厳しい芸能界で、テレビで姿を見かけることがなくなってしまう方も
たくさんいる中、こうしてまた二人そろって話しているところを見られて
本当よかったです。これからもずっとずっと活躍していってほしいです。
さてドラマ本編ですが、25年ぶりに観て思ったのが、
「声が違う!!」ということ。
人間、歳を重ねるに連れて声は変わるんですね。
見た目は記憶に残っているから違和感はないけれど、
声は自分の中では現在の声で上書きされていたようで、
びっくり!しました。
それにしても懐かしい。25年ぶり。
ドラマを観ていると、当時の自分のことも思い出します。
25年前、私は地元新潟で予備校に通っていました。
東京の学校への進学を目指して勉強する毎日。
東京を舞台にしたこのドラマを観るたびに、東京への憧れは
ますます強くなっていくのでした・・・。
と、ここで終わったらただのドラマの感想の記事なのですが、
当ブログ、このままでは終わりません。
さぁさぁ、ここからが本領発揮。
このドラマでの印象的なシーンと言えば、
井の頭公園を走る晃次と紘子の姿。
ドラマ中、たびたび井の頭公園が出てきます。
懐かしいな。
久しぶりに井の頭公園に行ってみようかな。
よし、行こう。
家から往復60キロ走って。
・・・となるはずだったのですが、
天気が悪かったり体調が悪かったりで結局行けずじまい。
残念。
この記事もあえなくお蔵入り、のつもりだったんだけど、
せっかくここまで書いたのでアップしちゃいます。
テレビで放送されたこのタイミングでしか上げられないものだし。
せっかくついでに、
この「愛していると言ってくれ」での私が選ぶ2大名場面をご紹介。
(ネタバレあり。)
1つ目。
「父が晃次に話す場面」(第2話)
アパートから一軒家に引っ越した晃次の様子を見に、
晃次の父と妹が訪れる。
手話が苦手な父は妹に訳してもらい晃次と話し始めるが、
突如大きな声、口と表情で直接晃次に語りかける。
晃次もまた、妹の手話からではなく父の言葉を直接受け取ろうとする場面。
ここですよ。ここ。
ここは別に特に重要な場面ではなく、ただの通常のワンシーンなんだけど、
私はここに惹かれます。
自分の気持ちを伝えようとする姿。そしてそれを受取ろうとする姿。
父の子に対する想い。
ホロリときます。
25年前観た時も良かったけれど、今回改めて観てさらに良かったです。
2つ目。
「母との再会、別れの場面」(第7話)
新幹線の窓ガラス越しに晃次と母が話す場面。
これは有名ですね。ここで私が語るまでもありません。
本当にいいシーン。新幹線を走って追いかける姿がまた・・・。
ただ涙、涙です。。
恋愛物ドラマなのにも関わらず、2つとも親子での場面となりました。
家族愛に弱いのでしょうか。
というわけで今回は以上です。
それではまた。