毎週日曜日の朝にテレビ朝日で放送されております
「サンデーLIVE!!」内のコーナー
「松岡修造のみんながん晴れ」
2月18日放送分で取り上げられたのが
陸上短距離の三好美羽選手。
現在中学2年生の三好選手は、
先日開催された日本室内陸上の
U16女子60mで大会新記録で優勝。
U18世界室内今季3位、U18室内アジア最高となる素晴らしい記録。
【#日本室内陸上 1日目】
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) 2024年2月3日
◆U16女子60m決勝 結果
1位🥇#三好美羽(福山神辺西中)7秒42 大会新
2位🥈#佐藤那有(田原東部中)7秒71
3位🥉#バログンハル(千住ジュニア)7秒72
✅ライブ配信、速報https://t.co/QJAdbDlU40#日本選手権室内 #JAAF #陸上 pic.twitter.com/1YiUmqmjRa
中2の #三好美羽 60m圧巻の7秒42!今季U18世界リスト3位の快レコード「日本選手権出場と全中優勝が目標」/日本室内
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) 2024年2月3日
2つ上のカテゴリーでもあるU20日本記録にも0秒04と迫るもの。U18世界室内今季3位、U18室内アジア最高という特大の記録だった。#日本室内陸上
|月陸Onlinehttps://t.co/hSmmzPJ6Ei
そんな三好選手の特徴は、
スタート時の圧倒的な速さと
その背中を丸めた上半身を揺らす独特な
フォーム。
この番組ではその斬新なフォームに秘められた
速さの秘密を解き明かしてくれました。
一般的な走りでは、
頭の位置が中心線から外れません。
一方、美羽さん。
頭が大きく揺れています。
この走りを教えた民内利昭さんに聞いてみると、
『普通は体幹を止めるのがいい走りと日本では思われてきた。
しかし体幹を固定すると手足しか動かない。』
『そうではなくて、体幹部を動かしてあげれば
そこが動きますので当然力になるわけですよね。』
美羽さんの走りのポイントは
地面に対しいかに強い力をかけるか。
そこで体の中心を固定して手足だけを振るのではなく、
体全体を使い、踏み込んだ足に体重を乗せる。
それを左右繰り返しているんです。
改めて映像を見てみると、
体の中心線からはズレていますが
踏み出した足に対しては一直線に体重を乗せています。
それにより、筋力に頼らず地面に大きな力をかけられるのです。
しかしこの珍しいフォームゆえ、
三好選手は
『よく批判されたりする。汚いフォームってよく言われてて。
褒めてくださる人もいるんですけど、よく言われて。』
と話します。
しかし松岡修造さんからの
『フォームは変えたい?』
との問いには、
『変えたくないです。
個性を大切にありのままの自分でいたいです。』
ときっぱりと答えました。
『本当にちょっとずつ自分を極めていって、
最後には日本記録を出せるようになりたいっていう夢があります。』
と話しました。
ANNnewsCH
“独走少女”斬新フォームの中学2年生【松岡修造のみんながん晴れ】【サンデーLIVE!!】(2024年2月18日)
とってもいいVTRでした。
前傾で猫背なところに速さの秘密があるのかと思いきや、
接地の際の左右の重心移動にポイントがあるとのこと。
なるほど、勉強になります。
それと、いわゆる二軸走行なんですかね?
一般的には一本の線の上に足をつくように走るのに対し、
三好選手は左足は左側、右足は右側についているのがわかります。
そうやって強い力を生み出しているようです。
そして、そんな独特なフォームのために
よく批判されたりするとのこと。
三好選手の心中を想像すると、本当に心が痛みます。
スポーツでのフォームというと、
私の世代的には野球の野茂英雄選手、イチロー選手が思い浮かびます。
たしか野茂選手はプロ入りする際、
自分のフォームを矯正させないことを条件に
球団選びをしたとの話がありました。
またイチロー選手は、
プロ入り直後はコーチからフォームを直すよう指導されたものの
それを受け入れず2軍暮らし。
その後コーチが変わり自由にやっていいように言われ、
見事大活躍。
そんな話がありました。
三好選手にもぜひ自分を貫き通してほしいです。
『ありのままの自分でいたい』
とはっきりと言っていたのできっと大丈夫でしょう。
将来が楽しみです。