一年後の明日、青森から下関まで走ります!!

川内優輝選手着用のアシックス新厚底シューズ発売。各メーカー出揃う。☆20210404

つい先日、

アシックスより新しい厚底シューズ

が発表され、発売が開始されました。

 

ストライド型ランナー向け

「METASPEED Sky(メタスピードスカイ)」

価格:27,500円

重さ:約199g(27.0cm片方)

 

ピッチ型ランナー向け

「METASPEED Edge(メタスピードエッジ)」

価格:27,500円

重さ:約188g(27.0cm片方)

f:id:ichiashi:20210401223816j:plain

www.asics.com

 

公式サイトによると、

このシューズは、一歩毎のストライドを伸ばすことで、より速く、そしてレース終盤までエネルギーを節約できるように設計されています。

とのこと。

しかしそれよりも一番のアピールポイントはなんといっても、

あの川内優輝選手が33歳にして8年ぶりの自己ベスト更新。

2時間7分27秒を記録した時に着用していたシューズだということ。

もうこれに勝るアピールはないでしょう。

しっかりと結果を出しています。

 

当然のことながら川内選手も絶賛。

news.yahoo.co.jp

 

また、「METASPEED」シリーズの機能・デザインを継承した下位モデルも発売されます。

サブ3ランナー向け

「MAGIC SPEED」17,600円

サブ3.5~4ランナー向け

「HYPER SPEED」9,790円

 

「METASPEED」シリーズについて、こちらの記事で詳しく紹介されています。

www.watch.impress.co.jp

 

 

これまで厚底シューズと言えば「ナイキ」。

ナイキの厚底シューズをいかに履きこなすか。

それがここ最近の陸上長距離界のテーマだったわけですが、

ここにきてシューズメーカー各社が独自の厚底シューズを発売してきました。

 

 

ミズノは

ウエーブデュエル NEO SP

価格:33,000円

重さ:約240g(27.0cm片方)

www.mizunoshop.net

 

軽量モデルの

ウエーブデュエル NEO 

価格:25,300円

重さ:約185g(※26.0cm片方)

www.mizunoshop.net

 

 

アディダスは

アディゼロ アディオス PRO

価格:27,500円

重さ:約225g

shop.adidas.jp

 

 

そしてナイキからはあのヴェイパーフライの最新モデル、

ヴェイパーフライ ネクスト% 2

が間もなく発売開始。

価格:26,950円

(重さは現行モデル27.5cmの実測値が194.5g)

ichiashi.hatenablog.com

 

現在発売中の最新モデルは

アルファフライ ネクスト%

価格:33,000円

重さ:約210g(26.5cm片方)

www.nike.com

 

 

同じ厚底でも各メーカーにそれぞれ特色があり、

またそのメーカーの中でも軽量モデルだったり反発モデルであったりと多種多様のシューズが発売されています。

これからは着用する選手に合ったシューズ選びが求められることになりそうですね。

 

今回各社の最新シューズを調べてみましたが、アシックスの新シューズの軽さは驚きです!

「メタスピードエッジ」が27cmで188g!!

なんとあのヴェイパーフライとほぼ同じ!

これはアシックスの今後の巻き返しに期待できそうです。

 

 

さて、では最後に川内優輝選手情報を。

このタイミングでそんな大切なシューズを間違えるという、なんとも川内選手らしい出来事が。

www.sponichi.co.jp

 

こちらでは走ることの魅力、初心者ランナーへのアドバイスが聞けますよ。

 

以上、「私の気になるスポーツニュースその5」でした。

 

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黒崎播磨の園田隼選手が引退。名城大の加世田選手はダイハツへ☆20210402

 

4月になり新年度がスタートしました。

実業団の各陸上部からは、引退、退部する選手と新加入選手が発表されています。

 

数あるお知らせの中で、私の目に留まったのはこちらの

「黒崎播磨の園田隼選手が引退」

のニュース。

tfc.krosakiharima.com

 

園田選手は、

2018年別府大分毎日マラソンで日本人トップとなる2位。

その年に開催されたアジア競技大会では4位に。

2019年のMGCにも出場しています。

 

所属チームからの今回の報告の中に、

丸刈りがトレードマークで、闘志を全面に出し最後まで粘り強く走る姿は
多くの皆さまの記憶に残っている事と思います。

とあります。

 

本当にその通りです。

園田選手のひたむきに必死に走る姿。

インタビューでの朴訥とした話しぶり。

昔ながらのいわゆるマラソンランナーらしいマラソンランナー。

とても応援したくなる選手でした。

 

これからベテランとなり、さらにその走りに磨きがかかってくると思っていたのですが、

故障や体調不良のため引退とのこと。

あの走りがもう見られないかと思うと、すごく残念です。 

f:id:ichiashi:20210401204940j:plain

(黒崎播磨公式サイトより転載)

園田選手の走りには

見る人の心を打つ、感動をさせる強い力がありました。

順位や記録だけではなく、

まさに記憶に残る、そんな数少ないランナーの一人でした。

できることならこの先ももっともっとその走る姿を見ていたかったです。

 

 

今後は社業に専念されるとのこと。

きっとマラソン同様、ひたむきに仕事に取り組まれるのでしょうね。

 

園田隼選手、長い間本当にお疲れ様でした。

www.mgc42195.jp

 

日本陸上競技連盟(日本陸連、JAAF)

【MGCシリーズ】園田隼選手 レース後会見映像/別府大分毎日マラソン大会

www.youtube.com

 

 

また、他にも引退される選手がいらっしゃいます。

納得できるまでやり切った選手。

志半ばで辞めざるを得なかった選手。

それぞれだと思いますが、また新たな場所でのご活躍を願っております。

 

 

そして、新加入選手のお知らせも各チームから届いています。

 

以前、こちらの記事でも取り上げました、

名城大キャプテンを務めておりました加世田 梨花選手。

ichiashi.hatenablog.com

 

ダイハツへの入部が発表されております。

社会人となった加世田選手の今後にますます期待ですね。

www.daihatsu-trackandfield.jp

 

 

各チーム、新加入選手を加えまずはトラック種目。

秋からの駅伝大会。そして冬にはマラソン。

こうしてまた新しい一年が始まるんだなと実感しています。

 

みなさんも、実業団チームのホームページを覗いてみてはいかかでしょうか。 

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

 

以上、「私の気になるスポーツニュースその4」でした。

 

 

ichiashi.hatenablog.com

2021年2月の月間走行距離と近況報告など☆20210331

 

3月も今日でおしまい。明日から新年度がスタート。

そんな3月最終日の今日になって今さらですが、

2021年2月の月間走行距離の報告です。

そうです。3月ではなく、2月のです。

 

f:id:ichiashi:20210313174651j:plain

月間走行距離:430.10km

 

 

さて、なぜ今ごろ2月の月間走行距離の報告なのかと言いますと、

別に忘れていたわけではありません。

実は2月から3月にかけて社内試験がありまして、

その勉強等で忙しく、更新のタイミングを逃してしまっていました。

 

そのためランニングの方もあまり時間がとれず。

本当は80km走を何回かやりたかったのですが、2月末の1回のみ。

1か月半ぶりの80km走ということで体力の低下が心配されたのですが、

いい具合に疲労が抜けていたためか、無事1キロ8分半ペースで完走。

というわけで、結果的には中々の上出来で2月を終えることができました。

 

3月についてはまた後日。

 

ところで、もうすぐブログを始めて1年になるわけですが、

ありがたいことにたくさんの方に見て頂けた記事もあれば、

それほど・・・、な記事もありまして、

この月間走行距離の記事は、いつもそれほど・・・な記事になります。

 

ま、これは自分のための記録のような記事なので、当然と言えば当然です。

検索で探して辿り着くようなものでもないですし。

 

というわけで、そんな記事の最後にちょっとしたお知らせ。

 

「コメント欄、解放しました!」

 

え?なんでこんなひっそりとお知らせしてるかって?

 

それは大々的に告知してコメントが付かなかったら恥ずかしいから(笑)。

 

というわけで、もしよろしければ

今後コメントの方もお待ちしております。

 

それとプロフィール欄も変更しておりますので、

そちらも見て頂けるとうれしいです。

 

では短いですが、今回はこのへんで。

 

東京は桜が満開です。

f:id:ichiashi:20210331001202j:plain

 

 

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新谷仁美がヒョウ柄ウェアで激走!オールスター感謝祭ミニマラソン結果まとめ※タイムあり☆20210328

 

昨日3月27日に放送されました

TBSテレビ「オールスター感謝祭'21 春」

f:id:ichiashi:20210328162557j:plain

www.tbs.co.jp

 

 

その中の番組名物

『赤坂ミニマラソン

多数の芸能人ランナーに加え、毎回豪華な大物アスリートがゲストで出場するこの人気企画。

今回はなんと

東京オリンピック日本代表・新谷仁美

が電撃参戦!!

女子1万メートルの日本記録保持者で、もちろん現役バリバリ!

オリンピックまであとわずか4か月という中での出場。

注目が集まりました。

 

今回はその

オールスター感謝祭'21 春 ミニマラソン

の結果をまとめてみました。(気になるタイムもあるよ!)

 

 

会場・コース

東京ドイツ村・特設コース

1周 約700mを5周 全長約3.5km

最初500mが下り。最後200mが登り。

 

主な出場者・ハンデ表

一般女子   佐藤楓 他3名

 ↓ 1分

一般男子   三遊亭遊子 淡路幸誠 他12名

 ↓ 1分

運動自慢女子 金田朋子 鈴木奈々 ほのか

 ↓ 20秒

那須川天心

 ↓ 40秒

常連ランナー 森脇健児 ハリー杉山 森渉 小島よしお 山本浩司 他2名

 ↓ 1分

澤井一希

 ↓ 20秒

新谷仁美(スタートから4分20秒後)

 

 

結果(順位・タイム) 

※手元の時計で計測 ()内はハンデなしのタイム 「」内は1キロ平均ペース

三遊亭遊子  3:45  6:37    9:30  12:13  14:52   (13:52)  「3分58秒」

新谷仁美   6:30  8:44  11:00  13:14  15:29   (11:09)  「3分11秒」

ハリー杉山                                         15:50   (12:50)  「3分40秒」

森脇健児                                          15:54   (12:54)

澤井一希                                          16:06   (12:06)  「3分27秒」

森渉                                            16;12   (13:12)    

淡路幸誠                                          16:16   (15:16) 

山本浩司                                          16:17   (13:17)

小島よしお                                         16:20   (13:20)

10那須川天心                                         17:15   (14:55)  「4分15秒」

11佐藤楓                                           17:22   (17:22)  「4分57秒」

 

 

優勝はなんと落語家の三遊亭遊子さん。

 

注目の新谷仁美さんは2位。

 

3位はおなじみハリー杉山さん。

 

 

さて、このテレビ的には無名のタレントが優勝するという結果に対し、

案の定ネットはざわつくことに。

news.yahoo.co.jp

 

ではここからは私の見解を。

一言で言えば、ハンデの設定に失敗したということ。

初出場者は一般枠に入るのがこのコーナーの通例ですが、

やはり走力に合わせて振り分けないと。

 

そして三遊亭遊子さん。

このアップダウンのあるコースを1キロ3分58秒ペースで走れるということは相当な走力です。

到底一般男子レベルではありません。

自己申告してもっとハンデを付けてもらうか、

それができなければ番組出演者として番組に協力するという意味で手を抜くか。

あるいは最初から最後まで本気で走るか。

 

この日彼にはスポーツ選手、テレビタレント、落語家の3つの側面があったと思いますが、

そのいずれにも良さが出せていなかったですね。残念です。

 

 

さて、一方の新谷仁美さん。

アスリートのバラエティ番組出演を快く思わない方もいると思いますが、

私は出演することに賛成です。

陸上界をもっとアピールしていってほしいと思っていますので。

特に今回は本業の『走る』ことでの出演なので、全然問題ないと思います。

それに加えて新谷さんはトークもいけますからね。

今回もレース後のやり取りでも番組を盛り上げてくれました。

ぜひまた出演してほしいものです。

 

ミニマラソン 過去の成績

はこちらから↓

www.tbs.co.jp

 

 

さてこの『オールスター感謝祭ミニマラソン』。

私は

芸能人三大マラソン大会

のひとつに数えられると思っています。

 

一つ目がこの『TBS オールスター感謝祭ミニマラソン

 

二つ目が日本テレビ 24時間テレビチャリティーラソン

ichiashi.hatenablog.com

 

そして三つ目がテレビ東京 新春!芸能人対抗駅伝』

ichiashi.hatenablog.com

 

いずれの番組も、今後もずっと続いていってほしいものです。

 

さて最後は、そんな芸能人のマラソンと言えばやはりこの方。

森脇健児さん。

 

レース前には

『我々芸能人は本気になったらどれだけすごいか!新谷さん!我々は魂で走るからな!!』

と力強く宣言。

その言葉通り今回も熱い走りでした。

また次回も楽しみにしています。

 

 

オールスター感謝祭22秋』についてはコチラ↓

ichiashi.hatenablog.com

 

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』利用レビュー、感想(遺伝子検査キット編)☆20210326

 

前々から興味があり、購入したことをお伝えしておりました

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』

f:id:ichiashi:20210321170624j:plain

 

カラダ未来図開発元、運営会社

アンツリンク株式会社

idensil.antzlink.com

 

 
今回はその『カラダ未来図』を私が実際に利用した感想をお伝えします。

 

 

まずはカラダ未来図の紹介から。

 

カラダ未来図とは?

高精度な遺伝子検査と各種専門家によるカウンセリングを通じて

自分だけのオーダーメイドな栄養指導やトレーニング方法を提案して頂けるサービスとなっています。

様々なスポーツの日本代表選手、世界大会で活躍されている選手も多数利用されています。

 

3種類の遺伝子検査コース

以下の3種類から1コース選びます。

※追加オプションとして別コースのカウンセリングとレポートの作成もできます。

『アスリート版』

f:id:ichiashi:20210321174120j:plain

『ヘルスケア(健康生活)版』

f:id:ichiashi:20210321174138j:plain

『ダイエット&ビューティー版』

f:id:ichiashi:20210321174155j:plain

 

私は趣味のマラソンの記録向上のために『アスリート版』を選びました。

「効果的なトレーニング」と「食事メニュー、栄養素」に興味がありました。

 

健康や美容に関心があるという方は、

『ヘルスケア版』、『ダイエット&ビューティー版』を選んでいただけると今後の生活に生かせることと思います。

 

 

カラダ未来図のプログラム

共通メニューと3種類のプログラムが用意されています。

共通メニュー

『事前カウンセリング』
『遺伝子検査』
『解析結果レポート』

栄養指導プログラム

トレーニングプログラム

トータルサポートプログラム

f:id:ichiashi:20210321181612j:plain

 

私は食事、栄養面に関心があったので『栄養指導プログラム』を選択しました。

 

カラダ未来図継続サポート

カラダ未来図では解析結果レポートを受け取って終わりではなく、

その後の継続サポートも充実しています。

私は『栄養カウンセリングオンライン又は電話』を利用しました。

 

 

カラダ未来図の流れ

以下の順にサービスを受けることとなります。

1.申込み、細胞採取

2.事前カウンセリング

3.解析結果レポート

4.カウンセリング

f:id:ichiashi:20210321185352j:plain

f:id:ichiashi:20210321185412j:plain


サービス利用開始前や利用途中で、疑問や不明な点があった場合には、

運営のアンツリンク株式会社のご担当の方に問い合わせてみると良いでしょう。

私も電話、メールで親身になって相談に乗って頂きました。
 

 

申し込みから細胞採取まで

申し込み、料金の支払いが完了すると

遺伝子検査キット

が届きますので、利用手順に従い細胞採取を行います。

 

カラダ未来図での検査方法は『マスアレイ』と呼ばれ、

病院などの臨床検査などと同レベルで高精度の検査方式となっています。

 

こちらがその遺伝子検査キット↓

f:id:ichiashi:20201128163204j:plain

 

箱を開けると、中には細胞の採取ブラシとケース。

そして使用方法の用紙と返信用の封筒が入っていました。

f:id:ichiashi:20200722054545j:plain

 

手順に従い細胞を採取します。

ブラシを落としたり口の中以外にくっついたりしないよう注意します。

 

細胞採取と言うと何か大変そうですが、

やることはいたってシンプル。

 

ブラシで口の中(頬の内側)をこする。

 

以上!

たったこれだけです。

歯磨きより簡単!一瞬で終わります。

 

他社のサービスで唾液を採取するものがありますが、

絶対こちらのほうが楽で簡単です!

 

あとはブラシをケースに収納し、同封の封筒に入れポストに投函するだけ。

(ケースに収納する前にブラシを乾燥させるのを忘れずに!)

びっくりするぐらい簡単で、拍子抜けしてしまいました。

せっかくの遺伝子検査なのでもっと大変でもいいと思ったぐらい(笑)。

 

 

事前カウンセリングの実施

郵送した採取ブラシが検査機関に届くと運営のアンツリンクの担当の方に連絡が行き、

事前カウンセリングのヒアリングシートが送られてきます。

現在の状況や生活習慣についての質問に回答し、特に知りたいこと等も記述し返信します。

 

私の場合はマラソンの現在のタイムと目標タイム。普段の練習メニューなど具体的に書きました。

解析結果が判明した後のカウンセリングに必要となるものなので、わかりやすく具体的に書くと良いと思います。

 

 

この後3~4週間ほどで解析結果レポートが運営のアンツリンクに届き、

それをもとにカウンセリングレポートが作成され、自宅に送られてきます。

私の場合は採取ブラシを投函した後、1か月後ぐらいだったと思います。

 

解析結果レポート、カウンセリング

こちらが完成した解析結果レポート。

f:id:ichiashi:20210321211217j:plain

 

解析結果とカウンセリングについてはまた後日改めてお伝えいたします。

 

(2021年4月12日 解析結果を追記しました。) 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

費用

さて気になる費用の方ですが、

私が今回利用した『栄養指導プログラム』は

38,000円 (税別)でした。

金額だけを見ると中々のものですが、

充分それに見合ったサービスではないかと思います。

遺伝子情報というのは一生変わらないものなので、

一生に一度の検査料金だと考えればいいのではないでしょうか。

 

 

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』

idensil.antzlink.com

 

アンツリンク株式会社はアスリート支援サービスを行っております

東京メールサービス株式会社

のグループ会社です。

athlete.tm-service.co.jp

 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

 

遺伝子分析サービスに興味を持ったきっかけ

私が遺伝子分析サービスに興味を持ったきっかけについてはこちらから↓

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

 

私が挑戦しようとしている

『本州縦断フットレース』についてはこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

 

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アスリート支援に取り組む「東京メールサービス株式会社」☆20210325

 

先日お伝えしました通り、

私いちあしが本州縦断フットレースに挑戦するにあたりまして、

東京メールサービス株式会社様に応援して頂けることになりました。

 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

今回は改めまして東京メールサービス株式会社様についてご紹介させていただきます。

 

 

東京メールサービス株式会社

TOKYO MAIL SERVICE CO., LTD.

 

https://tm-service.co.jp/

 

f:id:ichiashi:20210323233437p:plain

 (写真は埼玉県朝霞市にあります、東京メールサービス株式会社 本社ビル)

 
tm-service.co.jp

 

 

■事業内容

流通加工

tm-service.co.jp

 

 

 

東京メールサービス株式会社様は

アスリート支援活動

に取り組まれています。

f:id:ichiashi:20210316211515j:plain

 

 

様々な競技のアスリートの活動に対して、スポンサー・協賛活動をされており、

オリンピック出場を目指している選手、すでに世界大会にも出場されている選手の支援もされています。

(フェンシング、トランポリン、近代五種、ボクシング、ソフトボール、バーティカルランニング、フレスコボールなど。)

選手が紹介されておりますので、ぜひこちらのホームページをご覧下さいませ。

athlete.tm-service.co.jp

 

 

また、アスリート支援になる様々なサービスも展開。

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』

の取り扱いもされています。

idensil.tm-service.co.jp

 

 

『カラダ未来図』を利用したい個人の方は、

東京メールサービス株式会社様のグループ会社の

アンツリンク株式会社様

よりサービスの利用が可能です。

idensil.antzlink.com

 

 

私も実際に『カラダ未来図』を利用させていただきました。

サービスを受けた感想、検査結果などは次回公開いたします。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

このような素晴らしい企業様に応援して頂けて、本当に光栄に思います。

 

本来、企業様から支援、応援して頂ける陸上選手というのは、

「速く走ることができる」選手だと思います。

私がどんなにがんばって走ったところで、

他のトップ選手、エリート選手のように速く走ることは到底できないでしょう。

 

でも私には

「他人よりも長い距離を走るのが好き。」

という個性があります。

 

この個性を『本州縦断フットレース』という舞台で活かすことで、

企業様、そして社会に対して役に立てればと考えておりますので

よろしくお願いいたします。

 

 

 

『本州縦断フットレース』

について、詳しくはこちらをご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

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本州縦断フットレースは『世界最長』のマラソン大会(1ステージレース)☆20210324

 

当初は昨年2020年4月にスタート予定でした

『本州縦断フットレース <SPECIAL>』

コロナ禍により1年延期となっておりましたが、

本日ついに4月24日のスタートまであと1か月となりました。

 

f:id:ichiashi:20210124161446j:plain

 

主催:スポーツエイド・ジャパン様

sportsaid-japan.org

 

 

さてこの『本州縦断フットレース』ですが、実はなんと

世界最長のマラソン大会なんです。

 

あ、マラソン大会と言うとちょっと語弊がありますかね。

 

 

正確には

『世界最長の1ステージレース

となっております。

 

 

1ステージレースというのは、

最初にスタートしてから最後ゴールするまで、

全ての時間がレース時間に含まれる大会のことです。

 

「それって当たり前じゃないの?」

と思ったそこのあなた。

普通のマラソン大会ではそうでしょうが、

このような超長距離の大会では違うのです。

 

 

例えばNHKで放送されております

『GREAT RACE グレートレース』

www4.nhk.or.jp

 

ご覧になったことがある方も多いと思うのですが、

この番組で取り上げられているような超長距離の大会の多くは

「ステージ制」となっております。

ステージ制というのは、1日目40km、2日目30km、3日目60km、

というように、その日ごとに走る距離が決められており

最後に各日のタイムを合計して順位を決定する大会のこと。

一日のステージが終わった後、次の日のステージが始まるまでの時間はレース時間には含まれません。

また大会によっては、宿泊先や飲食物が主催者によって提供される場合もあります。

 

 

それに対して「1ステージレース」の場合。

スタートしてから最後ゴールするまで、全ての時間がレースに含まれます

食事の時間も、もちろん寝ている時間もです。

そして宿泊先は大会側では用意していないので、自分で確保する必要があります。

また、飲み物や食べ物も当然コンビニなどですべて自分で用意

期間中に必要な道具(身の回り品、防寒着、雨具など)も全部自分で担いで進むことになります。

(※サポートを付けることもできます。)

 

 

ステージ制の大会ではもっと長い大会が他にあるのですが、

「1ステージレース」としては

本州縦断フットレースが『世界最長』

となるのです。

 

 

さてそんな過酷な1ステージレースの『本州縦断フットレース』。

先日、スタートまであと約1か月となったところで、まさかのコース変更が発表!

距離が1521kmから29km伸びて全長「1550km」に!! 

ichiashi.hatenablog.com

 

私のようななんとか完走を目指す参加者にとっては中々の重大発表なのですが、

これがさらっと発表されるあたりがさすが世界最長です。

29キロというのはきっと誤差みたいなものなんでしょう。

なんともおおらかなもの。それだけスケールが大きいということです。

 

 

さあ、そんな

世界最長1550kmのマラソン大会

がここ日本で開催されます。その名も

『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

 

そしてこの<SPECIAL>版は東京オリンピック開催を記念しての今回1度きりの開催。

今回が最初で最後です!!

 

スタートまであと1か月。

お見逃しなく!!

 

 

最後にお知らせ。

私いちあし、Twitterアカウントを開設しました。

正確には去年4月にブログと同時に開設したもののずっと使っておらず、

そのためこの記事公開時点でフォロー、フォロワーともにという素晴らしいアカウントとなっております(笑)。

せっかくなので大会中、余裕があれば何かつぶやこうかと思っています。

よろしければ当ブログと合わせましてこちらもご覧くださいませ。

twitter.com

 

  

『本州縦断フットレース』について、詳しくはこちら↓ 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

この大会に参加を予定しております私いちあし。この度、

東京メールサービス株式会社様

より応援頂けることとなりました。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

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【ご報告】東京メールサービス株式会社様に応援して頂けることになりました。☆20210322

 

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

2021年4月24日にスタートします、

『本州縦断・青森~下関1550kmフットレース2021〈SPECIAL〉一斉スタート』

 

こちらの大会に私いちあしが出場するにあたりまして、このたび

東京メールサービス株式会社様より応援して頂けることとなりました。

4月24日~5月17日の大会期間中、

東京メールサービス株式会社様のロゴをウェア、リュックに貼り付けて大会に参加させていただきます。

 

f:id:ichiashi:20210318214118j:plain

 

東京メールサービス株式会社

https://tm-service.co.jp/

 

■本社所在地

埼玉県朝霞市膝折町4-22-60

 

■代表者
代表取締役 上田平 敦史

 

■事業内容

流通加工

 

tm-service.co.jp

 

 

このたび、ご縁がありまして東京メールサービス株式会社様より応援して頂けることとなりました。

このようなチャンスを頂けたことに、上田平社長をはじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。

本当にうれしくありがたいと思うと同時に、身が引き締まる思いです。

 

今回、会社名のロゴを貼り付けての大会への参加となるわけですが、これは私の子供の頃からの夢でもありました。

マラソン大会のテレビ中継で、画面に映し出されるマラソン選手。その胸に光り輝く企業名。

会社の名前を背負い、まさに看板となって走る姿は本当に格好良く、憧れたものです。

 

自分も将来あんなふうになれたら、と思うものの、運動神経のない私には全く縁の無い話。別世界での出来事でした。

これまでスポーツとは無縁の人生を歩んで来ましたが、マラソン挑戦を思い立ち、走り続けること9年。

こんな形で子供の頃からの夢が叶うことになるとは、まさに夢にも思いませんでした。

本当にありがとうございます。

この喜びと感謝の気持ちを、青森から下関まで走ることによって伝えられたらと思っています。

そして会社の名前を汚すことのないよう、その名に恥じぬよう、責任と覚悟を持って大会に挑みたいと思います。

一生懸命に大会を楽しんでまいりますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

東京メールサービス株式会社様は

アスリート支援サービス

にも取り組まれています。

athlete.tm-service.co.jp

 

遺伝子分析サービス『カラダ未来図』

idensil.tm-service.co.jp

 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

『本州縦断フットレース』

についてはこちらをご覧ください。

ichiashi.hatenablog.com

 

ichiashi.hatenablog.com

 

完走目指して一生懸命がんばりますのでよろしくお願いします。

 

 

(大会終了後 追記)

『本州縦断フットレース 完走記』

ichiashi.hatenablog.com

本州縦断フットレースのコースが発表!今年からなんと「1550km」に変更へ!!☆20210321

 

スタートの日が近付いてきました

本州縦断フットレース2021 <SPECIAL> 一斉スタート

f:id:ichiashi:20210124161446j:plain

 

sportsaid-japan.org

 

 

先日、主催者であるスポーツエイド・ジャパン様より

コースの発表がありました。

最新版コースマップ

www.google.com

チェックポイント表

https://sportsaid-japan.org/NEW/guide/honshu-cp.pdf

 

スポーツエイド・ジャパン 公式Facebook

NPO法人スポーツエイド・ジャパン - ホーム | Facebook

 

 

 

本州縦断フットレースには、

2008年から毎年開催されております【通常版】と、

今年1回限り開催される【スペシャル版】とがあります。 

ichiashi.hatenablog.com

 

今回発表されたコースは2021年4月から適用され、

【通常版】、【スペシャル版】共通とのこと。

従来のコースから、より安全に配慮されたコースへと一部変更になりました。

 

大会ルールでは、

途中の各チェックポイントを通過すれば主催者設定のコース通りに辿らなくてもよいこととなっておりますが、

そのチェックポイントも変更、新設されたため、

2020年度まで実施されてきた大会と同じコースを辿ることはできなくなりました。

 

そしてその結果、なんとコース全長が長くなり、

1521kmから1550kmへ!!

大会名も

「本州縦断・青森~下関1550kmフットレース」

に変更となるそうです!

 

 

私自身も2年前に

「R8逆ステージ 西舞鶴⇒新潟」を完走しましたが、

確かに途中、歩道のないトンネルがあり、怖い思いをしました。

距離が伸びたのは走力不足の私にとってはかなり痛手なのですが、

安全が最優先」ですので今回の変更は喜んで受け入れたいです。

また、2年前とは別のルートを通れるということで、それも楽しみにしていたいです。

 

 

それにしても、この本州縦断フットレースのコースを見ているとワクワクしてきますね。

西舞鶴から新潟の区間を見ていると2年前のことを思い出しますし、

それ以外の区間は一体どんなところなんだろうと想像が膨らみます。

そして私の地元新潟。

その私の実家の前の道路がばっちり大会コースとなっております。

大会参加者が青森から走ってきて実家の前を通っていくのかと思うとなんかうれしくなります。

私も早く走って実家に立ち寄りたいです。コロナ禍でずっと帰れていなかったので。

 

みなさんのお住いの街にも、お邪魔させていただくところがあるかと思います。

交通ルール、マナーを守って通らせていただきますのでよろしくお願いします。

 

 

最後に、

明日3月22日に私から皆様に報告したいことがあります。

明日公開する記事も見て頂けたらうれしいです。

 

(2021年3月22日 追記)

東京メールサービス株式会社様に応援して頂けることになりました。 

ichiashi.hatenablog.com

 

 

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パリ五輪マラソンに期待の佐藤早也伽。東京五輪は1万メートルで出場の可能性も☆20210320

 

2024年に開催されるパリオリンピック。

そのマラソンの代表にと今期待されているのが

積水化学 佐藤早也伽選手

f:id:ichiashi:20210320145131j:plain

(写真は積水化学公式サイトより転載)

www.sekisui.co.jp

 

 

先日開催されました

名古屋ウィメンズマラソン2021

佐藤早也伽選手は2時間24分32秒で2位。

テレビでご覧になられた方、気になった方も多いのではないでしょうか。

news.yahoo.co.jp

 

私の気になるスポーツニュース。3回目の今回は

そんな佐藤早也伽選手と1万メートルについて取り上げます。

 

ではまずは佐藤早也伽選手について紹介します。

宮城県大崎市出身。東洋大学を卒業し積水化学に入社。

2019年 実業団ハーフマラソン優勝。

2020年 名古屋ウィメンズマラソンが初マラソンで、

2時間23分27秒で5位(日本人3位)。

2021年 名古屋ウィメンズマラソンが2回目のマラソンで、

2時間24分32秒で2位。

今後、世界大会での活躍が期待されている選手です。

 

 

 

佐藤早也伽選手の目標はマラソン。

しかし東京五輪へは1万メートルでの出場も目指すとの報道も。

news.yahoo.co.jp

 

 

さて、ここからが今回の本題。

 

佐藤選手と1万メートルで思い出されるのが、

去年12月に行われた日本陸上選手権10000m。

以前にこちらの記事でもお伝えしました。

ichiashi.hatenablog.com

 

チームメイトの新谷選手が日本新記録で優勝したこのレース。

その立役者が佐藤選手でした。

なんと新谷選手のために2000mまで佐藤選手がペースメークしたのです。

佐藤選手もこのレースの結果いかんではオリンピック出場に大きく前進できたのにもかかわらず!

 

このあたりのいきさつについては、是非こちらの記事をご覧ください。

なかなか考えさせられます。

そして新谷選手と抱き合う佐藤選手の表情が印象的です。

real-sports.jp

 

結果、佐藤選手は31分30秒19で3位。

自己ベストを30秒近く更新し、東京五輪参加標準記録31分25秒00にあと5秒と迫りました。

 

さて、これをどう見るか。

ペースメーカーを引き受けたからこそ参加標準記録にあと5秒まで迫ることができたのか。

それとも最初から自分のペースで走っていればもっといい記録が出せていたのか。

 

どちらだったのかは分かるはずもありませんが、

その答えがもしかしたらわかるかもしれないのが、

今から2か月後に行われるこの大会。

 

第105回日本陸上競技選手権大会・10000m

www.jaaf.or.jp

2021年5月3日(月)
静岡県小笠山総合運動公園 エコパスタジアム

 

この

日本選手権10000m

東京オリンピック代表選手選考会となっており、

おそらく佐藤早也伽選手が出場してくるものと思われます。

今度は自分の1万メートルでのオリンピック出場をかけて走るこの大会。

佐藤選手が一体どんな走りを見せてくれるのか、今からとても楽しみです。

そしてマラソンの補欠に選ばれている松田瑞生選手の出場があるのかどうかも気になりますね。

 

 

楽しみすぎて、当日は実際に現地まで観戦に行きたいぐらいなのですが、

あいにく私はそのころ本州縦断フットレースで新潟から富山にかけて走っている予定。

みなさま、ぜひ私の分も日本選手権10000mを楽しんでください。

ichiashi.hatenablog.com

 

 

佐藤早也伽選手、オリンピック出場目指してがんばってください!

note.com

 

 

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東京オリンピックマラソン代表の補欠順位と松田瑞生選手☆20210319

 

私が最近気になったスポーツニュース。2回目の今回は

「東京オリンピックマラソン代表の補欠順位について」

を取り上げます。

 

とその前に、まずは先日開催されました

名古屋ウィメンズマラソン2021

優勝は松田瑞生選手。

f:id:ichiashi:20210318040754j:plain

(写真はダイハツ公式サイトより転載)

www.daihatsu-trackandfield.jp

 

レース途中から独走しての圧勝。

にもかかわらずレース直後には「ふがいない走り」「去年の自分を超えられなかった」と悔し涙を見せた松田選手。

1年前のこの名古屋で、一山選手に自分の記録を上回られオリンピック代表を逃してしまった悔しさ。

その悔しさを、この大会で「去年の自分を超える」ことで晴らそうとしたものの、結果わずかに及ばす。

この大会に並々ならぬ気持ちで挑んでいたからこその今回の悔し涙でした。

news.yahoo.co.jp

 

翌日には笑顔で会見。

祝福メールに「何か伝えられるものがあったんだと思って、うれしかった」とのこと。

そりゃあもう、伝わりますとも。

あれだけの走りとインタビューで語られた言葉。

私の心にもしっかりと響きました。

news.yahoo.co.jp

 

 

ではここから本題に。

この名古屋での松田選手の快走を受けて、

瀬古プロジェクトリーダーが

「(五輪代表補欠について)順番はまだ。最終エントリーまでは様子を見たい。」

と発言したとのこと。

 

東京オリンピック女子マラソン代表は

前田穂南、鈴木亜由子、一山麻緒の3選手。

そして補欠として

小原怜、松田瑞生の両選手が選出されています。

 

補欠順位は1番手が小原怜。2番手が松田瑞生。

これは2019年9月のMGCの結果を受けてのもの。

そして代表選手に何かあった場合には補欠1番手を優先。

1番手よりも2番手の方が状態が良ければ2番手に、

ということのようです。

 

これはまた揉めそうだな、というのが私の正直な感想です。

「状態の良い、調子の良い方を選ぶ」というのは確かに

「チームジャパンとして結果を残す」という意味で正しい選択だと思います。

柔軟性があって臨機応変な対応ができていて素晴らしいと評価できます。

 

しかし選手の立場、心情としては中々納得できないところもあると思います。

特に小原選手。

今回の名古屋ではいい結果が残せませんでしたが、元々大会前の時点であまり万全の状態ではなかったとのこと。

大会前に「この大会の結果で補欠順位を決定する」と明言されていれば、その大会までの調整も含めての結果として受け入れられると思うのですが、今回については後出しされたような気持ちではないでしょうか。

 

また松田選手についても、これだけの走りをした5か月後にもう一度マラソンを走るというのは、体にだいぶ負担がかかるのではないかと心配になってしまいます。

それともう一つ、1万メートルでのオリンピック代表挑戦との兼ね合い。

1万メートルの代表は今後の選考会で決定されますが、マラソンの補欠であっても1万メートルに挑戦することはできます。

しかしながら松田選手は1万メートル代表よりもマラソンの補欠を優先するとのこと。

 

 各選手いろいろ難しい判断が迫られるところがあると思いますが、できるだけ選手が納得できる形で最後はまとまってほしいと思います。

news.yahoo.co.jp

 

news.yahoo.co.jp

 

 

次回は積水化学の佐藤早也伽選手について取り上げる予定です。

お楽しみに。

news.yahoo.co.jp

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2013「柴又100K」ウルトラマラソン初挑戦!(後編)★20130601

 

前編、中編はこちらから。

ichiashi.hatenablog.com

ichiashi.hatenablog.com

 

 

45キロ地点のレストステーションを後にした私。

 

途中棄権の誘惑を振り切りゴールを目指すものの、想定ペースより遅れ、しかも体はすでに疲労でいっぱい。

制限時間に間に合わせるためには走らなければならないのだが、走ることができず、早歩きで前に進む。

 

ゴールまでまだ残り半分もある中、かなり厳しい状況。

しかし、そんな私にはひとつの心の拠り所があった。

 

それはこの大会に向けて行ってきたこれまでの練習。

特に4月の60キロ走と5月の70キロ走だ。

 

4月の60キロ走では、目標の1キロ7分ペースできっちり60キロを走り通すことができた。

これは100キロ完走に向けてとても自信になった。

 

そして5月の70キロ走。

実はこっちは失敗に終わっていた。

40キロで疲労で走れなくなったのだ。

そのためその日はそこで練習を辞めようかと思ったのだが、練習後特に他に予定もなかったため、とりあえずそのまま歩き続けてみることに。

するとどうだろう。

20キロばかり歩いたところで体力が回復してきたのを感じ、そこから残り10キロはなんとしっかりと走ることができたのである。

結果、当初の想定ペースからそこまで遅くならずに70キロを走り終えることできた。

これは本当に驚きだった。

途中で歩いてしまったらもうおしまいだとばかり思っていたが、そんなことはなく、歩き続けていればまた走れるようになるのを身をもって経験できた。

70キロ走としては失敗だったが、100キロのための練習としては成功だったのだ。

 

このときの経験から、きっと今回も、

『今はきつくてもまた絶対に走れるようになる。』

そう信じて前に向かい歩き続ける。

 

 

55キロ地点通過。

 

65キロ地点通過。

 

『おかしい。』

20キロ歩いたのに、あの時のようには体力が回復してこない。

疲労の度合いが大きいのであろうか。

しかしこのまま歩き続けていたら制限時間に間に合わなくなる。

 

『もう走るしかない。』

幸いなことに日も陰り、走るには絶好のコンディション。

時刻は17時。

残り35キロ、残り時間は5時間だ。

覚悟を決め走り出す。

 

 

80キロ地点通過。

時刻は19時。

辺りはすっかり暗くなる。

ただコース上の所々には投光器の光が。

その光を目指して懸命に進む。

 

何回も何回も時計を見て、残り時間を確認する。

時間は刻一刻と過ぎていくのに、残りの距離は一向に減らない。

途中何度も歩くものの、またすぐに走り出す。

進むしかないのだ。

 

 

ふと遠くに明かりが見える。

『提灯!? ゴール地点だ!』

スタート時にはわからなかったが、ゴール直前のコース脇には提灯が並び、明かりが灯されている。

ついに12時間前にスタートした場所、ゴール地点に戻って来られた。

思わず涙が込み上げてくる。

 

しかしまだだ。実はここは90キロ地点。

このゴールを横目に見ながら、5キロ先の折り返し地点まで行き、再度戻ってきてようやくゴールとなるのだ。

 

あと10キロ。

今のペースでは制限時間ぎりぎり。

でもこれ以上速くは進めない。

ゆっくりながらも必死で進む。

 

 

5キロ先の折り返し地点が全然やってこない。

普段の練習では5キロなんてあっという間なのに、この日ばかりはものすごく遠い。

 

ようやく折り返し地点に到着。

残り5キロ。残り時間53分30秒。

早歩きでも間に合うところまできたが、もし最後にトイレに行きたくなったとしたら間に合わない。

まだ油断はできない。

必死で進む。

 

 

残り2キロ。残り時間29分。

『やった。もう大丈夫だ。』

ここでようやくゴールを確信。

 

ゴールの提灯が近付いてくる。

本当にきれい。

 

そして21時51分。

ゴールに到着。

f:id:ichiashi:20210307180707j:plain

『よかった、間に合った・・・。』 

 

制限時間の9分前になんとか無事にゴール。

 

そして欲しくてたまらなかった100キロウルトラマラソンの完走メダルをかけてもらう。

f:id:ichiashi:20210313170409j:plain

 

やった!とかうれしい!というよりも、ゴールできた安心感で胸はいっぱい。

 

けれども完走賞のオリオンビールを受け取ると、迷わずその場で飲み出してしまう私。

それを見ていた隣の人が「死んじゃう~。」と一言。

やっぱりうれしかったんでしょう、私。

 

 

そのまま最高の気分で帰宅。

ものすごく疲れているのにもかかわらず、頭は興奮状態。

翌朝すっかり明るくなるまで全く眠くなりませんでした。

土曜日開催の日曜休みでよかったです。

 

こうして私の初めての100キロウルトラマラソン挑戦は幕を閉じました。

 

 

記録:13時間50分26秒(ネットタイム)

 

f:id:ichiashi:20210307180722j:plain

 

 

 

東京江戸川ウルトラマラソンについてはこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

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名古屋ウィメンズマラソン2021の感想。松田選手の涙の理由とは?☆20210315

 

昨日3月14日、

名古屋ウィメンズマラソン2021

が開催されました。

f:id:ichiashi:20210313161355j:plain

womens-marathon.nagoya

 

 

優勝は

松田瑞生選手。

ホント、強かった~。

そしてこの大会、本っ当におもしろかった!!

 

レース展開が意外だったし、ゴール後の松田選手の涙のインタビューで明かされたこの大会への思い。

なるほど、そういうことだったのか!

とそこで私は初めて、今回のレース展開と結果を生み出した最大の理由に気付かされることとなります。

 

というわけで今回は、レース展開と松田選手のゴール後のインタビューをもとに、

私なりにこのレースを分析、解釈してみたのでそれをお伝えします。

 

まず、今大会の最大のポイントは強風

 

スタート前からすでに風が吹き荒れ、レース中ずっと強風予報。

これでは当然記録は狙えません。

目標を優勝のみに切り替え、序盤のペースは予定より遅くししばらく様子見。最後勝負どころでスパート。

私ならこんなレースプランを考えます。

 

しかしそれを打ち破ったのが松田選手。

スタート直後からペースメーカーに横並びで走り、ペースを上げるようプレッシャーをかけます。しかも隣はダイハツのチームメイトで後輩の上田選手。

先輩の意図を察した上田選手はペースを上げ、強風の中レースは序盤から想定より速いペースで進みます。

 

結果第一集団は4人。ほどなくして松田選手と佐藤選手の2人だけに。

それもそのはず。持ちタイムは松田選手が1人だけ2時間21分台と抜けています。

得意のスピード勝負に持ち込みライバルを一気にふるい落とすと、中盤で佐藤選手も振り切り独走態勢へ。

そしてそのままゴール。松田選手圧勝!

勝負を決めたポイントは、

強風の中あえてスピード勝負に持ち込んだ松田選手の巧さ、か・・・。

 

と最初は思ったのですが、ゴール後の松田選手の泣いている様子がどうもおかしい。

優勝したうれし泣き、ではなくどこか切ない感じ。

すると直後のインタビューで松田選手はなんとこう話したのです。

 

「今日は自分を超えられず、ふがいない走りに終わってしまい、本当に申し訳ございませんでした。」

 

今回のタイムは2時間21分51秒。

ゴール後の涙は自己ベスト2時間21分47秒を超えられなかった悔し涙でした。

 

そこで私は松田選手のこの大会への思いに気付かされました。

松田選手は最初から自己ベスト更新だけを狙っていたんだなと。

 

ペースメーカーに横並びで走ったのも、スピード勝負に持ち込みたかったわけではなく、自己ベスト更新を狙うにはもっとペースを上げる必要があったから。

吹き荒れる強風も他の選手も関係なく、ただただ自己ベスト更新だけを狙って走っていたんだなと。

 

そしてそれは、一年前にあと一歩で届かなかった東京オリンピック代表の座。

その悔しさを、去年の自分を今日超えることで晴らそうとしていたのではないか。

だからこそのレース後のあの悔し涙だったんだろう。

 

私はそう感じました。

今日参加した選手の中、ただ1人別のところを目指し、強風の中あと一歩まで迫った松田選手。

松田選手は強かったです。

 

www.rikujyokyogi.co.jp


 

 

そして私が優勝予想していました佐藤早也伽選手。

結果は2時間24分32秒の2位。

自己ベスト更新ならず。

 

ですが、よくやったと思います。

タイムは今日は仕方がないです。

それよりも、去年そして今年と、2回続けて好タイムでマラソンを走れたことが何よりの収穫だと思います。

簡単そうに見えて、実際にできる選手は少ないものです。

これからもっと経験を積めば、さらに伸びることでしょう。

今後がもっともっと楽しみになりました。

 

 

最後に、今回ペースメーカーを務めた6選手の皆さんも、

予想外のハイペースの中で走ることができていい経験になったことと思います。

来年は選手として出場し、いい成績を修められるといいですね。

 

ペースメーカーは今後も国内選手でいいのではないでしょうか。

選手の経験になるし、所属企業の宣伝にもなりますから。

今日のレース序盤、ペースメーカーが3人並んで走っている姿は格好良かったです。

 

 

大会に参加された皆様、どうもお疲れ様でした。

ゆっくり休んでください。

 

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名古屋ウィメンズマラソン2021の優勝予想と見どころ紹介☆20210313

 

いよいよ明日3月14日に開催!

名古屋ウィメンズマラソン2021

f:id:ichiashi:20210313061841j:plain

womens-marathon.nagoya

 

当記事では今大会の見どころ、注目選手をご紹介!

そして私の優勝予想もお伝えします。

 

まずは注目されておりました、

東京オリンピック代表の鈴木亜由子選手。

残念ながら故障のため欠場となりました。

news.yahoo.co.jp

これは仕方がありません。

オリンピック本番まであとたったの5か月ですからね。

しっかりと調整して万全の状態でオリンピックに臨んでほしいです。

 

 

鈴木選手の欠場は残念ですが、

今大会の見どころはまだまだたっぷり!

今後の活躍が期待されるランナーが多数出場します。

 

まずは

松田瑞生選手(ダイハツ)。

去年1月の大阪国際で自己ベスト更新の素晴らしい走り。

オリンピック代表の座をつかみかけたものの、3月の名古屋で一山選手に奪われてしまいました。

その悔しさを胸に、走り続ける松田選手。

今大会での走りに注目です。

news.yahoo.co.jp

 

そして

小原怜選手(天満屋)。

MGCでは鈴木亜由子選手にわずか4秒届かず、東京オリンピック代表ならず。

さらに前大会のリオオリンピック代表はなんと1秒差で敗れ、代表を逃しています。

意外なことに、マラソンでの優勝はまだない小原選手。

今大会で初優勝を目指します。

news.yahoo.co.jp

 

ともに東京オリンピック代表補欠の松田選手と小原選手。

両選手の悔しさをバネにした意地の走りに注目です!

 

 

そしてこの両選手に挑むのが

佐藤早也伽選手(積水化学)。

去年のこの大会が初マラソンで、2時間23分27秒の好タイムで5位。

去年12月には1万メートルで自己ベスト更新。

現在伸び盛りの佐藤選手。

今大会でもさらなる成長を見せられるか。

news.yahoo.co.jp

 

 

優勝争いはやはりこの3選手が中心になるでしょうか。

そして気になる優勝者。

私の予想はズバリ、

佐藤早也伽選手

です!

 

宮城県大崎市出身で東洋大学卒。現在は積水化学に所属。

2019年には全日本実業団ハーフマラソンを優勝するなど急成長。

去年の初マラソンを経て、今大会では優勝もいけるのではないかと期待しております!

news.yahoo.co.jp

 

 

 

さらに注目選手はまだまだ。

現在プロランナーとして活躍している岩出玲亜選手。

10代での初マラソンで注目を集め、MGCにも出場した実力者です。

news.yahoo.co.jp

 

リオオリンピック代表の伊藤舞選手。

大けがを乗り越えたベテランランナーの走りにも注目!

news.yahoo.co.jp

 

 

他にも有名選手、そして実力ある市民ランナーが続々出場します!

MGCにも出場したスターツ上杉真穂選手。

学駅伝でも活躍したダイハツ大森菜月選手。

などなど。

エントリーリスト

はこちらから↓

www.jaaf.or.jp

https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1517-4.pdf

 

 

そして明日はエリートの部だけではなく一般の部も開催されます。

大会の開催がどうなるのかはっきりしない時期も長かったですが、それらを乗り越え迎える明日の大会。

この日のために積み上げてきた練習、これまでの毎日の日々を、明日の大会に全部ぶつけてほしいと思います。

きっと良い結果が出る。そう信じています。

 

www.youtube.com

 

名古屋ウィメンズマラソン2021

2021年3月14日(日) 9:10 スタート!!

 

2013「柴又100K」ウルトラマラソン初挑戦!(中編)★20130601

 

前編はこちら↓

ichiashi.hatenablog.com

 

いよいよスタートした

「2013年 第1回 柴又100K」

tokyo100k.jp

 

「コース」

江戸川河川敷の柴又公園をスタートし、江戸川沿いに北上。

埼玉県を通り過ぎ茨城県五霞町まで。そこで折り返しスタート地点まで戻ってくるコース。

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今回の私の目標は、制限時間となる14時間ぎりぎりでのゴール。

フルマラソンまだわずか2回完走と経験も浅く、実力も自己ベスト4時間8分とまだまだ。

そんな私の100kmウルトラマラソン初挑戦。

 

想定ペースは以下の通り。

・45キロまで1キロ7分ペース。5時間15分。

 (これに、給水やトイレで10分プラスして5時間25分。)

 (さらに45キロ地点のエイドで5分休憩。5時間30分。)

・60キロまで1キロ7分ペース。7時間15分。

・70キロまで1キロ8分ペース。8時間35分。

・80キロまで1キロ9分ペース。10時間5分。

ここまで来れば、残り20キロを1キロ10分ペースで進んでも13時間25分。

途中、給水やトイレ等で30分時間を使うことができる。

 

ポイントは60キロまでを1キロ7分ペースで行くこと。

そうすれば後半だいぶ余裕ができる。

そしてそれは、事前の60キロ走の練習で実際にクリアできていたペースだ。

 

『大丈夫、行ける。』

そう思い、走る私。

f:id:ichiashi:20210307180648j:plain

最初の5キロが33分。次も33分。

想定の5キロ35分より少し速い。

どうしようか迷ったが、この後暑くなることが予想されたので、今のうちに距離を稼ぐのはアリかと思い、このまま行くことに。

 

1キロ6分35秒ぐらいのペースで進み、25キロ地点を通過。

『何かおかしい。』

この辺りから異変を感じ始める。体が重い。疲労だ。

まだ30キロもいっていないのに。

『暑さだ。』

梅雨入り前の東京。

雲一つない快晴。

自分が感じている以上に暑いんだろう。

そしてたまらず30キロ手前で早くも歩き出してしまう。

 

『マズい。』

歩きながら頭の中はパニック。

まさか30キロも行かないうちに歩くことになってしまうとは。

想定ペースからどんどん遅れていく。

しかし今ここで走ったら、とても最後まで体がもつとは思えない。

仕方なく、歩きと走りを混ぜながら進んで行く。

 

『とにかくまずは45キロまで。』

そう思い、懸命に進む。

45キロ地点には今大会最大のレストステーションが用意されている。

そこでレースプランを立て直す算段だ。

歩きながら、頭の中でレストステーションでのシミュレーションをする。

予定よりも遅れているので、のんびりしている暇はない。

手早く給水、給食を済ませ、コースに復帰しなくては。

幸い、他のランナーもおそらく制限時間を気にしているだろうから、その雰囲気に合わせ、とにかく早く。

そんなことを繰り返し考える。

 

 

そして辿り着いた45キロ地点の五霞町レストステーション。

そこでの光景に、私は目を疑った。

 

 

 

みな、の~~んびり、しているのである。

 

ある人は仰向けに寝っ転がり、

またある人は仲間どおし座り込んで、楽しく飲んで食べてといった具合。

まるでここがゴール地点かのような、穏やかな雰囲気。

時が止まったかのよう。

 

思わずあっけにとられ、立ちつくす私。

 

素早く立ち去るつもりが、ミニトマト、オレンジを手に取ると、その場の空気に飲まれ、とうとう空いている場所に座り込んでしまう。

『どうしてみんなこんなにのんびりしているんだろう?』

頭の中はますますパニック。

ここから走って巻き返すのであろうか。

 

時間を確認する。

「5時間41分。」

すでに予定を11分オーバー。

そのうえ、疲労もかなりのもの。

ゴールへの気持ちがどんどんしぼんでいく。

 

ふと、このレストステーション脇に停められている観光バスが目に入る。

『なんでここに観光バスが?』

そう思った瞬間、はっと気付く。

『回収バスだ!』

ここ45キロ地点は関門になっており、制限時刻を過ぎるとリタイアとなる。そのリタイア者を乗せるバスなのだ。

 

 

バスに乗った場合のことが頭に浮かんでくる・・・。

 

この暑い中、冷房の効いたバス。

あれに乗れば、最初にいたスタート地点まで勝手に連れて行ってくれる。

もう走る必要なんてない。

走る必要なんてないから、あとは今ここで飲み放題、食べ放題だ。

そしてバスの出発時間までのんびり寝っ転がっていられる。

辺りはのどかな景色。ピクニック気分。ちょっとしたいいバス旅行だ。

 

いいんだ。だってもう45キロも走ったし。

フルマラソン以上だよ?

充分すごい経験ができたじゃないか。

残りはまだ55キロもある。半分以上だ。

今からじゃもう無理だ。

ここまでよくやったよ・・・。

 

 

そんなことがどんどん頭に浮かんでくる。

刻々と過ぎていく時間。

『どうする?』

自分に問いかける。

 

 

ゆっくり立ち上がると、コースに向かって歩き出す私。

『このままずっとここにいたい。』

そんな気持ちで心はいっぱい。それでも前に進む足。

後ろ髪を引かれる思いだったが、

『行けるところまで行こう。』

意を決しコースに戻る。

 

と、その時、

「がんばって~!!」

と声援が。

現地の人からの応援だ。

今まさにコースに戻り進み始めようとした私に、この上ない、いいタイミングでの応援だ。ありがたい。心に響く、届く応援とはこのことか。

『やはりなんとしてでもゴールまで行かなくては。』

 

ゴールに向かって進み始める。

 

残りは55キロ。

 

 

「2013「柴又100K」ウルトラマラソン初挑戦!(後編)」に続く。

ichiashi.hatenablog.com

 

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